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ポケモンスケールワールド 摘んだパケ編

レビュー

 

▼ポケモンスケールワールド レビュー摘んだパケ編

  •  ■ポケモンの世界を1/20スケールで再現する食玩フィギュアシリーズ

コンテンツ

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ポケモンスケールワールド
パルデア地方セット
 

■ポケモンスケールワールド パルデア地方セット

2023年12月25日発売 / 3630円(税込)
クリスマスに久々登場のポケモンスケールワールド一般販売パケ!
バンダイから発売のポケモンを1/20スケールで立体化する食玩シリーズぞよね。
食玩とは名ばかりで3000円以上するので
このパッケージは模型店とか電気屋さんの食玩コーナーなどを探した方が良いかもしれないぞよ。

パカっと開封すると単品販売版のパッケージが一つずつ入っている。
このシリーズ販売方法がややこしいのですが、毎回一般販売版はコンプセットとアソートボックスの二種類が発売されるのです。
今回の場合はひとつ605円のパケが6個コンプセットで入ったセット版3630円(税込)の他に、
まぜこぜアソートで10個入ったボックス6050円(税込)が同時発売。
お菓子売り場ではこのアソートボックスをばらしてひとつ605円で売っていると言うワケぞよね。
インターネットでボックスを買う時は高い方のアソート版を買わないように注意しよう!

各パケをひとつづつ揃えたいときはこちらのコンプセット版を買えばまるっと揃います。
中身も単品パケがそのまま入っているのでパッケージも揃いお得である。

わたくしはカントー編の途中で脱落してしまったのでレビューしていないが、
このパルデアセットに至るまでにもシリーズは続々発売されていた。

2023年8月発売「カントー地方 キョウ&ゴルバット&マタドガス」 6380円
9月発売「カントー地方 ナツメ&ユンゲラー&バリヤード」 6050円
12月発売 本商品
2024年1月発売「パルデア地方 ネモ&ラウドボーン&パーモット」 6380円
同1月発売「パルデア地方 ナンジャモ&ハラバリー」 6050円
2月発売「パルデア地方 ペパー&マフィティフ&パルシェン」 6600円
3月発売「カントー地方 カツラ&ギャロップ&ブーバー」 7480円
5月発売「パルデア地方 コライドン」 7920円
6月発売「パルデア地方 ミライドン」 7920円


販売スケジュールはこのようになっており、その間再販パケの受注もあった為、後追いファンにも嬉しい展開ぞよ。
新作は2023年12月発売の本商品を除いて全てプレミアムバンダイ&ポケセン限定受注の高額パッケージ。
一般販売版の前回発売は2022年12月発売の「カントー地方3セット」となっており、
この「パルデア地方セット」は実に1年ぶりの一般販売パッケージ!
どうりで久々だと思ったぞよ〜っ!
ポケモンスケールワールドはカントー地方ジムリーダーコンプを謳いカントー編を再開していたが、
本商品から突如パルデア編をリリースし始め、残るカツラが音沙汰なし・・・
と思いきや3月発売が決定したのでコレクターも一安心と言ったところでしょう。

それでは中身を見ていこう!
まずは「1.ニャオハ&ニャローテ」、こちらはニャオハ進化形の二体セットぞよね。
いつものガムが一粒付属します。

くさねこポケモンのニャオハは2cmサイズ、
その進化系であるニャローテは4.5cmサイズの立体化となっている。

おーっ!
一般販売の600円食玩とは思えない本格フィギュアで出来が良い!
今回は全体的に彩色もとても綺麗でアタリ弾ぞよーっ!

本シリーズの特徴としては、どうやらデジタル原型の元データに原作ゲームの3DCGモデルを用いているようで、
シルエットがゲームモデルにとても似ている事があげられる。
したがってポージングもゲーム中の待機モーションの一コマや、
ポケモンホームの図鑑ポーズなどが採用される事が多いのだ。

細かい事言うとバンダイ公式サイトの紹介画像もCGで、モールドなどパキパキでとてもクオリティが高く見えるが、
実物の商品では省略される事が多くなんとなくぼんやりした仕上がりではあるけど・・・
ま、食玩フィギュア2個セットパケでここまで出来が良ければご愛敬って感じぞよ!

特に今回ラインナップの所謂御三家中間進化達はモンコレに先んじた本格立体化となっており注目ぞよ。

ニャオハはアニメ「リコロイ編」でも主役級の一番人気なのでこのパケも人気があるに違いないぞよ〜。

トップ。

ボトム。
にくきゅう・・・確認っ!!

続いて「2.ホゲータ&アチゲータ」
こちらもホゲータ進化形二体セット。

ほのおワニポケモンのホゲータは2cmサイズ、
その進化系であるアチゲータは5cmサイズでの立体化!

こちらもアチゲータはモンコレに先んじた登場となっており注目のラインナップだ。

ゲームに忠実な造形に色数も多くて豪華!
わたくしはホゲータをパートナーにパルデア地方の宝探しへ出かけたので、
この二体にはとても愛着があるぞよ〜。

不思議な形の尻尾などあらゆる角度から観察可能!
ポケモンのお絵かきをする時などにも良い資料となるアイテムぞよ。

おしり。

ホゲータはちゃんとお口が開閉されており凝っている。
口が開いていると言う事は中を一色多く塗らねばならないと言うワケで豪華なのです。

トップ。

ボトム。
ホゲータの頃はあった肉球(?)がアチゲータになると無くなるようだ。

今回のセットではパルデア地方のポケモンスクールに入学するとはじめに貰えるパートナー3匹が
中間進化まで全て網羅されているぞよ!
と言う事で「3.クワッス&ウェルカモ」のパケ。

こがもポケモンのクワッスは2.5cmサイズ、
その進化系であるウェルカモは6cmサイズでの立体化。

やはりウェルカモはモンコレに先んじた本格立体化となっている。
新作ゲームの発売に合わせてアニメもリニューアル、と言うのが通例でしたが、
現在放送中のアニメ「リコロイ編」はゲーム発売から遅れての放送開始だった為、
玩具スケジュールも先が読めなくなっているのだ。

ぷりぷりのおしり。

本シリーズは基本的に台座着脱可なのですが、クワッスは組み立て済みで封入されており接着されているみたい。

極小フィギュアで台座がポロポロ落ちるとストレスなのでむしろ全部くっつけといてくれて良い!
個人的には嬉しい仕様ぞよ。

なんとなくケーキの上に乗ってるマジパン人形っぽくておいしそうな色味。

トップ。

ボトム。

本弾にはニャオハ最終進化系もラインナップ!
「4.マスカーニャ」は一般販売シリーズでは珍しい事に本格的なブリスターケースに入っています。

マジシャンポケモンのマスカーニャはニャローテが進化した姿で、ニャオハの最終進化形態ぞよ!
その名の通りマジシャンめいた猫ちゃんの姿をしているのだ。

ゲームCGモデルを元に7.5cmサイズでの立体化。
手にはちゃんとトリックフラワーの花爆弾を持っています。

スタイルが艶めかしいぞよ〜・・・っ!

600円食玩とは思えない仕上がりだ!
通年販売じゃ無いのが惜しいぞよ〜。

お口にスミイレがないので表情がぼやけちゃうのが惜しいが、
スケールワールドはシリーズ通してモールドにスミイレ無しが基本なのでいつもの仕様ぞよね。
腕に自信のある人は塗装で豪華にしてみるのも良いかもしれません。

トップ。
おててにくきゅう、良しッ!

あんよにくきゅう、確認ッ!!

マント裏の葉脈がモールドで再現されている。
ここはゲーム中でもよ〜く見ないとわからないが、ライティングの加減で浮かび上がるディテールだ。
公式絵でも基本的にはフラットな質感で、光に反射して葉脈が浮かぶような描かれ方をしているぞよ。

マスカーニャに続きクワッス最終進化もラインナップ!
「5.ウェーニバル」はこちらもブリスターケース付きで、本体と尻尾飾りで二段重ねになっている。

クワッスがウェルカモを経て最終進化したダンサーポケモンのウェーニバル!
動きのある造形で食玩立体化を果たしたぞよ!

ポージングの出典は公式絵を元にしたゲーム内モーションの一コマでしょうか。
ウェーニバルはいつも陽気に踊っているので待機ポーズも躍動感があるのだ。

複雑な曲線のラインなどまずまず綺麗な塗り分け。
写真だとはみ出しが顕著に見えるが、肉眼ではそれほど気にならないぞよ。

水の飾り羽根はバトル時になると分離して大きく広がるのでとてもフィギュアでは再現できない。
と言う事でこれまでに出たウェーニバル立体物は全て通常形態となっているぞよ。

ダンシングおしり。

約9.5cmサイズでの立体化と本弾で最も大きいフィギュアとなっております。
令和の600円食玩とは思えぬ豪華さ!

トップ。

ボトム。

ラスト!
「6.アオイ(バイオレットver.)」!

ポケモンスケールワールドはトレーナーと並べてこそ真価を発揮するフィギュアシリーズ!
これが為の1/20スケールと言う事で本セットにも主人公トレーナーが収録されています。

ゲーム版「ポケモン」は初代から2バージョン(+α)発売を基本としているが、
主人公は男の子と女の子からの選択式で、ソフトによって姿が変わる事はなかった。
しかし「スカーレット/バイオレット」においてはソフトのバージョンによって主人公の通う学園が異なる為、
それぞれで制服も異なり、差異が生まれているぞよ。
今回ラインナップされたのは「ポケットモンスター バイオレット」に登場するグレープアカデミーの制服バージョンと言う事で、
このアオイちゃんはバイオレットのすがたとなっております。

正確に言えば主人公は主にビジュアルを選択する形式で、男の子・女の子と性別で区別されていない。
アカデミーの制服はズボンなので今作は特に性差がフラットになっている印象ぞよ。

アオイちゃんは2024年7月にコトブキヤから「アオイ with ニャオハ」として本格フィギュアも発売が決定しているが、
本商品はそれに先んずる初立体化。
全体を見ていくと・・・実に細かい・・・っ!

靴底のディテールなどもモンボモチーフで凝っている。


首がボールジョイントで可動し、表情を付ける事が可能ぞよ。
それにしても造形のディテールもさる事ながら、彩色が非常に細かいぞよね!
袖のアカデミーの校章に、髪飾り・・・特にリュックの色分けは素晴らしく、
ほんの細かな金具までしっかり色分けされている驚き。
意図したものか判らないが革靴に光沢感まである・・・。

お、おい・・・バンダイ・・・ッ
どうしちゃったぞよ!?
なんか今回やけに凝ってないかーっ!?

1/20で現実世界に飛び出したポケモンワールド!
トレーナーとポケモンを組み合わせて、パルデア地方の冒険を再現しよう!!

進化していく相棒達・・・!
ゲームさながらの光景が卓上に出現ッ!

あんなに小さかったのに逞しく成長し、いつしか見上げる大きさに・・・。
頼もしいエースが育ったぞよ!!

本セット一式でニャオハ進化系が網羅されています!
中間進化はまだモンコレになっていないので、初めて同シリーズのフィギュアで進化系がコンプされた事に!

同じくクワッス進化系もフルコンプ!
このシリーズの一般販売版はセット版のお陰で集めやすいのも嬉しいぞよ。
食玩の発売日に売り場へ急ぐの疲れますからね〜。


モンコレと並べてみよう!
スケールワールドは1/20スケールの都合、
小さいポケモンがマメマメサイズになってしまうのがキャラフィギュアとしてはやや物足りないが・・・

ここまで可愛く再現されているとミニチュア的な面白さがあります。

トサカが抜けかけたホゲータを引いちゃったが600円食玩なのでご愛敬だ。

縮小版的趣があって並べると楽しいぞよ。

御三家最終進化系はモンコレが先んじて発売済み。
最新ゲームではポケモンの個体差が実装されており、同じポケモンでもサイズは9種類にも及ぶ。
モンコレと並べると大個体と小個体的なサイズ感ぞよね!
比較すると・・・いつも通りモンコレの方が仕上げは丁寧。
モンコレは公式絵を元に造形されているのでポーズや表情がバチっと決まっているぞよ!
スケールワールドは本来一連の動きの一コマなのでポーズとしてはやや物足りない感もある。
一方珍しくディテールでモンコレに勝るポイントはマント裏の葉脈だ!
モンコレは毎回かなり拘って設定再現してくるが・・・恐らくアニメ設定を元に造形されている為にマントはフラットな造形。
WEBアニメ「放課後のブレス」2話ではマスカーニャが初めてアニメに本格出演を果たしているが、
マント裏の葉脈は描かれていなかった。
恐らくテレビアニメでも基本的には描かれない筈ぞよ。
と言う事でモンコレはアニメ版、スケールワールドはゲーム版と捉える事ができるぞよね!

ウェーニバルもモンコレと並べて〜。
ポケモンのたかさ設定は基準が曖昧でどう解釈したら良いのか謎めいており、
スケールワールドもしばしば誤りと言えるものが含まれていたが・・・
最新ゲームでは画面上の対比がある程度信頼して良い縮尺となった。
今回のパルデアセットの縮尺も・・・わたくしは正確に確認していないが・・・違和感のないサイズ感と言えるだろう!
加えてサイズの個体差も実装された為、言わば何でもあり状態・・・ぬしポケモンとかもいるしな!
と言う事で1/20スケールも解釈に大きな幅が生まれた為、ポケモンフィギュアはもう全部混ぜて遊んでも良い!
それが自由と言うものだ・・・!!
わたくし達はポケモン縮尺の呪縛から解き放たれたのだーっ!!

だからちんまいラウドボーンを一緒に並べても良いのです。
今回ラインナップから漏れてしまったラウドボーンはモンコレが先んじて発売済み、
お値段660円の通年販売・・・ッ!
お得っ!!
一方スケールワールドのラウドボーンは限定受注の「ネモ&ラウドボーン&パーモット」セットに含まれ、
3体セットで6380円・・・ッ!!
高い・・・ッ!!
わたくしはもう高額パケを毎月予約する事に疲れてしまったので
レビューはインターネットのおろかなにんげんどもにおまかせするぞよ。

モンコレではパラドックスポケモンも続々立体化されているので組み合わせて遊べるのだ!
ゲームの一人プレイでは見られないグレープ×過去パラドックスの組み合わせなど自由自在ぞよ。

こちらはモンコレのコライドン・ミライドン。
超絶クオリティでお値段1650円という令和の玩具とは思えない安さ・・・!
一方スケールワールドは限定受注で7920円・・・ッ!!
もう一昔前のスケールフィギュア級のお値段ぞよ。
スケールワールドのポージングはゲームの最終決戦を思わせる一コマでなかなか熱いが・・・
1/20を活かすなら主人公の乗ったバイク形態で欲しかった気もするぞよ。
バイク形態まだフィギュアになってないんですよ〜。
もうちょっと景気が良ければDX玩具やラジコンが出たのかな〜。
最近はゲームの発売ペースも早いし、玩具出すタイミングもあんまりないぞよね。

久々登場、一般販売版ポケモンスケールワールド・パルデア地方セットでした!
こんなに入って3630円・・・お得すぎるーっ!!
令和の食玩とは思えぬクオリティとお値段は流石バンダイと唸る豪華仕様だ!
明らかに採算度外視な感があるが・・・わたくしが思うに一般販売版のスケールワールドは限定版のプロモーションも兼ねていると思うぞよ。
お菓子売り場を入口に高級食玩の世界へずぶずぶ陥れようと言うバンダイの戦略なのだ。
これがインターネット受注限定だったならなかなか難しいだろうが、
ポケモンスケールワールドの限定パケは発売日に全国のポケモンセンターにも並ぶ。
この為にかなりの数が出回っており、成立しているのだろう・・・!
おろかなにんげんどもよ・・・バンダイの戦略にまんまと乗せられるも良し!
お財布のチャックをしっかりと管理し好きなパケだけ摘むも良し!
ただし玩具趣味を信仰心に変えてはならない・・・何よりも理性で楽しむ事が大切だッ!!
わたくしはお前達にそれだけを伝えたかった・・・以上ッ!!

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