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アニア

レビュー

 

▼アニア アニマルアドベンチャー ALシリーズ レビュー

  •  ■アニアの大パッケージレビュー

コンテンツ

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アニア AL-15
スピノサウルス
アニア AL-19
フクイラプトル
アニア AL-20
デイノケイルス
アニア AL-10
サーベルタイガー
(ネアンデルタール人つき)
アニア AL-09
クビナガリュウ
(フタバサウルス)
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■アニア AL-09 クビナガリュウ(フタバサウルス)

2015年8月6日発売 / 1045円(税込)
シリーズごく初期から2023年現在に至るまで通年販売中の人気モデル!
日本の古生物代表格・フタバサウルスぞよーっ!!

パケ裏。
小学館の図鑑NEOのイラストが掲載されており、フィギュアとよく似ているのでモチーフになっているようだ。

首が動く!
前ヒレが動く!

くちにいれない!

お馴染みの図鑑カードは英語と日本語で2枚付属し、言葉も学べる玩具になっているのです。

1968年に福島で化石が見つかり、長らくフタバスズキリュウの愛称で親しまれてきた日本の首長竜こと
フタバサウルス・スズキイ!

首長竜は中生代を生きた海棲爬虫類の一種で、世界各地のジュラ紀と白亜紀の地層から見つかっている!
太古の爬虫類だけど、どちらかと言うと現生のトカゲや蛇に近縁で、
同じ時代のモササウルスなどと同じく恐竜とはまた別の生き物ぞよね。
今のところ、海に住んでいた「恐竜」は見つかっていないぞよ。

首長竜はその名の通りなが〜い首が特徴です。
かつては首が長いタイプをプレシオサウルス、短いタイプをプリオサウルスと分類していたが、
近年の研究では首の長さは必ずしも系統に関係ない事が判っている。
このフタバサウルスはご覧の通り首が長いタイプの首長竜で、日本で見つかったプレシオサウルスの仲間ぞよ。
フタバサウルスは1968年、当時高校生だった鈴木直氏によって発見されたと言うから、
なんともロマンを感じますね〜。

化石は全身の70%ほどが見つかっており、首の部分が失われている為推定となるが、
全長は約7メートルくらいであったと考えられているぞよ。
付近からサメの化石も多く見つかっており、フタバサウルスの骨にはサメの歯も刺さっていた為、
見つかった個体はサメに食われてしまったと考えられているのだ。

そんなフタバサウルスをこちらのアニアは青いボディに白い斑点の首長竜としてフィギュア化しているぞよ。
ごく初期のモデルなので、近年のリアル造形よりもまだ絵本イラスト風の柔らかな造形がなされている。

細長い首も含めて全長は17cmほどで、パッケージいっぱいサイズなのが嬉しい。
塗装もとても綺麗ですね〜。

お腹側は灰色ぞよ。

アニアはワンギミック付きの動物フィギュア!
こちらのフタバスズキリュウは首が2か所ボールジョイントで可動するのに加えて、根元にもスイングあり。
更に前ヒレもボールジョイント可動します。

こんな風にネッシースタイルにも変形可能だが・・・、
実は首長竜はこの様に首を持ち上げ、もたげるポーズは出来なかったと考えられているぞよ。
フタバスズキリュウの場合首の化石が欠損しているので正確な事はわからないが、
例えば7350万年前に生息した後期白亜紀のエラスモサウルス科の首長竜・アルバートネクテスは
7メートルほどの首を持ち、これは75〜76の骨で支えられていたと言う。
後期白亜紀でもより古い時代、8000万年前の首長竜エラスモサウルスの首は72個の頸椎からなっていた。
この様な形態では、首長竜は首を下側に大きく曲げる事は出来ただろうが、
左右や上方には殆ど持ち上がらなかった筈なのである。
つまり、ネス湖の怪獣・ネッシーのように柔軟な姿を取って海面を優雅に泳いだりと言う事はあり得ない。
ネッシー首長竜説は古生物学によって否定されていたのです・・・!

