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▼生き物ガチャ・ミニフィギュア レビュー

  •  ■あそべる生物フィギュアシリーズ/カプセルアニア他コンプした弾レビュー

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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 奇妙ないきもの博物誌 第2頁

タカラトミーアーツより、2023年11月発売の一回300円ガチャ!
「あそべる生物フィギュアシリーズ」のうち、2023年5月に発売された「奇妙ないきもの博物誌」の第二弾となるぞよ!

第一弾はカメレオンとタコがラインナップされていましたが、第2頁(ページ)と題する本弾は選りすぐりの不思議生物
「ハシビロコウ A」 、「ハシビロコウ B」、 「ノミ」、 「ハエトリグサ&アマガエル」の全4種をラインナップ!
このシリーズはとにかく共通点も何もない奇妙な生き物達を混ぜこぜ特集する弾みたいぞよね〜。
今回も全て新規造形フィギュアとなります。

まずは台紙で大きく扱われているハシビロコウを見ていこう!
←「ハシビロコウ A」  / 「ハシビロコウ B」→
今回も2カラーラインナップでAが重塗装版、Bが廉価版となっているぞよ。

こちらのAカラーは大当たり枠で彩色が非常に凝っている!
やや青みがかった体色に、襟元、クチバシ、羽に追加プリントが施されており、
300円とは思えぬ本格フィギュアの仕上がりには驚かされる!
2023年も終わりに近づいた11月に物凄い奴が出てしまったぞよーっ!!

続いてこちらはBカラー。
体色はグレーでクチバシの彩度が低いぞよ。
全体にプリントが省略された廉価版と言った仕様だが・・・それでもグラデ塗装など丁寧に施されており、
言われなければ省略版と気付かない情報量を持っている!
どっちが当たってもハズレ感ないのが嬉しいぞよね!

アフリカ東部から中央部の湿地帯に生息する奇妙なシルエットの動かない鳥、ハシビロコウ!
全高は1.2メートル、翼長2.5メートル、光を受けて青みがかった色を見せる羽根を持つこの鳥は、
コウノトリやサギ、ペリカンの特徴を併せ持つ姿をしているが、この一種でハシビロコウ科ハシビロコウ属を成す珍しい鳥ぞよ!
しかし分類には諸説あって、DNA分析によればペリカン類に近い事が判明しつつあるようだ。
野生化ではカミガヤツリと言う植物の近くで暮らしており、これは所謂パピルス紙の原料ともなる草ぞよ。
ハシビロコウはこのカミガヤツリを含む多様な植物の生える湿地が大好きで、
普段青々と茂った草に囲まれ一人で暮らし、湿地や草原にぼんやりと立っている・・・と思いきや、その眼光は鋭く獲物を狙っている!
ハシビロコウが動かぬのは、肺魚や蛙、ナマズにナイルオオトカゲ、ワニの子供などなど、
湿地に住まう生き物が通りかかるのを待っているのである!
この様な哀れな生き物が彫像のように息をひそめたハシビロコウの前を横切ると、
すかさず首をにゅっと伸ばし捕獲、クチバシで獲物をばりばりと粉砕し、肺魚などはそのままつるんと丸呑みにしてしまうのだ!!

ハシビロコウと言えばそのユーモラスな姿とじっと動かない生態から、キャラクター的な人気も高いぞよね!
この日本へは1973年に研究目的でやってきたと言われており、
この個体はビルと名付けられ後に伊豆シャボテン公園に移されると、2020年まで飼育され、推定年齢50歳以上とも言われた!
上野動物園では2002年から飼育展示されており、各地の動物園でも見られ、人気者となっているのだ。

ぽけーっと突っ立っているかに見えるハシビロコウだが、
地の性格は案外攻撃的で、飼育下で複数個体をまとめておくと激しい喧嘩をすると言う。

飼育個体は野生の雛を攫ってきて育てているもので、どうやら正常な刷り込みが為されておらず、
自分をおろかなにんげんどもと勘違いしているようなのだ!
幼い頃から人間と深く関わり、鳥でなく人間を繁殖対象と刷り込まれている為、飼育下で雌雄が仲良くなることは稀で、
飼育下の繁殖成功はベルギーとアメリカの2例のみ!
2022年からは日本でも飼育下繁殖が試みられていると言うが・・・
現在ハシビロコウはワシントン条約で取引が規制されており、
これが成功しないと動物園のハシビロコウは増える手段がないと言う訳なので、是非とも成功させて欲しいぞよね!?

そんなワケでハシビロコウの繁殖は極めて難しく、いつか動物園で見られなくなる未来がこないとも限らない!
おろかなにんげんどもにおかれましては、今のうちに見物しておくが良かろうなのだ!

本商品は全高11センチ以上の超ビッグサイズ!!
「あそべる〜」シリーズと言う事で首にロールポイントがあり、左右に頭を振る事ができるぞよ。

ハシビロコウは若い時は黄色い目をしているが、歳をとるにつれて青色の目に変化してゆく。
本商品ではくすんだ黄色って感じぞよね。
瞳にハイライトが入っており可愛い表情なのが丁寧仕上げで嬉しいのだ。

続いてこちらは〜、うげげーっ!
約6センチサイズの巨大な「ノミ」ぞよーっ!!

体長1ミリ〜9ミリ程、世界各地に分布し、
イヌネコから果てには人間をも吸血する代表的な寄生害虫として知られるノミは、ノミ目に属する昆虫ぞよ!

扁平で流線型の身体は宿主の体毛の中をするすると動く事に適しており、硬い体の表面には細かな感覚毛を持つ。
とにかく毛のいっぱい生えている哺乳類の身体の上でも行動できるように進化した結果、
翅は退化して無くなったが、後脚が極めて発達しており、その脚力は極めて高い!
体長の50倍の高さ(垂直に20センチ)、100倍の距離(水平に40センチ)をジャンプする事が出来ると言われ、
獲物の吐く二酸化炭素を頼りにぴょーんと飛び上がって寄生主にくっつくと、細長い口を皮膚に刺して思う存分吸血するのだ!
その慎重な吸血時間は10分以上に及ぶ事もあり、ごく小さな虫である為宿主は血を吸われている事に気づかず、
数日後に強烈なかゆみを感じて見ると、ノミの吸血跡をぽちぽちと発見・・・!なんて事もしばしばあるようだ。
時にこの吸血跡は水ぶくれになってしまい、大変な被害が出るそうです・・・絶対吸われたくないぞよーっ!!

ノミはオスもメスも吸血し、成虫は宿主に寄生してから8時間以内に吸血行動を行い、
その日のうちに交尾して48時間以内には産卵を開始、一日で20〜50個ほどの卵を産むと言う・・・。
ここから幼虫がかえって、6日程して蛹に変態すると1〜2週間(長くて200日とも)の期間を経て成虫となる。
成虫は2〜4週間も生きると言うから、これらがどんどこ卵を産んだら夥しい量になってしまう!!

この変態が厄介で、成虫を駆除しても、退治薬の利かない蛹が生き残っており、やがて成虫になって復活・・・!
という悲劇が起こり得る・・・一度ノミに寄生されたなら、根絶するのはかなり苦労するみたいぞよね!
ペットを飼っているおろかなにんげぇんっはよくよく注意していただきたいっ!!

そんなノミですから、古くから人間の傍にも存在し、多くの者どもがかゆみに苦しめられてきた、ある種馴染み深い昆虫でもあるからして、
その昔には「ノミのサーカス」という見世物もあったほどだ。
前述の通り、ノミは非常に脚力が高い為、体の何千倍もの大きさのある物をひっぱったりも出来る。
ノミを細い針金で首輪して、小さな車を引かせたり、ボールを蹴らせたり、
あるいは衣装を被せて躍らせたり・・・という極小のサーカス団が見世物として好評を博したのである!
なんだかおとぎ話のようなお話だが、実在した芸というから驚きだ。

ほかにもフリーマーケットを「蚤の市」なんて呼んだりもするぞよね。
ノミは人間と深く関わって来た奇妙な生き物なのだ!

そんなノミを、本商品は6センチに拡大し、ツヤテカのリアル造形で仕上げている・・・!
この艶々感につぶらなおめめ・・・キモカワぞよーっ!!

ノミと言えば発達した後脚・・・なのですが、そっちが動くんかい!
と言う事でなぜか前脚が可動する。
ぴょーんとジャンプ姿勢って事ぞよかね〜。

ノミは水に弱く、日本人はお風呂好きで清潔なのでノミに食われたと言う人はあまり見た事が無いが・・・
不潔にしていると寄ってくるかもしれないぞよっ!?
おろかなにんげぇん・・・お風呂、ちゃんと入ってますか〜!?
お、おいーっ!!
シャワーで済ませてるヤツはお風呂入ってるにカウントされないからなーっ!?
毎日湯船につかりなされっ!!

ラストはまさかの「ハエトリグサ&アマガエル」!!
なんと食虫植物からのラインナップぞよーっ!!

