↓
■ガチャガチャ系、摘んだもの紹介 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 絶滅生物のなぞ マンモス(氷河イメージ) 2022年1月発売の一回300円ガチャ「絶滅生物のなぞ」より、 マンモス氷河イメージを新たに紹介ぞよ・・・! こちらは全4種「マンモス」、「マンモス(氷河イメージ)」、「サーベルタイガー」、「ジャイアントモア」のうち、 過去にジャイアントモアも紹介済みなのでそちらも参照のことぞ。 というワケで本シリーズのメインラインナップであるマンモスのうち、こちらは氷河カラーとなっている。 通常カラーは茶の体色に濃いグラデ塗装が施されているものが、 こちらは白のグラデ塗装で体毛に雪を積もらせる様を表現しているぞよ。 現生生物は極めてリアルな造形で登場する傾向にあるタカラトミーアーツの「あそべる生物フィギュアシリーズ」であるが、 不思議と恐竜を初めとする古生物はゆるかわ造形である事が多い。 このマンモスさんもポイントは押さえつつも実に緩い造形ぞよ。 モチーフはマンモスの代表格・ケナガマンモスでしょうか。 ユーラシア大陸に広く分布した中型のマンモスで、日本では北海道にも生息したと言うが、 今から約1万年前に気候の温暖化によって植生の変化が起きると、 食べ物がなくなり大型哺乳類の大量絶滅が発生。 マンモスもこの大異変に適応できず殆どの個体群が死に絶えたとされるぞよ。 一方、ごく限られた環境で生き残った個体群も僅かにいたとされている。 しかしそれもシベリアでは9650年前に姿を消し、アラスカのセントポール島では紀元前3600年ごろに絶滅。 そしてウランゲリ島に生き残っていた個体群が紀元前2000年ごろに姿を消すと、 地球上からマンモスの姿は全て消えてしまったのだ。 マンモスの絶滅は長い時をかけてゆるやかに起こったと言う事ぞよね! ほんの数千年前までこの様な古生物が地球に生き残っていたとは、なんともロマンを感じる話ぞよ。 そんなマンモスを遺伝子操作で復活させる・・・! このようなセンセーショナルなニュースは度々インターネットを騒がせるが・・・ 今まで一度も復活した事ないぞよね!? マンモスを復活させる大きな手段としては二通り考えられ、 一つは顕微授精技術を用い、永久凍土から発掘されたマンモスの精子を、現生のゾウの卵子に受精させると言うもの。 これが上手く誕生すれば、50%雑種のマンモスが出来上がる。 そこで雌が生まれたなら、再び卵子にマンモスの精子を顕微授精させ、75%のマンモスを誕生させ・・・ これを繰り返す事でほぼ100%に近いマンモス的動物が誕生するはずだ・・・! という理屈ですが・・・かなり長い年月が必要で様々な問題点がある方法だ。 もう一つは、体細胞クローン技術を利用してマンモスを生み出すと言うもの。 やはり永久凍土から発掘した凍結死体を用い、保存状態の良いDNAを取り出して、体細胞クローン技術により胚を発生させ、 これを現生のゾウの子宮に移植する事で1世代でほぼ100%マンモスを復活させる・・・というもの。 どちらかと言うとこちらの手段の方が現実的に考えられているみたいぞよね。 シベリアの永久凍土では今尚マンモスやケブカサイなどの古生物が当時の姿のまま眠っていると考えられており、 実際凍土の溶けだす夏場には古生物遺体がしばしば発見される事がある。 過去には発掘された遺体からDNAの採取が試みられているが・・・ この2024年にもマンモスが復活したと言う話は聞こえないから、 現実的には実用に耐えうる保存状態の良いDNAと言うのはなかなか見つからないのだろう。 そんな中、日本の近畿大学を中心に、ロシアらと共同で進めるマンモス復活プロジェクトチームは、 シベリアの永久凍土で2万8千年間の眠りについていた 「Yuka」とニックネームのつけられたマンモス遺体から採取した筋肉組織等から細胞核の回収に成功。 その一部がマウス卵子の中で新たな細胞核を形成し始める様の観察に成功したと言う・・・! しかし、これですぐにマンモスが復活すると言うワケではない。 ここでもやはり、DNAの損傷が大きな壁となっているのだ。 どうやら永久凍土のマンモス遺体から細胞を復活させる事は出来そうだが、 壊れたDNAを修復し、現生のゾウに子供を産ませる段階へ進むにはまだまだ長い道のりが続くみたいぞよ。 