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摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア

レビュー

 

▼摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア レビュー

  •  ■ガチャガチャ系、摘んだもの紹介

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■バンダイ いきもの大図鑑 かぶとむし04 モーレンカンプオオカブト

バンダイより、2022年1月第2週登場の一回500円ガチャ。
大人気「いきもの大図鑑」シリーズのカブトムシ編第4弾で、
ラインナップは「ヤンソンテナガコガネ」、「モーレンカンプオオカブト」、「ノコギリタテヅノカブト」、
「ヤマトカブトムシ(改)」、「オキナワカブト」に加えて、レア枠の「ゴライアスクワドリマキュラトゥス」の全6種。
このうちオキナワカブトは以前に紹介済みぞよね。
結構前の商品だけど、2023年の「いきもの大図鑑EXPO 2023」フェス(7月24日〜9月30日)に合わせて再販されたようです。
シリーズ筐体を3回まわすとシールが貰え、アタリが出ると豆本が貰えると言うキャンペーンでした。

ヤンソンテナガコガネあたりがほし〜っ!!
と思っての再チャレンジ、黒いボディが出た時はまたハズレ枠かと落胆したものだが、
開けてみると・・・おっ!
角が特徴的なモーレンカンプオオカブトじゃないか〜っ!!

モーレンカンプオオカブト
東南アジアのボルネオ島にのみ生息する事から、「ボルネオオオカブト」とも呼ばれるアトラスオオカブト属のカブトムシ。
同じ属のコーカサスオオカブトやアトラスオオカブトにそっくりな3本角をしているぞよ。

アトラスオオカブトよりも大きく、コーカサスオオカブトよりはやや小さめのモーレンカンプオオカブト。
体の幅が狭く、体高がある事が特徴とされている。
ボルネオ島中心部のキナバル山付近の高標高地という限られた場所にのみ生息する為、
自然界では希少なカブトムシの一種。
野生個体の捕獲も厳しく制限されているが、飼育方法はそこそこ確立されているっぽく、
ヤフオクとかで普通に売ってたりするぞよよよよ。

全長約12cmで、実物の体長は6〜11.5cmくらいと言われるから、この玩具は夢の超特大サイズと言って良いだろう!

造形は選び抜かれた理想個体の頭部と胸部をCTスキャンしたものが元となっており、かなり正確ぞよ。
モーレンカンプの特徴である非常に長いフセツも専用パーツとなっており、ほんの細かなブラシ状のトゲも再現。
この様な長い脚で、しっかりと木にしがみつくのだ。

頭部他は艶消しだけど、前翅は光沢のある仕上げで実にリアル。
まさに立体生物図鑑の趣ぞよね!

ぱっと見本物と見紛う出来ぞよーっ!!

お腹側の毛などがプリントされており豪華な仕上がり。
やはりカブクワの玩具でネックなのが毛・・・ここだけはどうしても作り物感が出てしまうのだが、
いきもの大図鑑はプリントで雰囲気を再現しており、一つの回答と言う感がある。

14箇所の可動ポイントでリアルなポージングを再現可能!
君の手でカブトムシたちに生命を吹き込むのだっ!!

シルエットが非常にカッコいいぞよね!
いきもの大図鑑のカブトムシ系はほんとクオリティが極まっているぞよ。

てっきりボディはまるまる流用かと思いきや、小型カブトと比べるとかなりデカい。
これが500円とは思えないボリュームぞよ。

前翅は展開可能!
本弾にはレア枠以外後翅が付属しない為、
遊びつくすには翅付きディスプレイスタンドセットを別途購入しなくてはなりません。

いきもの大図鑑は飛行形態に出来る事が最大のウリなんだから、翅つけといてほしいぞよーっ!!

しょうがないので手持ちの通常翅をつけてみました。
基本的に過去弾とパーツの共有が出来る点は嬉しい。

ぶーん。
モーレンカンプには「後翅大」が対応するので、グラントシロカブト付属の翅はやや小さいが、
雰囲気は楽しむ事ができるぞよ。

後翅セットは通販限定だけど、時々復活しているから欲しい人は甲虫系の発売時期にチェックしてみると良いかもね。

ボルネオ島でのみ見られる特別なカブトムシ・・・その夢の超特大サイズが、リアル造形で君の手に!!

再販追加購入のかぶとむし04、ボリューム大&リアル造形のモーレンカンプ、これはアタリと言って良いでしょう!!
ちなみにこれ、スカイツリーの「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ 東京ソラマチ店」で回したんですけど〜、
筐体にお金入れてふと中を覗いたら、てっぺん付近にレアのゴライアスが2つ3つ並んで入っていたんですよッ!!
お、おい〜・・・バンダイ・・・やってんな・・・っ!?
直営店がこんなことやって良い筈が無いぞよーっ!!
ゆ、ゆるさーんっ!!

ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」はいきもの大図鑑を(勝手に)応援しています!
Z第2巻では100均標本箱の作り方も紹介しているぞ!




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■バンダイ いきもの大図鑑アドバンス アマガエル 緑まだら模様

バンダイより、2023年6月第5週登場の一回1000円ガチャ。
ラインナップ全てがアマガエルと言う「いきもの大図鑑」シリーズの高額アドバンス弾となっています。
これはとても人気であっと言う間に売り切れたけど、
わたくしは運よく一つだけ動いてる筐体を見つけて買えたぞよ。

やはりスタンダードな緑が人気がありアタリぞよ。
パカっと開封すると・・・、
おっと、これは緑まだら模様ぞよね!
よく考えてみたらまだらの方がプリント箇所が多いので豪華な仕様と言えなくもない。
今回はアタリと言う事で良いでしょう・・・!

ラインナップ全てニホンアマガエルで、緑色、緑まだら模様、土色、青色の全4色。
わたくしは青いアマガエルにも憧れがあったのでぜひ青も欲しかったなぁ。

今回はカプセルが凝っていて、「石」の形になっている。
こちらは二色あって、緑と緑まだらには「黒い石」が、残る2色には「青い石」が付属します。

真ん中のスペーサーを取り除き、再び閉じる事で石が完成!
カプセルなのに彩色済みだし、内側には金属パーツが入っていて、
カエル側の磁石をくっつけて固定する事が出来るなど凝った仕掛け。

余ったパーツを中に収納しておくことも出来て便利なのだ。

緑まだらアマガエル。

前述の通り、カエルのお腹に入っている磁石をくっつける事で石に乗せたまま固定できます・・・が、
この磁石、あまり力は強くないためひっくり返したりすると落っこちちゃう。
ま、曲面から滑り落ちない為のものぞよね。
なんでもこのアマガエルの発売前後に法律が変わって、強力なネオジム磁石の玩具への使用が制限されたと聞くぞよ。
このアマガエル自体は制限に該当しないと思うが、
ほんとは強力磁石を使いたかったところ、念のため見送ったのかもしれない。

アマガエルは日本のどこでも見られる最もポピュラーなカエルぞよ。
水辺だけでなく、樹上での活動にも適応している為、なんでこんなとこにカエルが!?という場所でも見かける事がある。
身近な生き物だが意外な事に皮膚の粘膜に毒があり、
傷に入ったり粘膜に触れたりすると激しい痛みが伴う事があるから、素手で触れたあとはよく手洗いしないと危険なのだ!