「あそべる〜」では2021年12月発売の「巨大花と食虫植物」でラフレシアとウツボカズラが発売されており、
食虫植物がラインナップされるのは初めてではない!
ともあれハエトリグサのアクションフィギュアとは珍しく、本弾の影の目玉とも言うべき一体となっているぞよ。

北アメリカの湿地に自生するハエトリグサはハエトリソウ、ハエジゴクなどとも呼ぶ代表的な食虫植物ぞよね!
無数の葉をロゼット状につけ、その先に捕虫葉と呼ばれる、二枚貝に棘の生えたような奇妙な器官を備えている、奇怪な植物ぞよ。
食虫植物と言えば、まるで怪獣のようにうねうねと動き獲物を積極的に捕らえ捕食する・・・というようなイメージがあるが、
これはアニメや漫画の中だけの創作ぞよ!
実際の食虫植物は自分からは動かず、甘い香りなどを発して虫を捕虫袋などに誘い込み、
閉じ込めて溶かしてしまう・・・などして虫の栄養を消化するのだ。
その中にあって、このハエトリグサは唯一積極的に虫を捕食する、と言えなくもない動作を見せる!
二枚貝の様な捕虫葉に虫がやってきて、感覚毛が虫によって曲がると、
葉の中にジャスモン酸グルコシドという物質と共に弱い電気が発生する。
この電気は細胞の中に蓄積され、短期間に二回分の電気が貯まると、葉がぱくっと閉じるのだ!
その様はまるで獲物に積極的に食らいつく怪物の様であると言う・・・!
もちろんハエトリグサは植物なので、獲物をむしゃむしゃ食べている訳ではない。
単純な電気信号の仕組みで虫を閉じ込めていると言う訳ぞよね。
ちなみに一回で閉じず接触が二回必要な仕組みは、雨などの自然現象で誤動作しない為であると言われているぞよ。
や〜、よくできているな〜。


「ハエトリグサ&アマガエル」って事でミニミニサイズのアマガエルが付属します!
ハエトリグサはその名の通りハエなどの小さな昆虫を捕食するが、それは単純な反射で捕えるだけで、獲物を選んだりはしないぞよ。
蛙やナメクジ、小さな動物など、感覚毛に二回触れたものはなんでも捕まえてしまうのだ!
ちなみにこの仕組みを発動するには大変エネルギーを消耗すると言われ、一枚の葉が捕らえる回数は4〜5回が限度。
そしてまた、ハエトリグサは植物なので、別に生き物を溶かして栄養を吸わずとも、
光合成で十分に生きていけるぞよっ!!
むしろ悪戯に葉のエネルギーを消耗したり、葉の中で獲物が腐ったりする事を繰り返すと当然悪影響があり、
株全体が疲れて枯れてしまうと言うから難儀である。
つまり、育てる場合は虫をやらない方が長持ちするのだ!
そう、ハエトリグサは実はポピュラーな植物で、その辺のお花屋さんでも普通に買う事ができるぞよ!
実を言えばわたくしも、幼少の頃に連れて行ってもらった植物園でハエトリグサの鉢を買ってもらった事がある!
暫くの間机の上に飾っていたが、やはり心の無垢な子供の事・・・どうしても葉の閉じる所が見たくなってしまうものぞ・・・。
わたくしは一日に何度も葉をつついて閉ざし、時間が経って開くとまたつつく・・・と言う事を繰り返した結果、
大事なハエトリグサを枯らしてしまったのでした・・・。

そんな幼少の切ない思い出が懐かしく思い出されるハエトリグサ。
本商品は「あそべる〜」シリーズなので・・・、

ぱくんっ!!
そう、当然捕虫葉が可動式だっ!!
一番大きい捕虫葉が開閉できるようになっており、この様にアマガエルを捕らえる事が可能となっている!!
いくら閉じても死ぬ事はない・・・あそび放題のハエトリグサという、夢のアイテムに仕上がっているぞよ!!

アマガエルは裏面もちゃんとディテールがあるぞよ。
ハエトリグサもグラデ塗装が施されており、結構リアルだ。

そしてベースには複数穴が設けられています。
付属の葉は3本だが、もう一つ持っていると合体し、葉を増やす事が出来ると言うワケぞ!
ハエトリグサは一株に4〜10数枚の葉を生やしている。
2つか・・・あるいはベースを改造して3つくらい合体させるとよりリアルなものが完成しそうだ。

ハエトリグサには葉の立ち上がったエレクタ型と、葉が放射状に広がるロゼット型がある。
本商品はもともとの原種と言われるロゼット型をモチーフとしているぞよ。
ベースは直径4センチ、もっとも大きい葉は6.5センチ程度、ミニアマガエルは2センチのサイズ感。
広げて飾ると結構なボリュームぞよね。

「あそべる生物フィギュアシリーズ」では「みずべのなかま」にもアマガエルがラインナップされましたね。
今回のミニミニサイズと並べるとこんな感じぞよ。

しかしこのシリーズ、毎度でかい・・・で、でかすぎる・・・っ!!
さらっと11センチと書いたがアニアのルッタと並べるとこのサイズ感だ!
や〜・・・これまで横に長い生き物は沢山いたが、縦にでかいのは珍しいぞよ。
もしかしたらハシビロコウはシリーズ最大全高かもしれない。

アニアの鳥類と並べてもこのサイズ感ッ!!
およそ300円とは思えぬクオリティぞよーっ!!

でーんっ!!
ノミも超巨大化しているぞ!
これは組み合わせ遊びが捗りそうな一体である。

カエルさん、あぶなーいっ!!

ぱくっ!!
ハエトリグサの中でまどろみの中に溶けゆくルッタ・・・。
君の勇気ある行動を、わたくし達は忘れないぞよーっ!!

ハシビロコウは上野動物園でも気軽に見る事が出来る。
アニアと組み合わせて上野動物園の仲間達を集めようッ!!

ハエトリグサは結構大きいのでこんな風にプレイセットの背景に混ぜて遊ぶのも楽しいぞよね。
巨大食虫植物の住まうジャングルの完成だっ!!
ラフレシアとウツボカズラも再販されないかな〜。

ででーんっ!!
ジャングルの奥地から巨大ノミ出現っ!!
極小の害虫が、人類に牙を剥く吸血怪獣と化したぞよーっ!!

共通点ナシ!?
とにかく奇妙な姿の生き物たちを集めた「奇妙ないきもの博物誌 第2頁」!!
これまた人気の出そうな弾ですよ〜。
驚きなのはとにかくデカイ!ハシビロコウ!
ほんと良く出来ていてボリューミーなので是非手に取って体感して欲しいアイテムぞよね〜。
おすすめぞ!

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・「ハエトリ草 造花

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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 世界釣大戦 モンスターフィッシュ なぞの怪魚をおえ!

タカトミアーツより2023年10月発売の1回300円ガチャ。
2021年6月の第一弾、2022年10月の第二弾「Different colors」に続く「世界釣大戦」の第三弾で、
今回は全て新規造形の全4種だ!

「あそべる〜」シリーズの中でも毎年1弾ずつ出ている人気カテゴリぞよ!
前二弾はアロワナ、リュウグウノツカイ、チョウチンアンコウ3種のカラバリでしたが、
今回は新たに「ムベンガ A/B(ゴライアスタイガーフィッシュ)」、「アリゲーターガー」、 「ウツボ」が仲間入り。

早速中身を見ていこう!
まずはこちら、「ムベンガ(ゴライアスタイガーフィッシュ)」!
筐体台紙にも大きく載っている本弾の主役で、AカラーとBカラーの2バリエーション収録となっている。
こちらのAカラーは豪華版で、メタリック調にグラデ彩色がとてもリアルで美しいぞよ。

そしてこちらはBカラー。
「あそべる生物フィギュアシリーズ」ではしばしばこの様にAとBの2種ラインナップされる事があり、
その場合Aカラーの方が彩色が豪華なアタリ枠となっている。
Bカラーはやや省略の見られる廉価版・コスト調整枠と言った趣ですが・・・
それでもメタリック塗装に複数色のグラデが施されており、ぜんぜんハズレ感が無いのは嬉しいぞよね!

旧約聖書に語られる巨人の名を与えられたヒドロキヌス・ゴリアテ・・・
通称ゴライアス・タイガーフィッシュ、あるいはムベンガはアフリカのコンゴ川水系に生息する体長1.5メートルともなる巨大肉食魚である!
コンゴ共和国と言えばあの美しいオカピちゃんの住まい、伝説のUMAモケーレ・ムベンベの潜むテレ湖を有する秘境ではないか!
テレ湖は水深1メートル程度と極めて浅い水溜まりなので巨大生物が棲んでいると言うのは全くのデタラメであろうが・・・
コンゴ川はアフリカ大陸二番目の大きさを誇る大河である!
そこに住まうムベンガは巨大かつ極めて攻撃的で、鋭い歯でなんでも食いちぎる凶悪怪魚なのだ!
まさに生きた怪獣と言える生物だろう・・・!

