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■ポケットモンスター モンコレ MS-12 キャプテンピカチュウ
2024年10月3日発売 / 660円(税込)
2023年より放送中のアニメ「ポケットモンスター・リコロイ編」で活躍するキャプテンピカチュウが、
モンコレメインラインMSシリーズで初の単品化!
「MS-12 バクフーン(ヒスイのすがた)」が廃番となり、入れ替わりでラインナップされました。
通称キャップはその名の通り、
冒険家集団・ライジングボルテッカーズの有する飛行船、ブレイブアサギ号の船長ぞよ!
2023年11月に発売された「モンコレ キミもライジングボルテッカーズ 変形! ブレイブアサギ号」が、
今年2024年11月2日より「新たなる冒険 変形!ブレイブアサギ号」としてリパッケージ再販されている為、
それと連動するMS単品化と言う事になるぞよ。
超ハイクオリティの
ポケモンフィギュア!
くちにいれない!
アニメ完全連動のモンコレは久々の発売ぞよね。
11月着弾分のモンコレ達。
メインは10月分だがタカトミモールでおまとめしていたうち、パラドックスが延期されていたのでようやくの到着ぞよ。
おろかなにんげんどもの幼虫達よ、サンタさんへのお願いは何にするか決めたぞよかな?
台紙表面は統一規格だけど、箱の厚みと大きさはちょいちょい違うのだ。
それではパカっと開封・・・!
堂々と入っているキャップモンコレは・・・、
2023年10月に発売された「モンコレ ポケデルゼ キャプテンピカチュウ(ハイパーボール)」に入っていたキャップと全く同じなんですね・・・!
←本商品/ポケデルゼ付属→
という事で詳細なレビューはそちらを参照の事ぞよ。
お肌が塗り肌になったり、何か仕様違いを期待していたが特に差異は見られない。
一応お尻の印字でリリース年を見分ける事が可能ぞよ。
←本商品/ポケデルゼ付属→
背中の縞模様が2024年verの方がやや明るめの彩色だが、ま、ロット違いの個体差でしょう!
これまではポケデルゼセットでしか入手できなかったキャップモンコレが単品化で買いやすくなりました。
ブレイブアサギ号と合わせて入手し、アニメの情景を完全再現しよう・・・!
男の子なら誰しも一度は船の舵輪に憧れるものぞ・・・!
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・「モンコレ MS-12 キャプテンピカチュウ」
・「ポケットモンスター モンコレ ポケデルゼ キャプテンピカチュウ (ハイパーボール)」
・「モンコレ キミもライジングボルテッカーズ 変形!ブレイブアサギ号」
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■ポケットモンスター モンコレ MS-13 ミミッキュ
2024年10月3日発売 / 660円(税込)
「サン/ムーン」シーズンで大活躍したミミッキュがモンコレに再登場!
過去販売分とは仕様違いとなる新たなバリエーションぞよ!
アニメでもロケット団のポケモンとして出番の多かったミミッキュ。
大人気ポケモンの一つぞよ。
「MS-13 ダイケンキ(ヒスイのすがた)」が廃番となり入れ替わりラインナップされました。
超ハイクオリティの
ポケモンフィギュア!
くちにいれない!
ぱかっと開封。
久々のミミッキュモンコレだ!
じゃん!
・・・ピカチュウ・・・?
と見紛うこちらは ばけのかわポケモンのミミッキュぞよ!
常に布を被って生活する謎のゴースト・フェアリーポケモンで、
つまりピカチュウに見える部分はきぐるみぞよ。
本体の顔はピカチュウのお腹に見える部分に詰まっており、
その正体を見たものは奇病に苦しめられるとアローラ地方では信じられているぞよよよよ・・・。
ミミッキュの凄い所は専用特性「ばけのかわ」にある!
なんとミミッキュは攻撃を受けると、ピカチュウの顔部分がぽきっと折れて身代わりとなり
ダメージを一回完全に防いでしまうのだ!
もちもの無しで一撃死を防ぐとはなんと強力な特性であろうか・・・!
ビジュアルの不気味可愛さに加えてバトルでも心強いと言う事で、ミミッキュは大変に人気のあるポケモンなのである。
ちなみにモンコレで立体化されている通常時の姿を「ばけたすがた」、攻撃を受けて首が折れた姿を「ばれたすがた」と呼ぶぞよ。
ピカチュウの尻尾に見える部分はどうやら木で出来ている。
ミミッキュは呪われたオバケのポケモンであるからして、お友達がいない。
いつも一人ぼっちで寂しいから、大人気のピカチュウに化ければみんなに愛されるに違いないと考えて、
手縫いの着ぐるみを被ってこのような姿に化けるとはなんと切ないポケモンであろうか・・・!
攻撃を受けて着ぐるみの首が折れてしまうと、ミミッキュは夜なべで縫ってこれを修理すると言うのはまた健気であるぞよ。
そんな設定とは裏腹にバトルで大活躍し大人気のミミッキュ。
ゲームにおいては「スーパー・メガやす あとち」のアセロラちゃんの試練においてぬしポケモンとして登場。
ミミッキュ専用のZクリスタルも設けられており、必殺のZワザ「ぽかぽかフレンドタイム」を発動できるなど優遇されている。
アニメではロケット団のムサシのポケモンとして活躍する他、
アセロラちゃんが色違いミミッキュを持っておりメディア登場の機会も豊富である。
トップ。
ボトム。
ミミッキュの中身を覗こうとする者は不幸に見舞われる・・・
アニメなんかではミミッキュのスカートの下を覗こうとして返り討ちに・・・という流れが定番なのだ。
そんなモンコレミミッキュ、初出はサンムーンシーズンの「モンコレEX」、
2016年12月発売の「EMC_19 ミミッキュ」であるぞよ!
