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特撮のDNA 東京タワーSOS

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怪獣イベント

  •  ■特撮のDNA 2022「東京タワーSOS」レポート

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■特撮のDNA 東京タワーSOS ゴジラ・モスラ・東宝特撮展(2022)レポート

やってきたぞ、東京タワー!
幾度も怪獣達の襲撃を受けた東京タワーに、2022年夏休み、特撮怪獣達がまたまた襲来!
その名も「特撮のDNA 東京タワーSOS ゴジラ・モスラ・東宝特撮展」!!

会期は2022年7月16日〜8月7日まで
東京タワーB1タワーホールにて開催。
怪獣の聖地・東京タワーでの催しと言う事もあり、期待が高まる・・・!

入場料金は一般1700円、小・中学生800円となり、前売券は1500円/700円。
ここで要注意なのが、一見安く見える前売券と便利そうに見える事前購入デジタルチケットは
システム手数料が取られる為、むしろ高くなってしまうというぽんこつ仕様な点。
混雑で入場制限という事態はまずなさそうなので、
展示を見学するだけであれば当日会場入口の自販機でチケットを買うのがベストでしょう!

東京タワーにゴジラ出現!
早速会場へ向かうぞよ!

入口には歴代ポスターがずらりと掲載。

会場に足を踏み入れるといきなり登場の「オキシジェン・デストロイヤー」
撮影用オリジナル、アップ・ショット用模型だ!
並んでいるのはゴジラの逆襲模型

いきなり登場の超破壊兵器・・・心がきゅっと引き締まりますぞよ!

初代ゴジラ造形に携わった利光貞三氏が後年に制作したゴジラ立体物。

製作段階ではG作品と呼ばれたゴヂラ台本や絵コンテ帖、初代映画フィルム、日本映画技術賞の楯など、
貴重な資料が並びます。

頭部模型と立像。

ゴジラスーツ 頭部メカニック
撮影用オリジナル(アップ・ショット用)

並び立つ歴代ゴジラ達!

検討用模型など。

SOSゴジラ 撮影用オリジナル
ミニチュアとしては特に大きな造形物で、ラストシーンで深海へと落とされたもの。

入口からずらりと並ぶゴジラ立体物。
ガラスケースを隔てて間近で鑑賞する事ができます。

こちらは本会場が初展示となる「ゴジラ対メカゴジラ(1974)」登場のキングシーサー像、
「メカゴジラの逆襲(1975)」登場のメカゴジラ2の足。
特にメカゴジラ足は公開から50年近くを経て劣化が進み、新素材に置き換えて展示しているスーツのオリジナルパーツで、
撮影に使われた当時のままの状態、補修前のものを展示と言う貴重な一品。

メカゴジラ2人工知能・撮影用オリジナル模型が並びます。

そしていよいよ登場!
メカゴジラ2 撮影用オリジナルスーツ!!

前述の通り展示に当たって一部改修されているらしく、とても綺麗な状態。

着ぐるみ展示はガラスケース等なく、間近で鑑賞可能!

正面から〜。

続いて平成期のゴジラシリーズ。

リトルゴジラ 撮影用オリジナルモールドより制作

VSゴジラ。

シンゴジラ関連もちょっとだけ展示。

デストロイア頭部&両手 撮影用オリジナル

GMKのタイトルバックのゴジラ&ギドラ表皮が展示されていました。

ゴジラ上半身スーツ 撮影用オリジナル

最強怪獣そろい踏み!

GMKゴジラ頭部 撮影用オリジナルモールドより制作

ラドン頭部模型。

ミニラ

バラゴン頭部 撮影用オリジナルモールドより制作

スペースゴジラ頭部。

隣にはビオランテも。

イケメンです。

そしてギドラコーナー!

白亜紀型キングギドラ 首ギニョール

正面から。

キングギドラ 首ギニョール 撮影用オリジナル

今回の展示物は過去の特撮のDNAでもお馴染みのものばかり。
グランドギドラとも久々の再会!


悪そう〜!

GMKキングギドラ 首ギニョール 撮影用オリジナル

お馴染みのダメージパーツも展示。

そして特撮のDNAの目玉のひとつ!
鎧モスラ・エターナル 撮影用オリジナル

もふもふが美しい・・・。

お腹側もじっくり見られちゃう。

本編では見られない角度も。

じっくり鑑賞できるぞよ!

貴重な実物資料だ!

ムビモンで出してください・・・!

レインボーモスラ 撮影用オリジナル / ゴジラスーツ

まるで決闘構図の様な展示!

モスラは背中側から見る事も。

大きく発達した背びれ。

東京タワー会場と言う事でモスラ関連は一応目玉と言えるでしょう。
(平成三部作モスラだけど)


こちらは「モスラ3」バージョンのレインボーモスラ。

「2」とは全体的に造形が異なります。

もふもふ。

もふもふアップ。

繊細な造形。

他、小物色々。

SOSモスラ幼虫 撮影用オリジナル
中に手を入れて操るタイプの着ぐるみ。

鎧モスラ、SOSモスラ幼虫 着彩検討用、バトラ頭部。

東京タワーにSOS幼虫出現!

こちらの鎧モスラは撮影用オリジナル。

羽化シーンの模型ですね。

正面から〜。

モスラ関連ポスター。

平成3部作ポスターも。

小美人&トランクケース 撮影用オリジナル

そして本会場の目玉!
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」(2003)をオマージュしたジオラマに、3式機龍が登場!

