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アニア

レビュー

 

▼アニア ASシリーズ レビュー

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アニア
AS-05
ワシ(ハクトウワシ)
アニア
AS-15
ユーラシアカワウソ
(水に浮くVer.)
アニア
AS-35
レッサーパンダ
アニア
AS-16
クジャク(インドクジャク)
アニア
AS-21
アシカ
アニア
AS-28
フラミンゴ
 

■アニア AS-16 クジャク(インドクジャク)

2022年12月22日発売 / 715円(税込)
2022年ラストに発売されたアニア。
「AS-16 コビトカバ親子」と入れ替わりでラインナップされました。

「AS-28カメレオン(エボシカメレオン)」が同時発売で、
この月のアニアはギミック重視のラインナップとなっているぞよ。

いつもの緑パケ。

小学館の図鑑NEOのイラストが載っている。
この絵は非常にリアルなのだが、中身のフィギュアは割と玩具然としている。
アニアはリアル造形の時と玩具っぽい時があるぞよね。

その代わりにこのクジャクさんはギミックがとても面白く、動きによって動物の特徴を体感する事が出来るのだ。
小学館の図鑑NEOと合わせれば死角無しの立体玩具図鑑と言ったところだろう!

おまけの図鑑カード。
衝撃の事実!
クジャクさんはトカゲも食べる!!

アニア・インドクジャクさん。

インドやスリランカに分布する代表的な孔雀で、インドの国鳥でもある。
クジャクで最も特徴的なポイントと言えば、やはりオスの成鳥の尾羽だろう!
150枚もの発達した尾羽は不思議な光沢を持ち、メスへ求愛する時にはこれを扇の様に広げ、大きな声で鳴く様は豪華絢爛である。
意外にもペットとして流通しており、動物園などで放し飼いにされている光景もよく目にするぞよね!!
図鑑カードにもあるけど、日本では逃げ出した飼育個体が沖縄などで定着し、トカゲなどの固有種を食い荒らす為、
外来種として脅威となっているらしいぞよ・・・。
にんげぇんっ・・・おろかなりっ!!

このアニア版においては、特徴的な尻尾をプラスチック板パーツで再現しており、
見た目は玩具然としているが、他にはないギミックを備えている。

おしり。

トップ。
クリア成型色の板に特徴的な孔雀尾の目玉模様がプリントされている。

ボトム。
台座は本体と一体となっており、外れません。

くいっ!
アニアクジャクにしかない驚異のギミック!!
まずは尾羽を持ち上げて、これを扇の様に開いてゆくと・・・。

なんと!
オスの求愛ポーズを再現できてしまう!!
これが再現できる玩具はなかなかあるまいっ!!

なんだか玩具然とした構造はこのギミックの為だったんですね〜。
生物フィギュアとしては、本物と比べると目の周りの白い模様が再現されておらず、印象が異なる。
翼周りの塗装も簡易的だし、そもそも尾羽を開いた時のシルエットが本物と違うじゃないか!
という文句もあろうが、他にないギミックが面白いし、アニアに孔雀をラインナップしようという気概が楽しいじゃないですか〜。

翼閉じモード。
この姿も結構カッコイイ。
目の周りにうっすらモールドがあるし、もしかしたら白く塗る予定もあったけどコストの都合で簡易的になったのかもしれないぞよな。
腕に覚えのあるおたくは塗ってみても良いかもしれない。
でも、この円らなおめめも可愛いぞよね。

求愛モード。
ぐっと情報量が増して見栄えが良くなる。
このギミックでなんとかジュラパ版ディロフォサウルスも出してくれんか・・・っ!?

ちなみにぞよけど、この美しい尾羽はオスの特徴なので、このアニアはオスのすがたぞよ。
そしてオスであっても、冬は地味な尾をしており、尾が美しい時期は繁殖期となる春と夏だけみたいぞよ。

ギミックが楽しいアニア・インドクジャクでした!
これはおすすめしたい1体ぞよね〜。


ぞよちゃんもちょっと飼いたい! 孔雀も(ちょっとだけ)出てくる「ばらむツ」をよろしくね!




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■アニア AS-21 アシカ

2014年4月発売 / ¥660(税込
2体セットで登場のアシカさん。
こちらは2023年現在すでに廃盤となっており、現在は同ナンバーとして
「AS-21オオカンガルー(2021年12月29日発売)」が通年販売中です。

販売終了商品なので基本的にはややプレ値で出回っているけど、
わたくしはビックカメラの通販で売っているのを目敏く見つけ購入したぞよ。

と言う事でまだ店頭在庫が残っているお店もあるみたい。

古い玩具なので箱がぼろぼろだ・・・。

防犯タグも貼られていた。
わたくしはアニアの箱も可愛いと思っているので、出来れば綺麗なのが欲しかったが、仕方がないぞよね。

ふろくの図鑑カード。
分類がネコ目となっているけど、専門的には()の通り食肉目だ。
その名の通り肉を食べる生物と言う意味の「Carnivora」の訳だが、
これを1988年に文部省は代表的な種類を冠して「ネコ目」と訳したのだ。
一見するとアシカもねこちゃんの仲間ぞよか〜?となってしまうぞよね!
食肉目の方がわかりやすくないかー!?