そしてまた、そもそもこの方法で誕生した動物はマンモス的形質を備えたゾウなんじゃないの・・・!? という根本的な疑問も付きまとうぞよ。 このように厳密には古生物じゃないけど、 失われたその遺伝子を受け継がせて作られた生き物を代理種(プロキシ種)と呼ぶのである。 あそべる生物フィギュアは一部可動のアクションフィギュア! こちらのマンモスさんは頭、鼻、足がそれぞれ可動します。 現生のゾウは側対歩という歩き方を取るぞよ。 これは左前〜左後、右前〜右後、と 同じ側の前後の肢をそれぞれ1組ずつ地面に着いたり離したりする歩き方で、 キリンやゾウ、ラクダなど体の大きな動物に見られる、揺れの少ない安定した歩行なのだ。 ゾウ亜科に含まれるマンモスもまた、恐らくこの側対歩をしていたと考えられるんじゃないぞよかな? 最小可動だが結構表情を変えられる。 アフリカゾウの爪は前4本、後ろ3本、アジアゾウは前5本、後ろ4本と決まっているが、 マンモスも前5本、後ろ4本となる。 このフィギュアは爪の数も正確に再現されているぞよね。 このような特徴からもわかるように、 マンモスは同じゾウ科の中でもアフリカゾウでなく、現生のアジアゾウに近縁と考えられるのだ。 マンモスと言えばやはり大きな牙が最も目を引く特徴だが、 その秘密は太く逞しい足にあるのかもしれないぞよ・・・!! 本家アニアでも絶滅種になってしまったマンモス・・・わたくしもすっかり買いそびれたが、 アニメ「アニアキングダム」で氷河戦士のリーダー「マンモース」としてネームドキャラになった為、カラバリを入手する事が出来た。 生物としてのマンモスについてはこちらのマンモースレビューも参照のことぞ! ほか、カプセルアニアの古生物編では毎回マンモスこどもがラインナップされているので、 本商品と並べて遊ぶのにも丁度良いぞよ。 アニアでは勿論現生のアジアゾウもラインナップされている。 近縁種として並べて特徴を比べてみよう・・・!! 過去に紹介した同弾ジャイアントモアと並べてシメ! ほんの300円でアニア級のサイズ感の動物フィギュアが手に入る「あそべる生物フィギュア」シリーズ。 リアル造形も勿論良いが、時にはこんなゆるかわ造形弾も楽しいものぞ! ゆるかわおまんもすも活躍中! 「ばらむツ」もよろしくね! :このリンクを踏んでamazonでなにかポチると、報酬がこのサイトのサーバー代などに充てられわたくしが助かるぞよ ・「アニアキングダム マンモース (マンモス)」 ・「ケナガマンモス ビニールモデル」 ▲TOP |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた07 ミヤマクワガタ(改) / ゼブラノコギリクワガタ(改) バンダイより、2024年1月第4週登場の一回500円ガチャ。 大人気クワガタシリーズの第7弾で、ラインナップは ウエストウッディオオシカクワガタ、エラフスホソアカクワガタ(メタリックグリーン)/(銅色)、 そして改修再登場となるミヤマクワガタ(改)、ゼブラノコギリクワガタ(改)の全5種ぞよ! ラインナップ全てクワガタでハズレ無し! 今回はエラフスホソアカクワガタが大きくメタリック塗装が豪華でアタリ枠だが・・・ ま、個人的には何が当たっても良い感じだ! という事で2回ほど回してみたので紹介しましょう!! まずはこちら! 「ミヤマクワガタ(改)」! ミヤマクワガタは同シリーズの「くわがた02」に収録済みでしたが、 今回は大顎が大きい個体を元にCTスキャンし、更に正確さを増した改修版! 彩色も本物標本そっくりに近づいたと言う事で質感など非常にリアルな塩梅ぞよ。 頭部に冠状の耳状突起を持つこのクワガタはほぼ日本全土に分布する種で、 ノコギリクワガタと共に古くから親しまれてきたクワガタムシの代表格ぞよ! 「ミヤマ」とは深山を意味し、その名の通り標高の高い山奥の涼しい環境に住まう。 幼虫は白色腐朽菌によって腐葉土状になった土中や朽木に住まい、それを餌として過ごし、 冬を越した幼虫はやがて地中で蛹の姿となり、秋に羽化すると蛹室内で越冬し、翌年夏に成虫として現れるぞよ。 成虫はクヌギを主に、各種広葉樹の樹液に集まりこれを舐めるが、 幼虫で1〜2年過ごすのに対し、成虫の活動時間はほんの短い一か月程度。 