ニホンアマガエルは周囲の環境に合わせて緑色から茶色に姿を変える。
体内に持つ青、黒、黄色の色素を組み合わせる事で、この様な変色を可能とするのだ。
その時、背中に雲状の模様が現れるが、この緑まだら模様は変色の途中にあるカラバリと言ったところだろう。

そんなアマガエルちゃん、本商品では全長5cmに16か箇所もの可動部を組み込み、本格アクションフィギュア化している!
原型制作を亀のガレージキットで有名な佐藤真啓氏が担当し、
彩色は「C.S.Model Design」の田中寛晃氏が担当するなど、ガチャフィギュアとは思えない熱量だ。

トップ。
手足はクリア成型色となっており、リアルな質感を再現している。

お腹側のディテールも生物感あふれるものとなっているぞよ。

各部可動ポイントにより様々なポージングを取らせる事が可能!
アマガエルはとても人気のあるモチーフなので、ガチャでも数えきれないほどのグッズが出ているが、
こちらのいきもの大図鑑版は全体の滑らかなシルエットをあえて捨て、
可動に特化した遊べる玩具となっているのが珍しい。

シリーズの中では小さめと言う事で、可動も結構癖がある。
特に前足を動かそうとすると、手がぽろぽろ落ちてしまうのは要注意だ。
これは恐らく、クリア成型色の手の破損を防ぐためにわざとこうしているのだろう。
ポーズを変える時は一度手を外し、軸の根元を持って向きを変えてから再度装着するのが安全ぞよ。
あんまり無理に捩じると手首の軸受けが割れてしまうかもしれないから気を付けるのだ!

びよーんと楽し気なジャンピングポーズなども出来ちゃう。
と言う事でちょっとわかってる人向けの玩具となっております。

とっても可愛いですね〜!
こんな風に大きくアクション出来るカエル玩具もなかなかないので新鮮です。

更に・・・っ!!
いきもの大図鑑、ここまでやるかっ!!
クリア成型の鳴嚢(めいのう)パーツが付属し、顎下の穴に装着する事で鳴いている姿も再現できるのだーっ!!
これはすごいですよーっ!!

繁殖期の春になると、アマガエルはこの様に喉を膨らませて大合唱し、メスにアピールを始める。
この鳴嚢がついているのはオスのアマガエルなので、この玩具もオスバージョンと言う事ぞよね。
使わないときは石の中に鳴嚢をしまっておくことも出来るので、至れり尽くせりぞよ。

2022年11月に登場した1500円のツノガエルと並べて〜。
こっちも可愛くてお気に入りぞよ。
並べるとアマガエルはかなり小さいですね。
実物のアマガエルの大きさは、オスだと2〜4cm(メスはほんのり大きく+0.5cm)と言われるので、
それでも玩具はちょっと大きめ、ややオーバーサイズの特大アマガエルと言う事になる。

とっても可愛いボディに驚きの可動を内蔵!
合唱モードにまで変形できるアマガエルアクションフィギュアはこれだけ!
オススメぞよ〜。



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■バンダイ いきもの大図鑑アドバンス テントウムシ ナミテントウ

バンダイより、2023年4月第5週登場の一回1000円ガチャ。
大人気「いきもの大図鑑」シリーズのうち、ラインナップ全てがテントウムシと言うアドバンス弾となります。

ラインナップは「ナナホシテントウ」、「ナミテントウ」、「キイロテントウ」、「カメノコテントウ」の全4種。
このうち3種はカラバリで、カメノコテントウのみ一回り大きい別造形となっているぞよ。

一回回してみた結果、ブラックのつやつやボディが光るナミテントウでした!
今回はどれが出てもハズレ感が無いのが嬉しいですね。

1000円の高額アドバンス弾と言う事でフル塗装の完成品でころんと入っています。
触覚とか足とかつけるの地味にめんどいので開けてすぐ遊べるのは嬉しいのだ。

アオリには「昆虫界で実は無敵の存在!」などと書かれているのはやや盛っている感もあるが、
テントウムシは幼虫・成虫共に強い刺激を受けると擬死の姿勢を取り、関節部から異臭と苦みのある体液を放つ防御能力を持っている。
この為、本来天敵となる筈の鳥や爬虫類などはあまりテントウムシを捕食しないとされているぞよ。

実物は1cm程度のテントウムシを、全長約6cmに拡大し再現した本商品では、CTスキャンにより細部まで完全再現しており、
塗装面でも各種をボディの下側の模様まで全て異なる仕様で仕上げると言うこだわりっぷり。
アドバンスの名は伊達じゃないのだーっ!!

ナミテントウは日本各地でごく普通に見られるポピュラーなタイプのテントウムシぞよ。
この黒地に赤2紋のタイプは西日本で一番多くみられる亜種なのだ。
アブラムシを食べてくれるため、益虫として大事にされる事もあるが、
実はテントウムシの中でもナミテントウは攻撃的な種であると言われ、害虫ばかりか他のテントウムシまで捕食し、物凄い勢いで拡散してしまう。
生物農薬として持ち込まれた結果、もともと分布しなかった国で外来種として跳梁し、問題になる事もしばしば。
この様に、悪い生き物が増えて困っているから、天敵を導入して食べてもらおう!
という考えはあまり成功した例がなく、むしろ制御できずに自然のバランスを崩す事に繋がる危険な行為なのだ。

そんな驚異の生命体・テントウムシを、この玩具なら拡大版でいくらでも眺め放題。
艶々ボディが実にリアルぞよよよよ。

お腹側の模様もばっちり再現されているばかりか、足も塗装済みで豪華なのです。

CTスキャンで再現された本物そっくりの拡大模型、凄いのはビジュアルだけじゃない!
23箇所にも及ぶ可動ポイントにより、イキイキとしたポージングを取らせる事が出来るのだ!

関節もとても良く出来ていて、動かしてポロりする事も無くストレスゼロ。
本物は小さすぎて良く判りませんが、この玩具では自由に動かして遊ぶ事ができる。
足を内側に畳んでひっくり返せば、死体ポーズなんかもとれちゃうぞよ。

俯瞰。

おしり。
例によってCTスキャン画像は公式ページで見る事ができる
標本データを元に、限りなく忠実に拡大立体化されているぞよ。

ぱかっと前翅が開きます。
中のお腹も当然彩色済み。

そして、いきもの大図鑑の真骨頂!
久々に付属するカプセル台座をセットして・・・。

後翅を取りつける事で、飛行形態を再現可能!!
飛行形態になれるテントウムシの可動フィギュアなんて史上初じゃないかー!?
マジでいきもの大図鑑は専門家に徹底監修してもらって、
学術的に正確なハイエンドモデルを専門店で売れば飛ぶように売れる気がするぞよよよよ・・・っ。


クリア成型に塗装済みの翅を装備する事でシルエットが大きくチェンジ。
う・・・うつくしいぞよ・・・っ!!

やはりいきもの大図鑑最大の特徴と言えばこの飛行形態!
最近は甲虫編から翅も台座もオミットされて寂しいぞよ。
通販限定の翅セットも欲しい時には大体売り切れだしさ〜。

博物館にあってもおかしくない様なリアルテントウムシ造形物。
これは一生ものの宝ぞよーっ!!