廃盤アニアのアシカちゃんです。

2体セットだけど特に親子表記は無い。
でもわたくしはお母さんと子供だと考えているぞよ。
おろかなにんげんどものおうちではどうですか。
親子ぞよか?
兄弟ぞよか?

結構あっさりした造形だけど、グラデ塗装に微妙に光沢のある表面がそれっぽい。
円らなおめめも可愛いね。

アシカはアシカ科の海洋哺乳類の総称だが、どこからどこまでアシカなのか?
その定義は諸説あるみたいぞよ。
この言葉の語源となった元祖アシカであるニホンアシカは既に絶滅しており、
現在動物園で見られる所謂アシカは全てカリフォルニアアシカらしいから、このアニアもカリフォルニアアシカぞよね。

おしり。
もともとは日本全国の沿岸部に住んでいたと思われるニホンアシカ。
江戸時代には幕府によって禁漁とされていたというから驚きだ。
昔の人にもかわいい生き物を大事にする心があったぞよね!
しかし、幕府が倒れ元号が明治に代わると、皮と油を取るため乱獲が始まった!
油は石鹸などに加工され、まずい肉や骨は肥料となる・・・警戒心の薄いアシカは面白いように狩られていき、
やがてニホンアシカは絶滅してしまったぞよ・・・。
にんげんっ
おろかなりっ!!

このなまめかしいシルエット!
三本おひげも可愛らしいね。
アシカの特徴である耳たぶもきちんと造形されている。
よく似た生き物だと、オットセイにも耳たぶがついているが、アザラシにはないのだ。

トップ。
短い尻尾がかわゆい。

おなか。
もちっとしている。

アニアはワンギミック付きの動物フィギュア・・・と言う事で、このアシカも親アシカのみ可動ギミックがあります。
腕が付け根でロールする他、

この様に体の軸がロール可動し、大きく姿勢を変える事が可能!

ぺたんと伸びてみたり。

大きく前にそらせてみたり。

この可動ギミックを活かして、泳ぎポーズで飾る事もできちゃうのだ!!

さまざまな表情を見せるアシカのアクションフィギュアとなっています。

現在では廃盤となったアシカ親子。
玩具屋さんで見かけたら絶滅する前に是非保護してあげよう!!



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■アニア AS-28 フラミンゴ

2016年12月28日発売 / ¥715(税込
2羽セットでアニアに登場のフラミンゴさん。

パケ裏には小学館の図鑑NEOのイラストが掲載されています。
結構フィギュアのイメージともあっている。

こちらは2022年12月に「アニア AS-28 カメレオン(エボシカメレオン)」と入れ替わっており、
廃盤となっていますが、2023年現在も店頭在庫で購入可能。
無くなる前に確保しよう!!

公式通販のタカトミモールだと既に売り切れだけど、
「アニア フラミンゴの群れセット(フラミンゴ×12)」という冗談の様な合わせ買いメニューがあったので、
在庫の消費が激しかったのかも・・・?(そもそもぽちった人いたぞよか!?

おまけの図鑑カード。

2羽セットで登場のアニア・フラミンゴ。
こちらは親子セットではなくどちらも同サイズのポーズ違いで群れセットといった趣。

フラミンゴとは鳥綱フラミンゴ目フラミンゴ科の総称。
パケ裏や図鑑カードによると、このアニアはそのうちのベニイロフラミンゴとなっています。

少しポーズの違う2体。
フラミンゴは塩湖やアルカリ性の湖の干潟など特殊な環境に生息する為、体温を水に奪われないよう片足で立つというが、
このアニアの1羽もそれを再現したポージングとなっている。

ベニイロフラミンゴはガラパゴス諸島などの島々に生息し、強いアルカリ性の水辺でも生活できる適応力を有する。
クシ状のクチバシを使って浮遊性の藍藻などを食べるが、
これに含まれるβ-カロテンやカンタキサンチンにより、鮮やかな紅色となるのだ!
この色素を摂取しない状態が続くと、フラミンゴは本来の白色に戻ってしまう。
するとかわいさも減るのか、不思議と白フラミンゴは異性と番わなくなってしまうというから、
動物園では色素の含まれる専用のエサを与えて紅色を維持しているという・・・。

鮮やかな目や特徴的なクチバシの模様なども綺麗に塗装されている。
グラデ塗装で情報量も増えており見栄えが良いぞよ!