ここにもやはり3レインボーモスラ(撮影用オリジナル)がおり、夢の対決構図での展示!

大型ジオラマに立つメカゴジラ!

しかし、東京SOSなのになぜか中途半端に「ゴジラ×メカゴジラ」装備。

2018年の東京展ではバックユニットもフル装備だったし、
2019年の「ゴジラじゃない方展」ではSOSバージョンのフル装備で展示されていたのに・・・なぜ!?
その秘密はこの展示会ラストで明らかに・・・!?
と言う事で後述。


監督インタビューによれば、過去の展示では自重で沈みがちだったスタイルを、
今回はワイヤーで釣る事でベストな状態で展示しているとの事。
肩の武装が無いのはこの辺りも理由のひとつかも。

バックには東京タワーも!(しかし見切れている)
ゴジラ映画においては意外な事に東京タワーをゴジラが初めて破壊したのは「SOS」との事なので、
「SOS」へのフィーチャーは東京タワー会場としては当然なのだ!

様々な角度から鑑賞できちゃう!

機龍、雄々しく立つ!

めちゃくちゃな足元。

対するレインボーモスラ、やはり3バージョン。

こっちももふもふ。

見上げて〜。

おしり。

ジェットジャガー、VSメカゴジラ、合体モゲラ。
東宝メカ怪獣ヘッドたち。

天井には飛行形態のジェットジャガーも。

会場の様子。

パネル展示が近く、ガラスに映り込みが多い為撮影が難しい!

会場全体がこじんまりとしていたかも。

メカゴジラコーナーにはポスター展示も。

初出の3点。

平成コーナー。

モニターでは特撮の合成技術を紹介するムービーが流れていました。

館内は当然撮影自由!

全体としてじっくり見ても1時間あれば一周できる規模で、混雑もなくゆったり見て回る事が出来ました。

モスラコーナー。

ラドン、ミニラ、スペゴジの並び。

特撮における東京タワーの解説パネル。
モニターでは東京タワー繋がりで「サイバーコップ」の東京タワーのシーンが繰り返し流れていました。

ラスト付近にある「惑星大戦争(1977)」の撮影プロップほか、ヘルのヘルメット。
こちらも初出の展示です。

そして本展示ラスト!
コンセプト・プロット:手塚昌明 / デザイン:東京幻想 による
機龍生誕20周年記念、「機龍(メカゴジラ)/品川幻想」描き下しイラストが飾られていました。
このイラスト、よく見ると機龍がバックユニットを装備していない!
腕のパーツは0式レールガンの様にも4式レールガンの様にも見えるが・・・
ともかくジオラマの機龍はこのイラストに至る、復活した未来の機龍のイメージと解釈する事も出来る、と言う事でしょう!


隣には手塚昌明監督による描き下ろしエピソード「機龍幻想」も。
ゴジラ覚醒からの機龍復活、東京の壊滅と再生が描かれる「SOS」その後のストーリーは必見!

物販ではオリジナルグッズほかゴジラ関連グッズが販売されていました。

今回はパンフ(1500円)のみ購入。
21ページフルカラーで、東京タワーと特撮の繋がりから初代「モスラ」解説、
手塚昌明監督のインタビューと読み応えのある内容。
ただ、展示物は網羅されておらず、「品川幻想」や「機龍幻想」の掲載も無いのはやや残念!
特に「機龍幻想」は後々読めるところがなくなりそうなので掲載して欲しかったところ・・・。
会場を出る前に忘れずに写真を残しておくことをおすすめします!

入場特典として「特製うちわ」の配布がありました。
メインビジュアルをあしらったかっこかわいいうちわ。

猛暑が続きますから便利はアイテムではあるけれど、
入口で渡されるので邪魔にならない様にトートバッグなどを用意しておくと良いかもね。

フライヤー。
なんと今年の「特撮のDNA」は前後開催!
8月11日からはガメラ展になります。

今回の「ゴジラ・モスラ展」はね〜・・・わたくしは東京タワーの展示と言う事で、かなり期待して行ったのですが、
着ぐるみも見た事のある怪獣ばかりだったし、展示物も少ないし・・・正直な感想としては物足りないなと!
完全に2018年の「特撮のDNA・東京展」の小規模版だったし、2019年の「ゴジラじゃない方展」の方が着ぐるみがいっぱいいて楽しかった。
2019年夏の「造形師・村瀬継蔵 特別展」でモスラの大きな模型が新たに作られたというのがあったけど、
ああいうのも来るのかな・・・?とかちょっと期待していただけに(だって東京タワーだから・・・!)
それで言うと後半のガメラ展はクラファンで新造されたG1ガメラの着ぐるみやギャオスの修復が来ると言うし、
ギャオスの東京タワーの巣も初出のものがあるというから、むしろこちらの方が今回のメイン開催なのかもしれない。
わたくしは絶対に後半もいくつもりですぞよ!!

おまけ。
東京タワーのゆるキャラ・ノッポン兄弟。
なかなか可愛いじゃないか〜。

今回の「SOS展」は前哨戦に過ぎないのか・・・!?

後半「ガメラ展」へ続く!


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・合わせて読みたい!過去の怪獣イベントレポート!!

■2018 特撮のDNA・東京展/ 特撮大百科Miniゴジラ第2形態(蛇行)

【こちら】


■2019 ゴジラじゃない方展

【こちら】


■2019 特撮のDNA 〜平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮

【こちら】


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