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巨大恐竜展2024 

レポート

 

▼極大進化!パタゴティタン横浜に出現!!

  •  ■夏の横浜・巨大恐竜展・その4

コンテンツ

:巨大恐竜展2024 パシフィコ横浜会場
第1章
生物の巨大化
第2章
恐竜の巨大化
第3章
ティタノサウルス類
:最も大きな恐竜たちのくらし
第4章
さまざまな竜脚類
第5章
巨大恐竜の終焉
おみやげコーナー
限定グッズレビュー
■第4章 さまざまな竜脚類

何れも首と尾が長く、どっしりとした四肢を持っていた竜脚類達。
彼らはジュラ紀から白亜紀末まで、世界中から300種以上見つかっている一大勢力ぞよ!
このエリアにはそんな竜脚類達が一堂に会しているぞ!!
こちらはその代表格でもある「ディプロドクス」の全身骨格。
後期ジュラ紀のアメリカに生息した大型竜脚類で、多くの化石が見つかっているぞよ。
「ディプロ」とは二重の「ドクス」は梁の意味であり、血道弓の突起が前後の二方向に延びる事が名前の由来である。

ディプロドクスはエンピツ歯をし、植物の葉だけをこそぎ取って食っていた。
同じ時代にはカマラサウルスやブラキオサウルスも存在したが、彼らはスプーン歯で葉を枝ごとむしり取って食っていたぞよ。
両者は同じ時代の同じ地域に同時に存在しながら、食性が異なる為に共存できていたと考えられる。

エンピツ形の歯を持つディプロドクスの頭骨。

一方こちらのカマラサウルスの頭骨はスプーン形の歯を持つ。
食性の違いが構造に現れているぞよ。

ディプロドクスの大腿骨。
全長20〜30メートル以上を支えられたとみられ、非常にがっしりとしているぞよね。

手前にいるのは株式会社ココロ製の「バロサウルス」復元ロボット!
後期ジュラ紀、アメリカに生息したディプロドクス上科の竜脚類ぞよ。

会場に説明書きが無かったが、実はこのロボットにはギミックがあり、手前に聳える樹を押し倒す事で、
バロサウルスが首を伸ばしてこれを食むと言うモーションを披露してくれるのだ・・・!
つまり恐竜のエサやり体験が出来ると言うワケです!
その場から動かず、首を伸ばす事で広範囲の植物を食べる事が出来た、竜脚類の生態を汲んだギミックぞよね!
おろかなにんげんどもも、会場で出会ったら遊んでみてくださいね。

アパトサウルスやディプロドクスの尾椎が並ぶ。
骨一つとっても実にビッグぞよ。

会場にこれだけの竜脚類達が集結するのは実に稀な事である!
どれも首と尾が長く、見上げんばかりの巨体をするのは、スペースが全然足りていないぞよね・・・!
左右から迫る竜脚類達・・・物凄い迫力だ!!

前期白亜紀のアルゼンチン、ネウケン州より発見された「アマルガサウルス」の全身骨格!
これもまたディプロドクス上科の竜脚類ぞよ!
最大の特徴は首から腰にかけて伸びた神経棘で、
近年の骨組織学的な研究によれば、生前はこの棘の間に帆のような膜が張られていたと考えられているぞよ。
このような帆は正確に何に使われていたか不明だが、やはり体温調整や異性へのアピールであったと言う考えがある。

アマルガサウルスは「ジュラシック・ワールド」の玩具シリーズで、アニアなどで扱われているし、
ポケモンのアマルルガのモデルとしても知られるので、ちびっ子認知度は高い竜脚類だろう!!
わたくしが行った「ポケモン化石博物館」の上野展では見られなかったが、
どうやら後の巡回先では新たにアマルルガの全身骨格模型が新造され、このアマルガサウルスの全身骨格と並び立った会場もあったみたいぞよ!
ポケモン化石博物館は現在も全国を巡回中だが、アマルルガの全身骨格、わたくしの行動圏で展示してくれませんかね〜?

こちらは群馬県立自然史博物館よりの出張だ!
横浜でアマルガサウルスを見物できるまたとない機会・・・
全長9メートル、高さ3.2メートルというこの複製骨格は、国内には恐らく1点のみと言う貴重な存在ぞよ!

全身を写真に収めたいところだが・・・やはりなが〜いのではみ出してしまう・・・!!

以前幕張メッセで開催された「ギガ恐竜展2017」は、
結構広々として全長38メートルと言う目玉の超巨大ルヤンゴサウルスも遠く眺める事が出来たように思う。
竜脚類はだだっ広い会場に置いて欲しいと言うのは欲張りだろうか・・・!?

回り込んで眺める事が出来ないのも勿体ないぞよ。
会場では圧巻の満足度であったが、後から振り返ると色々と要望が湧いてくる。
わたくしは欲深いのである。

エリア入口に聳え立つ二体!
豪華すぎるお出迎えと言えよう・・・!

「カマラサウルス」は全身骨格も展示されている。
こちらは福井県立恐竜博物館に展示されている実物化石を複製して作られたもので、
全身の約9割が保存された非常に稀なものがオリジナルとなる。

カマラサウルスは後期ジュラ紀の竜脚類としては、北アメリカ大陸に最も栄えた一種なのだ。
全長は9〜18メートルに達したとされている。

普通恐竜化石の多くは断片的で、子供と大人の違いを研究できる例は少ない。
しかしカマラサウルスは子供から大人まで、様々な成長段階のものが見つかっており、同じ種内の成長の変化などの研究が進んでいると言うぞよ。

このような成長段階の違う個体の化石は一緒に死んでいる場面も多く、
カマラサウルスが群れで移動していた事が示唆されている。

この頃の竜脚類には、まだ前足にも爪があった。
後に登場するティタノサウルス類との違いぞよね。

なが〜い尻尾まで何とか収めようと苦心ぞよ!

見切れた先っちょはこちら。

まだまだいるぞ、竜脚類っ!!
エリア奥の恐竜達を紹介しよう!!

こちらも動きで我々を楽しませてくれる「フクイティタン」!
株式会社ココロが本企画展の為に新造した新たな恐竜ロボットぞよ!!
フクイティタンは頭骨が見つかっていない為、近縁種であるエウヘロプスのほぼ完全な頭骨を参考に復元されている。
上顎の歯をやや前に傾けた特徴は、エウヘロプスから受け継いだ推定だ。

フクイティタンはこの日本で見つかった竜脚類である。
その名の通り、福井県勝山市北谷町の発掘現場から発見された恐竜化石の中でも最大級のものであった。
同じ発掘現場からは様々の植物化石も見つかっており、北谷層が堆積した約1億2000万年前は、
針葉樹やソテツ類などの裸子植物やシダ植物が茂る森であった事が判明しているぞよ。

様々な植物食恐竜を養った豊かな自然、その痕跡が化石からも判る。

前期白亜紀の裸子植物「ブラキフォルム」の一種。

シダ植物の「グレイケニテス」の一種に、「ポドザミテス」の一種。

竜脚類全体のうち、およそ4分の1がアジア大陸から発見されていると言う。
アジアでは後期ジュラ紀にはマメンチサウルス科が最も繁栄したが、白亜紀になるとより進化型の竜脚類、ティタノサウルス形類が取って代わったのだ。

この会場がお披露目と言う事もあり、フクイティタンロボもまた密かな目玉の一つであろう。

その手前にはフクイティタンの大腿骨、上腕骨、橈骨が並ぶ。
これらは前回の「オダイバ恐竜博覧会」にもやってきていましたね!

福井の恐竜達はアニアで盛んに玩具化されており、ちびっ子達の認知度も高い。
その中で言えば、フクイティタンはまだアニア化されていない恐竜の一つぞよ。
是非フクイティタン、このロボットの姿でアニア化して欲しいものだ!!

会場の様子。
フクイティタンも首を大きく振り、表情を変えるなど愛嬌のある動きを見せていたぞよ。

中国山東省より発見された前期白亜紀の竜脚類「エウヘロプス」
1929年に命名されたもので、2009年に改めて研究されると、従来考えられていたよりも進化的なティタノサウルス形類に含まれることが判明した。

福井のフクイティタン、タイのプウィアンゴサウルス、そしてエウヘロプスを含めた分析によると
3種は他のアジア産竜脚類と共に単一のグループを形成し、中でもエウヘロプスは最も進化的な種であると言う結果が得られていると言う。

エウヘロプスは成体では全長15メートルに達したと推定されているぞよ。
多くの竜脚類と異なり、前肢が後肢よりも長い事も特徴である。
中国で初めて記載された恐竜として、古生物学上でも重要な存在なのだ。

タイ東北部、カラシン県のプー・ノイでは数百個の恐竜化石が密集して埋っているボーンベッドの発掘が続けられているが、
これらの大半は竜脚類、マメンチサウルス科のものと考えられている。
こちらはそんなタイから産したプー・ノイのマメンチサウルスのものと思われる肩甲骨ぞよ。

同じく大腿骨は1.4メートル。
これを中国で見つかっているマメンチサウルスの骨格の比率に合わせて計算すると、
全長は30メートルを超える程になるぞよ。

前述した通り、「プウィアンゴサウルス」はタイのカラシン県から何体も見つかっている竜脚類である。
福井と同じ前期白亜紀の地層だが、それよりもやや古く、アジアにおける恐竜の進化や移動過程の解明が期待されるぞよ。
共に並ぶディプロドクス上科の化石もアジアでは稀な発見であり、
どうやら前期白亜紀のタイにはマメンチサウルス科、ティタノサウルス形類、そしてディプロドクス上科の竜脚類達が共に生息していたようだ。

最後に並ぶティタノサウルス形類の上腕骨はおさわりOK!
恐竜の逞しい骨に触れて、その力強さに思いを馳せる・・・これも展示会ならではの味わいぞよね!
前章から続く充実の竜脚類コーナーでした。
太古の昔に繁栄し、時に30メートルを超える巨体を誇った竜脚類達。
しかし、その全てが6600万年前の大絶滅を乗り越える事は出来ず、今日に生き残っているものは一つも無いぞよ。
最終章では恐竜達の終焉にフォーカスが当てられている。

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「第5章 巨大恐竜の終焉」につづく→


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