昔の日本ではフラミンゴを火鶴や火烈鳥と書いたらしい・・・かっこよすぎでしょ。

今回も台座は足と一体化しており外れません。

アニアはワンギミック付きの動物フィギュア!
フラミンゴさんは首が付け根でロールします。

ポージング2パターンに加えて首可動により、様々な表情を見せる!
組み合せると群れの雰囲気を再現できるぞよ!
これは確かにいっぱい欲しくなるぞよね!!

フラミンゴ奥義・無限の舞・・・っ!!

アニア鳥類並べて〜。
今はなくなってしまったがその昔、フラミンゴのいるレストラン「メヒコ」がわたくしの住まう街の近所にもあったぞよ。
しかしその店舗はレットロブスターの跡地を改装したもので、肝心のフラミンゴさんが店内から見えにくく、ちょっと残念だった記憶がある。
思えばあの店のフラミンゴさんはあまり鮮やかでなく、殆ど白かった気がするのだが、
きっと色のつく餌を貰っていなかったのだろう!!
あ、あわれぞよーっ!!

絶版アニアとなったフラミンゴ。
フラミンゴと言えばポケモンSVで、
フラミンゴをモチーフとしたポケモン「カラミンゴ」が登場したので
フィギュアになったらぜひ並べてみたいところだ!
3月に新たな伝説ポケモン「テラパゴス」が発表されたが、このポケモンのシルエットがパルデア地方にそっくり。
スペインがモチーフのパルデア地方はテラパゴスの甲羅の上に築かれた大地であり、
ガラパゴス諸島もモチーフとしているのではないか!?

などと推理されているが、カラミンゴがガラパゴス諸島に生息するベニイロフラミンゴをモチーフにしていると考えれば、
色々繋がっている気がするぞよね!!(もっともスペインにも住んでいるらしいが
や〜、アニアとポケモンは勉強になるぞよね〜!



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■アニア AS-05ワシ(ハクトウワシ)

2019年10月24日 / 715円(税込)
アニアのレギュラーラインナップとして登場のハクトウワシ。
小サイズパケのASシリーズです。

様々な情勢不安のあおりを受けて、このASアニアも2022年に660円→715円に値上がりしています。
せ、世知辛いぞよ〜っ!!

いつもの可愛い緑パケ。

この箱も集めたくなるぞよね〜。

シリーズ共通仕様として、この様にベロを収納してフック型からトミカ風のパケに変形させる事ができます。

こちらもシリーズ共通仕様として、アニア図鑑カードが日本語版、英語版の2枚封入。
2枚あるので沢山集めれば神経衰弱とかもできるぞよね!
今回も「小学館の図鑑NEO」が出典のイラストが描かれており、フィギュアもこの絵に良く似ているので元になっているようだ。

アニア・ワシ
翼を大きく広げた勇ましい姿ぞよ!

北アメリカに分布する大型鳥類で、翼長は2mを超すというから恐ろしく巨大な鳥ぞよね!
水辺に生息し、主に魚類を捕食するばかりでなく、他の様々な生き物、動物の死骸なども食べるという。
そのシンボリックな姿から、インディアンは聖なる生き物と崇めていたぞよ!
アメリカの国鳥でもある!!

ASアニアは2体セットになっている事が多いが、このワシは結構ボリュームがある為1体封入だ。
代わりに木型の台座が付属し、ワシを掴まらせて展示する事ができる。

リアルさと安全性を兼ね備えた造形に、グラデ塗装などもされていて情報量多め。

翼は動きのついた造形でとても格好良い!

当然台座は着脱可となっています。

あんよ。

アニアはワンギミック付きの動物フィギュアシリーズ・・・と言う事で!
このワシもまた翼の付け根がボールジョイント接続となっており、可動させる事ができるのだっ!!

これが結構色々な表情を見せてくれるぞよ〜。

こんな風に滑空ポーズとかね!

もちろんこのまま木に掴まらせて飾る事も出来る。
遊べるフィギュアとなっております。

アメリカン・イーグルがアニアに降臨!!
2019年から続くレギュラーアイテム。
ストレートに格好良い人気枠と言ったところだろう!!



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■アニア AS-15 ユーラシアカワウソ(水に浮くVer.)

2018年12月27日発売 / 715円(税込)
こちらもレギュラーラインナップとしてロングセラーなASカワウソ。
水に浮くverとは一体・・・!?