コンゴ川の豊かでワイルドな生態系を生き抜くためモンスター化したムベンガ、
口にはいるものは何でも食いちぎってしまう為、人間が襲われたと言う例は枚挙にいとまがない!
ムベンガは体内でステロイドホルモンを作り出し、これによって強靭な肉体へと進化を遂げたと言われているぞよ・・・
向き出しの鋭い牙に襲われたなら、指の一本や二本食いちぎられる事は覚悟しなくてはならないだろう・・・っ!!

そんな恐ろしい怪魚ですが、こんなにむちむちなのだから可食部もさぞ多く、美味いに違いない!
当然コンゴでは食用としても大人気と言うからおろかなにんげんどもも逞しい事です。
そしてまた、ムベンガはとても格好良い為ペットとしても大人気で、なんとこの日本でも飼う事ができる!
この様な殺人魚が野放し状態と言うのは驚くべき事ぞ・・・!
ペットとして流通しているムベンガを見るとなんだか貧相な銀色の魚と言った感じだが・・・
条件が揃えば1.5メートル・・・一説によれば2メートルにも成長してしまうと言う化け物スペック!
飼いきれなくなったペットムベンガが日本の川に放流され、
人知れず巨大化しおろかなにんげんどもを襲うようになるのも時間の問題かもしれないぞよ・・・っ!!

そんな恐るべき怪魚・ムベンガを本商品では約10.5センチで立体化!
台紙には10.5とあるけど測ると11センチくらいあってめちゃでかいぞよーっ!!
全体にむちむちしており、これはペットのムベンガでなくコンゴで巨大化した真・ムベンガの姿に違いあるまい!!

彩色が非常にリアル。
特にAカラーは重塗装版で大変豪華だ。

鱗の造形が実にお魚っぽくて良いぞよーっ!!

「あそべる〜」シリーズの真骨頂・可動ギミック!
ムベンガは口が開閉する他、尾先が左右にスイング可能!

この開閉ギミックがまた凝っていて、上顎と下顎に連動ギミックがあり、上下にくわっと開くのです!
この上顎が上に大きく開くのが実にムベンガっぽく、通な造形とギミックと言えるだろう!

凶悪怪魚出現ッ!!
この鋭い牙は5〜6か月周期で定期的に生え変わり、常に鋭い状態を保つと言う・・・!
まさに食うためだけに生まれてきたモンスターフィッシュだ!!

ダブルカラーで収録のムベンガ、豪華なAカラーは勿論、Bカラーも決してハズレと言う感はなく、
なんならくすんだシルバーの体色は実物に近くも見える。
どっちが当たっても嬉しいカラバリぞよね!

続いてこちらも大きな「アリゲーターガー」ぞよ!

現生では七つの種が認められるガー目の魚の中でも最も巨大な最大種がこのアリゲーターガーぞよ!
その体長は最大で3メートル、体重は140キロにもなると言われ、力自慢の人間でもとても抱える事が出来ない超巨大な肉食魚!
通常は大河や湖に住まう淡水生の硬鱗魚だが、一部の個体群は海にも分布していると言うから珍しい。
口内にぎっしり並んだ歯と、ワニのようなシルエットからアリゲーターの名が与えられたのだ。
こちらも彩色が綺麗で、グラデ塗装に斑点模様がプリントされていて凝っているぞよ。

一見すると獰猛な恐ろしい姿をしているが、ムベンガと異なり人間を襲う事はまずないと言われているぞよ。
アリゲーターガーは魚や水鳥、亀など目に付いたものはなんでも食べるが、この時獲物を丸呑みにして食べる為、
口にすっぽりと入らないおろかなにんげんどもを襲う理由がないと言う事なのです。
なんでもアリゲーターガーは寿命がとても長いことでも知られ、野生下では50〜70年も生きると言うから長寿ぞよ。

ジュラ紀から白亜紀の恐竜時代にはこの様なガーの祖先は世界中に生息したが、今では北アメリカと中央アメリカにのみ生き残っている。
ところが、この様な格好良いガーはかつてペットとしても人気だった為、飼いきれなくなったものが放流され、
日本の川や海で見られるようになってしまったと言うからおろかなにんげんどもは罪深いぞよ!
今では立派なひきこもりへと成長したわたくしも幼少期は野を駆けまわり、近所の用水路でナマズやらフナやらを釣って遊ぶ事があった。
実を言えばこのわたくしも、そんな馴染みの釣り場でガーの類を見た事があるぞよ!!
それは水面を見下ろしてはっきりと目視出来るほど大きく、やはり元は誰かのペットだったものだろう・・・。
ガーの類は肺を二つ持っており、片方を浮袋にし、もう片方で呼吸する事が出来る。
ガーはエラ呼吸の他に、口から空気を取り込んで肺呼吸も出来ると言う訳ぞよね。
わたくしが見たガーは水面近くをじっとしている事が多かったので、多分呼吸しに水面に出てきて、
そのまま餌のやってくる事を期待し留まっていたのだろう・・・。
この様に、ペットとして買ったは良いが飼いきれず放流するおろかなにんげんどもが後を絶たなかった為に、
遂に政府も激怒して、アリゲーターガーは2018年4月から特定外来生物に指定され、飼育・販売は禁止となったぞよ。
もしその辺の用水でガーを見たなら、それは2018年以前に放されたものが今も生き残っているのかもしれません・・・。

サメはお腹側をみると性別が判ったけど、アリゲーターガーは雌雄の違いがないのでフィギュアでも区別できないぞよ。
本商品は約13センチサイズで、ムベンガを凌ぐ巨体となっている!

そしてラストは全長約14センチのロングサイズで立体化の「ウツボ」ぞよーっ!!

ウツボは比較的暖かい浅海に生息する大型肉食魚、その全長は20センチから1メートル前後、
最大種のオナガウツボでは4メートルまで成長すると言うから超ロングなやつぞ!
その体は細長い円筒形をして、腹鰭、胸鰭が退化した蛇のような姿をしているぞよ。
餌を水流で吸引する機能をもつ咽頭顎(いんとうがく)という特殊な形状の第二の顎を持ち、
鋭い歯の並ぶ第一の顎で獲物に噛みつき、第二の顎で喉に引きずり込むと言う、まるでエイリアンのような捕食方法を取る!
この日本近海でも広くみられる獰猛な魚なのだっ!!

産卵期の夏になると雌雄のペアは夜間に複数回の産卵を行い、一度の産卵期で数万個もの卵を産むと言う!
生まれた赤ちゃんは透明で扁平な体をしたレプトケファルス幼生で、沿岸で稚魚ウツボに変態すると、
岩棚の奥に隠れてひっそりと暮らし、好物の甲殻類やタコを食べ成長、やがて獰猛さを増し巨大化してゆく!
その一方、ウツボは他の生き物と協力して狩りをする知恵も持ち合わせているぞよ。
例えばサンゴ礁に暮らすウツボはハタと協力して獲物を捕まえる事があると言う。
ハタは岩の亀裂の隙間などに隠れている獲物を見つけると、体を揺らしてウツボにアピール。
するとウツボは細長い体を活かして獲物を追い立てるという塩梅ぞ。
他にも、イセエビ類と協力する事もあり、イセエビを襲いに現れたタコをウツボが食って守ると言う行動が見られる。
イセエビはウツボの庇護を得られ、ウツボは大好物のタコを存分に食える。
この様に両者が得をする共生関係を相利共生というのだ!

このウツボちゃんは背中側に模様がプリントされており情報量が多い!
今回はどれも彩色が凝っていて豪華な仕様で、とても300円とは思えない仕上がりぞよね!
この弾は結構話題になっていた気がするぞよ〜。
魚類は熱心なファンが多いのかもしれない。

お腹側はあっさりです。

アリゲーターガー / ウツボ
どちらもロングなフィギュアだが、本弾ではウツボが最も全長がある。

ボトム。
ただしむっちり感ではムベンガとアリゲーターガーが勝るぞよ!

アリゲーターガーは口が開閉、尾先が左右にスイングします。

こちらもやはり連動ギミックがあり、下顎を開くと頭部が一緒に持ちあがり、くわっと大きく口を開くようになっている!
上顎にある二列の歯もきちんと塗装されており、特徴を再現しているぞよ!

そしてウツボは口が開閉する他、体の節がそれぞれスイング。
大きくシルエットを変える事が出来ます。

うねうねうね。
間違いなく本弾で一番遊べるフィギュアとなっているぞよ!

なぜ300円でこんなにでっかいフィギュアを収録する事が出来るのか・・・その秘密の一つがこれだ!
ウツボは体の節が全部同パーツで出来ており省エネである。
つまり、複数体持っていればいくらでも連結可能と言う事!
ダブったウツボは合体させて超ロングウツボにしちゃおう!!

凶悪怪魚ムベンガ出現ッ!!
鋭い牙に食いつかれたら、おろかなにんげんどもはひとたまりもないッ!!

人食い魚と言えばピラニアだが、ムベンガはとにかくでかいっ!!
日本の川にいなくてほっとしたぞよーっ!!

一方日本でもしばしば見られるアリゲーターガーは大人しい性格ぞ。
おろかなにんげんどもの仕業で放流されたガーたちも大迷惑ぞよね!
な〜んか魚釣ったり飼ったりする奴は自分勝手な者が多くていかんぞよね〜・・・
バス釣りブームの時も放流が大問題になりました。

こちらも巨大なウツボは食用にもなるぞよ。
海のギャングとも恐れられるウツボは他の水産資源を食い荒らすと悪者扱いされ、一時盛んに捕獲され人間共に食われていた。
しかしウツボは性成熟に時間がかかる為、食用になる大型個体の捕獲を繰り返した結果、この日本からいなくなりつつあるという・・・!
今ではウツボを食う事はあまり良くない事だと言われており、これから大事に保護していかねばならない魚になりつつあるのだ。
おろかなインターネットやテレビ番組は、今でもウツボを珍味として紹介しているが、それは古い情報ぞ!
にんげんどもよ、騙されてはいけないッ!!
ウツボちゃんには優しくしてやるぞよーっ!!

300円とは思えぬビッグサイズが魅力の「あそべる生物フィギュアシリーズ」
アニアのルッタと比べてもこのサイズ感・・・ッ!!
しかも今回はどれも彩色が美しく凝っているッ!!
この2023年もいよいよ残り一か月半となった!
アニアにトミカもモンコレも、なにもかも値上がりした激動の時代・・・
どういう訳かタカトミアーツのあそべる〜シリーズは300円を維持し続けている不思議ッ!!
タカトミアーツって慈善事業なのかーっ!?

とは申せ、同シリーズで同じロングな魚のデンキウナギはこのくらいのサイズ感だった。
結構シリーズ間でも大きさに幅があり、全体ひっくるめてコスト調整とかしているのかもしれないぞよ・・・
どっちにせよずっと300円と言うのは無版権生き物フィギュアとは言えお買い得。
タカトミアーツはちびっ子の味方ぞよーっ!!

フィーッシュッ!!
アニアはもちろん、かなり大きいので一般的な可動フィギュアと組み合わせても遊べるサイズ感です。

11月の新作「世界釣大戦」は全て新規造形フィギュアで満足度大っ!!
世界の怪魚をフィギュアで集めようっ!!
おすすめぞ〜。


ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」は「あそべる生物フィギュア」を(勝手に)応援しています!!


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・「AQUA ぬいぐるみ マリン ガブッと ウツボ
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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 青き海の世界 ザ・シャーク シロワニあらわる

タカラトミーアーツより、2023年8月発売の1回300円ガチャ。
「あそべる生物フィギュアシリーズ」のなかでもラインナップ全てサメづくしとなる「青き海の世界 ザ・シャーク」
2021年8月の第一弾、2022年11月の第二弾「青き海の世界 ザ・シャーク2」に続く第三弾となっているぞよ。

本弾は「シロワニあらわる」の副題通り目玉のシロワニに加え、コバンザメ、ノコギリザメ、ウバザメを収録する全4種ぞよ!
ラインナップ全て珍しいサメって事でどれが当たってもハズレ無しが嬉しい。
今回はコンプ紹介していきますよ〜。

じゃん!
早速登場のこちらは大当たりラインナップのシロワニぞよ!
グラデ塗装に斑点模様がプリントされ、最も彩色が豪華な一体。
シリーズでは初登場なので当然新規造形だ!

ワニはワニでも「和邇」のワニ、ご存じシロワニぞよーっ!!
和邇、とは日本神話に登場する海の怪獣で、因幡の白うさぎに出てくる事で有名ぞよね。
これは恐らくサメの事だと言われているぞよ。
なぜなら日本のワニは数十万年前に絶滅してしまったからだ・・・!

そんなわけで神話にちなんで名づけられたシロワニは全長2〜3メートル、
東太平洋を除く世界中の温かな海で見られる大型サメぞよね!

別名サンドタイガーと呼ばれ、砂浜のある海岸線を好む性質を持ち、波打ち際を回遊して餌を探す事でも知られている。
日本では小笠原諸島で普通に見られ、桟橋から覗くと浅い海をうろうろしている様子が見物できるという。
おろかなにんげんどもも、こんなとこにサメがいる!みたいな動画をインターネットで見た事があるんじゃないぞよかな?

流線型のボディにむちむちの重量感、鋭い鼻先にはいかにも狂暴そうな歯を備えているが・・・
シロワニの主な餌は小魚に甲殻類、頭足類などで、
基本的には大人しい性格の為、こちらから何もしなければまず襲ってくる事はないと言われている!
小笠原では一緒にダイビングをするのも人気の遊びと言うから実に穏やかなもんぞよ。
心の優しいサメさんなのです。
もっとも、食欲は旺盛で夜間の狩りでは群れで獲物を襲い、時に漁網を狙う事もあるというから甘く見てはいけないぞよ!

サメは浮袋を持たない魚類である為、そのままだと海底に沈んで動けなくなってしまう。
そこで多くのサメは肝臓に詰まった肝油を浮袋代わりにして浮いているぞよ。
一方シロワニは少し特別な習性を持ち、
海面に浮上して空気を吸い込む事で、胃の中に空気を貯め、これを浮袋代わりにするのだ。

サメは交尾をする魚なのでオスの腹びれにはクラスパーと言う交接器が備わっている。
この有無で雌雄を見分ける事ができるのだが・・・おー!このシロワニには交接器がついているぞよ!
という事でこやつはオスのシロワニのようである。
シロワニは卵胎生の魚で、お腹である程度(9〜12か月)赤ちゃんを育ててから出産するが、
最初に卵から孵った赤ちゃんが他の卵や弟妹サメ達を喰らい成長するという・・・子宮内共食いと言う珍しい習性を持つ。
や〜・・・心の優しいサメという文句はどこへ行ったのやら・・・こいつめちゃくちゃヤバイやつかもしれないぞよーっ!!
ちなみにサメの子宮は2つあるのでシロワニの子サメは2匹まで産まれてくる事ができるぞよ。
出産に至るまでに食い荒らされた赤ちゃんたちの事を思うと壮絶です・・・
過酷な生存競争はお母さんのお腹の中からはじまっているのだっ!!
ところでこのフィギュア、お腹に謎のスリットがあるが・・・これに関しては後述ぞよ。

「あそべる〜」と言う事で本商品は口が開閉する他、尾がスイングし表情を付ける事が可能。
おまぬけなお顔が可愛いぞよね〜。

シロワニは大人しい性格なので水族館における飼育は比較的容易と言われている。
スカイツリーのすみだ水族館は小笠原の海を特集しており、
水深6メートルの「小笠原大水槽」ではオスのシロワニを見物する事ができます!
これはすみだ水族館の目玉の一つでもあり、わたくしも見にいったから親しみがあるぞよ〜。
という事で本弾では特にシロワニが欲しかったのでした。
塗装も綺麗な豪華アタリ仕様なのが嬉しいぞよ〜。

続いてはこちら、異形のフォルム・・・ノコギリザメだ!

日本近海の海底にも生息する、ノコギリ状の構造を頭部に備える奇天烈な姿のサメ、
その名もノコギリザメとはそのまんまぞよね!
似たフォルムの魚にはノコギリエイと言うものもいるが、全くの別種。
ノコギリエイは7メートルほどに成長するのに対し、ノコギリザメは1.5メートルほどにしかならないぞよ。

このような凶悪なノコギリを何に使うのか・・・それは当然武器に決まっているぞよね!
ノコギリザメはこのノコギリで餌となる小魚やイカ、甲殻類などの生物を傷つけたり、時には切り裂いてしまう事もあるという!
突出したノコギリ状の口(吻/ふん)の下には多数のロレンチーニ器官が備わっている。
これはサメやエイの仲間が持つ感覚器官で、他の生物の筋肉などが発する微弱な電流を感知する能力を持つ。
ノコギリザメはこの器官で砂の中にいるエビやカニなどを見つけると、長いノコギリで掘り出して食すのだ。
武器だけでなく、便利なシャベルのような役割もすると言う訳ぞよね!

そんなノコギリザメ、なんと肉はサメの中でも美味と言われ、かまぼこなどの原料にされている!
確かにかまぼこって色んな魚から出来ているのでなんかヘンな奴が混じっていてもおかしくないが・・・
よもやノコギリザメが混じっているとはね!
おろかなにんげんどもも知らないうちにノコギリザメ、食べているかもしれませんよ〜。

おっと、このノコギリザメには交接器がついていないようだ。
という事でメスのノコギリザメみたいぞよね〜。
これもやはり卵胎生だが、母体の中にいる時の赤ちゃんは柔らかい膜に覆われており、
子宮を傷つけない様な工夫があるという。
鋭いノコギリがお腹の中に入っていたのではお母さんサメも大変ですからね!
自然の神秘ぞよ〜。

こちらは尾が左右スイング、特徴的な頭部は上下スイングで、ノコギリを動かす動作を再現できる。

こちらのノコギリザメは2021年8月に発売された第一弾「青き海の世界 ザ・シャーク」からの再録で、
もとは明るい茶色だったものが暗い色味に変更されています。

3つ目はジンベエザメに続く大きさを誇る巨大ザメ・ウバザメぞよーっ!!
その大きさはメスが平均して9〜10メートル、最大では12メートルを超えるとも言われている!
オスはメスに比べてやや小型で5〜6メートルだが、それでもかなり大きい魚ぞよね!?
本商品にはその巨大さを体感できるダイバーフィギュアがおまけについてきます。

この大きなサメは世界の海に広く分布し、この日本でも見られるぞよ。
非常におまぬけなお顔をしているが・・・見た目のまんま大変大人しく動きも緩慢。
ジンベエザメと同じく、危険度の低いサメの一つだ。
温かい時期には陸に近い沿岸や港の中にやってきてプランクトンなどを吸い込んで食べているが、
寒くなってくるとふっと姿を消してしまう・・・こんな巨大なサメがどこかへ消えてしまうだなんてことがあるだろうか?
不思議な事ですが・・・なんでも一説によれば
寒くなってくると深海に潜って冬眠してしまうのではないか?とも考えられているみたいぞよ。
それにウバザメは大規模な回遊をしている事も確認されており、どこかに繁殖地があり、
時期がくるとそこへ集まっているのではないか?とも考えられているが、ほんとのところは良くわかっていない。
まだまだ謎の多い巨大ザメなのだ。

これより更に巨大なジンベエザメが水族館で見られる一方、今の所ウバザメの飼育展示をしている水族館は存在しない。
まず個体を捕獲し、陸に上げ、生きたまま移動するのが技術面でも資金面でも困難なうえに、
ウバザメはジンベエザメより冷たい海水を好む為、その維持にもお金がかかってしまうだろう。
めちゃくちゃ巨大な水槽に有り余るお金があれば、もしかしたら飼育も出来るのかもしれないが・・・、
やはり現実的では無いって事ぞよかね〜。

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ところでおろかなにんげぇん!
ニューネッシーって知ってるぞよか?
1977年に日本のトロール船が謎の巨大生物の腐乱死体を引き上げ、
これが絶滅した首長竜にそっくりだった為大変な騒ぎになったものである。
結局あまりの腐敗っぷりにとても持って帰る事は出来ず、ニューネッシーはそのまま海に投棄され、正体不明のままであるが・・・。
おそらくこの正体は、死んで腐ったウバザメだろうと言われているぞよ!
顎下の柔らかい組織が腐敗によって削られたウバザメをぷら〜んと釣り上げたらまるでネッシーのようなシルエットになってしまった。
こういう事でまず間違いないみたいぞよね。
まったく人騒がせな巨大ザメだが・・・なんでもサメの専門家に言わせると、そもそもニューネッシーはひと目にウバザメと断言できるそうだ。
恐らく当時の胡乱なマスコミが大きく騒ぎ立てたのだろう・・・にんげぇん・・・おろかなりっ!!

こちらも第一弾からのカラバリ再録で、もとは茶色っぽい色味が灰色に変更。
第一弾ではお腹側にも模様がプリントされていたが、本弾では顎下のみとなりややグレードダウンしてしまった。
交接器がないし、ダイバーとの対比から見てもこれはメスのウバザメであろうと思われるぞよ。
シロワニだけオスなのはやはり、すみだ水族館の個体がオスである事が関係している気がするぞよね〜。
きっとモチーフとして合わせているのだろう!
ウバザメもまた卵胎生で、夏の初めに交尾をすると、3年程にもなる妊娠期間を経て出産する。
この時、稚魚は子宮内で他の未受精卵を食べて成長し、2メートル程まで育ってから産まれてくると言われているのだ。
今回ラインナップされたサメは皆卵胎生のサメ達ぞよね。
勿論卵生のサメも存在し、全体で見れば4割ほどが卵生、6割ほどが卵胎生で産まれてくるみたいぞ。

ウバザメは口が開閉、尾がスイング可動し表情を付ける事が出来る。
ダイバーを組み合わせて遊ぶ事が出来るのが楽しいぞよね!

大人しく人間を襲う事はまず無いとはいえ・・・
こんなのと海で出会ったら心臓が縮み上がってしまうぞよーっ!!

本弾収録のサメ達。
割にスタンダードなシルエットのシロワニに、背びれはホホジロザメにも似るがどこか愛嬌のあるウバザメ、
異色のノコギリザメとバリエーション豊かなサメ達が収録されているぞよ。

尾鰭の形の違いを見るのも楽しいのだ!

そしてラストは・・・なんとびっくりコバンザメ!
こちらは1カプセルに3尾封入の小サイズフィギュアとなっているぞよ!

海底ベースが付属し遊泳イメージで飾る事ができます。

頭に小判のような吸盤器官を備え、サメのような形をしている事からコバンザメと呼ばれているこの魚。
名前とは裏腹にサメやエイなどの軟骨魚類の仲間ではなく、スズキの仲間で硬骨魚類に分類されているぞよ。
サメとは親戚どころか全くの無関係という訳ぞよね!

一般的に70センチほど、大きくなると110センチほどになり、
自分より大きなサメやカジキ、ウミガメ、クジラなどの身体に小判でくっつき、

彼らの食べ残しや寄生虫、排せつ物まで食べて暮らすというが、母艦側になんの利益ももたらさない便乗暮らし。
このような片方だけが得をする共生関係を、片利共生と呼ぶのだ。

とは言えコバンザメ達もずっと誰かにひっついている訳ではない。
時には気ままに泳ぎ出す事もあって、そんな時はおろかなにんげんどもの漁網に捕らえられてしまう事もあるぞよ。
稀な種ではなく、探せば必ず見つかるまず普通の魚と言ったレア度ぞよね。
勿論水族館でも見る事が出来る。

そして本弾最大のギミックはこのコバンザメに隠されている・・・そう!
シロワニのお腹のスリットにヒレを差し込む事で・・・このように合体する事が出来るのだっ!!

お〜っ!
まさに片利共生の姿ぞよ〜っ!
その姿はまるで母艦に随行する子機のようだ!

こんな感じでぴたっとくっつきます。
位置を工夫すれば3尾全て合体可能だが、まず2尾くらいが丁度良いバランスだろう。
コバンザメにとってこのような合体は外敵から身を護る術でもあるのだが、
巨大な生物に張り付くと言う事は、それだけ目立つと言う事でもある・・・。
なんでもメキシコの空に棲む鵜達はジンベエザメのお腹にコバンザメがくっついている事を知っており、
海に飛び込んではジンベエザメからコバンザメをはぎ取って食べてしまうという・・・。
自然の世界は無常ぞよっ!!

もちろんこのように遊泳イメージで一緒に並べて飾っても可愛い。
今回はシロワニとコバンザメ両方集めて真価を発揮するラインナップとなっている。

ぱくっ!
あ〜食べられちゃった・・・。
サメにくっつくコバンザメ、時には食べられてしまう事もあるそうな・・・。
勝手に張り付いているだけで、サメ側に何の利も無い便乗屋。
その関係は極めて一方的でドライなのです・・・。

あそべる生物フィギュアシリーズと言えば・・・300円とは思えぬビッグサイズがウリ!
ルッタと並べるとこのサイズ感。
ノコギリザメやコバンザメはボリュームで言えば少ないが、やはり今回の目玉は塗装も凝っているシロワニぞよね!
単体でも遊べるけど、やはりコバンザメと一緒に入手したいところだ。

海にはこのような多様なサメが暮らしているぞよ・・・。
なんでも世界には500種類以上のサメ達が跳梁しているという。
代表的な種だけピックアップしても、まだまだこの「青き海の世界」でフィギュア化出来そうだ!
毎年1弾ずつ出ているので今後の展開も見逃せないぞよね!

第二弾のホホジロザメと並べて〜。
シャープなシルエット的には結構似ているけど、シロワニは大人しく、水族館でものんびりと泳ぐ姿が見られるぞよ。
一方ホホジロザメは意外な事に水族館で見られない魚の一つである。
超スピードで泳ぐホホジロザメを水槽で飼う事は難しく、
また常に泳ぎ続けて海水を吸い込み、エラで呼吸をしなければ死んでしまう為、そもそも地上を運搬する事が困難だからだ。
一応過去にはアメリカの水族館で短期間飼育された記録もあるらしいぞよ〜。

サメはとても人気のあるモチーフ。
深海サメのラブカが「深海のひみつ」シリーズにラインナップされている。
「あそべる生物フィギュア」のサメを網羅したい人は、他の弾も要チェックだ!

小笠原を特集するスカイツリーのすみだ水族館ではこの9月から新たに新展示の「オガサワラベース」を公開。
ここでは小笠原諸島のアオウミガメの赤ちゃんを以前よりも立派に展示する他、
様々な小笠原の生き物が見物できるという・・・ウミガメの赤ちゃんまた見にいきたいぞよーっ!!
シロワニにも会えるし、また近く遊びに行きたいものです・・・
と思いながらずるずる先送りにしてしまうのが出不精のわたくしなのだ。

タカラトミーの展開する動物フィギュアシリーズ、本家アニアでも巨大ザメはラインナップされている!
太古の巨大ザメ・メガロドンに、現生最大のジンベエザメ!
本弾にラインナップのウバザメと合わせて遊んじゃおうっ!!
ダイバーフィギュアも良い味出してるぞよ〜。

はい、そんなわけでね!
サメサメづくしの「青き海の世界」第三弾でした!
今回の目玉は新規造形のシロワニとコバンザメ!
二つ合わせると合体できるというのがファン心を擽るギミックじゃないですか〜。
タカトミアーツのガチャは長いスパンで再録される事もしばしばあるが、
次にシロワニがラインナップされる時は無彩色コバンザメがおまけになったりしそうである。
もしかしたら彩色コバンザメが手に入るのはこの弾だけかも・・・とわたくしは予想しているぞよ。


スカイツリーすみだ水族館と言えば・・・そう、「ツ」の聖地でもあるぞよね!? 読もう、「ばらむツ」!!




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■タカラトミーアーツ カプセルアニア 恐竜&古代生物オンパレード!

タカトミアーツより、2022年9月発売の1回300円ガチャ。
本家タカラトミーより発売されている動物フィギュアシリーズ「アニア」と一緒に遊べる
ガチャガチャ版「カプセルアニア」の中でも、恐竜シリーズは特に人気があり、

「カプセルアニア恐竜編」(2019年1月)
「カプセルアニア 恐竜とマンモス編」(2020年3月)
「カプセルアニア陸・海・空の恐竜編」(2020年9月)
「カプセルアニア恐竜と古代生物大集合」(2021年2月)

とシリーズを重ねており、ラインナップは既存のもの+新規造形と言った形で毎年少しずつ増えてきています。

今回の「恐竜&古代生物オンパレード!」はなんと、
過去4弾のラインナップ全てをカラバリで網羅する全13種の総集編!!
この弾をコンプすれば恐竜の子供達をいっぺんに入手出来ちゃうというワケぞよね!
ちなみに今年(2023年8月)に予定されている「カプセルアニア 大激突 恐竜と古代生物編」は全9種の再録弾となっており、
「オンパレード」からアンキロサウルス、カルノタウルス、クビナガリュウ、プテラノドンの4種がもれてしまっているので、
まるっと入手したい人はこちらの「オンパレード」版を狙うのが良いかもしれません。
(と言っても去年の弾なので実機で店舗販売はもうしていないでしょうが・・・)

アニアの子供版と言う位置づけだけど、作りは簡易的。
本家では関節に軸ありボールジョイントが使われていますが、
カプセルアニアは簡易ボールジョイント仕様となっている。

それでは豪華ラインナップ13種を見ていこう!!
まずは「ティラノサウルス(子ども)」
本家では
「AL-01 ティラノサウルス」
「AL-13 ティラノサウルス(羽毛付きVer.)」
「ティラノサウルス(ワイルドver)」
「ジュラシックワールド T-レックス(ワールド、パーク、ワイルドver)」

などに対応する幼体T-レックスぞよ。

続いて「アロサウルス(子ども)」
アロサウルスは通常ラインナップにまだいない恐竜ですが、
「ジュラシックワールド アロサウルス」が出ています。

「アンキロサウルス(子ども)」
「AL-14アンキロサウルス」、「ジュラシックワールド アンキロサウルス(バンピー)」などに対応。
ほか、アニア恐竜達は「アニアキングダム」でもカラバリラインナップされているので、
様々なシリーズを混ぜて遊ぶ事ができるぞよ。

恐竜の子供達。

恐竜玩具界では一番メジャーなティラノサウルスでさえ、幼体のはっきりした全身化石は見つかっていない。
上野の科博内ちびっ子コーナー「コンパス」には、まだ発見されていないティラノサウルス幼体の全身骨格が飾られているが、
これはタルボサウルス幼体を元に推定された想像模型ぞよ。

という事でこのカプセルアニアに収録されている子供恐竜達は、
想像で作られたものも含まれる(そもそも成体の復元図がそうだろ!とも言えるが・・・)
基本的には成体をそのまま縮小した様な姿をしており、一部デフォルメされ可愛くなっているものもあるぞよ。

そして今回収録されているものは過去シリーズの原型を流用したカラバリ再販もので、
色味が変わっています。

アンキロサウルスなどは、過去シリーズだと瞳まで塗装されていたようだが、今回は簡略塗装になっている。
とは言えグラデ彩色で微妙な皮骨の雰囲気など再現されており、結構凝っているぞよ。

あんよ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
という事で、このカプセルアニアにおいても可動ポイントが存在。
ティラノは口開閉&尾がボールジョイントでロールします。

こちらも口&尾が可動。
どれも尻尾の可動域はごく狭く、オマケ程度ぞよね。

こちらは尻尾がボールジョイント。
本家と比べると簡易的だが、小サイズの中にもギミックが設けられているのは楽しいぞよ。

「ブラキオサウルス(子ども)」
「AL-04 ブラキオサウルス」「ジュラシックワールド ブラキオサウルス」などに対応する子供恐竜。

「カルノタウルス(子ども)」
「AL-16カルノタウルス」「ジュラシックワールド カルノタウルス(ブル、マルタ島)」などに対応。

「ヴェロキラプトル(子ども)」
「AL-12 ヴェロキラプトル」、「ヴェロキラプトル(ワイルドver)」、
「ジュラシックワールド ヴェロキラプトル(ブルー、パーク、ワイルドver)」
などなどに対応。
ヴェロキラプトルはジュラパ、ジュラワでも主役級だったので、本家・番外編共に多く出ているぞよ。

この辺の人気どころもばっちり収録。

特にブラキオサウルスの子供が嬉しいですよ〜。

カルノタウルスの尻尾がやや浮いており、奥まで刺さっていないようにも見えるが仕様です。

おしり。

トップ。

ボトム。
「恐竜博2023」ではカルノタウルスの腕の新たな復元が発表されて話題を呼んだぞよね!
これにより、アニアシリーズのカルノタウルスは古い想像図になってしまったわけだが、
この子供カルノはサイズの関係で指をぴたっとさせており、意外と正確な気もする・・・。
でも指の数が足りないかな?
正直ちっちゃくてよくわからないぞよーっ!!

ブラキオ子供は首が軸可動し、下を向かせる事が可能。

カルノタウルスは口開閉&尾がボールジョイント可動します。
ティラノと比べると尻尾の分割が目立つ分、大きく振る事が出来るというワケだ。
このカルノタウルスを含め、2020年に登場したものは第一弾のティラノと比べて尾が良く動く。
作った人が「やっぱりもうちょっと尻尾動いた方が楽しいよな〜」と考えたのかもしれないぞよ。

ヴェロキラプトルも口開閉&尾が可動。
過去弾ではずっと緑だったけど今回は赤茶になっている。

「ステゴサウルス(子ども)」
「AL-03 ステゴサウルス」、「ジュラシックワールド ステゴサウルス」などに対応する子供。

「ランフォリンクス」
不思議な事にこの一体のみ(子ども)表記がありません。
ランフォリンクスは翼竜の中でも小さい種で、プテラノドンと比べると1/3程度のサイズ感しか無い為、
成体版としてラインナップしたのだろう。
ランフォリンクスは本家アニアにラインナップされておらず、このカプセルアニアでだけ入手できる翼竜となっているぞよ。

「ティロサウルス(子ども)」
そしてこちらもカプセルアニアの限定ラインナップ!
本家アニアに存在しないティロサウルスの幼体ぞよ。
なぜモササウルスにしなかったのか不思議だが・・・過去弾でもずっとティロサウルスとしてラインナップされています。
謎ぞよ・・・。

ランフォリンクスはジュラ紀に生息したごく小型の翼竜。
翼長1.8メートル、最小個体では翼長が30センチほどしかないと言うから、ほんの鳥かモウモリの様なサイズ感です。
という事でこのカプセルアニアは本家アニア恐竜と並べて遊ぶのに程よいサイズと言えるだろう。

ティロサウルスは白亜紀後期に生息したモササウルス科の大型海生爬虫類。
全長18メートルにも及んだモササウルスと比べると、やや小型だがそれでも15メートルはあったと言う。
二つの種は歯の生え方に違いがあると言うが、フィギュアだとよくわからないぞよね。
モササウルスとは同じ白亜紀後期に生息したとは言え、微妙に年代がずれており、
共存はしていなかったと考えられる。

こういう変わり種が入っているところもカプセルアニアの魅力なのです。

おしり。

トップ。
15メートルの大人と比べて、ティロサウルスの子どもは1〜2メートルと小さく、
よく他の肉食の魚やサメに食べられていたらしいぞよ。


ボトム。
そんなティロサウルスやモササウルスは、日本でも化石が見つかっているのです・・・。
ジュラシックワールドでのモササウルス大活躍や、こうした背景があるからか、
近年モササウルス型の巨大水棲怪獣を目撃した!!
みたいな話、よく聞かないぞよか?
かつても映画の影響でUMAと言えばプレシオサウルス型のネッシータイプと言うのが流行ったが、
やはり現代でも映画が影響して人々はモササウルスを見るようになったのだ。
こうした観点からも怪獣UMAはまずいないとわたくしは断言できるっ!!
一方で漁師さんの間でそういうものがいるとはっきり語られていた
クロツチクジラのような大きな海の動物が、ドローン技術の発達でこの5月ごろに初めてきちんと撮影されたと言う例もある。
この種が新種として記載されたのは2019年!
こんな大きな生き物でもなかなか「発見」されないものなんですね〜。
海の世界は不思議ぞよ!!


ステゴサウルスは尾がボールジョイント可動。
背びれに模様がプリントされており、ちょっと豪華だ。

ランフォリンクスは翼がボールジョイントとなっており、羽ばたき遊びが楽しめる。

ティロサウルスは口開閉&尾がロール可動。
小サイズながら迫力の造形ぞよ。

「クビナガリュウ(子ども)(フタバサウルス)」
本家の「AL-09クビナガリュウ(フタバサウルス)」に対応する子供。

「マンモス(子ども)」は頭部造形が異なるもの、豪華2体セット!
本家の「AL-07 マンモス親子」に対応する子供ですが、
こちらは既に廃番となってしまっているぞよよよよ・・・。

クビナガリュウ子供は2020年9月に登場したカプセルアニア。
鮮やかな青をしていた過去弾と比べるとやや彩度が抑えられた彩色にチェンジ。

気になるのはマンモス双子の存在。
このマンモス子供、どうやら次の新弾にも収録されるようなのだが、本家が廃番となっているので並べられないのだ!

カプセルアニアに収録するならぜひ成体マンモスも復活させて欲しいですよ〜。
単品が無理なら古生物セットとか作ってさ〜。
本家タカトミ・・・頼むぞよっ!!

おしり。
という事でちょっと連携がとれていない面もあるのだ。

トップ。

ボトム。

首長竜は特徴的な首が軸可動。
写真では水平ですが、もっと下まで下げて捕食ポーズをとらせる事も出来ます。

マンモス双子は首が軸可動。
本家に収録されたマンモス子供より簡易的な作りとなっています。

「トリケラトプス(子ども)」
「AL-02 トリケラトプス」
などに対応する子供。
こちらも2体セットぞよ。

「プテラノドン(子ども)」
こちらも2体セットですがそれぞれ別造形で、一つには卵台座が付属する豪華仕様!
本家の「AL-06 プテラノドン」「ジュラシックワールド プテラノドン」などに対応します。
ほかアニア恐竜番外編には「映画ドラえもん のび太の新恐竜」シリーズなども過去に存在しており、
プテラノドンらのメジャー恐竜も発売されていた。
これらのいろんなシリーズを混ぜて遊ぶのもアニアの楽しみの一つぞよ。

というワケでメジャー恐竜達は一通りラインナップされているのです。

全13種のうち、2体セットの豪華カプセルは3つ。
これらはアタリ枠と言えるだろう!!

1体カプセルと比べてやや小柄だが、そんなにボリューム不足に感じないのも嬉しい。

おしり。

トップ。
プテラは卵から取り出す事が可能です。

ボトム。

トリケラ子供は首が軸ロールなんだけど、きつくて動かすのが怖い。
ドライヤーなどで温めて慎重に動かすのが吉。

プテラ子供卵verは翼が軸ロール。
大きく姿勢を変えて、孵化シーンを再現する事が出来る。

飛行プテラは翼がボールジョイントで、こちらは羽ばたき遊びが出来ます。
小サイズとは言え抜かりなしなのだ!!

同じタカトミ300円ガチャの「あそべる生物フィギュアシリーズ」恐竜と並べて〜。
見ての通りカプセルアニアは本家アニアと並べられるコンセプトなので、ちっちゃいぞよ。
カプセルアニア恐竜は第一弾から変わらず300円を守っている。
当時からするとやや割高の感もあったと思われるが、今だとまぁ普通かなと言う価格ですね。
一方あそべる生物フィギュアシリーズの「ガチャアクション THE恐竜」もずっと300円のままである・・・!!
このシリーズほんと巨大すぎておかしいぞよね!!
タカトミアーツ・・・おまえは慈善事業なのか!?
ぜひ末永く続けて頂きたいぞよ〜!!

本家の成体アニアと並べて遊ぼう!!
ティラノ子供はもともと本家「AA-03 激闘!肉食恐竜ライバルセット」に入っていた
グレーに青紫グラデの羽毛ティラノを思わせる彩色をしていたが、今回は黄色っぽくなって、
オレンジや茶色のティラノとも並べやすくなったぞよ。

アロサウルスはジュラシックverしか出ていない。
なんとなくこのシリーズ、造形がジュラシックよりなものも多く感じる。

カルノタウルスはもともと茶色に黒の斑点模様だったが、今回は緑とクラシカル恐竜な色味だ。
13種の中でも一番カッコイイとわたくしは思ったぞよ!!

ブラキオ子供はもともと本家に合わせた茶色でしたが、今回はグレーのカラバリに。
造形と言いポージングと言い、ジュラシック版にそっくりですね。

ヴェロキラプトルは人気者なので、本家でも子供が沢山出ているぞよ。
並べてみると、ベビーブルーとそっくりだ!
ただ関節の仕様などが異なり、細部の違いを見ても全くの別原型である事がわかる。

ラプトルは大人アニアもいっぱい出ているので選び放題ぞよ。
沢山集めて群れを作るのも楽しい。

ジュラシックステゴを並べて〜。
ステゴサウルスはジュラワ版も本家版もよく似た姿をしているので並べやすい。

ランフォリンクスは本家に存在しないので、尻尾が似た翼竜のジュラシック版ディモルフォドンと並べて〜。
この二つは、歯がある種類の翼竜ぞよ。
いつか本家でもこの2種がラインナップされる事はあるのだろうか・・・。

こちらも本家に存在しないティロサウルス。
ジュラワ版モササウルスと並べて〜。
はっきり言ってフィギュアではティロサウルスとモササウルスの違いなんてあんまりわからない。
科博に展示されてるシリーズと言う事でわたくし的には嬉しいラインナップだけど、
どうしてモササウルスにしなかったのか不思議ぞよ。

トリケラ子供は本家にも存在しており、デフォルメされたデザインも一緒。
並べるとカプセルアニアの方がより小柄です。

アニアキングダムのトリーと並べて〜。
このように番外編ラインナップと並べても面白いのだ!

ジュラシックプテラと子プテラを並べて〜。
ほぼほぼ縮小版と言った趣です。
子プテラはジュラワの「ベビーブルー&プテラノドン」にも収録されていましたが、カプセルアニアは勿論別造形。
ほか、まだわたくしが本家で入手していない種類の子供達は
いずれ本家レビューで並べたいと思うぞよ!

全13種、16体の子供古生物達が大集結!!
この弾をコンプするだけで、過去のカプセルアニア古生物達がまるっと揃えられると言う事で
後追いのわたくしには嬉しいスペシャル弾であった。
発売から1年経ってしまったけど・・・実は今年(2023)版のラインナップを見て、
2022版が完全版総集編だったのか!と気づき慌てて揃えたと言うのは内緒ぞよよよよ・・・。



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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ みずべのなかま みんなの大自然

タカラトミーアーツより、2023年3月発売の一回300円ガチャフィギュア。
過去の「みずべのなかま」シリーズの一部から、彩色を変えての再登場となります。

ラインナップはバリエーション豊かな全5種類。
タカラトミーアーツはちびっ子向けの低価格ガチャガチャとして、長くこの「あそべる生物フィギュアシリーズ」を続けていますが、
ガチャ台紙にひっそりロゴが載っているくらいで、明確にタイトル表記される事は無かったように思います。
ところがこの頃になってようやく公式の商品ページにもはっきりと
「あそべる生物フィギュアシリーズ」と表記されるようになりました。

このミニブックにもロゴがついているぞよね?
力を入れてくれているようで嬉しいぞよ!!

まずは「アマガエル+オタマジャクシ」!
なんと300円なのにフル彩色の2個セットと言う豪華さだ!

こちらは2022年3月の「みずべのなかま 自然はともだち」に収録されたもののカラバリです。
過去カラーは「A」と「B」の二色ありましたが、今回はそのどちらとも違う明るめの彩色となっているぞよ。

日本のどこでも見られる一般的なアマガエルのイメージぞよね。
4〜8月にかけて長い期間にわたり産卵し、卵は3日ほどでオタマジャクシとなる。
そこからまた1か月ほどかけてカエルに成長してゆくぞよ。

このガチャでは赤ちゃんオタマジャクシと、そこからなるカエルの変化も観察できるというわけだ。

アマガエルは人気のモチーフで、ガチャでもよくリアルなものが出ている。
この「あそべる生物フィギュアシリーズ」はどちらかと言うと玩具然とした感はあるものの、
シルエットは結構リアルで良く出来ているぞよ。

明るめの彩色で、図鑑絵本の挿絵と言った趣。

お腹側はグラデ塗装などされていて結構リアルな雰囲気も。
ツヤツヤヌメヌメ仕上げだったらさぞ気持ち悪かった事でしょう!

「あそべる〜」と言う事で、300円の低価格ながら一部可動を実現。
アマガエルは口が開閉します。

オタマジャクシは尾にスイングあり。
遊泳イメージで遊べちゃうのだ!!

円らなおめめが可愛いぞよ。

アマガエルはガチャでもいっぱい出てるけど、動くオタマジャクシは珍しい気がする!
サイズ感は約4.5cm / 約3.5cmで、
割とリアルな大きさでしょうか。

続いて「オオサンショウウオ」
こちらも2022年の「みずべのなかま 自然はともだち」からカラバリ再録ラインナップです。

約12.5cmで収録のビッグサイズ!
これが300円で良いんですか!?
目玉ラインナップの一つぞよ!

ほんものは全長約150センチにも及ぶ世界最大級の両生類。
はっきりとしないものの、70年以上も生きると言われる特別天然記念物ぞよ!
希少な生き物なので大事にされているけど、近年では中国のチュウゴクオオサンショウウオと交雑し、
在来種のオオサンショウウオが遺伝子汚染で減っていると言う・・・。

今回は茶色に黒ぶち模様でラインナップ。
前回ラインナップではお腹側に明るいグラデ塗装があったようなので、ややグレードダウンした感はあり。

でもかなり大きいので300円はお得ぞよ。
最近ガチャ業界はほんと大変らしいですからね〜。

艶アリ仕上げでぬめぬめ感があるのも良い。

シルエットと言いぶち模様と言い、かなりイメージに忠実なんじゃないぞよかな?

カプセルにはばらばらの状態で入っており要組み立てだが、
説明書などが無い為見本写真を見て組み上げる必要がある。
ま、こういうのはちびっ子の方が得意だし、ただパーツをはめ込んでゆくだけなので特に問題はないでしょう!

オオサンショウウオは体が2か所の軸でスイング、四肢がボールジョイントで可動するほか、

お口も開閉する事が出来るフル可動仕様!!
これは楽しいぞーっ!!

このぼんやりしたお顔がかわゆいのです。

頭も尾も左方向は可動域が狭く、右方向のスイングで体に綺麗な曲面が出るようなギミックとなっている。

3つ目は「ヤドカリ」!
なんと本体と殻が別々に入っています。

ヤドカリの中身ってこんな風になっているんですね〜。
こちらは2019年の「みずべのなかま」からのカラバリ再録となっています。

元は結構リアルな彩色だったものが、今回はやはり明るめの絵本的な彩色になっており、細部塗装も省略されているぞよ。
それでも300円ならまだまだ豪華な内容だ。

殻を装着!!
完成!!
アーマードヤドカリ!!

ヤドカリはエビやカニと同じ十脚甲殻類の仲間ぞよ。
一見するとそれらとは全く異なるシルエットをしているが、
このガチャでも再現されている通り、ヤドカリが背負う殻は別な巻貝のもの。
卵から孵ったヤドカリは、ゾエア幼生と呼ばれる赤ちゃん形態として水中を漂い、
脱皮を繰り返しながら成長。
グラウコトエ幼生と言う姿を経て、ヤドカリの姿に変身すると、
体に合ったサイズの貝殻を見つけて、それを家として背負うのだ。
不思議な生態ぞよね・・・!

ヤドカリの体は巻貝にあったくるんとした形をしているぞよ・・・。
どうしてこのような姿に進化したのかは、謎に包まれている・・・。

造形自体は結構リアルで、重塗装すれば化けそうだ。

せなか。

トップ。
円らなおめめが可愛いね。

ボトム。
このヤドカリがなんという種類なのか、わたくしには判別がつかないが、
左右のハサミがほぼ同じ大きさor左側が大きい場合はヤドカリ科。
逆に右側が大きいものがホンヤドカリ科となっており、見分ける事が出来る。
という事でこのガチャガチャは右のハサミが大きい為、ホンヤドカリ科のなにかだろう!

ミニブックによるとハサミ足が可動となっているが、付け根が癒着しているのか動かない。
なんとなく動きそうに見えないのだが・・・軸ロールがあるのかな?
合体時約5cmサイズです。

続いて「アカミミガメ」!
こちらも2019年の「みずべのなかま」からの再集録。

こちらも彩色箇所が減っており、もともとはリアル塗装でしたが玩具然とした仕上がりに。

ディテールがかなり細かく、重塗装で化けそうだ。

もともとは米国東南部からメキシコなどに生息した外来種。
1950年代後半から「ミドリガメ」という名前でペットとして輸入されだしたが、
実はこれ、ただの幼体でしかなく、どんどん巨大化して最大甲長28cmにも達すると言うから大変ぞよ!
こんなの水槽じゃ飼えないとおろかなにんげんどもが野に離した結果、日本のあちこちに定着。
生態系に大きな被害を与えるとして、2022年には条件付特定外来生物に指定。
野外への放出、輸入、販売、購入、頒布などが厳しく制限されるに至ったぞよ!

という事で身近な生き物ではあるものの、
これからはペットとして飼っちゃいけない生物になるのです・・・。

外来種として跳梁する一方、もともとの生息地のアメリカやメキシコでは野生個体が減少しており、
採取が禁止されているというから不思議なものぞよね〜。

お腹側に模様のモールドがあるけど未塗装だ。
甲羅や体表など、スミイレしてあげるとよりリアルになりそうです。

このガチャは甲羅が約4cmサイズで丁度ペットの幼体サイズです。

昔はその辺で小さな水槽に入って売られていたぞよ。
軽い気持ちで買って手放す人が多かったのだろう。

おろかなにんげんどもに翻弄される哀れな亀さん、
本商品ではなんと、頭・尾・四肢を甲羅に収納可能!!
え!?
これすごくないぞよかー!?

各部の収納用可動域を使って表情を付ける事も可能。
まさに「あそべる〜」仕上がりとなっている!!

そしてラスト!
個人的に一番のアタリ枠である「カブトガニ」だ!!

オオサンショウウオに匹敵の12cmサイズ!!
300円とは思えない大ボリュームぞよ!!

こちらは2020年の「みずべのなかま あたらしいなかま編」からの再集録。
という事で今回は各弾の人気どころをまとめた総集編的ラインナップとなっています。

ちびっ子向けガチャとは思えぬリアル造形。
この「あそべる生物フィギュアシリーズ」、
わたくしはアニアの廉価版にしてコアなラインナップを入れてくる通好みなラインとしても注目しているぞよ。

やはり過去弾と比べるとリアル調のグラデ塗装などが減っているが、
カブトガニは良い感じにツヤテカして全然アリ!!

非常にかっこいいんですよ〜・・・!

お腹側もキモカワぞよね!
公式ページではこの弾「サイズは約2.5〜10.5cm」と表記されているけど、
なんか実物はもっとでかいぞよ・・・お得感です!!

「あそべる」シリーズと言う事で、カブトガニはこのように・・・

お腹の構造がパネル状になっており、ぱたぱた可動!

更に腹部と尾がボールジョイントで表情付けできます。

カブトガニと言えばおろかなにんげんどもが誕生するずっとずっと昔から、
そのままの姿で生き続けている「生きた化石」のひとつと言われているぞよ。
現存するカブトガニ4種は、4億4500万年前の化石と比べても殆ど変わらない姿をしていると言うから、
ある種生物の完成形と言っても過言ではない・・・っ!!
この気高きシルエットを見よっ!!
・・・う、美しいぞよーっ!!

ちなみに名前とは裏腹に、カニとは節足動物である事以外関係なく、どちらかと言うとクモやサソリに近い仲間ぞよ。
近年ではカブトガニの血液が医学の分野で重宝されており、
おろかなにんげんどもに捕まっては血を抜かれる、哀れな運命にある・・・。
カブトガニの血は透明の乳白色をしているが、やがて酸化して鮮やかな青色となり、
拘束されたカブトガニにチューブを刺して、青い血を抜く光景は壮絶であると言う・・・。
おろかなにんげぇん・・・残虐非道なりっ!!

アニアと並べて〜。
300円とは思えぬサイズ感とディテール感ぞよ。

あそべる生物フィギュアシリーズはちびっ子価格とは思えぬボリュームが魅力なのだが、
今回のオオサンショウウオやカブトガニはその中でも特に大きめサイズとなっています。

オオサンショウウオさんはキャラクター人気も高いぞよ。
水族館でも色々なグッズが売られていますね。

体に合う巻貝が見つからなかったヤドカリは、仮宿にペットボトルキャップなどを被る事もしばしばあるそうな。
このガチャも殻を着脱可なので、ボトルキャップに住まわせて遊んだりも出来ちゃいます。
まさに「あそべる生物フィギュアシリーズ」と言ったところだろう!!

300円とは思えぬリアル造形&豊富なギミックが嬉しい「みずべのなかま」!!
いつもは何回か摘んで終わりなのですが、
今回は特にわたくし好みなラインナップと言う事でコンプしてしまいましたぞよ!!
なかでもオオサンショウウオとカブトガニが満足度高くておすすめぞよよ〜!!
おろかなにんげんどもよ、ガチャガチャ広場へ急げっ!!


ぞよちゃん、カブトガニとの初遭遇を語る・・・
ばらむツ」はあそべる生物フィギュアシリーズを(勝手に)応援しています!!



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