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摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア

レビュー

 

▼摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア レビュー

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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ ザ・シャーク 集結!鮫のなかま ミツクリザメ

タカラトミーアーツより、2025年8月25日週発売の一回300円ガチャ!
超大人気「ザ・シャーク」シリーズが過去最大の特集弾となって今年も登場!
今回は過去ラインナップより
「ホホジロザメ」、「シュモクザメ」、「ノコギリザメ」、「ミツクリザメ」、
「ウバザメ」、「メガマウス」、「ジンベエザメ」らの七種類がラインナップされた総集編となっているぞよ!

こんな感じで組み立て式。
「ザ・シャーク」は2021年8月に「青き海の世界ザ・シャーク」として始まり、
2022年11月の「青き海の世界ザ・シャーク2」、
2023年8月の「青き海の世界 ザ・シャーク シロワニあらわる」、
2024年7月の「ザ・シャーク ジンベエザメ発見!」と弾を重ねてきたぞよ。
本弾は過去弾収録の広義のサメ達を再録した総集編で新規造形はなしとなっているが、
取りこぼしていたサメを回収するのに丁度良い総集編弾となっているぞよ!

という事でこの「ミツクリザメ」をわたくしは過去弾で入手しそびれていたので喜んで回収させて頂いたぞよ!
ミツクリザメは2022年弾で初登場して以来の再登場!
元々は茶色系の彩色でしたが、今回はグレーの新カラバリとなっている!

ミツクリザメはネズミザメ目ミツクリザメ科のサメで、
この科はミツクリザメ属の一属一種しか知られていないレアなヤツぞよ!
水深300〜1000メートルの深海に棲息すると思われるが、なにぶん深い海は人類未踏の領域を広く含む為、
観察も容易でなくその生態は謎に包まれているぞよよよよ・・・。
元々は相模湾、駿河湾、伊豆半島近海で春に見られるとされていたが、
後にポルトガルの沖でも採集され、世界のあちこちで散発的に発見があるみたいぞよ。
特に台湾では100尾を超える大漁となった事もあるらしい。
なんでもインド洋の深海1400メートルに敷かれた海底ケーブルにミツクリザメの噛み跡らしきものが見つかった事があるので、
ひょっとしたら季節によって世界を回遊しているのかもしれない。

ミツクリザメは体が全体に白っぽく、鼻先が天狗の鼻の様に突き出た奇怪な姿をする。
この容姿から英語で「ゴブリンシャーク」と呼ばれ、直訳すると妖怪ザメとなる・・・とものの本には書いてあるが、
もともと日本で見つかったサメなので、こりゃ因果が逆で、
日本で「テングザメ」と呼んだものを英語に翻訳した時に「Goblin shark」と書かれ、
こう呼ばれるようになったものみたいぞよ。

そも学名「Mitsukurina owstoni」のミツクリってなんぞや?って話であるが、
これは東京大学の動物学教授であった箕作佳吉先生らへの献名であるぞよ!
最初の標本は有名な採集家、アラン・オーストン氏によって1880年代の終わりに発見され、
これが箕作佳吉先生の元に渡った。
この標本をアメリカの魚類学者であるデイビッド・スター・ジョーダン博士が見た所、極めて珍しい種である事が判明。
驚き喜んだ博士は箕作先生とオーストン氏の名前両方を取り、
「Mitsukurina owstoni」と名付けたと言うワケです!

最大全長は5〜6メートルにもなり、かなり大型であるぞよ!
白っぽい体はほんのり透明で、生きている時は血色でピンクに色付いて見えるが、
これが死後は褐色からグレーに変色してゆくと言う。
「あそべる生物」で初めに登場した茶色系、
そして今回のグレーバージョンは死後の姿に基づくカラーリングと考えられるぞよね。

天狗と称される長く伸びた吻は軟らかく、微弱な電流を感知するロレンチーニ器官を多数備える。
これが海底の餌を探す時に役立つぞよ。
しかし、こんなに吻が長いのでは餌を食い難いんじゃないか?

と思ったらがばーっ!
っと口が展開して恐ろしい形相になるのです!
この機能は沖縄美ら島財団総合研究センターとNHKの共同研究で明らかになっているぞよ。
なんでも2008年と2011年に撮影されたミツクリザメ世界初の捕食映像を解析したところ、
ミツクリザメはごく短時間で顎を前方に射出し、獲物を捕らえると言うのだ。
この突出速度は秒速3メートルで魚類の中では最速である。
さらに突出距離は全長の9パーセントにも及び、サメ類の中で最大級を誇る。
ミツクリザメは遊泳速度が極めて遅い為、顎を最速で撃ちだす事で深海で確実に獲物を捕らえる事が出来るよう進化したのだ。

「あそべる生物」はその名の通り弄って遊べる生物フィギュア!
ミツクリザメは最大の特徴である顎の展開ギミックが再現されており、
捕食モードへ変形できる他、尾も左右に可動し表情付けが可能ぞよ!