やはり小学館の図鑑NEOのイラストが載っているが、カワウソの場合はあんまり絵と似ておらず、可愛さが強調された造形となっています。
絵は野性味が溢れており、フィギュアは水族館とかにいる毒の抜かれたカワウソちゃんといった趣がある。

シッポが動く!
首が動く!!
アニアは動かして遊べる動物フィギュアシリーズなのだ!!

イオンの玩具売り場で買ったら盗難防止タグがついていた。
パケに直接貼るのやめてほしいぞよよよよ・・・。

図鑑カードが2枚付属。
なんかいまひとつ情報量の少ない説明ぞよ!!

ユーラシアカワウソ。
このパケには2体入っている。

パケよりやや黒味が強い彩色ですね。
特に表記は無いけど大きさが違うので親子なのだろうか。

ちょっと塗装欠けが目立つが・・・写真には顕著に映ってしまっています。
小サイズフィギュアなので肉眼ではそんなに気づきません。
ま、綺麗な方が当然良いのだがっ!!

水辺に生息する可愛い生き物。
地域によってはカワウソを猟に使う事もあるというから、人間と関わりの深い存在ぞよね。
カワウソと言えば動物園や水族館の人気者と言ったイメージだが、
ユーラシアカワウソは上野動物園などで見られるみたいぞよね!
サンシャインにもいた気がしたが、あっちはコツメカワウソだった。

あんよ。

一時は環境破壊による減少や、害獣としての駆除が進んだために絶滅が危ぶまれたユーラシアカワウソ。
現在では回復傾向にあるともいう一方、この日本に住んでいた亜種のニホンカワウソは、既に絶滅したとされる・・・!
可愛い外見の裏にこの様な悲劇が隠されているのだ・・・。

トップ。

ボトム。

例によってワンギミック付きなので・・・

くいっ
大カワウソは尻尾がボールジョイント、小カワウソは首がロール可動します。

そして嬉しいおまけの浮き輪付き!
フィギュアと組み合わせて遊んじゃおう!!

アニアの水棲動物にはこの浮き輪がおまけについているのだ。

とっても可愛いぞよね〜。

ほんの1ギミックフィギュアだが、様々な表情を見せてくれる。

そしてそして!
このカワウソは「水に浮くver」と言う事で・・・
な、なんと・・・!
水に浮くッ!!

アニアの水棲動物の多くはこの「水に浮くver」という仕様となっています。
お風呂に持って入っても遊べるぞよね!!



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■アニア AS-35 レッサーパンダ

2018年10月25日発売 / 715円(税込)
通年販売ラインナップとして人気のレッサーパンダ。

「小学館の図鑑NEO」のイラストが載ってるけど、実に野性味あふれる姿で描かれている。
フィギュアは動物園で牙を抜かれた可愛いレッサーパンダちゃんと言った趣で、イラストが出典の造形という訳では無さそうだ。

首が動く!シッポが動く!
笹付き!(!?

パケボトム。

アニア図鑑カードが2枚付属。
サイズ感や食べ物が記載されているので生体のイメージが膨らむぞよ。

アニア・レッサーパンダ。
ポーズ違いの2体封入となっています。

とても可愛い造形だ!
あ、あざといぞよーっ!!

インドや中国の竹林に棲んでいる生き物で、とても可愛らしい姿をしているが、
おろかなにんげんどもの森林伐採に加え、病などで個体数が減少し、一部地域ではすでに絶滅しているという・・・!
動物園の人気者のイメージだが、自然界では苦労しているぞよね〜・・・。

もともとはこちらが「パンダ」と呼ばれていたが、
ジャイアントパンダの発見以降「パンダ」は白黒のジャイアントパンダを指す言葉になってしまい、
ややこしいので本来のパンダを「レッサーパンダ」と呼ぶ様になったらしいぞよ。

おしり。

ぽけ〜っとした表情が可愛い。
舌が出ているのが特に可愛いね。

トップ。

ボトム。

アニアは1ギミック付きの動物フィギュアなので・・・

首がボールジョイントで可動するほか、歩きポーズは尻尾もロールさせる事ができます。

そして何と言っても付属の笹!
2体とも足を少し持ち上げたポージングなのだが、この笹をふみふみさせる事ができるのだ・・・っ!!

笹を取り合って遊ぶレッサーパンダたち。
これがなんとも可愛らしいじゃないですか〜。

目はちょっと艶感のある曲面になっているので、丁度ハイライトが入って活き活きと見える。

この甘いフェイスがおろかなにんげんどもを惑わせる・・・っ!!
ほんの1ギミックフィギュアですが、様々な表情を見せるレッサーパンダとなっております。


ぞよちゃんも集めてる! 「ばらむツ」はアニアを(勝手に)応援しています!!



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