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レビュー

 

▼アニア アニマルアドベンチャー ASシリーズ レビュー

  •  ■アニアの小パッケージレビューその3

コンテンツ

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アニア AS-22
ゴマフアザラシ
(水に浮くVer.)
アニア AS-22
ハシビロコウ
アニア AS-13
チーター
(ワイルドVer.)
アニア AS-13
チーター
(走るVer.)
アニア AS-17
ライオン(メス)
(子ども付き)
アニア AS-41
ヒラタクワガタ
アニア AS-32
イリエワニ
アニア AS-27
メガネザル
(ニシメガネザル)
アニア AS-26
ナマケモノ
(ノドチャミユビナマケモノ)
アニア AS-14
チンパンジー
アニア AS-29
テングザル
アニア AS-22
ゴマフアザラシ
←その2はこちら ←アニアキングダムはこちら その4はこちら→
 

■アニア AS-22 ゴマフアザラシ

2014年4月24日発売 / 600円(税抜
こちらはシリーズごく初期に登場したゴマフアザラシちゃん。
2018年12月に「水に浮くVer.」へのリニューアルが行われ、本商品は廃番となったぞよ。

ゴマフアザラシに始まり、ゴマフアザラシに終わる・・・!
ASアニアレビューも3ページ目ぞよ!!

思えば結構集めてきた。
個人サイトが絶滅危惧種になった令和の今、
インターネット上でここまでアニアを詳細に紹介しているホームページは他にあるまい・・・!

くちにいれない!

初期の図鑑カードは一枚しか入っていない。
英語版が付属するようになったのは途中からみたいぞよ。
実はパッケージデザインも変遷しており、
2019年ごろにシリーズ全体で一度リニューアルされているぞよ。

初期ゴマフアザラシ。
水に浮くverは旧版とそっくりにリニューアル造形されているものが多いが、
本商品はシルエットから全くの別造形ぞよ。

そしてこちらの旧パッケージには「ゴマフアザラシ子ども」が付属した!
リニューアル版の水に浮くverでは浮き輪に取って代わられたので、
こちらのゴマちゃんは旧パケでのみ手に入るアニアなのだ!
これは残しておいて欲しかった要素ぞよーっ!!

円らなおめめが愛らしすぎ!?
ゴマフアザラシ親子っ!!

もちっと造形が可愛すぎでしょ・・・。
ゴマフアザラシは生後約1〜3週間の間は白い産毛に包まれた姿をしているぞよ。
それが次第に抜け落ちて、ゴマ模様が浮き上がってくる。
成長すると黒みを帯びて、やがて立派なオトナゴマフアザラシになるのだ。
これは流氷の上で暮らすゴマフアザラシにとって、保護色の役割を果たしていると考えられる。
か弱い赤ちゃんは白い毛をする事で背景と一体となり、天敵から身を隠しているのだ。
なんとも不思議な自然の知恵ぞよ!

肉厚のもちっとしたカーブ・・・実に愛らしい。
我々はなぜ丸みを帯びたものに可愛らしさを感じるのか?
これは脳の認識が心理に深く影響していると考えられるぞよ。
つまり、丸みを帯びるものは形状として簡単で、脳が認識しやすく、ストレスが少ない故に親しみを覚えるのだ。
逆に鋭角な図形などは複雑で、認識する際の刺激が多くある為、コストが高くストレスを感じる。
ちびっ子向けのキャラクターにシンプルなものが多いのは、発達途上の脳でも認識しやすい為の工夫であろう!
これが生き物や道具、様々なものに対しても起こっている脳の作用と言う事ぞよね。

そしてこのようなゴマフアザラシは、なんとなく顔が赤ちゃん然として幼い印象を受ける、
これも可愛らしく感じる要因の一つだろう!
よくアニメの女の子キャラの顔のバランスは猫ちゃんなどに通ずるとも言うが、
これもやはりシンプルで親しみを覚える造形と言う事が言えるぞよね。
しかし一方で、アニメに見慣れてきたおろかなにんげんどもは、線の多いキャラクターや超絶に技巧的な作画を好んでゆく傾向にある。
これは刺激が少ない画作りよりも、より情報量が多く脳にストレスがかかる画作りの方が刺激的で好ましく感じると言う事だろう。
そして疲れてくるとまたシンプルな画を好むようになる。
おたくどもがコロコロコミックを卒業したのちジャンプなどの少年誌にハマった挙句、
それでは満足できなくなり青年誌や玄人向け作品を読み漁ったあと、
最後には児童向けアニメや児童文学を好むようになるのはこのような脳の働きと心理が影響していると、
わたくしは考えているぞよ・・・。

なんか関係あるようでない話を書いているが、ゴマフアザラシちゃんについては本ページの別項で書いてしまったからだ!
詳しくはそちらも合わせて参照のことぞ。

お腹側、もちっと潰れている。
本物のゴマフアザラシも流氷にあがればもちっと潰れる事でしょう・・・
こういう所がね〜・・・かわいいんですねぇ〜っ!!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
旧ゴマフアザラシは首が軸入りボールジョイント可動となり、
僅かに上下できる他、ロールで首を傾げる事も可能。
子供のゴマちゃんは固定フィギュアとなる。

可動域はごく狭いが、親子セットなので本パッケージのみで組み合わせ遊びが出来るのが楽しい。
真っ白なゴマフアザラシの赤ちゃんキャラクターと言えば「少年アシベ」のゴマちゃんである。
なんでも2017年からこの2024年に至るまで
その続編である「青少年アシベ」が連載中であると言うから長寿作品だ。

リニューアルバージョンの水に浮くverとならべて〜。
ご覧の通りリニューアルに際して造形が一新され、よりリアル感を増したぞよ。
しかし体色で言えば、大人のゴマフアザラシとしては旧版の方がイメージに近い気もする。

動物園や水族館でも見られ大人気のゴマフアザラシですが、
アニアでは今年2024年をもって水に浮くverも廃番となってしまったのはどうした事だ・・・!
また何かの機会に新バージョンで復活してくれると良いのだが・・・。
アニアゴマフアザラシちゃん10年の歴史に一旦の終止符が打たれた形ぞ。


アニア図鑑 はじめての水生生物 北極の海の人気者セット」には流氷が付属するので相性ピッタリぞよ。
しかしアザラシ共よ、気をつけろ!!
天敵シロクマが狙っているぞ・・・っ!!
余談であるが2024年7月発売の
「ゴー!ゴー!びーくるずー びーくるずートミカといっしょ きょうはなにする?セット」
と言う商品にアニア図鑑の図鑑パッケージやバオバブの木が流用されている。
もともとアニア図鑑はトミカとの組み合わせ遊びも推奨されているので納得の転生かもしれんぞよ。

わたくしアニアワールドにアザラシちゃんが増えてきた!
もはやアニアでは絶滅危惧種・・・玩具売り場で見つけたら是非保護してあげましょうね!!

ごく初期のアニアパッケージ「AS-22 ゴマフアザラシ(子ども付き)」でした。
アニアの初期仕様はインターネット上にあまり情報がなく、綺麗に出てくる事も稀なので集めるのが難しいぞよ。
特に初期verと水に浮くverはそっくりで見分けがつかない事もしばしばあるが、
このゴマフアザラシは明確に造形と内容物が異なるので探しやすいかもしれない。
なんとも奥深いアニアシリーズよ・・・!

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・「アニア図鑑 はじめての水生生物 北極の海の人気者セット
・「アニア AS-22 ハシビロコウ

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■アニア AS-29 テングザル

2021年12月29日発売 / 715円(税込)
これまたニッチっぽいパッケージぞよね!
2024年カタログではレギュラーメンバー未掲載が多くみられるなか、
こいつはしぶとく生き残っているから意外なものだ!

テングザルは子供アニアが「AC-11 テングザル(子ども)」として番外ラインナップされており、
優遇されているのも意外な感があるぞよ。

手&あしが動く!
しっぽが動く!

くちにいれない!

毎度おなじみ図鑑カード2枚。
ボール紙に印刷された素朴なカードぞよ。

アニアで登場・テングザル!
またまたわたくしの苦手な霊長類の中でも、一際異彩を放つ鼻を持った姿はまさに天狗なり・・・!!

テングザルは東南アジア、ボルネオ島のジャングルにのみ生息する奇怪なオナガザルの類で、
本種のみでテングザル属を構成する。
海辺のマングローブ林を棲家とし、基本的に湿地周辺の樹上で暮らしているぞよ。
当然泳ぎが得意で、木の上からジャンプしては飛び込みすいすいと泳ぐ。
その遊泳力は霊長類でも随一と言われ、天敵のワニなども容易く振り切って泳げるのは、
手足の指に水かきを備えるからぞ。

樹上性なので主には葉や花、まだ熟していない果実や種子などを食す。
基本的にサルは熟して美味しくなった果実を食うものぞ。
消化が容易く、エネルギー効率が良いからであり、これは植物の方が動物に合わせて進化してきたものである。
植物にとってまだ食べられたくない実は渋くまずいが、
やがて美味しく熟すことで動物に食べてもらい、種子の散布を計る植物の知恵ぞ!
一方テングザルはこの裏をかいて進化してきた。
胃に反芻動物に近い構造を備え、反芻し、腸にはセルロースを分解できるバクテリアを飼っている。
加えて様々な植物の葉をまんべんなく食う事で葉の持つ特定の毒素を摂取しすぎないよう工夫する。
このような特徴を持つ事で、他の猿共が食わない毒のあるまずい葉や、まだ渋い実を食う事が出来るようになった!
結果的に他の樹上性動物との争いが避けられるというワケぞよね!
しかし一方で難儀な体でもあり、せっかく美味く熟した実を見つけても、テングザルは食う事が出来ない。
テングザルの腸に住まうセルロース分解バクテリアが邪魔をして、
糖度の高い実を食うと腸で急速に発酵が進み、大量のおならで苦しむ事になるのだ。
これは時にテングザルを死に至らしめる程の苦痛であると言う・・・!