←本商品/2016年版→
並べてみると・・・おっと、顔のプリントが新規の新たなバリエーションとなっているではないか〜!
再販ものは多くの場合、原型は共通でも彩色の設計は工場に新たに渡す為か特にプリントデータが別物である事が多いのだ。
ボトムの印字でも新旧を見分ける事が出来るぞよ。
ミミッキュは人気があったので「モンコレEX」においてはもう一種類、
「EMC_29 ミミッキュ バトルポーズ」が2017年10月に発売されている。
←本商品/2016/バトルポーズ→
こちらは謎の触腕が露出し、ミミッキュの正体の一端が垣間見れる戦闘形態。
今となってはレアな造形物の一つであるぞよ。
・・・ピカチュウなの・・・?
いいえ、ミミッキュです・・・!
ファン待望のリニューアル再販ぞよ!!
久々登場のミミッキュ、ナンバーアリの通年販売アイテムなのが嬉しいぞよね!
おろかなにんげんどもよ、玩具屋さんで寂しがり屋のミミッキュを保護せよ・・・!
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・「モンコレ MS-13 ミミッキュ」
・「三英貿易 ポケットモンスター ALL STAR COLLECTION ミミッキュ マスコット」
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■ポケットモンスター モンコレ MS-30 ラプラス
2024年10月3日発売 / 660円(税込)
初代ポケモンより不動の人気を誇るのりものポケモン・ラプラスがモンコレに新規造形登場・・・!
実は人気とは裏腹にラプラスがモンコレになるのは大変に珍しいぞよ。
しかもMS-30を冠された通年販売・・・っ!!
「MS-30 ネギガナイト」が廃番となり入れ替わりでラインナップされる形ぞよ。
超ハイクオリティの
ポケモンフィギュア!
って箱が潰れてるじゃないか〜っ!
タカトミモール〜ったのむぞよ〜っ!!
くちにいれない!!
ぱかっと開封。
くり抜きダンボールの簡易梱包ぞ。
ラプラスは人を乗せて海を泳ぐのが大好きな「のりものポケモン」。
初代ポケモン「赤/緑」から登場しており、なみのりと言えばこのポケモンと言っても過言ではない水棲ポケモンの代表格ぞよね!
見た目はプレシオサウルスのような首長竜に似るが、甲羅がついていて亀っぽくもあり、
人懐っこく歌が好きで知能が高いと、鯨類みたいなイメージも併せ持つぞよ。
かつてはおろかなにんげんどもに乱獲され数を減らしたラプラスであるが、
近年では保護意識が高まりかえって跳梁しすぎて飽和状態にあるというのは面白い設定。
現実世界のイルカなども知能が高いからと言って過剰な保護を訴える団体など数多いるが、
実は最もポピュラーなハンドウイルカやカマイルカは世界中に繁栄しており、絶滅の危険度が全くない動物であるぞよ。
ラプラスの設定はこうした現実世界の実情を反映し、皮肉っているとも言えるぞよね!
そしてまた、この設定はゲームでのラプラスの扱いも汲んでいる。
というのは、初出となる「赤/緑」ではラプラスはゲーム中一匹しか入手できない特別なポケモンだったのだ。
ロケット団に掌握されてしまったシルフカンパニーを開放する為、本社に乗り込む主人公。
ロックされた扉を解除しながら進んでいくと、囚われのシルフ社員は救出に来てくれた主人公の勇敢さに感激し、
研究所で飼われていたラプラスを託してくれるのだ・・・!
「赤/緑」において野生で出現しないラプラスはとても強力で心強いポケモンであり、
その格好良くも愛らしい姿から当時のちびっ子達はみんなラプラスが大好きで手持ちに入れていたのである・・・!
ゲームの続編「金/銀」においては、ソフトに時計が内蔵されるようになり、ラプラスはこのギミックと深くかかわるポケモンとなった。
金曜日に「つながりのどうくつ」を訪れると、地下2階の水場に野生のラプラスがシンボル出現するようになったのだ・・・!
金曜日まで待てば、あのラプラスを野生で何匹も捕まえる事が出来る・・・!
これもまた、当時のちびっ子達を夢中にさせた要素の一つであるぞよ!
後のシリーズではなみのり用のポケモンとして貰えたりもするラプラス、近年のソフトでは水辺に普通に出現するようになり、
捕獲が容易になりつつある。
こうした変遷が、キャラクターの設定にも反映されていると言うワケぞよ!
なみのりでは専用グラフィックが設けられたり、ガラル地方では「キョダイマックス」のすがたを得たりと、
何かと優遇されているラプラス。
アニメにおいても登場機会は多く、最も有名なのはオレンジ諸島編で登場したサトシのラプラス。
「ラプラスにのって」というエンディングテーマまであるとは当時から人気の程が窺えるぞよね!
しかし、モンコレにおいてはこれが不思議な事に、ぜんぜんさっぱり目立ったことがない・・・とは言い過ぎかもしれんが、
あんまりメインラインナップに来ないのが実情である・・・。
ラプラスと言えばフランスの数学者にして天文学者、ピエール=シモン・ラプラスが真っ先に思い浮かぶぞよ。
「ラプラスの悪魔」で有名ぞよね!
その名を冠すると言うのは、知的なポケモンって事ぞよか・・・?