捕食モードに変形できるミツクリザメフィギュアとはかなり珍しく、
世界初なんじゃないぞよかな!?
かなり見所のあるサメフィギュアぞよ!!

そんな「あそべる生物」ではシリーズを跨いで様々な広義のサメ類がラインナップされているぞよ。
古代の巨大ザメ「メガロドン」や、そもそもサメと近縁でない硬骨魚類の「コバンザメ」なども網羅されている。
今回の総集編は過去の「ザ・シャーク」シリーズから七種ものサメが復刻されているが、
シロワニやコバンザメなど漏れているものもいくつかいるぞよ。

わたくしもちまちま集めてここまで広義のサメ達を揃える事が出来た・・・!
・・・が!
今回もメガマウスを取りこぼしているぞよよよよよ・・・。
メガマウスかなり人気があってあんまり闇市でも見かけないぞよね〜。
ま〜またそのうち拾いたいとは思っているぞよ!


サメ映画のエッセンスも入ってる!?
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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ 動かない鳥 ハシビロコウ ハシビロコウ C

タカラトミーアーツより、2025年10月13日週発売の一回300円ガチャ!
過去弾より「ハシビロコウ」さんが特集ラインナップへと昇格。
カラバリ&一部新規造形で新たなバリエーションが収録されているぞよ!

いつも通りごちゃっと入っています。
ラインナップは全て「ハシビロコウ」、AとBが素立ちモード。
CとDが羽を少し広げた一部新規造形で2造形×2色のバリエーション集録となっているぞよ。
どれが出てもハシビロコウ確定なのでファンにはたまらない一弾となっている!

じゃん!
こちらは「ハシビロコウC」であるぞよ!
一部新規造形かつスタンダードなカラーと言う事で本弾のアタリ枠なのだ!!

で・・・でっかいぞよーっ!!
全高約11.8センチ!
翼幅約7センチ級で、恐らく「あそべる生物」史上で最も高さ・幅共に大きいフィギュアとなっているぞよ!
タカラトミーアーツはとどまる所を知らんのだ!!

彩色もむちゃくちゃ豪華で、これが300円って信じられないぞよよ〜!
ラインナップ全部ハシビロコウさんでパーツを共有しているとは言え、
大盤振る舞いすぎ!?

鳥と言っても世界には様々な種類の鳥が生きているぞよ。
どのくらい知られているかと言うと、
全体では44目253科2381属11194種もいるから一口に説明できる規模では無いぞよね。
このような鳥達をおろかなにんげんどもはどうやってグループ分けしてきたかと言えば、
かつては形態や生態に共通点を見出しラベリングしていたぞよ。
見た目の似ている鳥は似た系統であると言う考え方ぞよね。
しかし、中には生活史が似ている為に収斂してそっくりになったものや、
見てくれが奇妙でなんの仲間なのかさっぱりわからない鳥もいる。
このような鳥達の正体はおろかなにんげんどもの脳みそを随分悩ませてきたぞよ。
現代ではおろかなにんげんどもの技術は神の領域に達し、
DNAの構造全体・・・すなわちゲノムを解析し、比較する事が可能となった。
現代では鳥の分類分けはゲノム解析による、より正確な系統樹として再編されているぞよ。
このハシビロコウなどはゲノム解析時代になって真の分類が判明した鳥の一つである。

かつて伝統的にはコウノトリに近い鳥と考えられていたハシビロコウは、
ゲノム解析の結果、ペリカン類に最も近い事が判明しているぞよ。
新口蓋類の中でキジカモ類を除いたグループを新鳥類と呼び、
ペリカン目はこの中でトキやアオサギ、モモイロペリカンなどを含むグループだが、
ハシビロコウは中でも一際奇妙な姿をしているぞよね。
ハシビロコウ科ハシビロコウ属はこの一属一種しか知られていないぞよ。

全高は110〜140センチ、
最大では152センチにもなるという大きな鳥で、
幅広い嘴と長い趾はアフリカの湿地でハイギョを食う事に特化した進化であるぞよ。
ハイギョが水面に現れた瞬間、ダイブして瞬時にこれを捕え食ってしまうが、
この狩りの方法こそペリカンと共通する習性であり、共通祖先に由来すると考えられているぞよ。

この趾の形態は半蹼足っぽく見え、まさにコウノトリとそっくりである。
このような形態の特徴から過去にはコウノトリ目に含める説が主流であったが、
ゲノム解析してみるとペリカン類に近い事が判明したってワケぞよね。
実はハシビロコウの趾は沼地に佇む為に全部の指が長く、大きく広がるようになっている。
後ろ向きの指も長いので木に留まる時にもがしっと掴めて安定するのだ。
ペリカンの趾は全蹼足と言う形で、一見するとハシビロコウとは様子が異なるぞよね。

「あそべる生物」シリーズと言う事で本商品のハシビロコウさんは全て首がロール可動する!
300円にしてビッグサイズ、お買い得な本弾ですが、パーツの接続はややきつめで、
首はそのままだと嵌めにくく動かしにくいぞよ・・・!
従って軸をちょこっとデザインナイフで削ってやるとスムーズに遊びやすくなります。

奇妙にして愛嬌のあるハシビロコウ!
300円でこんなでっかく立派なハシビロコウさんが確定で手に入るとは・・・
嬉しすぎるぞよーっ!!