トップ。

当然お腹も節ごとに別パーツとなっており・・・、

ぷにっと可動します。
幼虫の名残を残すような部分でとっても可愛いぞよね〜。
同じ鞘翅目の幼虫形態では、わたくしはホタルの幼形成熟がカッコいいと思っており、
怪獣を作って物語に登場させたほどだが、いきもの大図鑑でも海外のカッコイイホタル♀を出して欲しいですよ〜。

小さすぎ&早すぎて、普段飛んでいる姿をじっくり観察する事が難しいテントウムシ。
翅を広げるとこんなに格好良かったぞよね〜。

どれが出てもアタリ枠、いきもの大図鑑・テントウムシでした!
今回はシリーズの中でも特に出来が良く豪華な仕様と言う事で満足度大!
オススメぞよ〜。



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■タカラトミーアーツ 原色図鑑シリーズ番外編 クマムシ クマムシ(透明色/捕食版)

タカラトミーアーツより、2023年5月発売の一回400円ガチャ。
手のひらサイズの立体図鑑としてお馴染みの「原色図鑑シリーズ」番外編として登場した本弾は、
全種可動クマムシの異色ラインナップ!
超極小生物クマムシを10000%拡大の10cmサイズフィギュアとして収録しているぞよ!!

ミニブック。
中身は組み立て式で、結構難しいので説明をよく読んで完成させよう!

ラインナップは全てクマムシ。
「クマムシ(イメージカラー彩色/通常版)」「クマムシ(透明色/捕食版)」
「クマムシ(透明茶褐色/通常版)」「クマムシ(透明緑色/捕食版)」の全4種。
全てカラバリですが、お口の造形のみ通常版と捕食版の2種存在。
今回の中身は透明色でした。
これだと何が何やら・・・なかなかの組み立て難易度ぞよ。
と言ってもパーツ並べてはめ込んでいくだけですけどね。

パーツを並べて繋げていくと・・・クマムシが完成っ!!
おっと、あんよの向きがところどころ逆になっているが・・・ご愛敬ぞよ。

インターネットでは地上最強生物などと面白おかしく語られる事も多いクマムシ!
体長は0.1〜1.2 mmほどで、電子顕微鏡で無いと見る事すら難しい極小生物だ。
8本足の無脊椎動物で、極度の高温高圧や、逆に低温、更には放射線にすら耐え、
何年も食べ物なしに生き延びると言う特徴が、最強生物の由縁である。

生息地は多岐にわたり、熱帯、極寒、深海、高山、温泉海洋陸上・・・およそ考えうるあらゆる環境で生存していると言う。
有機物を含む液体や、動植物の体液を吸入し栄養としているのだ。
クマムシは1000種以上も存在し、多くの種では圧倒的に雌が多く、雌雄同体や単為発生も見られる。
「乾眠」と言う無代謝の休眠状態によって、あらゆる環境に対して絶大な抵抗力を持つ事で有名ぞよね。
これは周囲が乾燥してくると体を縮め、樽モードになって代謝を止め休眠状態になるというもので、
一見すると死んだようにも見えるが、水を与えると再び復活し動き回る事が出来ると言うもの。
その耐久性はすさまじく、ある博物館で130年前のコケに水をかけたところ、
干からびた樽クマムシが元に戻ったという記録がある程だ!

乾燥しても死なず、100度の高温から絶対零度まで耐え、真空から7万5000気圧の高圧をものともせず、
さらに放射線にも耐性があるので宇宙でも生存する可能性を秘めている・・・およそ敵無しの無敵生物ぞよ!
尤も、クマムシ本来の寿命はほんの半年ほど・・・確かに水を与えると復活する可能性はあるものの、
全てが蘇る訳ではなく、条件がそろわなければ乾眠に至る前にあっけなく死んでしまう事も多いぞよ。
それに、130年前のクマムシ復活の記録も、実験的に実証されている訳ではない。
更には乾眠から蘇ったクマムシが、その後も健康に生きていけるかと言えばかなり疑問が残る・・・。
インターネット上の面白話は、事実に基づいてはいるものの、やや誇張されていると言って良いだろう。

そんな不思議生物クマムシを、このガチャではたったの400円で10000%拡大可動フィギュアとして立体化!
クマムシは茶色いイメージがありますが、だいたいは電子顕微鏡写真に彩色されたもので、
ほとんどの種では白っぽい半透明をしているとの事である。
と言う事でこのクリアバージョンは結構アタリと言えるだろう!
(真クマムシ類の中でも、ツメボソヤマクマムシ属は一目に茶色をしているそうですよ)

このクリアバージョンの面白い所は、中のジョイントがクリアグリーン成型色で、
まるで内部組織のように透けて見えるところぞよね。
これは面白いですね〜。
2023年に発表された研究には、自然科学研究機構 生命創成探究センター(ExCELLS)と慶應義塾大学が
クマムシに緑色蛍光たんぱく質を組み込み、光るクマムシを生み出したと言うものがある。
この参考画像に透明のボディに緑の内臓を持ったクマムシが写っているから、
このフィギュアはもしかしたらその辺をモチーフにしているのかもしれないぞよ。
あと、クマムシは藻類なども主食とする為、うんちが緑色とも言われており、
さらにクマムシは一度にとても大きなうんちをすると言うから、
体に詰まった糞のイメージもあるかもしれない。

各部関節がうにうにうごきます。
きもかわ〜っ!!

この可動クマムシ、わたくしは発表された時から楽しみにしていたぞよ。
おろかなにんげんどもも同じだったのか、売り場ではあっと言う間に売り切れてしまった印象です。

各部節が可動するほか、短いあんよもそれぞれボールジョイント接続で表情を付ける事が可能!
これまでにない本格アクションクマムシとなっている!

おまけでカプセルにくっつける台座パーツが付属。
これにクマムシちゃんを乗せる事で〜・・・、

こんな風に曲面に沿わせて展示する事ができる!
か、かわえぇ〜っ!!

足を引っかけて飾ったり、いろんな楽しみ方ができるぞよ。
およそカプセルに収まっていたとは思えない、ボリューム満点の10センチ!

クリアバージョンは捕食verとなっており、口が飛び出た造形だ。

どっしりもちもちの奇怪生物ぞよ。

体はボールジョイント軸で繋がってるだけなので、いっぱい持ってたら無限連結できるかもね。

アニアと比べてもこのサイズ感!!
これが400円とはね・・・かなりオススメの決定版クマムシとなっております。

どくん・・・どくん・・・
哀れルッタはアニアキングダムに攻め込んできた巨大化クリーチャーの餌食となってしまったのでした・・・っ!!

400円ガチャで登場の可動クマムシ!
大人気シリーズなので売り場で見つけたら即ゲットだ!!



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■タカラトミーアーツ 危険生物大百科 警戒指令 コブラ/カバ

タカラトミーアーツより、2023年6月発売の一回300円ガチャ!
あそべる生物フィギュアシリーズの一つですが・・・おや、またまた公式ページのタイトルには表記されていない謎ぞよ。
この「危険生物大百科」自体も大人気シリーズで、2020年に始まり今回で第9弾となっている。
(「あそべる〜」ロゴが台紙についたのは第2弾から)

ラインナップはコブラとカバで、どちらもAとBの2カラー存在。
合わせて全4種となっております。

こちらはコブラA!
Bカラーは体色と模様が異なります。

続いてカバA!
Bカラーは明るめのグレーとなっている模様。

カバは頭部が組み立て式なんだけど、ボディの中にオマケのワニが入っているのがちょっと面白い。
これ偶然じゃなくて仕様みたいぞよ。

今回は二つ同時に見ていくぞよ!!
陸に潜む危険としてコブラが、水辺に潜む危険としてカバがチョイスされている面白さ。

コブラは鱗のディテールが凝っており、ぬめぬめ感と相まって結構リアルな仕上がりぞよ。
一方カバも艶アリ仕上げで、水から上がった直後と言った様子。
今回はどっちもツヤツヤ仕上げが見所なのだ。

どちらかと言うとコブラの方が彩色箇所が多くてアタリ感がある。
「危険生物大百科」には何度か蛇がラインナップされているのですが、コブラは新登場。
今回ラインナップの2種はどちらも新規造形の様ですね。

おしり。

逆サイド。
この弾は思いがけず人気な様で、わたくしが見つけた時には既に売り切れ直前だった。
結構余裕をもって買える印象の「あそべる〜」シリーズの中でも、恐竜に次ぐ人気かもしれないぞよ。

トップ。
ぬめぬめ感が凄い。

ボトム。
つやつやぞよ。

コブラはえりかざりが伸縮し、膨らんだ威嚇モードを再現可能。
モチーフとなっていると思しきキングコブラは体長5.5メートルにも達する巨大ヘビで、
立ち上がるとおろかなにんげんどもの目の高さくらいまで迫ると言い、更に強力な毒を有する危険生物ぞよ。
その毒はヘビの中でも一際強力で、ひとかみで7ミリリットルもの神経毒を送り込む事が出来ると言う。
これはおろかなにんげんならば20人、ゾウ一頭を死に至らしめるほどの量と言われており、物凄いオーバーキルっぷりだ。
しかし同時に、キングコブラは用心深い性格で、できるだけ人間を避ける習性もあるから、
こちらからちょっかいを出さなければ襲われる危険性は低いと言えるでしょう。

更にトカゲや卵、小動物をも一飲みするお口も・・・、

当然開閉可能!
ボディもロールするので向きを変える事も出来ます。
お腹のラインはずれちゃうけどね。

南アジアの笛吹ヘビ使いはこのキングコブラを好んで操るが、
実はこのヘビ、聴覚はあるものの、実際に音を聞いている訳ではない。
キングコブラは音ではなく、地面の振動を聴いているのだ。
ヘビ使いはこの習性を利用し、笛の形や動きで上手にコブラを操って見せると言う。

コブラさんって言うの・・・!?
お友達になろうよっ!!
円らなおめめに騙されて迂闊に近づいたルッタ・・・その末路は、ここではとても書く事ができません・・・。

1日の殆どを川や湖で過ごすカバ。
のんびりやさんのイメージもあるが、泳ぎは実に得意で、
陸上でも短距離であれば人間に匹敵する速度で走れるから案外素早いのである。
そして縄張り意識が強く、テリトリーに侵入するものがあれば、同種のカバは勿論、
ライオンであっても追いかけまわし、巨大な犬歯で攻撃する・・・!
アフリカでは年間500人もの人間達が、カバによって死に至らしめられているとさえ言われるほどぞ。

そんなカバをモチーフとした本商品、口が開閉できるばかりか、付属のワニを咥えさせることが出来ます!!
なんとイメージとは裏腹に、カバとワニではカバの方が圧倒的に強いのです・・・!
もっとも、それは成体のお話・・・お腹を空かせたワニさんは隙あらばか弱い子カバを攫って食おうと目を光らせているぞよ。
お母さんカバが縄張りに神経質になる理由も頷けるぞよね・・・っ。

おまけの子ワニ。
お腹にカバの牙を食いこませるへこみがあり、ぴったりフィットする。
哀れぞよーっ!!

あむあむ。
カバは植物食なので好んでワニ肉は食べないぞよ。
しかし植物食であっても栄養素が不足したらお肉から得ると言う事はよくあるので、この様な光景もまま見かけるそうです。
ちなみにカバはライオンとも戦う、と前述したが、逆を言えばライオンはカバを襲うぞよ。
なんでもライオンの獲物の17%はカバとも言うから、カバの最大の天敵はライオンぞよね。
陸地に上がるのも命がけなのだ!

アニアの初代カバと並べて〜。

流石に彩色はアニアの方が丁寧だが、ガチャ版はつやつや仕上げの水中バージョンと言った趣が良い。
更にワニを咥えた狂暴性にフォーカスした商品化は珍しいので、かなり見所の多い商品と言えるだろう。


密かな人気!?
危険生物・コブラ&カバでした!
この弾の人気は、やはり珍しいコブラではないかなと思うぞよ。
ヘビってアニアで出た事ないんですよ〜。
カプセルアニアでさえ無いんじゃないかな?
こういうアニアで手に入らない隙間を突いてくるのが、このシリーズ実に上手いのだ。


ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」は「あそべる生物フィギュアシリーズ」を(勝手に)応援しています!!




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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 奇妙ないきもの博物誌 カメレオン

タカラトミーアーツより、2023年5月発売の一回300円ガチャ。
こちらは「あそべる生物フィギュアシリーズ」内の新シリーズ「奇妙ないきもの博物誌」第一弾で、
11月には第二弾として「奇妙ないきものの博物誌 第2貢」が登場するとの事で注目の新シリーズぞよ。

そんな第一弾には「カメレオン」と「タコ」がラインナップ。
それぞれAとBの2色が存在する全4種類となっています。

カメレオンAの緑カラーが当たったぞよ!
ちなみにBは赤に黄色の縞模様のカラバリです。
タコはAが赤風味、Bが茶色風味となっていました。

かなりパーツ点数多めで、サイズも12cmととにかくでかい!!
この「あそべる〜」シリーズは毎回規格外のサイズ感がウリなのですが、
そのなかでも特にボリュームがありますね。

皮膚のディテールなど細かく再現されているし、2色の縞模様や足のグラデなども凝っている。
かなり力の入った一品ぞよ!

カメレオン科はトカゲの仲間でも独特の特徴を持った生き物で、一番の特徴と言えば体色の変化!
皮膚の中に特殊な細胞や結晶がある為に、赤、オレンジ、青、黄など鮮やかな色に変身する事が出来る。
一般に勘違いされている周囲の色に合わせて体色を変化させ隠れる・・・と言うのは、実は誤りぞよ。
大体の場合、カメレオンはメスの気を引くためにディスプレイとして派手な色に変わったり、
縄張りに入ってきたライバルに威嚇する為に変色すると考えられている。
オス同士の戦いでは、より鮮やかで、より変色の早い方が勝利するという訳だ。
一方、メスは暗い色を好み、オスが近寄らない様に攻撃的な行動を取るとも言われている。
そしてカメレオンは気分によっても変色し、ストレスを感じると暗く、リラックスして寝ている時などは美しく変色すると言う・・・。

カメレオンは膨らんだ大きな目も特徴ぞよ。
この両目は、それぞれ別な向きをして、別なところへ焦点を合わせたりできるが、
一方で暗闇では殆ど視力が利かなくなるぞよ。

カメレオンは樹上で生活する為、四本の足にはそれぞれ五本の指があり、二本と三本の二股に別れている。
このフィギュアでもその様に造形されており、正確ぞよね!!
この指を器用に使って枝をしっかりつかみ、尾を枝に巻き付ける事で安定した姿勢を取るのだ。
この尾は一度千切れると、他のトカゲのように再生しないから大事なバランス機構なのだ。

そんなカメレオンの特徴的な足、このフィギュアでは面白い構造をしています。
左右の足が頭部と尻から伸びた軸に組み付いており・・・、

この様に開いたり閉じたりできる。
造形とギミックをごく少ないパーツで再現する為に、かなり凝った構造をしているぞよ!
これは原型を作った人も会心の作だったのでは〜!?

こんな風に角度を合わせて色んな所に掴ませる事が出来るという訳。
面白い玩具ぞよね!
勿論尾もロールする他・・・、

口が開閉し、

体内に収納した舌をびろーんと伸ばす事が出来る!!
その長さ約5cm!!
これもカメレオンの特徴を捉えた良いギミックだ!!

カメレオンは体長の2倍もある舌で獲物を捕らえる事も大きな特徴の一つ!
動物界最速とまで言われる射出速度で舌を放ち、人の唾液の400倍もの粘性を持つ粘液で、
体重の30%もある獲物を捕まえる事が出来ると言う!
主に昆虫や植物を食べる雑食性だが、齧歯類や小鳥を捕まえて食べる事もあると言う事です・・・。
物凄い進化ぞよね!!

このカメレオンはペットとして人気なパンサーカメレオンあたりがモチーフでしょうか。
カメレオンはアニアでもエボシカメレオンがラインナップされており、
そちらは軟質素材で物理的に伸びる舌ギミックを備えている。
こちらのガチャ版とはコンセプト違いって感じで面白いですね。

大きくてギミックも満載!
これで300円はお得ぞよーっ!!

一つ気になるのは、頭の接続軸がきつくて浮いてしまう点ぞよね。
↑の写真では軸を少し短くカットし、細く削ってから組み立ててみたぞよ。
ちょっと見栄えが良くなった。
見本でも頭が浮いてるし、まぁ仕様ぞよね。

こちらのカメレオン、2023年7月発売の「トカゲキングダム」では、頭部をジャクソンカメレオン風の角付きに新造し、
早速再録されているのだが、そちらはもっと組み立てやすく改善されているようだ。

アニアと並べて〜。
最早2倍くらいある300円・・・!

危うしルッタ!
カメレオンの粘液攻撃から逃れる事はできるのか・・・!?
かなりオススメなガチャカメレオンでした。



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■タカラトミアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 昆虫の森 バトルトーナメント オオスズメバチ

タカラトミーアーツより、2023年5月発売の・・・なんと一回200円ガチャ!!
こちらは発売から30年続く元祖昆虫フィギュアシリーズ「昆虫の森」の2023年版!!
実はこの「昆虫の森」は食玩とガチャを行ったり来たりしている長寿シリーズで、
過去には合金パーツ使用版もあったりと、大人気シリーズなのです。

ラインナップは「カブトムシ」「ギラファノコギリクワガタ」「オオカマキリ」「オオスズメバチ」「オニヤンマ」の全5種。
オニヤンマはヤゴに変身できる豪華仕様ぞよ。
原型自体は過去弾からの再録も含まれる模様。

今回はオオスズメバチが当たりました!!
こちらは2019年の「昆虫の森G 猛襲!スズメバチ軍団」からの再登場かな?

200円ガチャと侮るなかれ!
結構造形がリアルで良く出来ているぞよ・・・!!

タカラトミーアーツは夏の風物詩として、ちびっ子がお小遣いで回せるように30年以上も
「こむしちゃんのかんづめ」シリーズの100円販売を守り続けていると言うが、
この「昆虫の森」シリーズも200円をキープし続けているちびっ子枠!
タカトミアーツは子供達を愉快な気持ちにさせようという気概に溢れており、
その心意気が商品からもありありと伝わってきて好感が持てるぞよ!!

そんなワケでこの「バトルトーナメント」も飛ぶように売れており、夏休み前には売り切れてしまう事もしばしば。
わたくしも次見かけたらまた回そうと思って集めそびれてしまったぞよ。

オオスズメバチは日本全国に広く分布する大型の蜂で、数多いる有毒生物中トップクラスの毒を持つ危険なヤツぞよ!
フィギュアのモチーフとなる事も多く、お馴染みの存在ですね。

トップ。
触覚から足先まで全長8pほどで、本物の女王バチより大きめサイズ。
手のひらに乗せてみた感じは結構リアルな気がするぞよ。

お腹側。

「あそべる〜」シリーズと言う事で、こちらのオオスズメバチは
頭部、足、羽が可動し表情を付ける事が可能。
この様に羽休めポーズを取る事が出来ます。
一応羽の付け根はボールジョイントだけど、一回外して組み替えた方がスムーズぞよ。

ぶーんっ!!
やはりオオスズメバチフィギュアのクオリティで話題になったものと言えば、
「いきもの大図鑑」の存在があるが、完全に大人向けと言う事で羽や足がぽろぽろ取れたり、遊び心地には難がある。
一方こちらの「昆虫の森」版は、全身軟質で適当に遊んだ後、ぽいっと玩具箱に入れても壊れる心配は皆無!
ちびっ子目線で作られた温かみのある玩具と言えるでしょう。

リアルフィギュアも良いけど、こういう素朴な玩具がやっぱりいいじゃないですか〜・・・!
初め玩具然としていると思ったけど、造形も案外リアルで気に入ったぞよ。
これは根強い人気があるのも頷けますね!!

アニアと並べてもこのサイズ感よ・・・!
ルッタの乗り物に丁度よいぞよ!

令和の200円ガチャ「昆虫の森」でした!
ガチャガチャが平気で500円を突破しつつあるこの現代・・・、このままではちびっ子達がガチャ売り場に寄り付かなくなってしまう!!
そこへ現れたのが救世主・タカラトミーアーツ!
ガチャガチャの入口として、今でも低価格シリーズを続けてくれるのだからありがたい存在ぞよ。
おろかなにんげんどもも、時々はこの様な素朴なガチャに目を向けて頂きたい!!
そこにはリアルフィギュアからは得られないまた別の豊かな面白味に溢れているのだ。



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■タカラトミーアーツ 大むかしの海 古代海洋記 アーケロン/アノマロカリス

タカラトミーアーツより、2022年7月発売の一回300円ガチャ。
こちらは「大むかしの海」総集編的最新弾で、前2弾の古生物達が大集結しているというもの。
このうちウミサソリとダンクルオステウスは過去にレビューしているので詳細はそちらもご覧くださいぞよ。
もう少し欲しくなって追加で購入した形ぞよね。

それでは新たにアーケロンを見ていこうじゃないか〜!

約7500万年前の後期白亜紀に生息した史上最大級のウミガメ!
全長は4mに達したという巨大古生物ぞよ!!

アーケロンの甲羅は骨質の板ではなく皮膚や角質で構成されており、防御力よりも軽量化に重きをおいている。
更に手足を引っ込める事が出来なかった為、モササウルス類などにおいしく齧られてしまう事もしばしばあったようだ。
このような甲羅の形態は現生で最大級のウミガメ・オサガメに近いとされているぞよ。
アーケロンはオサガメの直接の先祖では無いが、近縁種として姿はそっくりだったに違いない。

300円ガチャだけど塗装など工夫されており豪華に見える。
甲羅のグラデやヒレや頭部のディテールなど、スミイレされていて情報量アップだ。

短い尻尾ちゃん。

トップ。
このシリーズ、アニアでは出ない様な隙間を突いてくるのが上手いぞよ。

ボトム。

「あそべる生物フィギュア」と言う事で、このアーケロンは頭、口、前ヒレが可動し表情を付ける事が可能!

すい〜っと遊泳ポーズをとる事が出来ちゃいます。


おまけとしてアンモナイトが付属します。
こちらも目がきちんと瞳まで描かれているし、殻もグラデ塗装してあって豪華だ。

アンモナイト発見っ!!
すい〜っと近づき・・・、

捕食ッ!!

このように口に咥えさせることが出来るのだ!!
アーケロンはアンモナイトや海藻、海綿動物、イカなどを食べていたと考えられる。
現生のオサガメは骨格が薄く弾力がある為、水圧を分散し、これは潜水能力の向上に役立っている。
アーケロンも恐らく深海へと潜ってクラゲなども捕らえ、食べていたのかもしれないぞよ。
一方、アーケロンは北アメリカ大陸の内海・ニオブララ海でしか見つかっていない為、
現生のウミガメのように遠洋を回遊する習性は無かったと考えられる。
巨体故に生息域が限られ、小柄なウミガメとの生存競争に敗れ、
白亜紀末の大量絶滅以前に姿を消していたと考えられているのだ。

同「あそべる〜」シリーズのアカミミガメ、アニアのアオウミガメと並べて〜。
流石は史上最大級のウミガメ、ガチャでも一際ボリュームがあるぞよ。
本家アニアと並べてもこの巨大さ!

白亜紀後期のニオブララ海にはアーケロンやモササウルス、エラスモサウルスなど、
現代では見られない大型古生物が跳梁していたが、全て環境の変化に適応できず、姿を消してしまったのだ・・・。
それで言うと現生のウミガメはアーケロンとよく似たシルエットを保ちながら、現代にも生き残っているので、
モササウルスや首長竜と比べるとかなり洗練された生き物と言えるのかもしれないぞよ。

SO-TAから発売された「博物モデリング倶楽部 弐 1/35 アーケロン骨格」と並べて〜。
おや?
明らかにシルエットが違うぞよねっ!!
恐らくSO-TA版は科博などに展示されている全身復元骨格を元にしていると思われます。
一方こちらのタカトミアーツ版は、ウィキペディアなどでも見られる右足の欠損した骨格写真
(出典Frederic A. Lucas "Animals of the past")をモチーフにしているみたいぞよ。
どっちが正確かと言えば・・・よくわからんけど・・・
恐らくSO-TAの方が最新学説に近い筈ぞよ(モチーフが新しいと思われるので

続いてはこちら、みんな大好きアノマロカリスだっ!!

アーケロンもアノマロカリスも過去弾のカラバリ再録となっています。
こちらのアノマロカリスはファンシーなゆめかわカラーで、
海の古生物では結構この手の彩色を見かける気がするので似合っている。

恐竜が繁栄するよりもはるかな昔、古生代カンブリア紀に生息した巨大古生物・アノマロカリス!!
当時多くの生物が10cm以下の小型種だったのに対し、
アノマロカリスは60cm近くにも達する巨大な捕食者だったと考えられているぞよ。

現生生物のどれとも似ていない不思議なシルエット。
最初に発見された前肢の部分がエビに見えた為、
「奇妙なエビ」と言う意味の学名としてアノマロカリスと名付けられてしまったが、
当時の研究者達もまさか全貌がこんな奇怪な姿をしているとは、想像もしなかった事だろう!!

無数のヒレを持つ不思議な構造。
このフィギュアは割とスタンダードなアノマロカリスの姿で造形されており、良く出来ている。

飛び出た大きなおめめも特徴的だが、これは1万6000個もの目が集まってできた複眼で、
視力はとても優れていたと考えられている。
この事から、アノマロカリスは明るい海に住んでいた事がわかるぞよ。

そして注目すべきもう一点は不思議な形のお口である。
これもまた、独立した一個の生き物のように見えた為に、
アノマロカリスははじめ前肢をエビ、口をクラゲ、胴体をナマコと勘違いされた程ぞよ。
後にこれらを合体させた姿が正しく、一つの生物である事が判明したのだ。
さて、5億年前では最強の巨大怪獣かに思われたアノマロカリスだが、
このような奇妙な形の口ではあまり硬いものは噛み砕けなかったのでは、とも言われている。
つまり、外骨格を持つ三葉虫などには文字通り歯が立たなかったわけだ。
恐らく発達した視力を活かし、遊泳性小動物を素早く追い込む様に捕食していたに違いないぞよ。
柔らかいものしか食べられなかったとはいえ、アノマロカリスが当時の頂点捕食者であった事に変わりはない。
しかし、そんな海の巨大怪獣も、このような特殊な形態が災いしたのか、
4億年前のデボン紀には絶滅してしまったと考えられる。
アノマロカリスは現生の甲殻類や昆虫類にはつながらない、失われた種族なのだ・・・。

そんな太古のロマン・アノマロカリスちゃん!
本商品では自慢のヒレを独立可動させて遊ぶ事ができるぞ!

こんな感じでパネル状になっていてパタパタ動くのだ。
これは面白いギミックぞよね!

300円ガチャにしてかなり大きいし、彩色も綺麗でギミックも申し分なく、
アノマロカリスの決定版的一品に仕上がっているのでは!?
これはもっと話題になっても良いと思うぞよーっ!!

おっと、アンモナイト発見!
アンモナイトはデボン紀の海に誕生し、白亜紀後期には絶滅してしまったが、
アンモナイトのご先祖様であるオウムガイ類はカンブリア後期に誕生し、オルドビス紀に様々な姿に派生した後、
なんと現代の海にも生き残っているから不思議なことです。

ぱくっ!!
残念ながらアノマロカリスの口では堅い殻を破壊する事は出来ない・・・
もしこの2種が同じ時代の同じ海に存在していても、アンモナイトは難を逃れた事でしょう。

アニアと並べて〜。
ASシリーズよりも大きな300円!
このシリーズは昨今高価格に移行しつつあるガチャガチャのなかでも、
ちびっ子向けガチャ入門的、貴重なシリーズなのであった。

アニアキングダムに突如として未知のモンスターが出現!!
力を合わせてこの危機を脱するのだーっ!!

「大むかしの海 古代海洋記」でした。
ちまちま集めているうちに4種まで集まってしまったので、残るシーラカンスと三葉虫もぜひ欲しかったところだが、
この記事を書いているのは2023年8月・・・発売から1年以上経過しているので難しそうだ。
きっとまたしばらくしたらカラバリ再販がかかると思うので、いずれ造形だけでも揃えたいところぞよ!



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■タカラトミーアーツ 猿たちの楽園 ゴリラ/ショウガラゴ

タカラトミーアーツより、2023年2月発売の1回300円ガチャ。
公式ページ上のタイトルに表記されておらず、ミニブックにも記載がありませんが、
こちらはタカトミアーツの人気低価格ガチャシリーズ「あそべる生物フィギュアシリーズ」の一つ。
筐体台紙には表記があります。

ラインナップはゴリラとショウガラゴを2カラーずつ収録する全4種!
カラバリ網羅を考えなくて良いならどっちか一つで良いので集めやすいぞよ。

まずはゴリラBが出たぞよ・・・!
と思いきや、なんと手がどっちも右手じゃないか〜・・・っ!!
大量生産のガチャなのでたまにはこのようなエラー梱包が発生してしまうぞよよよよ・・・。
しかしおろかなにんげんどもよ、嘆く事は無い。
タカラトミーアーツは親切なのでインターネットで問い合わせればすぐに代わりの商品を送ってくれるぞよ!

と言う事で届きました、こちらはゴリラのBカラー。
Aカラーの黒に比べると明るめの成型色で、老齢個体と言った印象ぞよ。

毛のディテールで情報量多めなばかりか、グラデでシャドウも入っており結構豪華。
約5cmサイズで、300円でこの仕様はお得ぞよ!

ゴリラはガチャガチャでも人気のモチーフの一つだが、
意外な事に「あそべる〜」シリーズでは初登場のようだ。

本弾はゴリラ、ショウガラゴ共に新規造形収録の初登場と言う事で、
「あそべる生物フィギュアシリーズ」でも注目の内容となっている。

トップ。

ボトム。

こちらのゴリラは頭部、手、腕、足が可動し、ポーズをつける事ができます。

このように躍動感あふれる動きを再現できるばかりか・・・、

なんと!
頭部にはスイング機構があり、直立姿勢も再現可能!

バナナが付属するのでこれを手に持たせて遊ぶ事も出来ます!
300円ガチャとは思えぬ至れり尽くせり感・・・!
ちなみに「A」カラーにはリンゴがおまけで付きますよ。

元が300円だからエラー品対応なんかしてたら赤字だと思うけどきちんと対応してくれる。
メールの対応も親切迅速で、メーカーを応援しようと言う気持ちになったぞよ。
ありがとう、タカラトミーアーツ・・・っ!!

そしてこちらは「ショウガラゴB」ぞよ。
ゴリラは立体物が豊富で、アニアにもラインナップされているが、こちらは珍しく、特に可動ものとなると見かけない。
間違いなく本弾の目玉造形と言えるだろうっ!!

ほんとはこっちが欲しくて回したんですよ〜。
ゴリラ同様、Aカラーが暗め、Bカラーが明るめの成型色となっています。
塗装箇所も多くてアタリぞよね!

ショウガラゴはセネガルや中部アフリカ、ウガンダ、ケニア、タンザニアなどなど、
アフリカ大陸に広く生息する夜行性の霊長類。
大きな目玉が特徴的で、「ブッシュベイビー」などとも呼ばれるほんの小さな猿ぞよ。

この手の動物フィギュアモチーフ、だいたい絶滅危惧種なんだけど、このブッシュベイビーちゃんは幅広い森林に跳梁しており、
絶滅の恐れは低いと言われているからかえって珍しいぞよ。
しかし貴重な生き物である事には変わりなく、当然輸入は制限されているものの、
日本で繁殖された個体がペットとしても出回っており、30万円〜100万円くらいで購入できると言う事。

しかしショウガラゴは樹上を活発に動く生き物で、更に夜行性ぞよ。
わたくしはとてもおろかなにんげんどもと健やかに共存する事など出来ないのではないか?と不思議だった。
実際、上野動物園に見にいってみると、ショウガラゴは暗室に展示されていたぞよ。
そして上野動物園で暮らしているショウガラゴ属の中には、密輸されてきて保護された個体も含まれると言う。
やはりペットとして飼う事は、現実的には難しく、
流通している個体も全てが健全とは言えないのではないか?と言う気がするぞよ。

わたくしサルって実はおろかなにんげんどもと近い姿をしているのが怖くて苦手なのだが、
このショウガラゴちゃんはおめめとお耳が大きく、一見するとネズミか何かの様で愛らしいと感じているぞよ!
正直ブッシュベイビーがなんなのかイマイチ良くわかっていなかったが、
今回のガチャフィギュア化を切っ掛けに認知した形ぞよね・・・この玩具はお気に入りぞよ。

頭、手、足、尾がロール可動します。
ゴリラと比べるとシンプルだが、尾が2か所で接続されているなど大きくシルエットを変える工夫がある。

ゴリラのおまけのバナナを持たせる事も出来ますよ。
まぁ、これだと超巨大ブッシュベイビーになっちゃうけどさ。

すばしっこく駆けるポーズや、

尻尾をひっかけてぶら下がりポーズなど、様々な表情を見せるフィギュアとなっている。

前述の通り尾はこの様に・・・、

二か所でロールする為、意外な程表情を変えられるガチャフィギュアとなっております。
ショウガラゴの可動フィギュアなんて他にないし、これはおすすめぞよーっ!!

アニアのリスザルと並べて〜。
サイズはノンスケールで結構大きめだ。
アニアでもショウガラゴちゃんを小さめ2体セットとかでラインナップして欲しいですよ〜!

どちらも新規造形で見所満載の一弾となっている。
特にアタリなのがショウガラゴぞよね!
300円と低価格に加え2×2カラーで、セミコンプが容易なのも嬉しいポイント。
おすすめぞよよ〜!



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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ ガチャアクション THE恐竜 3大恐竜登場 スピノサウルス

タカトミアーツより、2023年4月発売の1回300円ガチャ。
「ガチャアクション THE恐竜」シリーズの第七弾ですが、本弾より上位カテゴリとして
「あそべる生物フィギュアシリーズ」が公式ページ上でも冠されるようになりました。
これはバンダイの「いきもの大図鑑」へ対抗する戦略の一つでしょう!(そうか?
実はこの「あそべる生物フィギュアシリーズ」はハイペースで続々登場しており、
生物フィギュアガチャにおける低価格層を支配している一大シリーズなのです・・・。

そんな「あそべる〜」シリーズの中でも特に大人気なのがこの恐竜シリーズ。
本弾には新規造形でアンキロサウルスが新たに登場しており、
これは3月より東京展が開催されていた「恐竜博2023」に合わせたラインナップと思われる。
どうやらなかなかの恐竜通が企画しているみたいぞよね!

ぱかっと開封すると・・・中身は「スピノサウルスA」だった!
こちらも今回からシリーズ初登場となる目玉恐竜ぞよ。
ちなみに「B」は緑カラーで、ここにアンキロとティロサウルスを含む全4種となっています。

とにかく驚きなのは全長12cmを超えるビッグサイズ!
およそ300円ガチャとは思えぬボリューム感だ。

造形はなぜか映画「ジュラシック・パーク3」を思わせる旧復元で、レトロなビジュアルとなっている。
目がメタリック調の金でカッコいいぞよ。

この弾は恐竜博合わせで春発売だけど、
7月にはラインナップ拡充の新弾「THE恐竜 6大恐竜大進撃」も登場している。
ペース早くない!?

やはり夏と言えば恐竜ですからね〜。
ちなみにスピノやアンキロは7月弾に含まれていない為、ここで入手しなければ手に入らないぞよ。

もっとも、待っていればそのうち再録されると思われるので、そんなに焦る必要も無いかもしれないが・・・。

ガチャアクションの名は伊達じゃない!?
こちらのスピノは口、首、腕、足、尾の2か所がロール可動します。

シンプル可動と侮るなかれ、結構色々なポーズがとれるぞよ。

ある意味可動箇所数ではアニアを越えていると言えなくもない。

そんな本家タカラトミーのジュラワアニアと比べてもこのサイズ感!
前述の通り、こちらのスピノサウルスは旧復元・・・と言うよりは、ジュラパ3の映画怪獣スピノの姿をモチーフとしている。

アニアのメインラインには古生物版スピノサウルスもラインナップされており、こちらは新復元に近い姿ぞよ。
(厳密にいえば尾がやや古い)
スピノサウルスはオリジナルの標本が戦争で失われてしまった為、長らく謎めいた存在とされたが、
近年では新たな化石や近縁種の情報から、真実の姿が明らかになってきている。
今回のガチャ版は、そんな恐竜復元の歴史は一先ず脇に置いて、
おろかなにんげんどもが大好きな映画怪獣の姿をフィーチャーしたレトロ感あふれる一品だ。
ま、この辺は意外とちびっ子の方が詳しかったりするから、このガチャを引いた幼児たちも
「ほう、これはこれで・・・」などと思っている事でしょう!

タカラトミーは意外といろんなスピノサウルスの玩具を出しているぞよ!
君もガチャコーナーで旧スピノをゲットして、私設恐竜博物館の仲間に加えよう!!
あ、あとタカトミかタカトミアーツ、どっちでも良いけど〜
イモリ尾の新スピノもそろそろ出して欲しいぞよよ〜!!


ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」はタカトミ恐竜を(勝手に)応援しています!!