と思いきや、フランス語で座席の事を「la place」と言うらしく、のりものポケモンラプラスの名前の由来はこっちなのだ!
おろかなにんげんどもは知っていたぞよか?
今回の新規造形では、そんなラプラスを現行イメージに忠実に、愛らしくも賢そうに立体化している。
体の斑紋などモールドくっきりで見栄えがするぞよ。
全体に動きのあるポーズで、見る角度によって様々な表情を見せるのも楽しい。
トップ。
ボトム。
前述の通り、ラプラスは意外とモンコレでメインラインナップされた事がない・・・!
というか、XYシーズン以降の艶消しモンコレ10年の歴史において、
MSサイズ(小サイズ)メインラインとしてナンバーがつくのはこれが初めての事である・・・!
前回小サイズ・ラプラスが登場したのは2014年8月発売の「B-10 ダイブボール&ラプラス」というパッケージ。
モンコレダイブボールとセットになった写真中央のものぞよ。
原型はごく初期のもので、「赤/緑」の公式絵を再現した造形はアニメ以降の現行イメージとはやや乖離が見られる。
この原型は2019年4月には「Moncolle-EX Lapras」として、
セレビィと共になんとシンガポールのポケモンセンター常設店限定販売アイテムとしても登場。
写真右のクリアバージョンがそれで、日本未発売の知る人ぞ知るバリエーションとなっている。
今回の新規造形では現行イメージに忠実となったラプラスだが、過去には大サイズ(現在のML相当)として決定版が発売されてもいるぞよ。
写真右は2018年10月発売の「EHP_06 ラプラス」、見ての通り非常に出来が良いぞよね!!
まさにアニメの可愛い子ラプラスって感じだ!
今回のMSラプラスは表情が賢そうでより大人っぽい成体ラプラスの印象を受けるぞよ。
ラプラスはアニメ「リコロイ編」において六英雄ポケモンの一つとしても登場しているぞよ!
しかし、六英雄ラプラスは左目とお腹に傷があり、貝も傷だらけの歴戦の強者として描かれており、
本商品とはキャラデザが異なる専用ビジュアルであるぞよ。
新たな六英雄としてバサギリも2024年10月から開始された第4章「レックウザ ライジング」、
第73話「孤高の戦士バサギリ」より本格登場を果たしているが、こちらもモンコレとは異なる専用キャラデザ。
六英雄ポケモンのモンコレ・・・ぜひ出して欲しいぞよね!?
豪華六体セットでどうにかならんか・・・タカトミ・・・っ!!
あと古のモンスターボールの本格玩具も頼むぞよ・・・っ!!
新規造形で登場のラプラスでした!
1997年より販売開始されたモンコレ27年の歴史においても、ラプラスが小サイズモンコレになるのはこれで二度目・・・ッ!!
ファン垂涎の通年販売商品と言えるでしょう・・・ナンバー付きだけどいつ入れ替わるとも判らんので入手はお早めにぞ・・・!!
初代ポケモンの頃ってまだおろかなにんげんどもがプレシオサウルスに夢中だったぞよ。
今だと完全にモササウルスのポジションぞよね。
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・「モンコレ MS-30 ラプラス」
・「三英貿易(Sanei Boeki) ポケットモンスター ALL STAR COLLECTION ラプラス」
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■ポケットモンスター モンコレ MS-43 ドオー
2024年10月3日/660円(税込)
パルデア新ポケモンのドオーがモンコレに新登場!
「MS-43 オンバーン」が廃番となり、入れ替わりラインナップぞよ。
エクレアみたいな姿で人気のあるポケモンぞよね!
ファン待望のラインナップだ。
超ハイクオリティの
ポケモンフィギュア!
くちにいれない!
ぱかっと開封。
横向きに収まっています。
最新ゲーム「スカーレット/バイオレット」が初出となるパルデア地方の新ポケモン・ドオー。
ウパー(パルデアのすがた)がレベル20で進化した姿であるぞよ!
そもウパーとは「金/銀」で登場したみずうおポケモンで、その名の通りウーパールーパーをモチーフとしたぽけ〜っと可愛い奴である。
これがレベル20で進化するのがのんびり屋のヌオーで、こちらもとても人気のあるポケモンぞよ。
ポケモンの地域性の変異をリージョンフォームと呼ぶが、
パルデア地方で新たに登場するリージョンフォームのパルデアウパーはウパーが茶色になったどくうおポケモン。
元来水色だったウパーのうち、縄張り争いに敗れて陸地性となったもので、体を毒の粘液で保護するようになった姿であるぞよ。
進化するとパルデアヌオーになる・・・と思いきや、とげうおポケモンのドオーと言うまったく別種のポケモンになるのは面白い性質だ!
池や沼の底で暮らすドオーはウパーを背中に乗せて運んであげる心優しいポケモンであるぞよ。
見た目にはオオサンショウウオっぽくもありながらエクレアのような姿をして大変に美味しそうであるが、分類のとげうおポケモンの名の通り、
攻撃時には背中の丸い斑紋から太い棘を突き出して戦う攻撃的な側面も併せ持つ!
この棘はポケモン図鑑によれば「身を切る覚悟の危険な技」とされており、
ひょっとしたら粘膜を突き破って内部骨格が露出している諸刃の剣なのかもしれないぞよね。
パルデア地方の代表的なポケモンの一つとして、四天王のチリちゃんがパートナーとして使用。
じめんテラスタルの高火力で繰り出してくるのは強敵ぞよ!
アニメにおいてもやはりチリのパートナーとして登場し、リコのニャローテを圧倒する力強さを見せた。
本商品ではそんなドオーの魅力を新規造形で完全再現!
二色の茶色が別パーツでくっきり色分けされており見栄えがするぞよ。
トップ。
すべすべお肌の丸模様からにょきっと六本の棘が露出し、攻撃時にシルエットが変わるのは初見で驚かされる面白デザインだ。
ボトム。
お腹側が潰れているのが可愛いぞよね。
スペイン南部やポルトガル南部、モロッコ北西部にはイベリアトゲイモリと言う最大全長30センチにも達する最大種のイモリが生息しているぞよ。
これは灰褐色のウーパールーパーのオバケと言った姿をするが、体からは毒を分泌し、
天敵に出会うと皮膚から肋骨の先端を突き出して武器に用いると言う驚愕の防御姿勢を取る。
外部に露出した肋骨先端には毒を帯びた皮膚分泌物が付着しており、
これが敵を刺して反撃すると言うイベリアトゲイモリの最終秘密兵器であるぞよ。
攻撃のたびに皮膚が破れるのではイモリも無事ではあるまい・・・と思いきや、
超再生能力を有する為に、イベリアトゲイモリは全然気にしないと言うのは面白い性質だ。
もともとは胸を張って威嚇姿勢を取っていたものが、そのうちに突き出た肋骨を武器に使用するように進化したとは正に生命の神秘。
もうお分かりのように、ドオーはこのイベリアトゲイモリをモチーフとするポケモンなのである。
日本でもペットとして流通するので、ひょっとしたら水族館なんかで見た事のあるおろかなにんげんどももいるかもしれませんね。
パルデア四天王集結・・・ッ!!
セグレイブ、デカヌチャンはドオーと共に通年販売中。
ノーマルタイプのジムリーダーにして、ひこうタイプ四天王としての顔も持つアオキがメインに繰り出すポケモンとして、
艶消しモンコレ化している唯一のポケモンがムクホークであるが、
こちらは2021年11月に「モンコレセレクト vol.3 ムクホーク」として発売されたばかりで、
2024年現在揃えて並べるのはなかなか難しいかもしれないぞよ。
再戦時の手持ちを含めるとネッコアラやウォーグルもモンコレ化しているが、いずれも過去販売に限り現在では入手難となっている。
チョコたっぷりのエクレアみたいな見た目がキュートなドオーが初のモンコレ化!
四天王チリちゃんの手持ちと言う事も相まって人気の高いポケモンぞよね!
ポケモンのモチーフや「あそべる生物フィギュア」にそろそろサイレンが来る・・・!
と密かに思っているわたくしです。
:このリンクを踏んで何かポチるとわたくしにささやかな報酬が入りサイトの運営費となるのでよろしくぞ!
・「モンコレ MS-43 ドオー」
・「三英貿易(Sanei Boeki) ポケットモンスター ぽてはぐクッション ぽてはぐクッション ドオー」
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■ポケットモンスター モンコレ MS-50 ニンフィア
2024年10月12日発売 / 660円(税込)
度々再販されていたニンフィアがナンバー付きの通年販売ラインナップとして正式登場!
「MSー50 モトトカゲ」が廃番となり入れ替わりラインナップとなります。
ナンバー無しの番外ラインナップ「モンコレセレクト」から正式ナンバーに昇格と言うパターンは初めて。
モノクロパッケージからカラーパッケージに装いも新たに新登場ぞよ。
何気にバングラデシュ製モンコレだ。
超ハイクオリティの
ポケモンフィギュア!
くちにいれない!
という事で再販ものなのだが、正式ナンバー昇格と言う事で超久々に買ってみたぞよ。
ぱかっと開封していきましょう!
艶消しモンコレに復活のニンフィアぞよ!
ゲーム「X・Y」が初出となるイーブイ進化系で、フェアリータイプのシンボル的存在。
なかよしレベルの高い時にフェアリーわざを覚えた状態でレベルアップすると、イーブイがこのすがたに進化するのだ!
むすびつきポケモンと言う事で、リボンのような触覚をトレーナーの手に結んで
リードのように一緒におさんぽするのが大好きなポケモンぞよ。
この触覚から相手に癒しの波動を送り込み戦意喪失させたり、相手の気持ちを察知したりするのだ!
全体にとってもキュートでおしゃれなキャラデザで大人気なブイズの一体ぞよね!
ニンフィアはゲーム発売に先駆けて映画「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」に先行登場。
アニメ本編では度々ゲスト登場したほか、セレナのイーブイが進化した姿としても登場しており印象深い。
XYから新たに実装されたフェアリータイプポケモンと言う事もあり、XYの象徴的存在でもあるぞよ。
グッズも数えきれないほど発売されているが、意外にもモンコレはこの原型のみの登場となっている。
詳細は後述ぞ。
めちゃくちゃ再現度高くてきゃわわですよ〜。
わたくしはXYからゲームを再びやり始めて、この11年モンコレもずっと集めているので、
ニンフィアモンコレを見ていると当時の事を思い出して懐かしい気持ち。
XYからのポケモンはわたくしにとって「リアル」であった筈が、最早「ノスタルジー」に片足突っ込んでいる驚愕・・・ッ!!
あれから11年・・・わたくし、全く成長していないぞよよよよ・・・。
トップ。
意外とぺったんこ。
ボトム。
ニンフィアにはにくきゅうがありません!
←本商品 / 当時品→
モンコレニンフィアの初出は2014年3月発売の「MC-026 ニンフィア」となる。
並べてみると・・・原型は同じだが彩色が一新されており、ピンク部分はより赤みが強く、
また水色はやや薄くなっているぞよね!
特に目の彩色がより淡い印象に変更され、鼻と口ははっきりしました。
このニンフィアはシーズンを跨いでも度々再販されている。
サンムーンシーズンでは2016年11月に「モンコレEX EMC_10 ニンフィア」として登場したほか、
剣楯シーズンの2019年より開始され現在まで続く現「モンコレ」シリーズでは
2022年8月よりナンバー無しの番外ラインナップ「モンコレ ニンフィア」として登場(所謂モンコレセレクト)、
このセレクト版が度々再販され(2023年11月からは紙箱リパッケージ版としても)玩具屋さんに並んでいたぞよ。
今回はその人気を受けて、正式にナンバーが与えられ、通年販売ラインナップに再登場したと言うワケである。
モンコレに歴史ありぞ・・・!
背中側を見ると・・・新バージョンでは後頭部から刻印が削られすっきりした代わりに、
ボディの刻印が印字になりはっきりと目立ち、当時品と見分ける事が可能となっている。
ま、別にリリース年で価値が変わったりはすまい!
まさかのナンバー復帰・ニンフィアでした!
いつの間にやら歴史あるモンコレになった一体である。
おろかなにんげんどもは当時品、持ってるぞよか?
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・「モンコレ MS-50 ニンフィア」
・「三英貿易(Sanei Boeki) ポケットモンスター ALL STAR COLLECTION ニンフィア」
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■ポケットモンスター モンコレ パラドックスポケモン タケルライコ
2024年11月2日発売 / 990円(税込)
パラドックスモンコレに太古の伝説級ポケモンがまたまた登場・・・!
もともと10月発売予定だったものがやや延期して無事のリリースとなったぞよ。
パッケージはパラドックスポケモン専用デザイン。
台紙はMS相当ながら箱の部分が少し大きく、お値段もちょっぴり高め。
おろかなにんげんどもの幼虫はお小遣いを間違わないように要注意ぞ!
図鑑はトップに載っています。
くちにいれない!
ぱかっと開封!
この11月リリース分でパラドックスポケモンも6体がモンコレ化に至ったが、
テツノイバラを除き全て「スカーレット」で登場する古代のポケモン達ばかりぞ!
これはアニメ時空がオレンジアカデミーの登場するスカーレット準拠である事も関係していそうだ。
タケルライコはゲーム「スカーレット/バイオレット」のDLCコンテンツ「ゼロの秘宝」より追加されたパラドックスポケモンぞよ!
パルデア地方のオカルト雑誌「月刊オーカルチャー」によれば、
ジョウト地方を駆ける伝説のポケモン・ライコウの祖先に似ると言い、見ての通りライコウと竜脚類恐竜を合体させたような姿をするぞよ!
最近では学術的な考え方が世間にも浸透してきてあまり使われなくなったが、
わたくしのごく幼少の頃にはブラキオサウルスなど首の長い竜脚類を指して「カミナリリュウ」と呼ぶ事があったぞよ。
まさに雷の化身ライコウの古代の姿には打って付けのモチーフだ。
タケルライコとは猛る雷虎・・・雷獣のようなイメージを汲む一方、中国語では「猛雷鼓」と表記される。
雷神と言えば雷を操るのに太鼓を用いるのでそこからの連想だろう。
また首が伸びてキリン(ジラフ)のイメージや、元のライコウから引き続き麒麟のモチーフも入っているように思われるぞよね!
ゲーム中においては「スカーレット」のみに限定登場。
条件をクリアした状態でサザレから出現ポイントの情報を得た後、
エリアゼロを探索すると滝の傍で静かに佇んでいるぞよ・・・という事で、
いかにも意味あり気な存在であるがバックストーリーが全く語られておらず、謎めいた伝説ポケモンの一つなのである!
これもやはり、オーリム博士の開発したタイムマシンによって現代に召喚され、
帰還できなくなってしまったパラドックスポケモンの一つであろう・・・!
果たしてどのくらい過去の時代から呼び出されたのかは定かでないが、
同格と思われるウネルミナモ、ウガツホムラ、そしてこのタケルライコはジョウト伝説のパラドックス種と思しきポケモン達で、
全て恐竜の姿に似る事から、やはり6600万年前くらいの後期白亜紀以前から呼び出されたと考えられそうぞよね!
なぜなら、わたくしがオーリム博士だったら間違いなくその辺の時間からモノを呼び寄せるからである。
だって、普通に考えたらタイムマシン作ったらまず恐竜持ってくるぞよね!?
そしてまた、過去パラドックスポケモン達がしばしばオーカルチャーやポケモン図鑑で
「恐竜」、「翼竜」などと形容される事からも、これが示唆されていそうだ。
(もっとも、オーカルチャーでは10億年前とか10億年後とか言うワードも出てくるのだが・・・)
MSサイズ相当だがやや値上がりしているだけあって彩色が非常に綺麗!
色数豊富で複雑なパラドックスポケモンのデザインを実に忠実に再現しているぞよ!
毎回この丁寧仕上げには驚かされるぞよねぇ・・・これが玩具屋さんで普通に買える喜び・・・っ!!
きっと今年のクリスマスにサンタさんにパラドックスモンコレをお願いするちびっ子共も多い事でしょう・・・!
ブレイブアサギ号も忘れずになッ!!
映画「ジュラシックパーク」でグラント博士達が最初に見物するのがジュラ紀の竜脚類・ブラキオサウルスだった。
恐竜と映画は切っても切れない関係にあり、
恐竜ファンにとって最も印象深く、また大好きな恐竜の一つがブラキオサウルスと言っても過言ではないぞよ!
そんな竜脚類に似るライコウとくれば、これは大人気間違いなしなのである。
首が伸びたライコウとは一見すると奇抜なようにも見えるが、
雷獣→麒麟(ゲームではしばしば雷属性として扱われる)→ジラフ→首が長い→竜脚類と連想としてはすんなり納得できるのが面白いぞよ。
特にデザインで面白いのがこの渦を巻く鬣ぞよね!
この鬣はライコウの元デザインにもあるが、雷雲のようでもあり太鼓のようでもあり、
より象徴的なシルエットに再構成されているぞよ。
ライコウの出自はメディアによってやや食い違いが見られるが、
大筋ではその昔エンジュシティのカネの塔が落雷で焼け落ちた時に炎に巻かれて死んだ名もなきポケモンが、
これを憐れんだホウオウから奇跡を授かって復活したものの一つである・・・と語られている。
ジョウト地方を駆け抜けるライコウは雷の化身であると言うお話ぞよ。
しかし、大昔にライコウの祖先的ポケモンが存在したのなら、伝説はやはり単なる伝説であると言う事になるぞよね。
ライコウはより原始的なタケルライコが生物学的に「進化」していったものであると言う事だ。
もっとも、タケルライコとライコウの関係性は劇中ではっきりと示されている訳ではない。
他人の空似と言う事も十分に考えられるぞよ。
その根拠の一つに、オーリム博士が開発したタイムマシンは
エリアゼロからパルデア地方全域に影響しているテラパゴスの力を利用したものである事があげられる。
テラパゴスの時空を超える能力は、
劇中ではどうやら主人公たちが観測する世界と地続きの過去未来を視ている訳ではない事が示唆されているのだ。
つまり、パラドックスポケモン達もこことはちょっと違う世界の過去や未来、パラレルワールドの別時間軸からやってきている可能性がある。
こう考えると、タケルライコはパラレルワールドのIFライコウなのでは?
とも考える事が出来るぞよね!
過去の作品群から考えるに、このような推測に公式から回答が出る事はまずあるまい。
パラドックスポケモンの正体は恐らく永遠に謎のままぞよ。
こうした世界観に奥行きを持たせるギミックが、「ポケモン」がおろかなにんげんどもを惹き付ける最大の魅力である。
それは初代における「ミュウ」の存在がポケモンの大ヒットに繋がった事を背景とした、ポケモンの戦略の一つでもあるのだ。
ゲーム中ではなが〜く伸びた首がしばしば画面外に飛び出してしまうタケルライコ。
やはりあおりポーズが良く似合うぞよ!!
でもモンコレはごく小さなフィギュアなので俯瞰で全体像を眺めるのもまた楽しいのだ。
稲妻を思わせる尻尾はライコウから引き継いだ要素。
新たに背中にはトゲトゲが生えてよりワイルドになりました。
モチーフとなったライコウは2023年12月発売の「モンコレボックス Vol.12 閃光!でんきタイプポケモン」に収録。
こちらはタカラトミーアーツから発売の食玩版モンコレだが、玩具版と遜色ない出来で並べる事が出来るぞよ。
1年前のリリースなので今からお菓子売り場で見つける事はやや困難・・・欲しい人はインターネットでボックス購入を狙ってみよう!!
パラドックス恐竜ポケモン、モンコレに現る・・・ッ!!
同時発売でもう一種、最後の古代三猫ウガツホムラが発売されているのでモチーフなどをそちらでより深掘りするぞよ!
という事で↓へ続く。
:このリンクを踏んで何かポチるとわたくしにささやかな報酬が入りサイトの運営費となるのでよろしくぞ!
・「モンコレ パラドックスポケモン タケルライコ」
・「ポケモンプラモコレクションNo.10 セレクトシリーズ ライコウ」
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■ポケットモンスター モンコレ パラドックスポケモン ウガツホムラ
2024年11月2日発売 / 990円(税込)
DLCで登場した伝説ポケモンのパラドックス種がモンコレに召喚!
紫のパッケージが目印ぞよ!
こちらもプチ延期されていましたが11月に無事の着弾。
タケルライコ同様、MS相当ながらやや値上がりしているので
おろかなにんげんどもの幼虫はお小遣いが足りるかどうか要注意ぞ!
パラドックスポケモンは普通の野生ポケモンよりもデザインが複雑で色数も多い。
それを再現する為に値上げ分で賄っているって感じぞよね。
くちにいれない!
パカっと開封!
箱にみっちり入っていてなかなかのボリューム感だ!
最新ゲーム「スカーレット/バイオレット」の追加コンテンツ「ゼロの秘宝」より登場するパラドックスポケモン・ウガツホムラ!
その姿はジョウト地方を駆ける伝説ポケモン・エンテイに似ており、
パルデア地方のオカルト雑誌「オーカルチャー」では化石から復元されたエンテイとして、
このような姿のUMA的ポケモンが特集されているぞよ。
どうやら火柱を噴いて暴れる姿が映像に撮られて出回っているらしいが、他の事は一切不明の謎めいたポケモンの一つである!
太古のパラドックスポケモンである為、出現は「スカーレット」版限定。
条件をクリアした状態でサザレから目撃地点を教えてもらい、エリアゼロに探索に行くと高台を悠然と歩く姿に出会う事が出来るぞよ。
という事で特になんのドラマもなく普通に出現するので、バックストーリーなど一切不明であるとはウネルミナモ、タケルライコと同様である。
穿つ焔の名を冠されたこれもやはり、エンテイを恐竜と合体させたようなシルエットをする。
トリケラトプスやスティラコサウルスなどの角竜を思わせる発達したフリルと角が特徴的ぞよね!
現代のすがたとも言うべきエンテイは、やはりカネの塔の焼失と共に命を落とした名もなきポケモンが、
ホウオウの回復の奇跡によって蘇った炎の化身とされる伝説ポケモンぞよ。
エンテイは伝説の通り、ホウオウによって力を与えられ変じたものであるのか、
ウガツホムラが生物学的「進化」を遂げた現代のすがたなのか、
あるいは両者はパラレルワールドのIF存在なのか。
これらは謎に包まれており、解釈の余地はプレイヤーに委ねられていると言って良い。
エンテイは現在放送中のアニメ「リコロイ編」ではリコ達の求める伝説の六英雄ポケモンの一つに数えられている。
現在モンコレ化しているパラドックスポケモンの殆どがスカーレット版の古代種である事を鑑みると、
六英雄のエンテイがウガツホムラである、あるいはそのものでなくとも何か関わりがある可能性も少なからずあるとわたくしは思うぞよ・・・!
(よく外れるわたくし名推理)
もっとも、OPやイメージなどでは原種のエンテイが既に何度も登場しているのですが・・・やっぱり期待しちゃうぞよね!?
そんなモンコレはこちらもやはり線が多く複雑で色数も多いキャラデザを忠実に再現しており、
ウガツホムラの初立体化にして決定版と言うべき仕上がり・・・!
これが1000円以下で買えちゃうとはありがてぇことですぞよ・・・。
もうね、1000円でランダムガチャとかみんな疲れちゃってるから!
玩具売り場で確定で買えると言うのがホントに嬉しいですね〜。
ウガツホムラは普段はハイライトの入った穏やかな目をするが、威嚇時には光が消えて鋭い目つきとなるぞよ。
モンコレは目にハイライトが無いので本気のバトルモードと言ったところだろう!
トップ。
見よ、この密度感・・・!
造形がめちゃくちゃ豪華ぞよね!?
ボトム。
パラドックスにくきゅう・・・かくにんっ!!
ゲーム「スカーレット/バイオレット」において、
2023年2月よりイベントテラレイドバトルの強敵としてウネルミナモが登場すると、同年12月にはモンコレ化。
それから約1年の2024年11月、ジョウト伝説の面影を宿したパラドックスポケモン達がこうしてモンコレで一堂に会する事となりました。
まさかこいつらがいち早くモンコレで揃うとは思わなかったぞよね!?
やはり伝説ポケモン×恐竜のモチーフは人気が出るとタカトミも踏んだのであろう・・・ッ!!
それでは最後にこれらのパラドックスポケモンのモチーフとなった恐竜について、おろかなにんげんどもに少し紹介いたそう!
まず、恐竜とはどんな生物かと言う事であるが、
一言で言えば「トリケラトプスと鳥類の最も近い共通祖先から生まれた子孫すべて」と言う事になるぞよ。
恐竜は大別して骨盤の形で二種類に分けられる。
一つは鳥盤類恐竜。
最も有名なトリケラトプスを含めた絶滅種恐竜達ぞよね。
ステゴサウルスなどの装盾類、イグアノドンなどの鳥脚類、トリケラトプスは周飾頭類と言う種類で、これらは鳥盤類恐竜に含まれるぞよ。
そしてもう一種類が、竜盤類恐竜。
ブラキオサウルスなどの竜脚類、ティラノサウルスなどの獣脚類恐竜がこのグループであり、
このうち獣脚類は絶滅しておらず、現在もその辺で普通に見られる動物ぞよ。
というのも、竜盤類獣脚類恐竜の中には現生鳥類が含まれるのだ!
初めに申した恐竜の定義に現生鳥類とトリケラトプスが登場するのは、この二つのグループの中で最も有名な二種というワケであるぞよ。
従って、現生鳥類は最も進化した爬虫類の一つである。
このように言う事も出来る。
さて、恐竜の分類分けがわかった所でウネルミナモのモチーフを解読してゆくと、
二足歩行し、首と尾でバランスを取るこのシルエットはいかにも獣脚類的である!
鳥類を除いた獣脚類では、やはりティラノサウルスが最も有名な所であるが、進化型の大型獣脚類は前脚が小さい事が多い。
しかしウネルミナモは比較的腕が発達しているぞよ。
このイメージは映画で大人気のヴェロキラプトル辺りが近そうだが・・・
映画のヴェロキラプトルと古生物学的ヴェロキラプトルにはやや乖離が見られ、並べると誤解を生みそうな気もしたので、
今回は福井で見つかった我らが日本の獣脚類「フクイベナートル」のアニアを並べてみたぞよ!
フクイベナートルは2016年に記載されたばかりの比較的新しい種で、雑食性、あるいは植物食へ進化する過程にある獣脚類と考えられている。
恐竜と言えば肉食の恐ろしい獰猛な動物と言うイメージがあると思うが、
実際のところ殆ど全ての恐竜は植物食であるぞよ。
竜盤類の中でも、獣脚類だけが肉食傾向にあるが、獣脚類全てが肉食と言うワケではなく、雑食性のものも数多いのだ。
このフクイベナートルは全身の70%もの化石がまとまって見つかった大変保存状態の良い恐竜としても知られる。
ウネルミナモと並べてみると・・・シルエットがそっくりぞよね!?
獣脚類は現生鳥類を含む事からわかる通り、多くが羽毛恐竜であるぞよ。
ウネルミナモにも鬣や毛のような構造が見られ、獣脚類的形質を備えている事がわかる。
続いてタケルライコは、やはり竜盤類の竜脚類恐竜に姿が似る!
こちらに並べたのはアニアの「ブラキオサウルス」であるぞよ。
竜脚類達は基礎代謝が高い事、鳥と同じ気嚢で呼吸する事、エサを噛まずに大量に飲む事、多産である事など、
様々な要素が相互に作用し、超巨大化を遂げたグループである。
玩具の世界ではまだまだブラキオサウルスの人気が高いが、近頃はより巨大なティタノサウルス類が注目を集めており、
これは竜盤類竜脚類恐竜の中でも最も進化したグループで、全長30メートルを超える事もあるという地球史上最大の巨大陸生動物であるぞよ!
しかし、後期白亜紀には巨大化の恩恵で敵無しだった竜脚類達は、それが仇となって環境の変化には適応できず、全て姿を消してしまった。
鳥類として現代でも元気に生き延びている獣脚類と同じ竜盤類恐竜でありながら、竜脚類は絶滅種の恐竜なのです。
ラストはウガツホムラ、こちらは鳥盤類恐竜、周飾頭類の代表格、トリケラトプスなどの角竜に姿が似るぞよ。
鳥に進化した方が竜盤類で、絶滅した方が鳥盤類とは実にややこしい分類だが、
これは単にその昔、骨盤の形で恐竜を分けた時の言葉の名残であるぞよ。
鳥が恐竜である事はあとから判った事実なので、こういうちぐはぐなネーミングになってしまったのだ。
白亜紀に繁栄した角竜の中で最も進化し大繁栄したのがトリケラトプスであり、最大の特徴は立派な角とフリル。
これがウガツホムラにも受け継がれているぞよね!
トリケラトプスは北米大陸西部で幅広く化石の産出する最も繁栄した動物の一つであるが、
乾燥した地域や高地からはあまり見つかっておらず、こうした環境は好まない動物であったとも考えられている。
つまり、火山やマグマのイメージが強いウガツホムラとは性質がやや異なっていたかもしれないぞよ。
そんなワケでこれらのパラドックスポケモンはポケモン世界の「恐竜」であるとされており、
実に興味深い姿をするが・・・同時にメインのモチーフとしては哺乳類的であるぞよ。
インターネットでは三犬などと呼ばれるジョウト地方の伝説ポケモンであるが、そのモチーフは猫であると言う。
ネコ科、イヌ科は何れにしても食肉目の哺乳類で、ずーっと遡ると哺乳類全体の起源は古生代に繁栄した単弓類にルーツがあるぞよ。
一方恐竜や現生鳥類に繋がる爬虫類は、竜弓類と言う別なグループから進化してきた。
つまり、恐竜と哺乳類が合体したようなポケモンと言うのは、生物学的には全く出鱈目な「パラドックス」ポケモンなのである。
よくインターネットで、オーキド博士はポケモンを151匹しか発見できなかった無能学者であるなどと茶化されるが、
わたくしが考えるに、ポケモンの世界にも分類学や博物学からなる動物の分類が古くからなされていたはずだと思う。
特にポケモンの世界では遺伝子工学が進んでいて、化石からポケモンを復活させたりもできるから、
生物学的「進化」は勿論発見されているだろうし、分子系統学による動物の分類も存在したはずぞよ。
しかし、動物を研究していくと、ポケモン世界においてはこれらの考え方ではだんだん説明がつかなくなってきた。
そこでオーキド博士らはポケモンをタイプで分類する事を思いつき、
その初期の研究としてはっきりとポケモン図鑑に記載され始めたのが最初の151匹だった。
もちろん、この研究はヒスイ地方のラベン博士を初めとする、
過去のポケモン博士達の考えを引き継ぎ、より近代的に整理したものであった筈ぞよ。
ポケモン世界の歴史を紐解くと、このように考える事が出来るぞよね!
つまり、ポケモンの世界は我々の世界の未来なのだ。
現代では分子系統解析による分類が最も正しいとされているけれど、そのうちこれでは説明がつかなくなってくる未来が来るかもしれない。
その時我々は「ポケモン」と出会うのかもしれないと思えば、なんともロマンの溢れる話ではないか・・・!
そんなパラドックスな三体、元となるジョウト伝説は現行の艶消しモンコレにおいてリーチ状態にある。
スイクンは「モンコレボックス Vol.13 流麗!みずタイプポケモン」として2024年4月に、
ライコウは「モンコレボックス Vol.12 閃光!でんきタイプポケモン」として2023年12月に食玩モンコレとしてリリース済み。
残るはウガツホムラの元となるエンテイだが、
前述の通りアニメでの活躍が期待されるので、ひょっとしたら玩具版にラインナップされるかもしれないぞよね。
早く揃えて並べたいものぞ・・・!
恐竜のようなポケモン!?
パラドックスポケモン・ウガツホムラでした!
パラドックスモンコレはナンバー無しの番外ラインナップ、シーズンを過ぎたら入手難が予想されるので早めのゲットをおすすめぞ!
恐竜の事をもっと知りたいおろかなにんげんどもは「ばらむツZ」を読むべし!!
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