そんなワケで首長竜はこの様にぷかーっと海中に浮きながら、
長い首を垂らして小さな動物を捕食していたに違いないぞよ。
首長竜の胃からはアンモナイトや甲殻類の殻が胃石とまとまって発見されているので、
胃石を使って硬い殻を消化していたと考えられている。

おろかなにんげん諸君も、このアニアを飾る時はネッシースタイルでなく、
首を少し垂らしたポーズにすると通かもしれないぞよ〜。

ぎゅんっ!!
こんなに長い首がついていたのでは水中でさぞ邪魔だった事だろう。
素早く泳ぐときには、この様に真っ直ぐに伸ばして水の抵抗を減らし、矢のように泳いだに違いないのだ!
こちらのアニアは前ヒレの軸方向も良く考えられており、
ストレスなく上下スイング出来て遊泳ポーズもばっちり決まるのが嬉しい。

太古の昔を生きた首長竜。
日本では北海道のむかわ町でも、ホベツアラキリュウと言う愛称の首長竜が見つかっているぞよ。
むかわ町と言えばあのカムイサウルスが見つかった場所でもあるぞよね!
この様に、首長竜は世界のあちこちで見つかっているけど、モササウルスらと共に白亜紀末には絶滅してしまい、
現代にはひとつも生き残っていないと言うのは不思議なことです・・・。

首長竜はタカラトミーアーツの300円ガチャ「カプセルアニア」シリーズにも子供バージョンがラインナップされている!
こちらは「カプセルアニア 恐竜&古代生物オンパレード!」に収録された
「クビナガリュウ(子ども)(フタバサウルス)」だ!
青みが違うけど斑点模様なので、本家と並べて親子として飾る事が出来る!

並べるとぐんと世界観が広がるぞよね!
2023年8月発売の「カプセルアニア大激突!恐竜と古代生物編」からは
残念ながら首長竜は漏れてしまっているが、
カプセルアニアは定期的に内容を入れ替えて再販されているので、欲しい人はガチャガチャ売り場をマメにチェックしよう!

フタバスズキリュウと言えば国立科学博物館に実物化石と全身骨格が展示されている事でもお馴染みぞよね!
こんな風に科博のポーズっぽく飾るのも良いだろう。
また、映画「ドラえもん のび太の恐竜」のフタバスズキリュウ・ピー助もお馴染みだ。
ただし、前述の通り首長竜は恐竜ではないし、劇中ではタマゴから孵るが実は胎生である事も解っているので、
映画は完全なフィクションと言えるだろう。
ま、古生物の事はわからない事だらけだし、
ピー助は珍しい卵生のフタバスズキリュウの親戚って事で良いんじゃないぞよかな!?
おろかなにんげんども、今から映画を見るなら、
リメイク版の「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」が非常に出来が良いのでおすすめぞよよ〜。

近年ではジュラシックワールドのモササウルスにポジションを取られてしまった感があるが、
かつて水棲の古生物と言えば首長竜が一番人気だったぞよ。
でも、意外と玩具って無いかもしれないぞよね。
それで言うとこのアニアなんて2015年からずーっと売ってるし、
もしかしたら日本で一番売れてる首長竜のアクションフィギュアなんじゃないか〜!?

わたくしももちろん、首長竜は大好きぞよ!
そして間違っていると判っていても、やっぱりネッシースタイルで飾ってしまうと言うね!

海の古生物大集結ッ!!
アニアやあそべる生物フィギュアガチャを集めて、後期白亜紀の海を再現しよう!!

パケからはみ出るロングサイズ!?
ALナンバーのクビナガリュウでした。
長く愛される人気モデル、おすすめぞよ〜!

ぞよちゃんも大好き! 「ばらむツ」はフタバスズキリュウを(勝手に)応援しています!!



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■アニア AL-10 サーベルタイガー(ネアンデルタール人つき)

2015年8月6日発売 / 1045円(税込)
アニアの変わり種古生物セット。
メインのサーベルタイガーにな、な、なんと!
ネアンデルタール人がセットになっているのだーっ!!
こういうのもアリなんですね〜・・・。


パケ裏。
割と玩具で取り上げられる事の多いサーベルタイガー。
イラストの出典が「小学館の図鑑NEO 大むかしの生物」となっているように、
絶滅した古生物ぞよ。

これも店舗購入したからパケが焼けて口が開いちゃってるぞよ。

アニアはタカトミモールで買うのが一番お得だが、たまに店舗購入するのも楽しいぞよね〜。

今回も図鑑カードの日本語&英語版がおまけに入っているのですが・・・、

なんと!
ネアンデルタール人のカードもちゃんと入っていると言うね!
これは面白いですね〜。

今から1万年前、更新世末期に絶滅したとされるスミロドン。
上顎から生えた24センチにも及ぶ長い牙が特徴的な、サーベルタイガーと呼ばれる剣歯虎の最終形態ぞよ。
前脚と比べて後ろ脚がずんぐり短く、イメージとは裏腹にあまり俊敏には動けなかったと言われている。
その一方で鋭い牙を武器として、動きの緩慢なマンモスなどを狩り捕食していたと考えられているぞよ!

1856年ドイツ・ネアンデル渓谷で石灰岩採掘の作業員達が発見した、初めクマの化石と思われたものの正体。
それこそが世紀の大発見・ネアンデルタール人だった!
この旧人類が地球上にいつ現れたのか、正確なところはわかっていないが、
少なくとも40万年前には存在し、4万年前に絶滅してしまった事がわかっているぞよ。
現生人類と比べると額が突き出ており、屈強な体格をしているが、
この特徴がアニアでもしっかり再現されている。

更新世中期〜更新世後期、同じ時代を生きたふたつの生き物・・・しかしなんでこの2体がセットぞよか!?

スミロドンは南北アメリカ大陸に生息し、
ネアンデルタール人はヨーロッパを中心に西アジアから中央アジアまで広く分布していたと考えられているぞよ。
最初に北米に定住したヒトは、人類の直接の祖先であるホモ・サピエンスであると一般に考えられているが、
実はネアンデルタール人が既に北米にやってきていたという説もある。
スミロドンとネアンデルタール人・・・この二つが実際出会い、関わっていたかは定かでないが・・・、
ドイツ北部の発掘現場では、ネアンデルタール人とサーベルタイガーの一種が
すぐ近くで生活していた痕跡が発見されているらしいぞよ。
もしかしたらネアンデルタール人はメタイルルスなどの剣歯虎と生存をかけて戦っていたかもしれないぞよね。

それぞれ彩色も凝っていて大きさもいつものアニアサイズで妥協無し。
これでお値段据え置きはお得ぞよ!!

ネアンデルタール人は体毛を思わせるスミ入れがされており、
サーベルタイガーはグラデ塗装に斑点がプリントされているなど細かい仕上がり。

二体とも現生生物と比べるとまだ洗練されていない姿をして、いかにも古生物っぽい雰囲気だ。

トップ。

ボトム。
にくきゅう・確認!!
ネアンデルタール人には「岩」が付属し、これを装着する事で自立する仕様です。

太古の世界で奇跡の出会いを果たした二つ・・・今、生存をかけた死闘が始まるっ!!

サーベルタイガーは口が開閉。
四肢は固定ですが動きのついた造形なので意外とジャンプポーズなども成立しますね。

ネアンデルタール人は腕が付け根でロールし、こちらもシンプル可動ながら表情を付ける事が可能。

獲物に飛びかかるスミロドン!
鋭い牙で相手を傷つけ、失血死させるなどして捕食していたと言う・・・!!
こんなのが集団で襲い掛かってきたら、さしものマンモスも成す術がなかったであろう・・・っ!

このカッコイイ生物も、氷河期の大量絶滅に巻き込まれ、食べるものが無くなって絶滅してしまったと言う・・・。
一見武器として強力そうな長い牙だけど、冷静に考えると使いにくいぞよね!!
やっぱり洗練されていない生き物は淘汰されてゆく定めなのだ。

サーベルタイガー出現!
ネアンデルタール人危うし・・・!?

と思いきやノックアウト。
ネアンデルタール人は毛皮を纏い、武器を用いたばかりか、
宝石を磨いたり、絵画を楽しむなど、意外と文化的な暮らしをしていたらしいぞよ。
なんと現生人類とも交雑しており、そのDNAの一部は我々の中にも受け継がれていると言う・・・。

コアグランナーサーベルと並べて〜。
トミカのアニメ「アースグランナー」をはじめ、サーベルタイガーは割と創作でも登場しがち。
ちびっ子の認知度も高い古生物ぞよね!

最近だと「ジュラシック・ワールド サバイバル・キャンプ」のシーズン4にまさかの登場を果たしていた!
およそサーベルタイガーとは思えない素早さで子供達を追い詰めるも、
突如としてこちらもまさかの登場を果たしたスピノサウルスに食べられてしまったぞよ!!
ジュラパ3スピノはアニアでも発売されているので、組み合せて遊ぶ事が出来るのが嬉しい。

まさかの2体セット!
サーベルタイガー&ネアンデルタール人でした。
こういうヘンテコなパッケージが混じってるのもアニアの面白いところぞよね〜。



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■アニア AL-20 デイノケイルス

2021年7月22日発売 / 1045円(税込)
「恐ろしい手」の名を持つ謎めいた恐竜・デイノケイルスがアニアで登場!
記念すべきAL20ナンバーだ!

パケ裏の「小学館の図鑑NEO」のイラストはフィギュアと全然色が違う。
でもシルエットは結構似ているぞよ。

今回も優待消化で店舗購入。
箱が焼けてるのしかなかったぞよよよよ・・・。

何気にパケサイドの背景がいつも違って凝っている。

おまけの図鑑カード。
日本語版と英語版が入っており、漢字にはルビが振られてことばも学べる仕様なのだ。

1965年、モンゴル・ゴビ砂漠で全長2.4メートルにも達する巨大な両腕が見つかり、
1970年に新種として記載されながらも、長らく謎の存在だったデイノケイルス!
2009年に新たな骨格化石が見つかると、2006年に発見された化石も本種のものである事がわかり、より理解が深まった!
このアニア・デイノケイルスは最新の姿を反映したフィギュアとなっているのだ!!

2009年の調査でデイノケイルスが見つかった時、頭骨や腕などの特徴的な部分は既に盗掘者に持ち去られたあとだった。
紆余曲折あってこれらの失われたパーツが揃い、ようやくデイノケイルスがどの様なシルエットをしていたか判明したのだ!
その姿は、およそ恐竜の中でも異彩を放つ不思議な形をしていたぞよ・・・。

デイノケイルスが特集された「恐竜博2019」では、その姿を「キメラのよう」と表現している。
オルニトミモサウルス類のダチョウ型ボディを基本とし、
ハドロサウルス類の様なクチバシと蹄、竜脚類の様な骨の空洞化、スピノサウルスの様な背中の帆まで備えている。
オルニトミモサウルス類は俊敏さを追求した恐竜だが、
デイノケイルスの場合は骨を軽量化する事で、巨大化までも果たしたのだ。
様々な恐竜の特徴を備えた、まさに恐るべきキメラ恐竜と言えるだろう・・・!!

オルニトミモサウルス類はダチョウ恐竜とも呼ばれているので、このアニアも羽毛付きのダチョウ恐竜として造形されているぞよ。
この羽毛造形が玩具としてもリアルフィギュアとしても良い塩梅で、なかなか格好良い!
鮮やかな彩色もオシャレで可愛いぞよ〜。

トップ。
尻尾の先には羽の飾りがついていたと考えられているのだ。

ボトム。
グラデ塗装が豪華ですよ〜。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
このデイノケイルスの場合、首が上下スイング、尾がボールジョイントとなっており・・・、

この様に大きく姿勢を変える事が可能。

当然足の付け根にもロールがあるので、力強く走る姿を再現する事ができる!
もっとも本物のデイノケイルスはオルニトミモサウルス類の特徴である俊敏さを捨て巨大化した恐竜なので、
動きはあまり得意ではなかったようぞよ。

全長11メートルにも達する巨体で、白亜紀後期のモンゴルをのしのし歩いていた事でしょう!
特徴的な大きな腕で獲物を屠る狂暴な肉食獣だと考えられた事もあったが、
歯が生えておらず胃石や消化された魚の痕跡が見つかった事から、現在では雑食性だったと考えられているぞよ。

このアニアは比較的新しい商品と言う事でかなり出来が良いぞよね!
パケを開けてクオリティの高さに驚いたぞよ・・・!
古いアニアの中には絵本イラスト風の造形も多いけど、デイノケイルスはとてもリアルに作られている。

立ち上がりポーズも怪獣然として格好良いのだ!

AL恐竜と並べて〜。
ご覧の通りかなりボリュームがあって満足度も高いぞよ。

ジュラシック版テリジノサウルスと並べて〜。
シルエットがちょっと似てる2体。
2009年の盗掘現場調査でははじめ、この化石はタルボサウルスだと思われた。
調査を進めると未知の部分が多かった為に、次にはテリジノサウルスでは無いかと考えられたが、
最終的にはデイノケイルスだと判明したのだ。

恐竜博2019の図録にはピンクの復元図が載っている。
NHKが制作したこのCGは、デイノケイルスの様に平べったいクチバシを持つベニヘラサギの体色をモデルにしているようだ。
一方アニアはカラフルな彩色。
先んじて発売された「COLLECTA」のデイノケイルス(2017)や、「PNSO」のデイノケイルス(2022)も、
茶色っぽいボディに赤と青の差し色が入っていて彩色が似ており、今主流のカラーとなっているようだ。
この青と赤は、多分ヒクイドリとか大きくて恐竜っぽい鳥のイメージが元な気がします。

非常に出来が良いアニア・デイノケイルス!
大きくて彩色も綺麗だし、これはおすすめですよ〜!

ツZ」を読んで恐竜博を振り返ろう!! 無料公開中ぞよ!!



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■アニア AL-19 フクイラプトル

2021年7月22日発売 / 1045円(税込)
福井県で発見され、国産肉食恐竜として初めて全身骨格が復元されたフクイラプトルがアニア化!
福井県立恐竜博物館監修のコラボパッケージとなっています。

福井県立恐竜博物館限定として、フクイラプトル&フクイサウルスのオリジナルモデルが2020年7月14日から発売。
7月9日から同造形のカラバリが番外編パッケージとして一般販売され、
後にフクイラプトルのみAL-19として通年販売の正式ラインナップに組み込まれた形です。
2023年夏にはフクイベナートルが新発売されるようだし、
廃盤中の一般カラーフクイサウルスもぜひ通常ラインナップ化して欲しいところ。

優待消化で店頭購入したら箱べこべこで焼けてるのしかなかったぞよよよよ・・・。

パケ底。

恐竜博物館とのコラボアイテムと言う事で、図鑑カードでなく博物館カードがついています。
と言ってもほぼいつもと同じ仕様。
概説がいつもより詳しいぞよね!

アニア・フクイラプトル。
一般販売の通常カラー版。

福井県勝山市の前期白亜紀二枚貝化石産地として知られる発掘現場で見つかった日本産恐竜!
前期白亜紀のメガラプトル類だ!
この頃日本列島はまだユーラシア大陸の一部だったぞよよ〜。
「恐竜博2023」でも全身骨格模型が科博にきていたぞよね!

2000年に初めて新種として学名がつきました。
「ラプトル」とついているが、ヴェロキラプトルやディノニクスなどと違い、アロサウルスの親戚ぞよ。
もともとアロサウルス上科の基盤的な存在であると考えられていたが、
2010年に系統関係が見直され、その中でもメガラプトル類に属すると言う説が提唱されている。
更に2012年にはメガラプトル類はコエルロサウルス類ティラノサウルス上科であるという説が出てきて、
現在はティラノサウルスの仲間であると言う考え方もされる様になったぞよ。

このアニアは恐竜博物館の監修だけあって、「恐竜博2023」の図録イラストなどにもそっくりだから、学術的に正しい姿をしていると思うぞよ。

一般販売版は背中に白い縞模様。
福井限定版は赤いグラデの縞模様がついたカラバリとなっている。

恐竜博2023ではメガラプトル類のマイプが目玉の一つとして扱われていたし、
メガラプトルは今アツいジャンルぞよね!
恐竜博でフクイラプトルに会ってアニアフクイラプトルが欲しくなっちゃった人も多いのでは!?

ちなみにこちらが博物館限定カラバリ。

同時発売のフクイサウルスはこんな色でした。
←限定 / 一般販売→


アニアは1アクション付きの動物フィギュアシリーズ。
フクイラプトルの場合、口の開閉、足がロール、尾がボールジョイント2か所で可動と、
恐竜アニアの基本構造を押さえており、良く動く!

疾走!日本産肉食恐竜!!
推定全長の4.2mは成長段階とも見られ、大人は更に巨大だった可能性もある!
まだまだ未知の部分が多い恐竜ぞよ・・・!

このアニアは割とリアルなシルエットで、足が小さく前傾姿勢だと転びがち。
その為、飾る時はこの様な昔恐竜姿勢の3点接地で飾る事になるのだが・・・。
やはり!
恐竜フィギュアは前傾姿勢で格好良く飾りたい!!
そこでわたくしは考えた。
自分で台座を作れば良いじゃないか〜!!

そこで開発したのがこのアルミ台座ぞよ。
100均でアルミ線を買ってきて曲げるだけ。
なんともお手軽だが、これだけで案外安定して、地震が来ても転ばないのだ!
汎用台座を買ってくるより見た目もうるさくなく、小スペースで飾れるのも良いぞよね。
おろかなにんげんどもも真似してみてくださいね。

日本を代表する肉食恐竜・フクイラプトル!!
福井県立恐竜博物館が監修しているだけあって非常にリアルな作りとなっている!
日本国民ならばぜひ入手しておきたいアニアの一つだ!!
ちなみに福井限定版は恐竜博物館で買うほかに、公式通販の「DINO STORE」でも購入する事ができた。
残念ながらフクイラプトルは現在(2023年5月)品切れ(廃盤?)中のようだが、
「ホワイトアニア・ティラノサウルス」、「ティラノサウルスロボット」、
「トリケラトプス・ホリドゥス」そして「フクイサウルス」の限定カラーは今でも販売中ぞよ。
ほんとなら現地で買いたいところだが、アニアだけコンプしたいと言う人は通販利用も良いかもしれないぞよね!


ぞよちゃんもお気に入り!「ばらむツ」はアニアを(勝手に)応援しています!!



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■アニア AL-15 スピノサウルス

2017年6月29日発売 / 1045円(税込)
アニアの大サイズパケ「AL」ナンバーに登場の古生物版スピノサウルス。
2017年から現在23年まで通年販売中のロングセラー・レギュラーアイテムぞよ!

アニアは、動物の魅力や多様性を楽しく身近に体感できる1ギミック付き動物フィギュアシリーズです。
いつもの可愛い緑パケが目印。

トミカから派生したシリーズなのだ。

後述しますが、アニアではスピノサウルスが複数ラインナップされており、
こちらのAL-15バージョンは新しめの復元図を元に造形されています(と言っても2017年発売なのでやや古い)
パケ裏には「小学館の図鑑NEO」のイラストが掲載されており、
フィギュアもこれとそっくりなので、どうやらこの絵を元に造形されているようだ。

しかし!
アニアシリーズにはこの図鑑掲載の絵と全然違う造形のものも多くあり、
毎回「NEO」が出典となっている訳では無いと言うのがややこしいぞよ・・・。
あくまでもスピノサウルスは「NEO」出典のビジュアルと言う事ぞよね!

図鑑カードが2枚入っています。
なんと日本語と英語版・・・!
これは嬉しいおまけぞよね〜。
勉強になるな〜。

アニア・スピノサウルス!
特徴的な背びれが目を引くシルエット。
現在主流の学説に則った四足歩行での立体化となっています。

古生物学を汲んだ立体化だが、なんだかむしろ怪獣然としているぞよね!
全体に青みがかったカラーにグラデ塗装が施され、瞳なんかもしっかり描かれており豪華な仕上がりぞよ。

元は990円だったのですが原材料高騰の影響で2022年9月に1045円に値上がりしました。
でも割引で買ったら600円くらいだし、まだまだ全然安いぞよね!

スピノサウルスは白亜紀前期〜中期のモロッコなどに生息した大型の肉食恐竜で、約100年前に発見されたぞよ!
しかし、多くの貴重な骨格標本が第二次世界大戦の爆撃で焼失したため、断片的な化石しか残っておらず、全貌が謎に包まれた存在でもある!
現在では研究が進み、四足歩行で歩き、ほとんどの時間を水中で生活していたのではないか?と考えられているぞよね!

このアニア版はほとんど最新学説に基づいて造形されているが、ひとつ古い部分があって、それは尻尾である。
現在ではスピノサウルスはイモリの様な縦にも長い尾を持っていたのではないかと考えられているぞよ!
このイモリ尾で水中を自在に移動していたぞよね!

ボトム。
恐竜の学説は日々更新されており、復元図ががらりと変わってしまう事もある!
このスピノは2017年発売だが、近年の立体物ではイモリ尾が採用される事が多く、
アニアも近くリニューアル版が発売されてもおかしくないぞよな!

アニアのウリの一つが可動ギミック!
口が開閉する他、尾が2か所ボールジョイントで動き、表情をつけることが可能だ!

超古代の恐竜がアニアとなって、君の手のひらの上で活き活きと蘇る!!

工夫すれば2足で立ち上がらせる事もできちゃう!
シリーズを集めて太古の情景を再現しちゃおう!

アニアには「アニア ジュラシック・ワールド スピノサウルス」として、ジュラシック版スピノサウルスもラインナップされています。
←は映画「ジュラシックパーク3」に登場したスピノサウルスを忠実に立体化したもので、2足歩行の復元図が採用されているぞよ。

このジュラシック版スピノも非常に出来が良いぞよね!
映画キャラクターの立体化で、恐竜と言うよりは怪獣と言うべき存在でもあるが、
作られたリアル感と言いますかね、とてもリアルに感じる造形ぞよね!
→の古生物版スピノの方が怪獣然とした作りなのが面白いぞよ!

激突!
虚構VS現実!!
ちなみに現在では廃盤となっていますが、過去には「肉食恐竜ライバル激突セット」というセットパケが発売されており、
こちらにはティラノサウルスとスピノサウルスに加えて、おまけのシーラカンスと卵が収録されていたみたいぞよね。
このパケのスピノは灰色の2足姿勢で、ライセンス商品ではなかったがジュラシック版を彷彿とさせる造形だったのだ。

がぶーっ!!
スピノVSスピノ、戦いの行方は君の想像力の中にある・・・!!

アニア・古生物版スピノでした。
ジュラシック版と比べると、こちらはより実在の古生物に近い復元図と言う事でね!
やはり2体並べて飾りたくなるぞよね!
最新学説ではイモリ尾スピノが主流だし、そろそろアニアもリニューアル版を出して欲しいぞよ〜。
怪獣姿勢はジュラシック版にまかせて、通常ラインナップとしてラプトルも羽毛版を出したりさ〜。
欲しいぞよね!?
タカトミ・・・頼んだぞよ!!


ぞよちゃんも集めてる! 「ばらむツ」はアニアを(勝手に)応援しています!



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