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■タカラトミーアーツ 危険生物大百科接近注意報 デンキウナギ

タカラトミーアーツより、2023年1月発売の一回300円ガチャ。
危険生物大百科の第8弾となります。

タイトルとミニブックには表記が無いのですが、ガチャ台紙には「あそべる生物フィギュアシリーズ」のロゴがついています。
「あそべる〜」の中の「危険生物大百科」シリーズと言う事ぞよね!
8弾も続くとは大人気シリーズと言って良いだろう。
本弾は「接近注意報」と題し、メインとなる「トラ A」 、「トラ B」 に加えて、「ハブクラゲ」と 「デンキウナギ」をラインナップ!
今回も珍しい生き物が入っていますよ〜。

でたぞ!
デンキウナギ!!
一番欲しかった奴だからアタリぞよーっ!!

今回のラインナップは全て新規造形かな。
まさかデンキウナギが可動フィギュアになるとはね・・・。

南米に生息するデンキウナギは、体内に発電器官を持つ事で知られているぞよ。
レーダーの役割を持つと言われる小発電器官からは20〜30ボルト、
大発電器官からは370〜550ボルトもの電気ショックを放ち、魚などを感電させて捕らえると言う!!
この放電はデンキウナギに触れた時に放たれるので、
川を渡っている時にうっかり踏みつけたりすると、おろかなにんげんどもでも電気ショックを喰らう事があると言う!!
南米で川遊びをする際はご注意ください・・・。

そんなデンキウナギ、実は放電の際に自身もちょっぴり感電しているのは有名な話。
でっぷりと太った脂肪組織が絶縁体の役割を果たす為、自滅感電死する事は無いと言う・・・。
自然の生き物は良く出来ているぞよね〜。
ちなみにウナギとついているけど、ギュムノートゥス科・デンキウナギ属というまた別の生き物ぞよ。

こちらはそんな みず・でんきタイプの不思議生物、デンキウナギをモチーフにしたガチャフィギュア。
顔がほんのりオレンジなとことか、特徴をよく捉えているぞよ!

なんかヘビみたいだけど、良く見るとちゃんと小さな前ヒレが再現されている。
体長1〜1.5メートルに対し、このヒレまでの前半部分に内臓が詰まっており、
ヒレの下に肛門が位置。
尾の部分は全て筋肉からなる発電器官と言うから不思議な構造だ。
外敵に接触して興奮すると、細胞の一方の壁から細胞内にナトリウムイオンを取り込み、プラスの電気を発生。
壁の外側がマイナス、内側がプラスと交互に並ぶ事で、電池の直列繋ぎのように高い電圧を起こすぞよ!!

あそべる生物フィギュアシリーズと言う事で、アクションギミック搭載。
ボディが節ごとにスイングする他、口も開閉可能。

いけ、デンキウナギッ!!
でんきショックだっ!!

ビリリリリッ!!
体内電気と侮るなかれ・・・その一撃は馬をも撃退すると言うッ!!
しかし電気ショックを放ったあとのデンキウナギは疲労困憊になってしまう為、
水面を叩いて驚かせわざと放電させると、あっさり捕らえられるらしいぞよ・・・。
おろかなにんげんどもも南米の川で食うものに困った際はお試しください。

不思議生物大集合のあそべる生物フィギュアシリーズ!
デンキウナギのアクションフィギュアが手に入るのはここだけ!?
おすすめぞよ〜。



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■バンダイ いきもの大図鑑 あり パラポネラ

バンダイより、2022年12月第4週発売の一回500円ガチャ。
大人気「いきもの大図鑑」シリーズより、ラインナップ全てがアリさんというハズレ無しガチャとなっています!

ラインナップはパラポネラ、クロオオアリ、ムネアカオオアリの全3種。
2022年発売ですが、これはとても人気があってあっと言う間の売り切れ。
わたくしは2023年の4月頃に補充されているのを見つけてゲットできたぞよ。
いきもの大図鑑って時々サイレント再販があるみたいぞよね〜。

いつものバラバラ死体感・・・。
今回は繊細なパーツが多い為か、足が半組み立て済みとなっており親切です。

パーツを本体に組みつけて完成したこちらは・・・おっ!!
1.パラポネラ
ぞよーっ!!

日本ではサシハリアリとも呼ばれる大型アリ!
なんと働きアリは最大30mmにもなるという、アリとしてはかなり大きいサイズぞよね!
中米から南米の森林地帯に生息し、樹の根元に巣を作って数百から千匹程の仲間で共に暮らすと言うが、
最大の特徴はその名の通りお尻から飛び出す毒針ぞよ!
なんと刺された時の痛みはハチ・アリの中で最も強烈であると言われ、
ブラジルのサテレ=マウェ族などはこのパラポネラを手袋にぎっしり詰め、手を入れて10分間耐えられた者に
戦士の称号を与える、通過儀礼に用いるという!!

そんな猛毒の巨大アリ・パラポネラを、このいきもの大図鑑では全長約120mmに拡大!
最大種とは言えほんの小さなアリは3Dスキャンがきかないため、より精細なCTスキャンを用いデジタルデータ化!
部位に合わせてABS、PP、POM、PVC素材を使い分け、
28か所可動の本格可動フィギュアに仕上げていると言うから、
およそ500円ガチャとは思えない仕上がりぞよ!!

黒一色と思いきや、ボディには茶色で濃淡がつけられ、
ディテールも詰まっているから情報量が多く見栄えが良いですよ〜。


公式ページでは製品に使われたCTスキャンモデルも3Dビューで見る事が出来る。
ラインナップ中、このパラポネラはサイズが一回り大きい専用造形の為、アタリ枠と言って良いだろう!!

この商品、海洋堂の「リボジオ クロオオアリ」にぶつけてきた事は明らかぞよね。
バンダイはよく他社製品に類似品をぶつけて、つぶしにかかる事があるぞよ。
(それがたまたま時流に乗っただけなのか故意なのかはともかく・・・ユーザーにはそう見える)
海洋堂のリボジオは企画・原型発表後なかなか発売されないまま、2023年4月に1万円でリリース。
一方結果的に発売が先んじたこちらはまさかの500円でこのクオリティ・・・!
バンダぁィ・・・とんでもないことをするぞよねぇ・・・!?
今気づいたけど、わたくしが4月に買えたのって、やっぱりリボジオに合わせた再販だったのかも。

お腹側。
各部可動の本格アクションフィギュアとなっています。

進軍せよ、パラポネラ!!
特徴的な大顎も開閉可能!

ミニフィギュアと組み合わせて敵モンスターに見立てても良い造形だ。

更に、パラポネラだけのギミック!
お尻から毒針が飛び出る!!
お腹を丸める事で攻撃形態もとる事が出来るぞ!!

パラポネラの毒針に刺されると、銃で撃たれた様な衝撃が走る事から、
英語では「Bullet ant」と呼ばれ、たいそう恐れられているそうです。

ただでさえ巨大なパラポネラが全長12cmのビッグサイズに!!
こんなのに刺されたらおろかなにんげんどもなどひとたまりもないぞよーっ!!

おめめが大きいので、ちょっと可愛いですけどね。
パラポネラはペットとしても流通しており、新女王からなる巣ごと売られているけど、
大体10万円前後からのお値段でかなり高級なアリさんのようです。
それがこのいきもの大図鑑では500円の拡大版で手に入ってしまう!!
こんな事があって良いぞよか・・・!?

バンダイが放つ衝撃のリアル昆虫!
最早生き物ガチャ市場はバンダイが支配しつつあると言っても差し支えないでしょう・・・。


今、いきものガチャが熱いッ!!「ばらむツ」はいきもの大図鑑を(勝手に)応援しています!!




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