この間に交尾の相手を探し繁殖を終えると、役目を終えた成虫は寿命を全うし死んでゆくぞよ・・・。 ミヤマクワガタは全身に金色の産毛を備える事が大きな特徴の一つであるが・・・そこは500円ガチャ、 流石に毛は再現できなかったようでオミットされているぞよ。 しかし表面のツブツブしたディテールなど実にホンモノ感に溢れており、情報量が多く見えるのが嬉しい。 ミヤマクワガタの全身の毛は時間が経つにつれて抜け落ちてゆくと言う。 そしてまた、山奥を濡らす霧や雨で湿ると黒く見えるともされている。 これはほんの短い寿命を乗り越え長く生きた不思議な老齢個体・・・ それが朝露の中をゆく姿と考えられなくもないぞよね! 全体にグラデ塗装が美しく、前翅がぴたっと閉じたフォルムもカッコイイ・・・が! それもそのはず、いきもの大図鑑甲虫シリーズはこの「くわがた07」から前翅・腹部可動が削られ、 半固定フィギュアとなってしまったのだ! 500円ガチャなのにCTスキャン造形かつフル可動で飛行形態に出来る事がウリの「いきもの大図鑑」だけに、 このコストカットはかなり痛いが・・・なんでも今後はアドバンス弾で豪華仕様を出してゆくらしいぞよよよよ・・・。 おしり。 遊びは削られてしまったが、CTスキャンで標本と見紛うクオリティを出してくるのはバンダイだけのアドバンテージ。 生き物ガチャの天下は当分奪われまい・・・。 これまでは前翅がぱかぱかしてしまったが、本商品は固定となりシルエットがカチっと決まって美しいとも言えるぞよね。 自然界では22.9mm程度のごく小さなミヤマクワガタのオスも見られるが、 これは貧弱な姿をする代わりに飛ぶのが得意でちょこまかと元気ぞよ。 一方、60mmくらいの大型個体になってくると体格も立派になって、 冠が映える本商品のような美しいミヤマクワガタの姿になってくる。 かつて飼育下では大型個体を得る事は難しいとされていたミヤマクワガタだったが、 メスが25度以下でないと産卵しない事が明らかにされると飼育方法が確立され、 野外で採集された最大サイズ78.6mmに匹敵する超大型も生み出されるようになったという。 本商品は可動12か所の約105mmサイズで立体化されており、1/1とするにはやや大きいが、 夢の超特大サイズとして手のひらに乗せて愛でるのもまた楽しいもんぞ。 お腹側は未塗装であっさりめ。 本物は黒に赤茶の模様が浮かぶ脚も成型色一色なのでちょっと淡白ぞよ。 突き詰めれば突き詰める程欲が出る生き物フィギュア・・・ 何れアドバンス弾でおろかなにんげんどもの度肝を抜くリアルバージョンを出す気なのだろうか・・・? 今後の展開にも期待大だ! 可動が減ったとは言えまだまだ遊べるいきもの大図鑑! 特徴的な大顎は勿論開閉するほか、触覚や頭部、胸部など全12か所で可動し表情をつける事が可能!! この大顎は敵を挟み、時に両断する恐ろしい武器ぞ! またメスは小さいながらもより鋭い顎を持ち、樹皮を傷つけ樹液を得るのにも役立てると言う。 こんな感じでむにゅむにゅとポイント可動するぞよ。 標本風に飾るよりも、本物の樹の上やリアルジオラマに乗せて生体イメージで飾ると映えるフィギュアとなっております。 なんともつぶらな可愛いおめめよ! よりリアルにリメイクされたミヤマクワガタ、「改」の名は伊達じゃないと言う事か・・・!! 続いて2個目。 おっとっと、また茶色の小カプセルが出たが中身は・・・? ゼブラノコギリクワガタ(改)だ! こちらもリメイクとなり、「くわがた01」に収録されたものからアップデート。 01では共通パーツでバランスを欠いていたボディが専用の小型パーツとなったことをはじめ、 お馴染み株式会社JMCによるCTスキャンで全体に極めて正確な造形の再フィギュア化となった。 また、本弾の彩色監修はこちらもシリーズでお馴染み、三浦二郎氏が手掛けている。 ミャンマー、マレー半島、インドネシア他に分布する、世界で最も美しいクワガタの一つがこのゼブラノコギリクワガタぞよ! クワガタの特徴である大顎はやや小柄であるものの、 胸部と前翅にくっきりと浮かぶ縦じま模様が美しく、まるでシマウマのようである事からこの名がついたという! このような稀な希虫はさぞ高価なのだろうと思いきや、野外品が普通に入ってくる他、飼育方法も確立され比較的容易という事で、 普通に数千円で売っていたりする衝撃・・・っ!! 