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バトル昆虫 カブトボーグ

レビュー

 

▼カブトボーグ レビュー

  •  ■令和に蘇りし伝説のバトルホビー!

コンテンツ

:人造昆虫カブトボーグ
■1
カブトボーグ
KB-03
アトラスオオカブト

■カブトボーグ KB-03 アトラスオオカブト

2023年4月29日発売 / 1650円(税込)
ボォォォォォグバトォォォォォッ!!
それは、熱きボーグバトラー達のたたかあぁぃっ!!
ボォォォォォオグバトォォォォォッ!!
それは人生の縮図、漢のロマンであるッ!!

あの伝説のバトルホビー・人造昆虫カブトボーグが令和の世に奇跡の復活!!
今、この地球に新たなる歴史が刻まれる・・・ッ!!
爆誕「バトル昆虫カブトボーグ」!!

「カブトボーグ」とは!?
2004年より発売された、相撲により勝敗を決するバトル昆虫メカ。
インターネットではこれを基にしたアニメ「人造昆虫カブトボーグ V×V」が有名である。
なぜこのアニメがおたく達の心を掴んだのか・・・カブトボーグを語る上でまずはその背景を知る必要があるぞよ!!
といっても、カブトボーグを知るために言葉は不要・・・まずは公式でアップされている1話をご視聴頂きたいッ!!
第1話「親父超え! 勇気のライジング・プロミネンス」!!
まるでキッズアニメ終盤を思わせる父と息子の決闘、最終決戦の趣すらあるバトルが何の説明もなしに展開される驚き!!
そう、カブトボーグは恐ろしく素っ頓狂なアニメなのである!!

電池不要!ビクトリーチャージで本能を覚醒せよッ!!
まるでホビーアニメのお約束を逆手に取ったようなパロディギャグ展開、
タカが外れた様なハイセンスストーリーに、見れば見るほど癖になる絶妙なキャラクターたち、などなど・・・
様々な要素からインターネットではキ〇ガイ(今こう言う言葉使っちゃいけないらしいぞよ)アニメの様に扱われてしまう事もしばしばあるが、
カブトボーグが今尚愛されるアニメである理由は、むしろこの逆にあるとわたくしは考えているぞよ・・・。
と言うのも、このアニメは破天荒でありつつも破綻している訳では全くないのである!
全52話きちんと連続性を持ったドラマが展開されるし、ただおふざけをしているのでなく、
ここで繰り広げられるのは人々の心を豊かにしようと言う精神のもとに、理詰めで作られているギャグなのだ!
カブトボーグは大変にユーモラスで知的なアニメと言う事ぞよね!!

インターネットに住まうおろかなにんげんどもの間では、
しばしば意味不明なクソアニメ的(わたくしはこの言葉が大嫌いぞよっ!!)の様に語られる事もあるカブトボーグ・・・
(前述の通りこれは誤りである)

玩具版カブトボーグが令和に復活するとの報が出た時も、「そんなの売れるのか?」との声があちこちで聞かれたが・・・
なんと、かつてのこの玩具・・・全世界で95万個もの売り上げを記録している大ヒット玩具なのだ!!
つまり、この地球上には95万個ものカブトボーグが存在していると言う事ッ!!
近年、過去のキッズ玩具の復活が密かなブームとなっているが、我らがタカラトミーがカブトボーグを放っておくはずはなかったのだ・・・
令和の復活は必然だったと言えるだろう!!

おろかなにんげんども、カブトボーグの背景、少しは理解出来たぞよか?
ともかく、かつて玩具が密かにヒットし、現代では異色の販促アニメだけが独り歩きして語られるカブトボーグが、
装いも新たに現代へ蘇った・・・こう言う事と理解して欲しいぞよ!

それでは早速新発売の玩具を見て行こう!!

あれ!?
中身がちゃんとブリスターだぞ!?
てっきり簡易梱包かと思いきや小さな驚きです。
これはパケごと綺麗に保管できるから嬉しい仕様ぞよね。

本体ほか、タイヤセットとシールが付属。
指定シールに加えて、自由に貼れるカスタマイズシールもついてきます。

タイヤにはSタイヤとLタイヤがあり、特にSタイヤは表裏で軸位置が異なる。
6輪ある軸にどうタイヤを組み合わせるか、それ即ちカブトボーグをどう歩かせるかに繋がり、戦略性を高めている。
これは旧カブトボーグから引き継いだ特徴ぞよ。

パケを開封し、ボディにタイヤを装着するだけですぐに遊ぶ事が出来るぞ!!
開封時もう一つ驚いたのは、なんとボディのラインとネームロゴがプリント済みだった事!!
てっきりシールを貼る仕様かと思ったので嬉しいサプライズだ。
やはりカブトボーグ同士が激しくぶつかり合う玩具なので、ここがプリントだと安心して遊べるぞよね!!

さらに付属シールを貼るとこんな感じ。
中ほどの黄色ラベルと後部側面のナンバーラベルが指定のシール部分となります。
ほか、自由に貼れるシールも複数付属するので、オリジナルの相棒カブトボーグを作れると言う訳だ。

これがカブトボーグ・アトラスオオカブトだ!!
フライホイール機構を備え、電池なしで走行するエコ・マシン!!
2XXX年、希少昆虫の絶滅を防ぐため、サイボーグ技術によって生み出された人造昆虫・・・
それがカブトボーグなのだっ!!(どゆこと!?

とりあえずSタイヤは中央軸を使用し、Lタイヤを真ん中に装着したスタンダードな姿に組み立ててみたぞよ。
どの軸位置をどの列に配置するか、左右の大小バランスはどうするか、それによってどんな動きが生み出されるのか・・・
これを考え出すとなかなか奥深い玩具ぞよ・・・。
何気にお顔のとこに目が造形されているのでちょっと差し色を塗装するとより格好良くなりそうです。

お尻から角までは約11cmサイズ。
ほんもののアトラスオオカブトの最大全長とほぼ同じと考えて良いから、リアル昆虫サイズと言えるだろう。
手のひらに乗せると意外なほどロボット虫ッ!!と言う感じでわくわく感MAX。
集めやすいサイズでもあるぞよね!

特徴的な3本角。
前述の通り黄色いラインと「KABUTOATLAS」のロゴはプリント済み。
定価1600円するだけあって結構豪華だ。

お尻にはフライホイール機構を搭載し、これがカブトボーグの動力源となる。
フライホイールとは弾み車の事で、お尻のチャージホイールを地面に押し付けて転がす事で、
その運動エネルギーを内部ギアが増幅し6輪タイヤの動力とするのだ。
カブトボーグにおいてこれを「ビクトリーチャージ」と呼ぶ!
そして、カブトボーグで戦う戦士の事を地球では古来より「カブトボーガー」、あるいは「ボーグバトラー」と呼んだ!!
ボーグバトラーのビクトリーチャージがある限り、カブトボーグは無限のエネルギーを得て戦い続ける・・・
カブトボーグはまさに、戦闘の為の永久機関なのだっ!!

アニメにおいてボーグバトラーの掛け声は「チャージ3回! フリーエントリー! ノーオプションバトルッ!!」が基本であった。
これはビクトリーチャージ3回、投げ方自由、オプションは無しで・・・と言うルールを宣言している。
令和においてビクトリーチャージは5回が基本回数と改められた。
新たなルール、新たな機体、新たな戦いが君を待つッ!!

ビクトリーチャージでカブトボーグが本能覚醒ッ!!
アトラスオオカブトの場合、角を振りながら力強く前進するぞ!!
旧カブトボーグと比べてギア構造がより洗練された結果、走行はかなりパワフル!
恐らくおろかなにんげんどもが考えるよりかなり力強い走りを見せるぞよ・・・これは驚きぞよね・・・。
障害物も乗り越えられるし、坂道もぐんぐん進む。
相撲バトルもより白熱したものとなった!!

攻撃タイプに分類されるアトラスの角にはスプリング機能があり、
これを相手のカブトボーグの下に潜り込ませ、勢いよく跳ね上げるのが基本戦術となる。
昆虫相撲を玩具に落とし込んだ形ぞよね。
これが思いがけずよくできているんですよ〜。
バトルホビーのこう言う仕掛けってコンセプト倒れというか、机上の空論である事もままあるじゃないですか。
言っちゃうとカブトボーグ同士を正面衝突させるだけの遊びなので、そんなに上手くギミックが作動しないんじゃないの?
と思いきや!!
流石は洗練された令和の玩具!
きちんと相撲バトルが発生します!

そこで重要になるのがこのオプションパーツ。
これは「リアパーツ」と言って、カブトボーグのおしりの装着する装備である。
アトラスオオカブトには「パーティカル」のリアパーツが付属する(現状はもう1種ホライズンのリアパーツと2種存在)

セット内容をフル装備にするとこんな感じ。

リアパーツ後部の突起が、公式バトルフィールドの溝に対応しており、公式フィールドだとより効果を発揮する。

構造上、タイヤが回転している間もチャージホイールは回り続ける。
そして、タイヤの回転よりもチャージホイールの回転速度の方が早い。
これがバトルに上手く作用します。

カブトボーグ同士が衝突すると、角のスプリングが弾けて両者がこの様に直立する。
するとリアパーツが地面に接地し、接触したチャージホールによってカブトボーグが直立のまま前方にダッシュするのだ!!
両者が立ち上がって激突する様を「スタンディングバトル」と言い、さながらほんものの昆虫相撲の様相を呈する!!

この様は公式のYoutube動画でも特集されているので、
おろかなにんげんどももぜひこの動画を見てみて欲しいぞよね!!
絶対絶対玩具が欲しくなるぞよよ!!
(この動画見たらレビューいらないじゃん)


タイヤの位置を変えてみたところ↑
接地面が変わるので変則的な動きが発生し、まるで波打つような走りを見せる。
これも虫っぽいのだ。


現状、オプションパーツは付属のリアパーツのみだが、
装甲にはオプションを装着する為のジョイント穴が設けられている。
ここにはタカトミ系玩具のパーツをつける事も出来る。
アースグランナーの武器や・・・、

ゾイドの兵器を取りつけて遊ぶ事もできちゃうぞ!!
チャージ5回! フリーエントリー! フリーオプションバトルだっ!!

A-Z兵器装着!!
ゾイドに対抗するために生み出された、アンチゾイドカブトボーグぞよ!!
今、新たな戦いが幕を開けるッ!!

シンプルにドリルだけと言うのも趣があって良いのだーっ!!

今、昆虫玩具が熱いッ!!
いきものガチャ業界を牽引するバンダイの「いきもの大図鑑」でもカブトやクワガタはメイン級だし、
ダイソーの「虫神器」も話題となった。
ゲームではムシキングの後継者とされる「カブトクワガタ」、特撮では「キングオージャー」など・・・
様々なジャンルが昆虫を盛り上げようと続々と商品展開する中・・・来ましたねッ
真打登場、カブトボーグが・・・!!
や〜、アニメ化が楽しみだな〜。

令和に復活!!
カブトボーグでした!
や〜、これはね〜、ほんとギミックが見事ですぞよね!
令和版としてブラッシュアップされており、非常に洗練されたバトル昆虫玩具となっています。
おろかなにんげんどもも一つは手に取ってみて欲しいぞよね〜。
おすすめー!



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