テングザルはアジアの猿では最大級とも言われ、オスは76センチ、メスは60センチにもなるが、
体重はオスの21キロに対し、メスはその半分くらいしかないと言う。
外見上最も特徴的なのはやはり、大人のオスが持つ天狗のように飛び出した赤鼻だろう!
おろかなにんげんどもの感性からするとさっぱりわからないでしょうが、
これがメスのテングザルにとっては大変に魅力的に映るらしい・・・。
大きく立派な鼻を持つテングザルほど、メスにモテると言う事だ!
何でもこの大鼻は反響室の役割を持っており、鳴き声を拡大してメスへのアピールに使ったり、
またライバルへの威嚇にも用いられると言う事である。
テングザルの鼻は強さの象徴なのだ!!

テングザルは一頭のオスと複数のメスからなる群れで暮らすと言うが、
なんでも鼻がデカければデカい程、群れにはメスが多く集まると言うから羨ましい事です。
このようにより強くアピールする個体がメスに選ばれ子孫を繋ぎ、
より個性が強くなってゆく仕組みを性淘汰、と呼ぶぞよ。
鼻のでっかい個体が選択され遺伝子を残してゆく事で、より鼻がでっかく進化してきたというワケぞよね。
一方でやっぱり邪魔くさいデカ鼻。
食事の時は単純に邪魔なので、鼻を持ち上げて食べ物を口に運ぶなどと言う間抜けな行動も見られるぞよ。

ボルネオのマングローブでしか生きられないテングザル。
森林伐採など生息地の破壊で数を減らしている哀れな動物ぞ・・・。
しかも、恐ろしい事に現地では消化器官内で見つかる結石がまじないの薬になると信じられていると言う!
テングザルにはウンピョウを初めとするネコ科動物から、
マレーグマ、蛇、イリエワニ、オオトカゲなどなど様々な天敵がいるが、
最も恐ろしいのはおろかなにんげん・・・ッ!
現地の人々は薬用や食用目当てにテングザルを捕らえると言う・・・ッ!
なんの薬効があるのか知らんが、猿の結石を食って大した効果があるとも思えんが・・・
げにおそろしき野蛮なにんげんどもぞよーっ!!

そんなテングザル、この日本でも飼育されており、横浜のズーラシアで見物する事が出来ると言う!
勿論、国内でテングザルが見られるのはこの一か所のみ!
って事で、このアニアはズーラシアとのサイレントコラボと考えて良いだろう!
通年ラインナップで生き残っているのも、こうした背景があるからなんですね!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
テングザルは腕と足がロール、尻尾もスイング可動するぞよ!

ぼけ〜っとお座りポーズや、

愉快な歩きポーズなど様々取れる。
気が利いているのは尻尾の可動だ。
これにより座ったり立ったり、遊びが広がっているぞよ。

なんかわたくしの玩具動物園にどんどん霊長類が増えている。
テングザルなんてまずここから買おう!とはならんニッチな動物に思えるが、
プレイセットとの相性は良く遊びやすい。

テングザルの尻尾は長く細いので体重を支える事は出来ないだろうが、
アニアではカギしっぽになってるのでぶら下げ遊びも出来るぞよ。

意外と充実の霊長類。
廃番の危機が続く中でテングザルはしぶとく生き残っている。

わたくしアニアワールドがどんどん猿達の楽園に・・・!?
これは由々しき事態ぞよーっ!!
タカトミさん・・・そろそろおきつね族も出してくださいぞよ!!
たぬきでもいいぞ!

意外なラインナップ、テングザルでした!
稀な珍獣であり、国内で見物できるのは一か所のみ・・・!
ズーラシアに行ったらおみやげに欲しいアニアナンバーワンぞよね!

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・「アニア AS-29 テングザル
・「アニア AC-11 テングザル (子ども)

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■アニア AS-14 チンパンジー

2018年4月19日発売 / 715円(税込)
長らく通年ラインナップだったチンパンジー、
2024年のカタログには未掲載となっており、ひょっとしたら廃番!?
な一体ぞよ。

アニアのラインナップはナンバー入れ替え制で廃番となってゆくが、
2024年カタログにはごっそりと欠番が生じており、現行販売商品の把握が難しくなっているのでした。

バナナ付き!
手足が動く!

くちにいれない!

図鑑カード2枚付属。
アニアを通じて動物の生態から言葉まで学べるのだ!!

アニアで登場のコモンチンパンジー。
こちらのパケにはおまけのバナナも付属します。

ボノボと共におろかなにんげんどもに最も近縁とされる霊長類、チンパンジー!
なんでも1000万年前〜700万年前の昔に存在した共通祖先からチンパンジー亜族とヒト亜族は分岐したと言い、
両者のDNAの違いは1〜4パーセント程であるとされている・・・。
曲がりなりにも知恵を使い、様々な豊かな文化を築いてきたおろかなにんげんどもと、
このような文明を持たぬ類人猿が近縁な動物とは恐ろしい事実ぞよ!!
わたくしは猿の類って実はあんまり好きじゃないのだ・・・
骨格など人間にそっくりで不気味に感じてしまうからぞよーっ!!

アフリカ中部の熱帯雨林から乾燥したサバンナ周辺の疎開林に生息するチンパンジーですが、
山脈や大河によって分断されたいくつかの地域で固有種が見られ、
それぞれ別の系統として進化してきたために、4つの亜種が確認されているぞよ。
主に果実などを食す雑食動物であり、高い身体能力を活かして主に樹上で生活するが、
地表ではアニアのようなナックルウォークの四足歩行を見せる。
勿論お肉も大好きで、時に集団で獲物を襲って狩りをする事もあるぞよ。
20〜100頭もの群れを成し、それぞれの群れは敵対関係にあると言う。
基本的に雄が群れの主であり、離れる事はないが、雌の方はと言うと性成熟して別の群れに移る事も多いぞよ。
これって近親交配を避ける仕組みぞよね。
大変に血気盛んな動物で、別な群れ同士の雄が出会うと血みどろの殺し合いに発展するばかりか、
新世代の雄が生まれると脅威に感じるのか何なのか、ぶち殺して食ってしまう事もあると言うから野蛮ぞよ!
おろかなにんげんどもってしょっちゅう戦争をして殺し合いが大好きな生き物だが、
チンパンジーを見るに猿共ってもともとそう言う生き物なんですね!
恐ろしいぞよ〜っ!!

チンパンジーの恐ろしい所は、人間ほどではないが知恵を用いる事にある。
果実を割ったり、水を汲んだり、果ては求愛に至るまで、
木の枝や葉っぱ、石など、様々な自然のアイテムを道具として用い、便利に暮らすのだ。
仲間を擽ったり追いかけたりして遊ぶ事も多く、この時チンパンジーは、笑うぞよ・・・。
はっきりと文化的な行動や感情のある動物なのだ!
極めて高い知能と身体能力を持ち、動物園などでは人間のする事を観察し、
鍵を盗んで檻から脱走するなどと言う事件もしばしば起こしているという・・・。

恐るべき隣人、チンパンジー・・・!
何れこのような類人猿が進化して、おろかなにんげんどもと入れ替わるかもしれないとは、
名作映画「猿の惑星」でも描かれているぞよ。
昔から根源的に、おろかなにんげんどもは類人猿に本能的脅威を感じていたのかもしれません・・・。

トップ。
毛のディテールにグラデ塗装でリアルさを強調。

手足など実に人間的ぞよ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
チンパンジーは腕と足の付け根がロール可動し、このように直立ポーズも取らせる事が出来る。

勿論お座りも可能ぞよ。
このアニア、古いせいかパケの中で関節が固まっており癒着を剥がすのに苦労した!
基本的に温めてべりっと剥がす訳ですが、
軸の方もふにゃふにゃになっちゃってあんまり無理をするとちぎれそうになるのだ。
こればっかりは材質の都合なんでどうしようもない。
おろかなにんげんどもも、癒着を剥がす時は慎重に試しましょう!!

付属のバナナは手に持たせる事が出来ます。
これだけでちょっとドラマが生まれる嬉しいおまけぞよ。

そしてなんとお口にくわえる事も出来る。
なかなか面白いギミックぞよ。

こちらのバナナ、ごくごく小さなパーツなのでちびっ子に与える時は注意していただきたい!!
ま、仮に誤飲などしてもそのまんまうんちで出てくるでしょうが・・・。
万が一と言う事もあるぞよからね!

もともとはバナナを持つ為のポージングですが、プレイセットとの組み合わせ遊びでも活躍。
このようにあちこちにひっかけたり、

ツタを持ってぶら下がる事も出来る。
工夫次第で遊びの幅がぐんと広がるぞよ!!

天高く掲げるバナナ!
チンパンジーが食う事と交尾する事と殺す事しか頭にない下等な類人猿である事には、
おろかなにんげんどもも首の皮一枚で繋がったと言えるでしょう・・・。

カタログを見るに廃番の可能性が高いチンパンジー。
メジャーな動物ではあるものの、アニア集める時にまずここからはいくまい・・・!
と言うコアなパッケージなのではないでしょうか・・・?
売り場から消える前にゲットぞよ!


おろかなにんげんどもをして霊長の長とは大きく出たもんだ!
ばらむツZ」7巻を読んで哺乳類に詳しくなろう!!


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・「アニア AL-29 ゴリラ
・「ビッグアニア シルバ (ゴリラ)

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■アニア AS-26 ナマケモノ(ノドチャミユビナマケモノ)

2021年10月28日発売 / 715円(税込)
アニア随一の異色シルエット、ナマケモノ登場!
パケではぶら下がりポーズだが、ナマケモノ本体以外は付属しません!

本商品は2024年の最新カタログに掲載されておらず、タカラトミーモールの販売ページも除去済み。
このまま廃番となると、ナンバー更新でなく欠番状態となるぞよ。

手足が動く!
首が動く!

くちにいれない!

アニア図鑑カードは2言語版付属。
動物の生態を通して数や言葉を学んでみよう!!

アニアで登場!
ノドチャミユビナマケモノぞよ!!
そのまんま置くと実に奇妙なシルエットである。

哺乳類系統の中でも異節類と言うちょっと変わった種に分類されるナマケモノ。
その中でも有毛目に分けられ、現生種ではミユビナマケモノ科とフタユビナマケモノ科が存在する。
ノドチャミユビナマケモノはそんなミユビナマケモノ科の一種で、
かつては国内の動物園でも飼育例があったようだが、現在では見られない珍しい種ぞよ。
大体日本の動物園にいるのはフタユビナマケモノの方なのだ!
と言う事でこのアニア化はちょっと意外な気がします。

ミユビナマケモノはその名の通り、前後両足の指が三本あり、小さな尻尾もついている。
通常、哺乳類の頸椎は人間もキリンもみんなみんな7つと決まっている。
首の骨の数7個は哺乳類全体で共有する形質なのだ!
ところがこのミユビナマケモノの頸椎は9個ほどもある例外ぞよ(8〜10とも)
これにより、首を270度回転させる事が出来る為、
体を動かさず、労せず周囲の葉を食べる事が出来ると言うワケぞ。

ナマケモノとはその名の通りで、この動物は1日14〜16時間ほども眠り、起きている間も実に緩慢な動きをして鈍間である。
スペイン語では「ペレソソ」と呼ばれており、これはだらけ者の意味だから世界的にも怠けているのだ。
中でもノドチャミユビナマケモノは中南米の熱帯雨林に広くみられ、一生の大半を樹冠から降りずに過ごすと言う。
捕まる樹の種類を選ばない無頓着な所もあり、日光浴の出来る場所を好むのは、体温調整の為であると言うぞよ。
時には泳ぎを披露する事もあるが、地上を歩く事はかなり稀で、
歩く時はずり、ずり、と這いずるようにめんどくさそうに移動するから徹底している。

喉と頭が茶色い事からこの名がついたノドチャミユビナマケモノであるが、
やはり名前の通り長い手足の先についた三本のカギ爪も特徴である。
この鋭い爪で敵を切り裂く・・・!
とはならず、木につかまる時に便利なのだろう。
完全な草食性で、主には葉っぱ、花、果実などつかまっている木の様々な部位を食し、
水分も殆どこれで賄うと言う。
あんまり動かないもんで、次第に体毛には苔が生え始め、全身が緑がかってくる事もしばしば。
そしてノドチャミユビナマケモノの身体に生えた苔しか食わない蛾と言うのもおり、
だらけ具合が生態系へ意外な貢献をしているぞよ。

あんまり動かず、食も細く、ただぶら下がっているだけの人生・・・
ナマケモノは要するに、基礎代謝の低い動物なのである。
それなもんで哺乳類にも関わらず外気温に合わせて体温が上下してしまい、
なるたけ日の差す場所でぽかぽかと日光浴して体温調整を賄う。
結果的にあんまり動かず緩慢な動物に仕上がったというワケぞよね!
ほんとに変な動物ですよ〜。

前述したとおり国内で割にポピュラーに見られるのはフタユビナマケモノである。
こちらは前足の指が二本、後ろ足が三本で、尾がないので区別も容易だ。
尻尾のないのがフタユビナマケモノ!と覚えておけばよかろう!!
そしてミユビナマケモノと比べて獰猛でやや素早いと言うが・・・ナマケモノの素早さなんぞたかが知れておるだろう・・・。
ナマケモノ中でも一番にナマケモノなのがミユビナマケモノ、と言ったところぞよかな。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
こちらのノドチャミユビナマケモノは首と腕の付け根が軸入りボールジョイント、
足がロールし表情をつける事が出来る。

のっそのっそ、ずりずりと歩くシーンや、

お座りポーズも出来ちゃいます。

可動を利用すればプレイセットの木につかまらせる事も可能ぞ!
最も連動しているプレイセットは、2021年10月に同時発売された
「どうぶつあつまれ!ガチャっとコロコロツリー」で、ナマケモノのぶら下がる樹が設けられていました。

つかまるverと合わせて樹にくっつけたいアニアである。
しかし、どうもこれらは2024年に一斉廃番となるみたいぞよ。
ひょっとしたらカタログに載っていないだけで再出荷される可能性も無いでもないが・・・
ま、あまり期待はできまい。

ぜんぜん動かないナマケモノ。
名は体を現すと言うが、動物の場合おろかなにんげんどもが勝手に名前をつけるので、
体が名になるのだ。

実に珍妙な形態の動物であるが、アニアになるとなんだか愛嬌があって可愛いぞよ!
玩具屋さんで見かけたら是非保護してあげてくださいね。

ナマケモノの中でもマイナー種!?
ノドチャミユビナマケモノでした!
なんで動物園で見られないこっちをアニアにするんだと言えば、フタユビに比べてミユビはより怠け者だからであろう!
タカトミも色々考えるものである。

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・「アニア AS-26 ナマケモノ (ノドチャミユビナマケモノ)
・「アニア どうぶつの親子 はてなカードセット

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■アニア AS-27 メガネザル(ニシメガネザル)

2022年10月20日発売 / 715円(税込)
様々な動物の特徴を合体させたような奇妙な姿の猿、
メガネザルがアニアに登場!
なんと意外なラインナップよ!

インドネシアでは「オバケ動物」などと呼ぶメガネザル。
目玉がでっかく闇の中を好むぞよ。

首が動く!
足が動く!
付属の木に
つかまれる!

くちにいれない!

付属のアニア図鑑カード。
動物の生態を通じて日本語と英語を学べます。

本商品は本体に加えて展示用の木台座が付属する「つかまるver」仕様となっている!
こういうおまけがついているとちょっと嬉しいぞよね〜。
別売りのプレイセットとも組み合せて遊びやすいギミックだ。

霊長類の中でも、現生ではメガネザル科のみでメガネザル型下目を構成するメガネザル。
なかでもニシメガネザルはボルネオメガネザルとも呼ばれ、
カブトムシの産地でも有名なボルネオ島・スマトラ島とそれに隣接する島々に広く分布するぞよ。
ボルネオ島に住まう霊長類が殆ど昼行性の中、メガネザルは夜行性。
体重100グラム程度のうち、眼球は一つ3グラムもあり、脳とほぼ同じ重さであると言うが、
このような巨大な目玉を持つ事で暗所でも良くものを見る事ができるのだ。
なんなら明るいところでは眩しすぎてむしろ見えづらくなると言うから難儀であるぞよ。
あんまり目玉が巨大なので目を動かす事が出来ず、代わりに首を回して周囲を確認すると言う。
180度回る首はフクロウを思わせ、体長12センチに対して倍の20センチもある尻尾はネズミにも似る。
さらに細長い指の先端はカエルの吸盤風に丸みを帯びるなど、色々な動物に似た形を持つ為、
現地の部族語では「寄せ集めの動物」と呼ばれると言う。

夜間活発に活動を始めるメガネザルは、虫やカエル、鳥にトカゲなど一晩に40匹も食う完全肉食性。
そのせいかわからんが、近寄るだけでも体からはバッタが腐ったような、落ち葉の発酵したような嫌な匂いが漂い、
現地の人々は闇の中でも匂いで彼らの近づく事が判ると言うぞよ。
そんなニシメガネザルは森林伐採や山火事、ペット目的の乱獲により個体数を減らしており、
絶滅危惧種となっているからおろかなにんげんどもも罪深い!
悔い改めるぞよーっ!!

そんなニシメガネザルなんですが・・・この日本で見る事は出来ません!!
アニアは身近な動物がラインナップされる傾向にあると思うのですが、
このような希少で馴染みのない動物が発売されるのは珍しいかもしれないぞよ。
それともわたくしが知らんだけでアニメやゲームに最近出てきたとか・・・?
近縁種としては、スラウェシメガネザルが上野動物園で飼育されるのみとなっている。

おしり。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
メガネザルは首と両足がロール可動するぞよ。
首が回るのはメガネザルの特徴なので、ここの可動は外せないぞよね!

腕は固定だがぶら下がりポーズなど取らせて遊ぶ事も出来る。

台座からは勿論着脱可能。
ポージング的に単体で飾る事は難しいが・・・、

つかまりギミックはプレイセットとの組み合わせ遊びも想定されており、
いろんな箇所にくっつける事ができるぞよ!

枝やツタなど、ぶら下がれる場所を探してみよう!!

本商品は2022年10月に「コアラ(つかまるVer.)」と同時発売でした。
ほんの最近発売されたばかりという印象だが・・・2024年4月のカタログには未掲載なので・・・
コアラと共にひょっとして廃番と言う事・・・!?
このまま再出荷がなければ1年半ほどしか販売されなかったプチレアアニアとなるかもしれんぞよ。

アニアを通じて動物を知ろう!
この日本では珍しいメガネザルでした。
ひょっとしたら店頭にあるだけで終売かもしれんので欲しい人は早めにゲットぞよ〜!


哺乳類についてもっとよく知りたいアナタは、「ばらむツZ」7巻を読むとガチで詳しくなれるという噂ぞよ・・・!


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・「アニア AS-27 メガネザル (ニシメガネザル)
・「アニア図鑑 はじめての動物 サバンナの暮らしセット

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■アニア AS-32 イリエワニ

2017年10月26日発売 / 715円(税込)
ASアニアで登場のイリエワニ!
AS-08ナイルワニと共に、長らくアニア通年ラインナップにいるワニシリーズぞよ!

2024年の「トミカ&プラレールカタログ」にはアニアも掲載されているのですが・・・
ASシリーズの項からは
「AS-09」、「AS-14」、「AS23〜27」、「AS31〜35」らがごっそりと未掲載・・・
これってひょっとして一斉廃番!?
という事で目ぼしいところを優待消化ついでに店舗で回収してきたものぞよ。
特にイリエワニはこの5月に「AL-28 イリエワニ(水に浮くVer.)」として上位バージョンが発売されるので、
廃番の可能性は大いにあり得るぞよ。

口が開く!
ナンバー継承でなくひっそりと欠番になられると廃番を把握する事もままならん・・・!
由々しき事態ぞよーっ!!

くちにいれない!

図鑑カードが2枚付属。
いつも通り日本語と英語ぞよ。

世界の個体数は20万匹とも30万匹とも言われ繁栄しているイリエワニですが・・・
小サイズアニアでは絶滅の危機!?
ASイリエワニぞよ!!

現生ワニの中でも最大種にして、世界最大級の爬虫類ともされるイリエワニ!
平均して全長は4〜5メートルだが、大きなものでは7メートル級も珍しくなく、
最大記録では全長8.5メートルにも達する超巨大怪獣ぞよ!
主に汽水域に生息し、入り江やマングローブ林を好む事からこの名がついたぞよ。
汽水とは淡水と海水が入り混じる液体の事を指す。
したがってイリエワニは淡水域は勿論のこと、海水への耐性も強めで、泳ぎも得意。
インド南東部からインド洋、南シナ海の島々を経て、
オーストラリア北部までの広い地域に分布するが、海流に乗って遠くまでやってくる事もあり、
海上の沖合で目撃される事もしばしば。
この日本でも発見例があると言うから恐ろしい事です!!
なんでも明治の頃までは西表島のマングローブに小さな群れまでいたらしいぞよ〜。

極めて忍耐強く獲物を狩る際は水面下で息を潜め、
スイギュウやサル、イノシシや、水中ではサメなど、要は何でも食えるものがやってくるのを待ち、
いざ気配を感じると筋肉質の尻尾を振って水を叩くように飛び出して食らいつく!
こうして哀れな動物を水の中に引きずり込んで溺死させてしまうのだ!
顎の噛む力・咬合力は現生動物では最も強いとされる2トン級、人間の48倍とも言われ、
超肉食獣脚類、ご存知ティラノサウルスに匹敵するほどのパワーを秘めると言うから敵に回したくないものぞ!

動くものと見ればなんでも食いつくイリエワニ。
野生動物は勿論、家畜や時には人間を襲う事でも知られる狂暴性を秘めている。
一方効率的に餌を食う為、動物達が一度に集まる機会を覚えているとも言い、
ウミガメの産卵期には波打ち際にやってきて親亀を狙い食いしたり、
卵や孵化したばかりの幼体を貪り食うと言うからなかなかに知恵もあるようだ。
それでありながら、哺乳類らと違って代謝が低いので
3か月くらい絶食してもピンピンしており我慢強さも持ち合わせる。

イリエワニは雨期になると木の枝や枯葉などを積み上げた塚に60個ほどの卵を産み、これが90日ほどで孵化。
こんなにうじゃうじゃと小ワニが生まれてくるのではさぞ大繁栄している事でしょう!
と思いきや、そこは無常な大自然。
成体は敵無しのイリエワニも、子ワニの頃は鳥や魚の良い餌ぞよ。
せっかく生れてきても生き残れるものはごくわずかであると言う。
爬虫類はこのように、卵を産み多産となる事で種を守っているのだ。
少数の赤ちゃんを大事にお腹に抱えて育てる哺乳類とはまた違った生存戦略ぞよね!

そんな最強現生爬虫類・イリエワニを、ASアニアでは動きのあるポーズで立体化。
体にはぶち模様が描かれてカッコいいぞよ。
イリエワニの革は最上級の皮革としてとても価値が高く、腹部分の長方形の鱗模様は竹斑、
円形模様は玉斑と呼ばれ、中でも最も美しいとされているぞよ。
このような価値からかつては乱獲され数を減らした事もあったが、近年は保護されるようになり絶滅の心配はないとされる。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
イリエワニは顎が大きく開閉する!
イリエワニは時折このように口を開けたままぼけ〜っとしている姿が見られるが、
爬虫類の変温動物であるワニは体温の調整機能を持たない為、日光浴の最中にこうして口を開ける事で、
表面積を増やし、皮膚の薄い箇所を晒して効率的に温まるのである。

という事で本商品はナイルワニの生態と特徴をよく汲んだアニアとなっております。

トップ。
体を左右に振ったポージングがカッコいいぞよね!
爬虫類はこのように、体を左右にくねくね動かして歩くが、
これは魚類の泳法を引きずっているためと考えられるぞよ。

ボトム。
腹側も肉感的でリアルな塩梅だ。
むちむちぞよ!

アニアのワニシリーズを並べて〜。
真ん中が「アニア AS-08 ナイルワニ」、右が「自由にくみかえ!サファリ動物園」の「ナイルワニ(ローラー付き)」ぞよ。
並べてみるとイリエワニは大きく動きがついてカッコいいぞよね!

ざぱーんっ!!
水中から突如出現のイリエワニ!!
一度食いつかれたらまず逃げられない・・・死、あるのみぞ!

組み合せて遊ぼう、アニアシリーズ!
本商品はアニメ「アニアキングダム」でも登場しており、水辺の仲間と共に海を泳いでいたところをモーサに襲撃され、
「ワーニング! ワーニング!」と警告を発する役だった。
海水もへっちゃらなイリエワニならではの登場ぞよね。

ワニちゅういだって!
気よつけよう!!
怖いワニ〜っ!

ひょっとして廃番なのか!?
AS-32イリエワニでした。
この5月から新イリエワニを含め、既存動物がALシリーズで新登場する流れがあるぞよ。
近頃は物価上昇でわたくしのような庶民は苦しいばかりだが、
メーカーからしてもそう何度も値上げできず困っている筈だ。
アニアは2022年に一度値上げしているし、このうえ値上げするのは厳しいと言う事で、
ASの一部を廃して上位版のALに置き換えたいのかもしれない・・・。
ま、今後どうなるかわからんのでカタログ落ちしたパケは早めに買っておく方が吉であろう・・・!


大古の昔にはワニそっくりな全く別の爬虫類も存在したとは、「ツZ」でも学びましたね!
なに?まだ読んでいない・・・?
読みなされ・・・!


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・「アニア AL-28 イリエワニ (水に浮くVer.)
・「アニア AL-30 キリン (アミメキリン)

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■アニア AS-41 ヒラタクワガタ

2022年7月14日発売 / 715円(税込)
2022年より本格始動した昆虫アニアの第一弾!
「AS-37 カブトムシ」、「AS-38 ヘラクレスオオカブト」、
「AS-39 コーカサスオオカブト」、「AS-40 ギラファノコギリクワガタ」、
そして本商品が同時発売でした。

続く2023年7月には第二弾として
「AS-41 ゴホンヅノカブト」、「AS-42 ニジイロクワガタ」、「AS-43 ノコギリクワガタ」
が発売されましたが・・・そう、AS-41・・・入れ替わってるんですね・・・!
実はこちらのヒラタクワガタが廃番となり、ゴホンヅノカブトが入れ替わりラインナップだったのです!
という事で、このヒラタクワガタはたった1年しか販売期間のなかったややレアなアニアとなっているぞよ・・・!!

すでに各ネットショップは公式のタカラトミーモール含めて売り切れなので終売と考えて良いだろう・・・!
わたくしはこの事に全然気づいておらず、今年(2024年)になって今更気づき
買いそびれちゃったな〜・・・と落胆していたが、
優待消化で玩具売り場に行ってみたらなんとまだ2個だけ残っているではないか・・・!
という事でホクホク笑顔で1個買ってきたぞよ。
もう1個は今更欲しがっているおろかなにんげんどもの為に残しておいた。

くちにいれない!
という事でおろかなにんげぇん・・・!
アニアは出荷数が多くどの玩具屋さんでも扱っているので、売り場でひょっこり絶版パケと出くわす事もしばしば。
レアアニアが欲しい人はインターネットから飛び出して実店舗を覗いてみよう・・・!

今となってはレアなアニア図鑑カード。
標本写真も載っているぞよ。

そしてこちらが通常ラインから絶滅したヒラタクワガタアニアとなる・・・!
あけてびっくり、めちゃちっちゃい&薄い・・・!!

この日本では主に西日本で見られるクワガタムシ・ヒラタクワガタ。
主にクヌギ、コナラなどの広葉樹の洞に隠れ住まい、その樹液を舐めて暮らしているぞよ。
最近は異常気象で日本中が暑いので分布を広げている気配がある。

オオクワガタに次いで飼育が盛んな日本を代表するクワガタムシであり、世界に25もいると言われる亜種のうち、
12亜種もが日本産であると言うのは物凄いが、これは海外におけるヒラタクワガタの地位を現すもので、
愛好家の多い日本でことさらに研究が進んでいる事の証でもあるぞよ。
その辺にいるタダムシを、わざわざ徹底的に調べ上げて論文を書いて記載する・・・なんてこと、
普通の人はしないぞよからね・・・!!
カッコイイ甲虫はこのように分類が細分化しがちだが、様々な事情や欲が絡み混沌としていて諸説ありぞよ。
ただでさえ昆虫は地域性の変異が豊富なので、見た目だけで正確に分類する事は難しいのだ。


もちろん、大人気で研究も盛んなヒラタクワガタですから、
分子系統解析による研究も行われているぞよ。
分類学的に言えば、日本のヒラタクワガタは所謂ホンドヒラタと呼ばれる原名亜種群と、
九州地方北部と山口県西部に住まうツシマヒラタからなると言う事が判ってきている。
沖縄の島々では島ごとに固有の系統に分かれているというが、
これは琉球列島が大陸と繋がっていた時代に渡ってきた祖先が、
島の環境に合わせて数万から数十万年の時の中で独自に分化してきたのだ。
しかし、人気が高く飼育も盛んと言う事は、逃げ出したり遺棄される外国産が増えると言う事でもある。
こうしたものが地域固有の個体群と交雑し、遺伝子の汚染が問題となっているぞよ。

そんなヒラタクワガタの特徴と言えば・・・その名の通り体が実に平べったい!
もっとも、これは体が幅広な事による錯覚で、実際はクワガタムシの中でも最も肉厚で分厚い種とされているぞよ。
体長はオスが4〜11.5センチで、最大サイズともなるとクワガタの中でも最大級となる。
全体に黒から黒褐色で、まず国内でイメージする普通のクワガタと言った趣だ。

という事でこのアニアが平べったい印象なのはモチーフの通りなのです。

アニアサイズは約6.8センチ程度。
西に行くほど大きくなってゆくと言われ、7センチを超える個体も見られるヒラタクワガタだが、
東日本や関東では6センチを超えるものは少ないとされる。
このサイズ感はまずリアルな大型1/1サイズと言って良いだろう。

このアニアの特徴としては、塗装箇所が一つも無い点もあげられる。
そう・・・このアニア、無彩色の黒一色なんですね・・・!

造形は子供向け玩具として頑丈さに重きを置きながらも、まずまず正確と考えて良いだろう!
生体イメージと言うよりも足を揃えた展足ポーズの標本フィギュアと言った趣ぞよね。

ブラシ状のお口や小あごひげは再現されていないが、
引っ込めている所と考えればそこまで不自然じゃないぞよね。
トミカにおけるサイドミラーといったところか。

もし塗装するとすればこのようなごく細かな毛色だった事でしょうが・・・アニアで再現するのはなかなか難しそうだ。
という事で小サイズ・未塗装はなるべくしてなったという感じで、
この今ひとつ豪華さに欠ける必然の仕様がたった1年で廃番になった事と関係しているような気がするぞよ。
後釜が色つき海外産のゴホンヅノカブトだしね!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ヒラタクワガタは胸がボールジョイント可動し、自慢の大顎も開閉可能!!
昆虫アニアはプレイセットの全てがアニアをセットして相撲を取らせるバトルフィールドとして展開されており、
フィギュアを激しく衝突させる事が遊びの一つとなっているぞよ。
その為、昆虫アニアはぶつけても吹き飛んでもまず壊れる事がない、実に頑丈な作りだ。
昆虫フィギュア界で今もっとも大人達から注目されているものに、
バンダイのガチャガチャ「いきもの大図鑑」シリーズがある。
これはCTスキャンを用いた本物と見紛う標本フィギュア的仕上がりの人気シリーズだが、
細かく可動するパーツはとても繊細で、動かすそばからポロポロ落ちる事もしばしばあり、
とてもちびっ子向きではない。
そこんとこ言うと昆虫アニアはごく小さな子供でも安心して遊べる頑丈さに、そこそこ正確な造形と要件を満たしている。
子供向け昆虫フィギュア入門に最適な玩具こそこの昆虫アニアなのだ・・・!
意外とこう言う丁度良い塩梅の昆虫フィギュアって少ないから、アニアは良いとこついてるぞよーっ!!

この可動を活かして相撲ポーズで展示するのも楽しい!
激突・クワガタバトル・・・!!

昆虫アニア並べて〜。
こうして見ても群を抜いて小さなヒラタクワガタ。
アニアは彩色が美しい事も特徴だが、一般販売単品パケながら無彩色と言う異彩を放つ一品となっているぞよ。
ちなみにアニメ「アニアキングダム」放送時にはゴホンヅノカブトが既に発表されていた為、
廃番のヒラタクワガタはアニメ出演は出来なかったぞよ・・・。
日本を代表する昆虫なのに・・・悲しいぞよーっ!!

外国産に侵略される国産クワガタ・・・
玩具売り場でも絶滅寸前の、今では知る人ぞ知るアニアとなっているぞよ。

昆虫アニアは並べて飾れる専用標本箱が欲しいぞよね〜。
今のところ昆虫プレイセットはバトルフィールドばかりだが、新ジャンル昆虫採集セット
・・・タカトミ、出してくれないぞよか・・・!?

あまりにも地味すぎる仕様が災いしたのか、静かに消えていったヒラタクワガタアニア。
たった1年しか販売期間のなかった幻のAS-41ぞよ・・・!
もう10年か20年したら超絶レアアニアになっているかもしれないぞよ・・・!?
玩具売り場で生き残りを見つけたら即ゲットだ・・・!


昆虫や生き物を特集するおきつねノベル「虫屋ときつね」もよろしくぞよ!!


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・「アニア AA-05 世界の昆虫王者セット
・「アニア 昆虫大決戦スタジアム

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■アニア AS-17 ライオン(メス)(子ども付き)

2015年4月23日発売 / 715円(税込)
流石は一番人気動物、アニアライオンは雌雄両方単品パケがあるのです。
こちらは子供もついた親子セットぞよ!

「AS-17 ニホンザル」(2013年12月発売)と入れ替わりでラインナップされています。
ニホンザルは干支アニアとして2015年12月に屏風&敷物付きのバリエーションも登場しましたが、
シーズン限定なので現在はどちらも廃番となっているぞよ。

口が開く!

くちにいれない!

アニア図鑑カードもきちんとメス仕様なのだ。

アニアライオン
子ども/メス

2体封入の親子セットとなっている。

ネコ科動物の中でも唯一群れを形成する事で知られるライオン。
このプライドと呼ばれる軍団は1〜多くて3・4頭くらいまでのオスと12頭前後のメス、そして子供達で構成されるが、
この群れの中心はずばりメス!
食料の調達から侵入者の排除まで、様々な仕事をメスが担い、オスは群れに顔を出したり出ていったりと1か所に留まらないと言う。
ライオンの群れはほぼ血縁関係にあるメスとその子供達で構成されており、
群れが大きくなりすぎると娘達が独立し、新たな群れを作って放浪のオスを迎える。
こうする事で結果的に近親間の交尾が避けられ、遺伝的多様性を保つ事も出来るのだ。

メスライオンは一度に1〜5頭の赤ちゃんを産み、生後6か月ほどまでプライドのメスのお乳を共有して育てる。
この子供達はオスもメスもたてがみが無く、逞しい猫ちゃんのような姿をして違いがない。
赤ちゃん期には体に斑点模様を持つが、成長と共に次第に消えてゆき、
3歳くらいになるとオスは鬣が生えだしてメスと区別できるようになると言う!
5〜6歳ともなると鬣が生えそろい、我々のイメージする立派なオスライオンの姿が完成するぞよ!!

アニアでは若い頃に見られる斑点模様がプリントで再現されている。
子ライオンなどごく小さなフィギュアなのに仕上げが細かいですよ〜。
メスにも斑点が見られるので、これはまだ若い個体かもしれないぞよね。
成獣になったライオンからはすっかり斑点が消えると言う事です。
子とメスアニアを比べると、子ははっきりとしたプリントだが、メスはドットプリントとなっている。
これは成長して斑点が消えゆく過程を表現しているのかもしれないぞよ。


成長したライオンはまさにサバンナの王者・・・!
およそ敵無しの最強動物となり、自然界に天敵は存在しない!!
しかしそれも立派なオトナのライオン、それも健康体に限るぞよ・・・この世は弱肉強食っ!
か弱い子供や弱り切った老ライオンなどは、ハイエナや水辺のワニに狙われる事もあると言う・・・!
そしてライオンの最大の天敵は、おろかなにんげんども・・・!
生息地の開発や密猟は勿論、野蛮なハンターどものトロフィーハンティングが今尚問題となっているのだ!!
国際的にはこの様なトロフィーハンティングは禁止するよう法整備が進められていると言うが、
生き物をただ娯楽の為だけに銃で撃ち、それを無邪気に楽しむとは・・・とんでもない感性の持ち主がいたものぞ!

トップ。
ネコ科動物のしなやかな体が造形で再現されている。
なんでも子ライオンは生まれてからひと月でネズミなどの小動物で狩りの練習を始めると言う。
失敗したり反撃されたりして、少しずつ野生の感を養ってゆくぞよ。

ボトム。
ライオン肉球・・・かくにんっ!
ごく小さな子ライオンの肉球もきちんと塗装されていますよ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
メスライオンは口が開閉します!

親子セットなのでこのパケだけで組み合わせ遊びが楽しめるが・・・、

もちろんオスライオンを加えればさらに遊びが広がるぞよ!
特にアニアではオスライオンの種類が豊富なので、好みの組み合わせを探すのも楽しいのだ。

造形のテイストで言えば2017年に発売され、既に廃番となっている「AS-29 ライオン ( ワイルドVer. )」が似合うと思うぞよ。
目元の大きさが同じだし、特に鼻の彩色がそっくりなので並べた時に映えるのだ!

むしゃむしゃむしゃ。
ライオン達はシマウマやヌーなどの大型動物をオスが追い立て、メスのチームワークでトドメを刺す。
戦いに大きく貢献するのはメス達だが、真っ先にご飯にありつくのは体の大きなオス。
最後の最後にお腹を空かせた子ライオン達が残飯を貪ると順番が決まっているのだ!
過酷な自然の掟ぞよ・・・っ!!

このメスライオン親子はアニメ「アニアキングダム」でも、
レッドバレーの王・レオニーのプライドの一員として複数登場している。

第5話「さいきょうの王!レオニー!」においては、ヴェロキラプトル軍団に捕まり、人質にされてしまった子ライオン。
敵の卑怯な作戦に、さしものレオニーも万事休すか・・・!?
と思われたその時、ルッタが勇気を見せ子ライオンを見事救出っ!
初めは頑なな態度を見せたレオニーもやがてはルッタの勇敢さを認め、共に戦ってくれるようになっていったぞよ!!

組み合せ遊びが捗るメスライオンセット!
わたくしが大富豪ならば1ダース欲しいところぞよ・・・!!
おろかなにんげんどもも、このメスライオンパケをゲットして、
君のアニアキングダムにライオンのプライドを作ってみよう!!


人の世も獣の世も母は強しと言う事なのか・・・(ステータス的な意味で)!?
動物&古生物回も頻発する「ばらむツZ」もよろしくね!


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・「アニア AS-17 ライオン(メス)(子ども付き)
・「アニアと冒険! おしゃべりライオンのマップ図鑑 (初回限定版)

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■アニア AS-13チーター(ワイルドVer.)

2019年10月24日発売 / 715円(税込)
「ワイルドver」としてリニューアル登場したAS-13チーター
2024年2月に3代目となる「走るver」への再リニューアルにより廃番となっています。

もともとAS-13は2013年8月発売の「AS-13 チーター」だったので、
本商品「ワイルドver」はアニアにおける2代目チーターなのです。

首が動く!
しっぽが動く!
草付き!

くちにいれない!

毎度おなじみ図鑑カード。
日本語と英語で2枚付属ぞよ。

ワイルドverとなって再登場したチーター!
長く通年ラインナップでした。

多くはアフリカの北部、東部、西南のサバンナや半乾燥地帯、またイランなどに生息するチーターは
現生種では唯一のチーター属であり、世界最速の哺乳類と言われる動物ぞよ!
その速さと言ったらおよそ3秒で時速96キロまで加速する事ができ、方向転換も自在。
逃げ惑う獲物を俊敏な動きで追い詰める野生のハンターぞ!

全長は110センチ〜150センチほど、尾は50〜90センチ近くあり、体重は35〜65kgと無駄のないしなやかなフォルムをする。
主に単独で行動し、狩りは日中、インパラなどの中型の哺乳類やノウサギや鳥類など小型動物を標的とする。
最高時速は約110kmとも言われる瞬足のチーターだが、しなやかで軽量化された肉体は持久力を失ってしまった。
全速力で駆け続けたならあっと言う間にエネルギーを使い果たし、自然界では致命的な隙を生む事になるだろう。
したがってチーターの狩りは瞬足、そして必殺!!
鋭い視覚で狙いを定めたなら、草陰を音もなく必殺の間合いまで忍び寄り、
飛び出したが最後、相手の喉元に食らいつきあっと言う間に窒息死させてしまうと言う!!
トドメを刺すまでの時間はごく短く1分ほどの刹那の一瞬・・・!
そしてチーターは獲物を横取りされないよう、亡骸を咥えたまま茂みの中へ姿を消し、一人ゆっくりとお肉を貪る・・・
まさにチーターはサバンナの忍者なのだ・・・ッ!!

スピードを重んじるあまり、スタミナ不足に陥ったチーター。
アニアでも実にほっそりした造形ぞよね。
時速100km以上もの最速を見せるチーターだが、全力で走れる距離は300メートル未満、長くて600メートルほどと言われる。
日中に狩りをするのも、夜行性のライオン達と競合しない為と言われていて、
激しい戦いを避け、必殺の間合いを突き詰めてきたことが窺えるぞよ!
アニアでは特徴的な背中の斑点模様などを細かくプリントで再現。
キングチーターと言う種は背中に帯状の黒い線が入っていて、普通種と全く異なる姿に見える。
かつては独立種として数えられた事もあったが、遺伝子的には全く同じである事がわかり、変異個体に留まったと言う。

チーターにくきゅう・・・かくにんッ!!
一般にネコ科の動物は爪を出し入れする事ができるが、チーターは生後10か月あたりからひっこめる機能を失ってしまうと言う。
この爪が地面にぐっと食い込む事でスパイクの役割を果たし、全速力で駆ける時に有利なのだ。
常に最速を志すチーターなので、爪を引っ込める必要がなかったが為の進化と言うワケぞよね!

茂みに隠れ潜むチータの特徴を汲んで、本商品には「草」パーツが付属!
フィギュアと合わせてミニジオラマ的に遊ぶ事ができるぞよ!

ごく小さなパーツなのでちびっ子に与える時は紛失などに注意したいアイテムぞ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ワイルドチーターは首と尾が軸入りボールジョイントで可動します。
ちなみに初代チーターは素立ちポーズ、口の可動のみでした。

この様に姿勢を低く保ち、草陰からそろり、そろりと獲物との距離を詰めていく・・・。

そして今だッ!
というタイミングで駆けだし、超加速で獲物に飛びつくと、あっという間にトドメをさしてしまうのだ!
チーターに狙われた動物は自分の運命に気づかぬまま、ふつっと事切れる静かな末路を辿るのだ・・・!!

実物のアニア玩具がそのまま登場するストップモーションアニメ「アニアキングダム」
第19話 「爆走!アニアカップ!」では、本商品がエディのバディとして登場!
スタミナ切れを起こしながらもなんとかレースを駆け抜け、優勝を攫っていったぞよ!!
「君はなにもしてないけどな・・・っ!!」

肉食動物としては力、体力に劣るチーター、一見するとか弱そうなシマウマなどは、
持久力に優れる為、この2種が争った場合負けるのはチーターである!
その為、横浜の「ズーラシア」などでは、キリン、シマウマ、そしてチーターらを同じエリアで混合展示している程だ!!
餌が豊富にあれば、動物達も気ままに共存していけると言う事なのです。

ワイルドverとして長く通年販売されたチーターアニア。
この2024年2月、新たに「走るver」と代替わりをして役目を終える事となりました。
せっかくなので3代目チーターこと「走るver」を見ていこうじゃないか〜!
という事で↓へつづく!

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・「アニア AS-13 チーター (走るVer.)
・「アニア AS-13 チーター (ワイルドVer.)
・「アニア AS-13 チーター

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■アニア AS-13 チーター(走るVer.)

2024年2月15日発売 / 715円(税込)
という事で今年アップデートされたばかりの3代目チーター「走るver」ぞよ!
新たなギミックを備えた新生アニアだ!!

長く通年販売されていると人気動物程新陳代謝が必要なものぞ・・・!
新しく出れば前のと合わせてもう一個買おうかなと言う気になるものだ!!

首が動く!
ゆらすとあしが動く!

くちにいれない!

新しくなった図鑑カード。
なぜか情報量が減っているぞよ。

これが新しくなった3代目チーターアニア・・・!
おっと、なんだか全体につるんとしてしまったが・・・!?

比較的リアル造形のものが多いアニアですが、シリーズ全体で見た時に各々テイストはばらつきがあり、
迫真のリアル動物フィギュアもあれば、このように玩具然としたものも含まれる。
わたくしはリアルな方が好みだが、キャラクターナイズされた可愛い動物の方が好きな子もいる事でしょう・・・!
どっちが良いか断ずることは出来ず、タカトミもその辺の落としどころを探っているのかもしれないぞよね。

小さな頭に細い四肢、スリムな体型などチーターの特徴を捉えた造形。
全体に大味な感はあるが斑点模様はプリントで細かく再現されている。

脇腹が大きく抉れているのは・・・実はギミックに深く関わっているポイントぞよ!
新たな次元に突入した新時代アニアの秘密や如何に・・・っ!?

トップ。
ネコ科動物の中でもチーターは姿の似たヒョウなどではなく、ピューマの系統に属する。
チーターは大型ネコではなく、ピューマの様に大型化した小型ネコの仲間なのだ。
ライオンを初めとする大型のネコ科動物ががおぉぉぉっと吼える事が出来る一方、チーターは吼えて威嚇したりという事がない。
チーターは猫ちゃんの様ににゃお、にゃお、と可愛らしく鳴くのです。
まさにでっかい猫・・・っ!!

にくきゅう・・・モールドはあるけど塗られていない・・・っ!?
これはどうしたことだ!!
にくきゅうは塗っておいて欲しいですよ〜。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア。
3代目チーターとなる走るverはギミックがアップデートされている!
頭部が簡易ボールジョイント可動する他、四肢が前後にロールする仕様となり、瞬足のランニングポーズが再現できるのだ!!

この可動域を活かしてぺたんとお座り姿勢も出来る。
これは可愛いぞよ〜!

足は左右で軸が連結されており、クリックが無い。
その為、本体を振ると振り子のように前後に揺れるのだ!
実際のチーターはこの様に両足をぴったり揃えて振ると言う事はなく、
凹凸のある地面をリズムをつけて蹴ると言う感じだと思いますが・・・ま、そこまでつっ込むのは野暮というものぞ。

背中を持って振れば、まるでサバンナを駆けるチーターの姿ではないか・・・!
そう、走るverチーターはポージングアクションだけでなく、動的遊びを加えた新世代アニアなのです・・・!!

この様に四肢を縮めたポーズから、

四肢を前後に広げるポーズが振り子ギミックにより放たれる!
鋭い爪で大地を蹴り駆ける姿を遊びに落とし込んでいると言うワケぞよ!
ツイッターの投稿によれば、このチーターは新宅広二氏の監修によるものみたいぞよ。
新宅広二氏は葛西臨海公園・鳥類園を前身に持つNPO法人・生態科学研究機構の理事長であり、
動物行動学を専門とし、精通する分野は哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫などなど幅広く、
数多の科学番組や動物バラエティの監修から、博物館、動物園、水族館のプロデュースも務めると言う。
アニアのどこからどこまでを監修しているのかは定かでないが、
少なくとも新作のハシビロコウ、チーター、ナマケモノ、タツノオトシゴ、ハヤブサ、アルマジロは氏の監修によるものだと言う。
チーターにごっこ遊びギミックを取り入れたのも、新宅広二氏のアイディアによるものかもしれないぞよね。
またトリケラトプスの監修も務めたという投稿も見られるので、アニアシリーズ全体の立ち上げから関わっているのかもしれません。
そしてアニメ「アニアキングダム」の監修も務めると言うが・・・わたくしがやや気になっていたのは、
アニキンの恐竜ウンチクに誤り(と断ずる程でもないがやや気になるポイント)や超古い学説が含まれていた点だ!
氏の著書を見るとライトな面白動物雑学本をはじめ、ちびっ子向け恐竜本なども色々出している。
この様な立派な来歴を持つ専門家が監修しているにしては上述の点は奇妙な感もあるが・・・、
やはり刻々と学説の移ろう恐竜分野は専門家でも難しいと言う事なのか・・・!!
ともあれアニアがきちんと専門家に監修された正確な動物フィギュアであると確証を得られた事は喜ばしいぞよ〜!
本格的な玩具は集めがいがあると言うものだ・・・!!


←走るver / ワイルドver→
ワイルドverはワイルドと言うだけあって毛並みのディテールなど細かく迫真のリアル造形だ。
一方最新の走るverはキャラクターナイズされた緩い造形だが、サイズアップされかなり大きくなっています。
足にクリックがないので固定されず、置くとへたっとポーズが崩れてしまうが、
開ききったポーズかお座りポーズで置く事は出来るぞよ。


やはり個人的に気になるのは肉球が未塗装の点ぞよね・・・!
チーターは爪を収納する事が出来ないのも大きな特徴だから、何かそれをモールドで表現するなどの工夫も欲しかったところぞよ。
初めは絵本の挿絵風に始まったアニアがいつしかリアル造形になり、今またゆるかわ造形に戻ろうとしているのだろうか・・・?

チーターは自然界においても基本的に自分より小さな動物を狙い、シマウマのような大きな動物を襲う事はない。
なぜならシマウマの方がずっと馬力があって、パワーに劣るチーターは容易く蹴散らされてしまうからだ。
・・・がっ!!
自然は弱肉強食ッ!!
あまりにも腹が減ったらなりふり構わずシマウマに食らいつくチーターも中にはいるだろう・・・ッ!!
とくにこの走るverチーターなどは造形もでっかいのでワンチャンシマウマに勝てる可能性もあるぞよね!!

基本的には単独で放浪し餌を求めるチーターだが、時には小規模な群れで行動する事もあるという・・・。
そんな時は協力してキリンさんを倒す事も・・・全くないとは言えないかもしれないぞよ・・・!?

アニアで3度目の登場となる新作チーター走るverでした!
ワイルドverより大きくなり、新たな動的ギミックを備えた新時代アニアとなりました。
もうアニアチーターを持っているおろかなにんげんどもも注目の一品ぞよ!!

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・「アニア AS-13 チーター (走るVer.)
・「アニア AS-13 チーター (ワイルドVer.)
・「アニア AS-13 チーター

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■アニア AS-22 ゴマフアザラシ(水に浮くVer.)

2018年12月27日発売 / 715円(税込)
水に浮くverとなって再登場のゴマフアザラシ、
こちらは2024年2月をもってハシビロコウと入れ替わり廃番となりました。

「AS-22 ゴマフアザラシ」として2014年4月に発売されたパッケージはもともと、子供がセットになった親子パッケージでしたが、
「水に浮くver」へのリニューアルに伴いセット内容も一新。
新規造形のゴマフアザラシ+浮き輪のセットに変更されています。

首が動く!

くちにいれない!

日本語と英語の2枚付属するアニア図鑑カード。
お馴染みの仕様ですね。

水に浮くリニューアルバージョンのゴマフアザラシ。
旧verと比べると体に動きがつき、グレーだった体色は白っぽく変更。
付属していた子供フィギュアはオミットされました。

国内の動物園や水族館で最も多く飼育されているアザラシがこのゴマフアザラシぞよ!
世界中の海に広く分布するアザラシのうち、北半球にのみ生息する中型のアザラシで、
体長は1.4〜1.8メートル程度、灰色や銀色の毛並みは名前の通りゴマ模様を帯びて、
子供の頃は白やクリーム色をするが、生後2〜3週間ほどで徐々に産毛が抜け落ち、暗いゴマ模様になってゆくと言う。
このアニアは白っぽいので大人になりつつある若い個体と言ったイメージぞよかね。
旧パケから子供がオミットされたのも、このフィギュア単体で子供から大人までの成長期を兼ねているのかもしれないぞよ。
なぜ赤ちゃんが白色をするかと言えば、ゴマフアザラシは流氷と共に回遊する習性を持ち、
出産も流氷の上でするのだ。
白い産毛は天敵から身を隠すための保護色というワケぞよね!
冬には流氷に乗ってぷかぷかと北海道までやってきたりもするらしいぞよ!
オホーツク海や間宮海峡を4月頃まで繁殖海域として利用し、流氷が消滅すると去ってゆくのだ。

寒い海域に生息する為、体は厚い脂肪に覆われずんぐりむちむちとしている。
食性は幅広く、魚の他にはイカタコ、エビなどの甲殻類から貝類まで食し、
息を止めて3分ほど、水深20メートル程度潜り獲物を探すが、
潜水能力に優れたゴマフアザラシはその気になれば20分、300メートル以上も潜っている事が可能だと言う。
好奇心も旺盛で、動物園などではおろかなにんげんどもが水槽の傍にやってくると愛らしく近づいてくる。
人馴れしていると言うよりも警戒心が薄く、自然界でもダイバーの傍に寄ってくる者が多いらしい。
このような海棲哺乳類はのんびり屋さんなので容易に狩る事ができ、毛皮や肉を目的として乱獲された過去があるぞよ。
ゴマフアザラシの場合、日本や旧ソ連がこぞって狩っていた為一時は個体数が減少した事もあったが、
近年では毛皮の価値が無くなった上に保護されるようにもなり、回復傾向にあると言う。
一方で数が増えたために北海道ではこれらの海獣類による漁業被害も年々増加していると言うのはままならんものぞ。

まるんとむちむちのフォルム・・・キャラクター人気も高く、
「少年アシベ」に登場するゴマフアザラシの赤ちゃん「ゴマちゃん」が最も有名なキャラクターだろう!
動物園でもポピュラーな生き物なので、今回廃番となったのはちょっと寂しいが・・・
長く通年販売していた訳だし、また忘れた頃に復活するのかもね!

おしり。

トップ。
全身のゴマ模様は勿論。足ヒレなど細かく彩色されていて丁寧。

おなか。
ゴマフアザラシは雌雄共に同じ姿をしてほとんど見分けはつかないが、
雄はお腹側に生殖器をしまう生殖孔を一つ持ち、雌は同じ場所に乳頭を二つ持つ。
おへその下の窪みが一つか二つかで見分けられるのだが、ごく微妙な違いなのでアニアでは再現されていない。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
こちらのゴマフアザラシちゃんは首が軸入りボールジョイントで可動し、表情をつける事が可能!

首を傾げたり、こんな風に立ちポーズも出来るぞよ。

付属の浮き輪はAS水に浮くverに入っている共通仕様。
←の二つはメイドインチャイナ、→のゴマフアザラシ付属はメイドインベトナムでちょっと色が薄い。
まぁロット違いによる個体差だろう。

ゴマフアザラシちゃんと組み合わせて遊ぼうっ!
きゃきゃきゃきゃんわっ!!

水に浮くverの真骨頂!
お風呂に浮かべて遊べる・・・!
アニア水生生物の共通仕様だが、こういう可動フィギュアでお風呂に入れて遊べるものは珍しいかもしれないぞよ。

アニア図鑑「北極の海の人気者セット」には流氷が付属するので相性ぴったり。
このセットに含まれる赤ちゃんアザラシはアゴヒゲアザラシである。
日本近海で見られるアザラシ5種のうち、ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、ワモンアザラシはゴマフアザラシ属だが、
アゴヒゲアザラシはアゴヒゲアザラシ属の別種。
近年地球温暖化などによりアザラシちゃんの回遊時期や生息域に変化が生じ、
北極海ではゴマフアザラシ属のゴマフアザラシやクラカケアザラシが出会い、交雑種が増えていると言うことです。

ざぱーんっ!
流氷を割ってホッキョククジラが登場!
驚いたアザラシちゃん達は転げ落ちてゆく・・・!!

脂肪をたっぷり溜め込んだアザラシちゃんは自然界では格好の餌だ!
サメやシャチなどの水中の天敵は勿論、氷上にもホッキョクグマなどが現れるから気を抜けないのだ!!

動物園ではアザラシとアシカが一緒の水槽で遊んでいる事も多いぞよ。
どちらも鰭脚類に含まれるよく似たそっくりの動物だが、比べるとアザラシには耳たぶがない。
そしてアシカは四肢を使って歩くのに対し、アザラシは陸上で後ろ足を使わず前足だけで這って歩く。
逆に水中ではアザラシは後ろ足で水を蹴って素早く泳ぐのに対し、アシカは前足で水をかいて泳ぐぞよ。
アニアでもこの違いが造形に現れているぞよね!

アニアの拡張セット的側面を持つ「トミカ動物園セット」にはあざらし看板が付属した。
成体と立像並べて飾るのもオツなもんぞ!

リニューアルを経て廃番の道を辿ったゴマフアザラシアニアでした。
せっかくなので新発売の後継「AS-22」であるハシビロコウも合わせて見ていこう!
という事で↓へつづく!


ぞよちゃんも会いに行った! 「ばらむツ」は動物園アザラシを(勝手に)応援しています!!


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・「アニア図鑑 はじめての水生生物 北極の海の人気者セット
・「アニア AS-22 ゴマフアザラシ (水に浮くVer.)

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■アニア AS-22 ハシビロコウ

2024年2月15日発売 / 715円(税込)
アニアメインラインに待望のハシビロコウさんが遂に登場!
ゴマフアザラシちゃんが廃番となり入れ替わりラインナップされました。

アニアシリーズでは過去に番外の「アニアくじ3 どうぶつのおともだち編」に
小サイズのハシビロコウがラインナップされた事がありましたが、
大きな通常ラインナップとして登場するのはこれが初めて。
人気動物なので待ち焦がれていたおろかなにんげんどもも多い事でしょう・・・!

くちばしが開く!
首が動く!
振るとくちばしがカタカタ鳴る!

くちにいれない

アニア図鑑カードが日本語と英語で2枚付属。
本商品の肝であるクラッタリングについて説明があります。

アニア通常ラインで登場のハシビロコウ!
異形のフォルムで異彩を放つ鳥類ぞよ!

ハシビロコウは本種のみでハシビロコウ科ハシビロコウ属を構成する珍しい鳥類。
かつてはコウノトリ目としてコウノトリに近いとされていたが、
近年の分子系統学に基づく分類の見直しでペリカンに近い事がわかり、ペリカン目へと移されたぞよ。
従来コウノトリ目にはコウノトリ科以外にサギ科、トキ科、そしてハシビロコウ科などが含まれたが、
コウノトリ科以外は全てペリカン目に整理される結果となった。
本商品のパケや図鑑カードでもきちんと「ペリカン目」と記されており、
最新研究に基づく商品化・立体化である事がわかるぞよね!

アフリカの湿地、パピルスの原料となるカミガヤツリの茂る水辺の草原に生息するハシビロコウは、
全長120cm、翼長は250cmにもなる大きな鳥ぞよ。
普段は単独で行動し、水辺の草地にじっと佇み
一説によれば日中の活動時間の60%もを微動だにしないと言うから忍耐強い。
なぜハシビロコウは動かないのか?
それはハシビロコウの好物であるハイギョを狙っているからだ!
肺魚はエラ呼吸でなく肺呼吸をする魚なので、時々水面に現れて息継ぎをする。
じっと動かないハシビロコウはこの瞬間をこそ狙っているぞよ!
ハイギョが水面に現れた瞬間、体全体を矢のように放ち、
40cmほどもある巨大なハイギョを、先端が鍵状になった巨大なくちばしで捕えて離さない!
ハシビロコウはこうして捕まえた獲物をくちばしでばりばりと粉砕し、つるんと飲み込んでしまうのだ。
この様な狩りをするが為に、同族がずらっと水辺に並んでいたら成立しない。
この為にハシビロコウは夫婦でさえもそれぞれ単独で行動するワケぞよね!

トップ。
獲物を捉える事に適し、捕まえた後は粉砕機としても機能する巨大なくちばし。
模様も綺麗にプリントされている。
学名の「Balaeniceps rex」はクジラ頭の王様を意味していて、ハシビロコウの特徴的な頭部はしばしばクジラにも例えられるのだ。

長時間立ち続ける為に安定性のある巨大な脚。
四本の指を開く事で湿地に体を固定するぞよ。
アニアにおいてはこの足が軟質素材で出来ていて、安全面への配慮が見られる。
一方、長期展示でふにゃっと転んでしまう事が考えられるのは悩ましい!
飾る時は背中を支えてやるか、尾羽の下に何か台を挟んであげると良いでしょう!!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
本商品は首に分割がありロールします。
ハシビロコウは若鳥の時は眼が黄色く、老成するに従い青色に変化してゆくと言う。
本商品は鮮やかな黄色い目なのでごく若い個体と考えられるぞよ。

そして口も開閉可能!!
可動軸の関係でやや玩具然としているが、本商品最大の見所にはこのギミックが関わっており・・・、

カタカタカタッ!!
本体を上下に振る事でくちばしがカスタネットの様に叩かれ音を発する!!
ハシビロコウはくちばしを叩き合わせて音を出し、仲間同士のコミュニケーションに使うと言う。
クラッタリングと言うこの習性を、本商品では楽しいギミックに落とし込んでいるのだ!
クラッタリングの意味は様々で、求愛や威嚇、仲間同士の交流など様々使われると言うが・・・
実際のクラッタリングはさながら銃撃戦かと言うけたたましいものである!!
アニアのギミックはカタカタして可愛いもんぞ。
ちなみにギミックの都合、口は基本的に開いたままの状態で固定されません。

ハシビロコウの玩具と言えば〜・・・
タカラトミーアーツの300円ガチャ「あそべる生物フィギュアシリーズ 奇妙ないきもの博物誌 第2頁」が
2023年の11月に発売された事が記憶に新しいっ!
これが実の良い出来で、300円とは思えぬ迫真のリアル造形だったぞよね!!
比べるとアニアは玩具然として可愛らしい姿だ。
どちらが好きかは好みによるだろうが・・・アニアは口が開閉できるのが嬉しいポイントぞよ!
ハシビロコウの解説は「奇妙ないきもの博物誌」レビューでもしているのでそちらも参照のことぞ。

湿地に聳える奇妙なシルエット。
ハシビロコウは水中をゆくハイギョやカエル、ナマズ、ナイルオオトカゲ、ワニの赤ちゃんなどなど・・・
美味しい獲物が浮上してくるのを根気強く待っている・・・

その技、瞬足の極みッ!!
ハシビロコウは一瞬のチャンスを逃さず、見事に今日のご飯にありつけたようだ!!

一般にハシビロコウの住まう湿地には大型の肉食獣が存在せず、巨大な成体のハシビロコウに天敵は存在しないと言われている。
一方でハシビロコウはワニの子供も食すことがあると言う・・・
という事は成体のワニと出会う事もある筈で、時にはうっかり食べられる事もあるんじゃないかとわたくしは思うのですが、
自然界の事はよくわかりません・・・。

上野動物園をはじめ、身近な動物園でも見物できるハシビロコウさん。
キャラクター的人気も高く、今までアニアにいなかったのは意外だったが、この度めでたく通年販売ラインナップとなりました。

キミも玩具売り場でハシビロコウさんをゲットし、アニア動物園の仲間に加えようっ!!
動きだけでなく音も楽しめる新たなギミックを備えたアニアぞよ!!

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・「アニア AS-22 ハシビロコウ
・「アニア ジュラシック・パーク 30周年記念セット

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