成虫の寿命も半年以上と長生きなので、ペットとしても親しまれている種ぞよ。 ミャンマー南東部、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、フィリピンのパラワン島などで見られる原名亜種の「ゼブラ」、 フィリピンのミンダナオ島、サマール島で見られ、複眼下の膨らみや細い前胸が特徴とされる「レダエ」、 フィリピンのルソン島で見られ、頭部が大きく、顎の付け根の内歯がなく、前胸後方が広く膨らむ「ルソンエンシス」、 インドネシア・ジャワ島で見られ、大きな頭部と短く歪曲した顎が特徴の「ノブユキ」の4亜種が知られているぞよ。 このうちルソン島のルソンエンシスが最大種であると言い、つやつやと光沢も美しいとされている。 この玩具がどの亜種をモチーフとしているかは・・・公式に記載がないのでここでは言及しない。 と言うかわたくしにはさっぱり違いがわからない・・・! ゼブラノコギリクワガタはオスで21〜60mm、クワガタとしては中型の部類。 本商品は全長約95mmの立体化なのでかなりオーバースケールだ。 胸部と前翅に再現された模様は単色でなくグラデーションを帯びてくっきりと美しい。 再現度で言えば・・・本物はもっと複雑な光沢と深みを持つように思われるが、 500円ガチャである事を考えれば十分すぎるクオリティだ。 おっと、おしりから何かはみ出ているが・・・!? トップ。 ざらざらのディテール感が実にホンモノっぽく好ましい。 実物のゼブラノコギリクワガタは足も茶色みを帯びているが、本商品は未塗装。 まだまだ再現度アップの余地は残されているといったところぞよか・・・! お腹側も未塗装で淡白だ。 本物のお腹もつやつやつるんとしてこんなもんかも。 本商品は約17か所可動の本格アクションフィギュア! 大顎の開閉は勿論、細かな触覚に至るまで表情をつける事が出来るぞよ!! そう、17か所・・・! なぜかこの弾、ゼブラノコギリクワガタだけ前翅と腹部の可動が残っているのです。 もしかしたら原型が開発の早い段階で出来ていたのかもね。 この様に腹部が別パーツ化されており・・・、 うにうにと動く! このきもかわいさこそ生き物大図鑑最大の目玉・・・っ!! 2024年の甲虫シリーズからこの可動が削られてしまったのは非常に残念な事です・・・! 後翅ジョイント穴も設けられているので、別売りスタンドセットに付属する後翅を装着して飛行形態に変形も可能!! 最も似合うのは塗装済み中後翅だろうが、未所持なので大後翅で代用だ。 オーバースケールの後翅を装着したスーパーゼブラノコギリクワガタ!! 飛翔能力アップぞよ!! 不思議な模様を持つクワガタの宝石めいた輝きは玩具でも健在! ゼブラノコギリクワガタは史上最も美しいノコギリクワガタなのです・・・! 激闘・クワガタバトル!! 一部可動と飛行形態がオミットされたとはいえ、別売り専用スタンドは使用可能なので、 この様にバトル構図で支えて展示なども出来るぞよ。 もともとはカプセル台座と後翅もセットのオールインワンパッケージだったものが、 台座が削られ後翅が削られ、いよいよ可動域も少なくなり、シリーズは縮小されるばかり・・・。 別売り後翅&スタンドセットのような拡張要素も仕様と合致しなくなったので 本格的に半固定フィギュアへ仕切り直しとなりそうぞよ。 それでも500円でCTスキャン物が手に入るとなれば、まだまだアドバンテージは高く、 甲虫ガチャフィギュアのバンダイ天下は続きそうだ。 いきもの大図鑑「くわがた07」より、ミヤマクワガタ&ゼブラノコギリクワガタでした! どちらも本物と見紛う生体風フィギュア、ギミックは一部オミットされたがかなり本格的な仕上がりである事は間違いない!! おろかなにんげんどもも、500円を握り締め、ガチャ売り場へ急げッ!! :このリンクを踏んで玩具や日用品をポチるとこのサイトのサーバー代の足しになるのでよろしくおねがいしますぞよ。 ・「カロラータ クワガタムシ フィギュア 立体図鑑」 ・「「いきもの大図鑑」の大図鑑」 ▲TOP |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲TOP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ |