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| ■新口蓋類・新鳥類3 小鳥のなかま |

「オナガヒロハシ(スズメ目ヒロハシ科)」、「キバラオオタイランチョウ(スズメ目タイランチョウ科)」、「アンデスイワドリ(スズメ目カザリドリ科)」
「アカハラヤイロチョウ(スズメ目ヤイロチョウ科)」、「エンビタイランチョウ(スズメ目タイランチョウ科)」、「ノドムラサキカザリドリ(スズメ目カザリドリ科)」
「ヤイロチョウ(スズメ目ヤイロチョウ科)」、「セアカカマドドリ(スズメ目カマドドリ科)」、「キガシラマイコドリ(スズメ目マイコドリ科)」
ここからは小鳥類とも呼ばれるスズメ目の仲間達特集であるぞよ!
スズメ目もまた猛禽を経て進化してきたグループであるが、
現生鳥類約11000種のうち3分の2程を占める約1300属以上、6719種がスズメ目と言うから大繁栄しているぞよね!
最初に登場したのはなかでも亜鳴禽類達ぞよ。
全世界の温暖地域に16科1401種が分布している。 |

「ベニサンショウクイ(スズメ目サンショウクイ科)」、「ヤハズカンムリオウチョウ(スズメ目オウチョウ科)」、「タカサゴモズ(スズメ目モズ科)」
「コベニサンショウクイ(スズメ目サンショウクイ科)」、「オニナキサンショウクイ(スズメ目サンショウクイ科)」、「チゴモズ(スズメ目モズ科)」
「モリツバメ(スズメ目モリツバメ科)」、「ルソンオオサンショウクイ(スズメ目サンショウクイ科)」、「サンコウチョウ(スズメ目カササギヒタキ科)」
続いてカラスの仲間コーナーぞよ。
亜鳴禽類よりもさらに鳴管の筋肉を複雑に発達させたのがこれらの鳴禽類である。
囀りが得意な鳥と言う事だ。

「セアカオーストラリアムシクイ(スズメ目オーストラリアムシクイ科)」
一夫一妻の番が基本の鳥類だが、しばしば番(つがい)でない雌雄間でも交尾を行う。
これまでは番外交尾を判定する事は難しかったが、DNAによる親子鑑定がこれを可能としたぞよ。
それによれば、多くの種では巣にいるヒナの数%〜40%くらいが番外交尾によるものであった。
巣にいるヒナを全て世話する雌雄の場合、番外の授精が起きていないのは全体のほんの2割ほどであったという。
このセアカオーストラリアムシクイは若いオスではメスと同じ褐色だが、
成熟してくるとこの様に背が赤と黒の羽色になってくる。
メスは必ずしも優れたオスと番になれる訳では無いので、茶色い若いオスと番になったメスは、
不本意ながらそいつの子を産みつつ、そのうち成熟した赤と黒のオスと番外交尾をする傾向にあるとは強かであるぞよ。
自然界には法が無いのでこんな事も許されるが、おろかなにんげんどもの場合このようなアバズレは離婚されてしまうだろう。
あまり性に不寛容なのも問題であるとわたくしは思うが、おろかなにんげんどもは寿命が長いからして、
不特定多数と奔放な交尾を繰り返しているとヤバイ病気を貰った結果残りの一生をフイにしてしまうかもしれん。
道義的観点から見ても、生物的観点から見ても、おろかなにんげんどもは番を一人に定め、貞淑に暮らすのが幸福であろう!

「ズグロモリモズ(スズメ目コウライウグイス科)」
世界で初めて毒を持つ事が確認された鳥として知られている。
羽や筋肉にバトラコトキシンと言う強い神経毒が含まれており、この毒を持つ甲虫を好んで食う事で体内に蓄えているぞよ。
つまり、こいつが毒を発揮する為には一度食われなければならないが・・・まずまず効果があって、
現地の人はまずいので食わんと言うぞよ。
尤も、なにも丸ごと食われなくても良い。
例えばシラミなどがこの鳥についても、血が不味いから食わなかったりと防衛効果があるのだ。
ズグロモリモズはとても珍しい標本で、本特別展の密かな目玉であるぞよ。
このズグロモリモズを含むニューギニア島固有のピトフーイと呼ばれる鳥達は殆どが毒を持つ。
他にもズアオチメドリやチャイロモズツグミなど同様のプロセスで体内に毒を溜め込む有毒の鳥類はいくつか知られているが、
何故かみんなニューギニア固有種であるぞよ。
おろかなにんげんどもも良く知っているように、毒のある生き物と言えば蛇がある。
ヘビは爬虫類であり、鳥類もまた最も進化した爬虫類であるからして、鳥類に毒があっても不思議でないと思うかもしれないが、
ヘビは鱗竜形類で、鳥類を含む恐竜はワニやカメと同じ主竜形類であるぞよ。
ワニやカメに毒を持った者はいないから、この系統が毒を持つ事はやはり珍しいのである。
映画「ジュラシック・パーク」には有毒の襟巻恐竜・ディロフォサウルスが登場するが、
あの襟巻や毒液攻撃は架空設定で、本当のディロフォサウルスは毒を持っていなかったぞよ。
しかし、有毒だったかもしれない恐竜は見つかっている。
中国で見つかったシノルニトサウルスと言う獣脚類は、毒牙を持っていた可能性が指摘されているのだが・・・
イマイチ根拠がはっきりとせず、諸説ありなのはご愛敬ぞよ。

「オナガ(スズメ目カラス科)」、「ヤマムスメ(スズメ目カラス科)」、「カササギ(スズメ目カラス科)」
「カナダカケス(スズメ目カラス科)」、「コクマルガラス(スズメ目カラス科)」、「ワタリガラス(スズメ目カラス科)」
「ミドリサンジャク(スズメ目カラス科)」、「ハシボソガラス(スズメ目カラス科)」、「ハシブトガラス」
カラスの仲間が続き、右下にはカラスそのものも登場。
普通に街中で見かける身近な鳥ぞよね!

上がオナガの成鳥で、下が幼鳥ぞよ。
家族群で生活し、番以外にも子育てを手助けする者がいるという。

ワタリガラスはスズメ目最大の鳥であるぞよ。
普通のカラスはクロウだが、こいつはレイヴン、強そうだ。
時に神秘の存在として扱われ、知恵や予言を齎し、死と再生を司ると言う。

ハシボソガラスとハシブトガラス。
こっちは普通のクロウぞよ。
日本で最も普通に見られるカラスぞよね。
こうして見ると愛嬌があって愛らしいのだ。
賢くておろかなにんげんどもの顔も覚えているから、悪戯すると恨まれて一生付きまとわれると言う・・・
従って、やっつける時は一撃必殺でないと逆襲されてしまうぞよ!!

「ジョウビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「モズ(スズメ目モズ科)」、「ニュウナイスズメ(スズメ目スズメ科)」
モズやジョウビタキは季節が来ると縄張りを張って一帯の食料を確保する。
一方、スズメの類は群れて農耕地や人家周辺の種子を時期によって移動しながら広く食う為、縄張りは持たないぞよ。
鳥の暮らしにも色々あると言う事だ。
モズといえば、捕えた獲物をその辺の枝に突き刺しておく「はやにえ」という習性も有名ぞよね。

「ルリカケス(スズメ目カラス科)」
島で先鋭化し特殊な環境に適応進化した結果を「ガラパゴス化」などと言うが、
日本の場合は大陸島と呼ばれ、過去に大陸と地続きになった事があり、日本で進化した種が大陸に逆移入した事もあると考えられる。
ユーラシア大陸に広く分布するカケスは、分子系統解析の結果ルリカケスから種分化し、日本を起源に大陸に分布を広げたことが示されたという。

「カケス(亜科カケス)」、「カケス(亜種ミヤマカケス)」、「カケス(亜種タイワンカケス)」
奄美諸島の固有種であるルリカケスから、日本の本州以南に分布するカケスへと枝分かれし、
続いて中国南部周辺のタイワンカケスに、やがてヨーロッパカケスや北海道や韓国などのミヤマカケス群へと種分化していったとされる。

「ヒガラ(スズメ目シジュウカラ科)」、「キレンジャク(スズメ目キレンジャク科)」
「シラボシガラ(スズメ目シジュウカラ科)」、「ヒレンジャク(スズメ目レンジャク科)」
「キバラシジュウカラ(スズメ目シジュウカラ科)」
「セビシカンムリガラ(スズメ目シジュウカラ科)」
この辺りからはスズメの仲間達であるぞよ!
ゲノム解析時代が到来し、スズメ目の分類は大きく増加。
30年で46科から140科と3倍にもなっている。

「ハシブトガラ(スズメ目シジュウカラ科)」、「コガラ(スズメ目シジュウカラ科)」、「ヤマガラ(スズメ目シジュウカラ科)」、
「シジュウカラ(亜種イシガキシジュウカラ)(スズメ目シジュウカラ科)」、「シジュウカラ(亜種シジュウカラ)(スズメ目シジュウカラ科)」

「ウグイス(スズメ目ウグイス科)」、「リュウキュウツバメ(スズメ目ツバメ科)」、「ヒヨドリ(スズメ目ヒヨドリ科)」、「ツリスガラ(スズメ目ツリスガラ科)」
「チョウセンウグイス(スズメ目ウグイス科)」、「ツバメ(スズメ目ツバメ科)」、「カヤノボリ(スズメ目ヒヨドリ科)」、「ヒバリ(スズメ目ヒバリ科)」
「ヤブサメ(スズメ目ウグイス科)」、「イワツバメ(スズメ目ツバメ科)」、「ウスイロハマヒバリ(スズメ目ヒバリ科)」
「コシアカツバメ(スズメ目ツバメ科)」、「シロガラ(スズメ目ヒヨドリ科)」、「ズグロヒヨドリ(スズメ目ヒヨドリ科)」

ヒヨドリは小鳥用に設けた餌場を荒らしたりするので嫌われ者だが、
日本か韓国にしかいない分布の狭い鳥なので世界的に見るとプチレアぞよ。

「エナガ(亜種シマエナガ)(スズメ目エナガ科)」、「エナガ(亜種エナガ))(スズメ目エナガ科)」
入口にいたシマエナガさんですが・・・こっちのスズメ目コーナーにもちゃんといるぞよ!
より間近で見物できるのでじっくり眺めるならこちらがオススメです。

同じ種の中でも地域性が出て色や形に違いが見られ、異なる集団と認められた場合、それは亜種として区別されるぞよ。
所謂シマエナガはエナガと言う種の北海道亜種であるぞよ。

入口の剥製でも見られた首を傾げるポーズは、実は猛禽類を除いた多くの鳥に共通の習性で、
物をしっかり見る時両眼視ではなく片目で見る為に小首をかしげるのである。
つまりは警戒姿勢と言う事ぞよ。

近頃東京にもエナガがやってきているとは前述したが、
千葉県北中部では通称「チバエナガ」と呼ばれる眉斑の薄い個体が見られる。
しかし、同地域には亜種エナガと同等に眉斑の濃い個体も混ざっている為、亜種とは扱われず、
地域性の個体差に留まっているぞよ。
これがどんどん眉が薄くなって、集団がすっかり眉斑の薄い者達で占められるようになったとき、それは亜種として区別されるかもしれない。

「オオムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」、「センダイムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」
「コムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」、「イイジマムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」
「オオヨシキリ(スズメ目ヨシキリ科)」、「エゾムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」
「コヨシキリ(スズメ目ヨシキリ科)」、「メボソムシクイ(スズメ目ムシクイ科)」

「オオヨシキリ(スズメ目ヨシキリ科)」
オオヨシキリは一夫多妻制の鳥であるぞよ。
オスは最初に番になった第1メスの巣ではヒナへの給餌を手伝う。
しかし、第2メスの巣では手伝わない。
すると、第1メスはオスを多く生むが、第2メスではメスを多く生む。
十分な餌が与えられて健康に子を育てられそうなときはオスを産み、
そうでない場合はメスを産むように調整しているのだ。
このように、メスの鳥は番相手の状況に応じて卵の性を産み分ける力があるぞよ。

「みそさざい(スズメ目ミソサザイ科)」、「ソウシチョウ(スズメ目ソウシチョウ科)」、「オニセッカ(スズメ目セッカ科)」、「オオセッカ(スズメ目センニュウ科)」
「ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)(スズメ目ゴジュウカラ科)」、「ガビチョウ(スズメ目ソウシチョウ科)」、
「セッカ(スズメ目セッカ科)」、「シベリアセンニュウ(スズメ目センニュウ科)」
「キバシリ(スズメ目キバシリ科)」、「ヒゲガビチョウ(スズメ目ソウシチョウ科)」、「ズアカサイホウチョウ(スズメ目セッカ科)」、「シマセンニュウ(スズメ目センニュウ科)」
「キクイタダキス(スズメ目キクイタダキ科)」、「アカガシラチメドリ(スズメ目チメドリ科)」、「メジロ(スズメ目メジロ科)」

メジロちゃん。
メジロ科は以前100種程であったが、メグロやチメドリの一部を含めるようになった為に150種に増加した。
一方、メジロ自体は以前はフィリピン北部までのものを同種に含めていたが、
更にインドネシア大小スンダ列島までの種も同種とみなすようになり統合された。
鳥の場合基本的に種は増え細分化してゆくばかりであるが、時にはまるっと統合して1種と数えるようになる事もあるぞよ。

ズアカサイホウチョウは面白い習性を持つ。
なんと蜘蛛の糸を拝借して細長い嘴で木の葉を縫い合わせて巣を作ってしまうのだ。
それが為にサイホウチョウと呼ばれるぞよ。

「シロハラ(スズメ目ツグミ科)」、「トラツグミ(スズメ目ツグミ科)」、「コムクドリ(スズメ目ムクドリ科)」、「キガシラムクドリ(スズメ目ムクドリ科)」
「アカコッコ(スズメ目ツグミ科)」、「マミジロ(スズメ目ツグミ科)」、「ホシムクドリ(スズメ目ムクドリ科)」、「モリハッカ(スズメ目ムクドリ科)」
「ツグミ(スズメ目ツグミ科)」、「オレンジジツグミ(スズメ目ツグミ科)」、「オナガテリムク(スズメ目ムクドリ科)」、「ギンムクドリ(スズメ目ムクドリ科)」
「ハチジョウツグミ(スズメ目ツグミ科)」、「クロウタドリ(スズメ目ツグミ科)」、「ムクドリ(スズメ目ムクドリ科)」

「カワビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「ズアカコマドリ(スズメ目ヒタキ科)」、「オガワコマドリ(スズメ目ヒタキ科)」、「コチャバラオオルリ(スズメ目ヒタキ科)」
「ノビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「ジョウビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「キビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、
「コンヒタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「ヒメアオヒタキ(スズメ目ヒタキ科)」
「ヒメイソヒヨ(スズメ目ヒタキ科)」、「オジロビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「コルリ(スズメ目ヒタキ科)」、「オオルリ(スズメ目ヒタキ科)」
「イソヒヨドリ(スズメ目ヒタキ科)」、「ルリビタキ(スズメ目ヒタキ科)」、「コマドリ(スズメ目ヒタキ科)」、「ロクショウヒタキ(スズメ目ヒタキ科)」

トラツグミは地域変異が大きく、本土のトラツグミと奄美大島のトラツグミ、西表島のコトラツグミの3亜種がいる。
このうち亜種トラツグミは他の亜種と種が分けられ、残る二亜種は東南アジアの亜種と合わせて現在はミナミトラツグミとして区別されているぞよ。

サハラ以南のアフリカに分布するオナガテリムク。
緑の羽が美しい。

オオルリ、ツグミ、ロクショウヒタキ、ハチジョウツグミちょっとアップで。

コチャバラオオルリ、シロハラ、ヒメアオヒタキ、アカコッコちょっとアップで。

コマドリ、左がオスで右がメスぞよ。

イソヒヨドリの左がメスで右がオス。
元々は名前の通り海岸の岩場に生息したが、40年前くらいから内陸部の街にも出現するようになった。
どうもビルが岩場の役割をしているみたいぞよ。

オガワコマドリの左がオスで右がメス。

ルリビタキ。
亜高山帯で繁殖し、冬には平地に降りてくる。
時たま街中の緑地にも現れると言う。

「ナンヨウセイコウチョウ(スズメ目カエデチョウ科)」、「キガタホウオウ(スズメ目ハタオリドリ科)」、「カワガラス(スズメ目カワガラス科)」
「セイキチョウ(スズメ目カエデチョウ科)」、「カノコスズメ(スズメ目カエデチョウ科)」、「スズメ(スズメ目スズメ科)」
「ホウオウジャク(スズメ目テンニンチョウ科)」、「ギンパラ(スズメ目カエデチョウ科)」、「ノドグロキハタオリ(スズメ目ハタオリドリ科)」
「ミカドスズメ(スズメ目テンニンチョウ科)」、「キンパラ(スズメ目カエデチョウ科)」、「コウヨウジャク(スズメ目ハタオリドリ科)」

「ビンズイ(スズメ目セキレイ科)」、「キセキレイ(スズメ目セキレイ科)」、「イワヒバリ(スズメ目イワヒバリ科)」
「ムネアカタヒバリ(スズメ目セキレイ科)」、「ハクセキレイ(亜種ハクセキレイ)(スズメ目セキレイ科)」、「ヤマヒバリ(スズメ目イワヒバリ科)」
「タヒバリ(スズメ目セキレイ科)」、「ハクセキレイ(亜種ホオジロハクセキレイ)(スズメ目セキレイ科)」、「イワミセキレイ(スズメ目セキレイ科)」
「マミジロタヒバリ(スズメ目セキレイ科)」、「ツメナガセキレイ(スズメ目セキレイ科)」

スズメの中のスズメ・・・スズメであるぞよ!
我々にとって最も身近な鳥類の一つがスズメであろう!
こうして近くで見ると実に愛らしい姿をしている。
日本人は誰も可愛いスズメを虐めようと思わないので、スズメの方でも気を許して、
おろかなにんげんどもの傍をちゅんちゅんしていてさっぱり逃げようとしないのは無垢であるぞよ。

ハクセキレイ科は5属69種からなり、全世界に分布する。
なかでもハクセキレイは羽色の地域変異が大きく10亜種程に分けられるが、
冬と夏で羽色が大きく異なり、また個体変異も大きく、亜種の同定は困難とされる。

ミカドスズメ・・・帝のスズメとは偉そうだが、アフリカ南部の鳥であり、カエデチョウ科の鳥に托卵するとは姑息な奴である。

「シベリアジュリン(スズメ目ホオジロ科)」、「カシラダカ(スズメ目ホオジロ科)」、「ツメナガホオジロ(スズメ目ツメナガホオジロ科)」
「コジュリン(スズメ目ホオジロ科)」、「ミヤマホオジロ(スズメ目ホオジロ科)」、「ユキホオジロ(スズメ目ツメナガホオジロ科)」
「サバクムクドリモドキ(スズメ目ムクドリモドキ科)」、「シマノジコ(スズメ目ホオジロ科)」、「ホオジロ(スズメ目ホオジロ科)」
「ズアオキバラフウキンチョウ(スズメ目フウキンチョウ科)」、「アオジ(スズメ目ホオジロ科)」、「ホオアカ(スズメ目ホオジロ科)」

「ケニアセイオウチョウ(スズメ目アトリ科)」、「ハギマシコ(スズメ目アトリ科)」、「シメ(スズメ目アトリ科)」
「イスカ(スズメ目アトリ科)」、「ベニマシコ(スズメ目アトリ科)」、「イカル(スズメ目アトリ科)」
「マヒワ(スズメ目アトリ科)」、「カワラヒワ(スズメ目アトリ科)」、「ギンザンマシコ(スズメ目アトリ科)」
「ズグロヒワ(スズメ目アトリ科)」、「ウソ(亜種ベニバラウソ)(スズメ目アトリ科)」、「ウソ(亜種アカウソ)(スズメ目アトリ科)」

イカルは斑鳩(いかるが)とも呼ばれる。
はて、斑鳩とはなんであるのか・・・。
何やら由来には深い意味があると言う事であるが別分野なので各々勝手に調べてください。

イスカの嘴(くちばし)はこのように左右互い違いになって変形しているぞよ。
それが為に、物事が食い違う事を「イスカの嘴(はし)」と言う。

ズアオキバラフウキンチョウさん。
漢字で書くと風琴鳥とは雅やかであるぞよ。 |

雅やかにも絢爛な鳥と言えばこの反対側では世にも美しいフウチョウ達が特集されている。
別名ゴクラクチョウでも知られるスズメ目フウチョウ科は17属45種からなり、ニューギニア島を中心としたオーストラリア区の熱帯域に分布する。
最大の特徴はオスの持つ美しい飾り羽であるぞよ。
繁殖期には森林の樹冠部に陣取り、派手な求愛ダンスを行ってメスの気を惹くのだ。
ニューギニア原住民にとってこの飾り羽は大変貴重な宝物であった。
16世紀にヨーロッパに初めてオオフウチョウの剥製が持ち込まれた時、箱詰めする為に邪魔な脚を切り落とされた状態で梱包された為に、
その姿を見た人々はこの鳥を一生枝に止まらず風に漂うだけの楽園の鳥、極楽鳥と勘違いしたと言う話があるぞよ。

「オオフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
こちらがそのオオフウチョウ。
ニューギニア島南部と南西部の島しょ、標高1000メートルまでの低地林に生息。
オスは樹冠部で集団の求愛ディスプレーを行うぞよ。
こいつの足がないところを想像したら・・・成程世界にはこんな摩訶不思議な極楽鳥がいるものかと驚くのも無理ないぞよね!

「アオフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
木の枝に逆さまにぶら下がってダンスする変わり者ぞ。

左は「カタカケフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
ダンスの時にはエメラルドブルーの飾り羽に加えて漆黒の飾り羽を広げるが、この黒は光の吸収率が99.7%にもなる正に暗黒である。
右は「オナガカマハシフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
オスは緑色に輝き、「ドドッ ドドッ」と二音で鳴く渋い奴。

「アカカザリフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
オオフウチョウやコフウチョウとは近縁種で、しばしば交雑が見られると言う。

「チャイロカマハシフウチョウ」
一見すると地味だが、オスはマシンガンのようなけたたましい音で鳴き縄張りを守る喧しい奴ぞよ。

「コフウチョウ」
これもけたたましく鳴く、その名の通り小さめのフウチョウぞよ。

「キンミノフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
金色の背羽とカールした中央尾羽が特徴的。
横枝の上で踊るぞよ。

「ナキカラスフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
一夫一妻の番で協力して子育てするのは、フウチョウ類では珍しい習性だ。

「フキナガシフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
まるで国旗をたなびかせるかの冠羽が目印。
オスは3〜7羽の小集団でメスに求愛する。

「オジロオナガフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
時に1メートルを超える中央尾羽が特徴。
野生下では最も長い尾羽を持つ鳥の一つであるぞよ。

「カンザシフウチョウ(スズメ目フウチョウ科)」
ニューギニア島西部の固有種と言う事でレアな奴だが、個体数は安定しており絶滅の恐れがないとは安心ぞよね。
簪のような長い冠羽が目の上に左右3本ずつあり、
胸元の飾り羽は見る角度によってエメラルドグリーンから黄金に変化し輝くと言う絢爛なフウチョウであるぞよ。
このように、スズメ目は非常に繁栄しておりバリエーションも豊か。
身近なスズメもいれば、フウチョウのように豪華絢爛に着飾ったものもいて目にも楽しいのである。
フウチョウの纏った構造色の輝きに、光を吸収する漆黒の羽の美しさは、是非とも会場で実物標本を眺めて味わって欲しいものであるぞよ! |

最後はダーウィンフィンチ類を使って鳥の適応拡散について解説している。
ガラパゴス諸島で見られるこの小鳥は、みなよく似た姿をしているがよく見ると種によって嘴や体の大きさに違いがある。
食性に応じて嘴や体のデザインを変えて環境に適応してきたこの小鳥たちは、
進化の理論を構築したダーウィンにちなんでダーウィンフィンチと呼ばれているのだ。

1つの祖先種が新たな土地に生息地を広げ、多くの別な種に分化してゆく事を適応拡散と言うぞよ。
ダーウィンフィンチ類は南アメリカ大陸北西部に棲むマメワリと近縁である事が解っている。
マメワリとの共通祖先が偶然ガラパゴス諸島に辿り着き、島の生態系で他の誰も使用していないニッチを埋めた結果、多くの種に分化していったという事ぞよ。
ここに並ぶダーウィンフィンチ類はみんな姿が似るが、大きさや形態がちょいちょい違っている。
それは食うものや環境に合わせた結果、いつの間にか別の種に進化していた姿なのだ。 |

その6へ続く→
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・「ウービア 縁飾り 水色セキセイインコ」
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