翼のディテールも美しいぞよね!
背中から見ても映える一体だ。

ハシビロコウは動物園でも見られるお馴染みの鳥だが、飼育下での繁殖は極めて難しいとされているぞよ。
今のところ成功例はベルギーとアメリカのみ。
国内でも挑戦が続いているが成功例は無い。
そして絶滅が危惧され保護されている種であるので、新たに輸入してくる事も理由が無ければなかなか難しい。
このまま自前で繁殖できなければ数が減り続け、動物園から姿を消してしまう事も考えられるぞよ。
飼育下での繁殖が成功すれば、種の理解も深まり保全も進む!
ぜひ頑張ってほしいぞよね!!

理由はわからんけどハシビロコウは若い頃は目の色が黄色、
大人になってくると青っぽくなると言われている。
本商品はやや黄色っぽい色味をしているのでまだ若い個体ぞよかな?

このハシビロコウ、
元は「あそべる生物フィギュアシリーズ 奇妙ないきもの博物誌 第2頁(2023年11月)
に収録されたもののバリエーションであるぞよ!
「奇妙ないきもの博物誌」ではノミとハエトリグサ&アマガエルが同時ラインナップされており、
ハシビロコウさん狙いのおろかなにんげんどもを阿鼻叫喚の地獄絵図に叩き落したが、
わたくしはどれも気に入っているのだ。
左が2023年版の「ハシビロコウA」、右が「ハシビロコウB」カラーとなっており、
Aの方が重塗装版。
今回ラインナップの「A、C」は2023年版の「A」に似ているが、ちょこっと彩色が異なる。
「B、D」は青みを帯びたカラーで新たなバリエーションだ。

ご覧の通り似ているが、2023年版の方がずっと彩色が細かいのだ!
なんと旧verでは羽が一枚ずつ縁取られている・・・300円でやり過ぎぞよーっ!!
ハシビロコウの羽ってほんとにこんな風に外側が白んでいるぞよよ。
よく観察しているぞよね!
2023年版は「B」が廉価版の簡易カラーだったが、
本弾では全てのハシビロコウさんで嘴の模様がプリントされているなど、
全体としては豪華な仕上がりになっているぞよ。
餌を狙う視線から飛び立つ表情へ、視線の向きも変更されている。


嘴の下部分や胴体、翼が展開モードの新規造形となっており、
シルエットががらっと変わっている・・・!
とにかく見所盛りだくさんの特集弾ぞよ!

ハシビロコウは本家アニアにも「AS-22 ハシビロコウ(2024年2月)」としてラインナップされているが・・・
ご覧の通り300円ガチャの方がでかい!
ぶっちゃけ樹脂の値段は然程価格を左右しないと思われるぞよよよよ。

集まってきたぞ、ハシビロコウさん!
ルッタも餌やりに大忙しぞよ!!

今回のハシビロコウさんは翼を広げているので、ルッタの乗り物にも丁度良いぞよね!

動物園で見物できる生き物フィギュアを集めて、君だけのオリジナルパークを作ろう!!
「あそべる生物フィギュア」ハシビロコウ特集弾!
これは大人気間違いなしなので、ガチャ広場で見つけたら早めのゲットをおすすめだ!!


生命の尊さを説く(?)「ばらむツ怪奇倶楽部」もよろしくぞよ!


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・「アニア AS-22 ハシビロコウ
・「BACALYSO |博物志 ハシビロコウ

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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ トカゲキングダム エリマキトカゲがやってきた!! エリマキトカゲ

タカラトミーアーツより2025年9月22日週発売の一回300円ガチャ!
通な動物を可動ラインナップする「あそべる生物フィギュアシリーズ」より、
大人気「トカゲキングダム」の第四弾が登場!
ラインナップは新規造形の「エリマキトカゲA」、「エリマキトカゲB」に加えて、
「フトアゴヒゲトカゲ」と「カメレオン」が過去弾より再集録。
フトアゴヒゲトカゲは恐らく2023年7月の第一弾「トカゲキングダム」に入っていた「A」カラーとほぼ変わらない再録カラー。
カメレオンも同弾「A」に似ているがちょこっとグラデ彩色が簡略化されているように見えるぞよ。
何れにしても今回はどれもきちんと彩色・模様プリントされており全種豪華な仕上がりだ!

カプセルの中身は袋入りでごちゃっと入っています。
この雑に入ってるパッケージ、なんかわくわくしてわたくしは結構好きぞよ。
丁寧梱包のフィギュアもありがたいが、
「あそべる生物」は300円なので許せちゃうのだ!

早速組み立て、こちらは「エリマキトカゲA」ぞよ!
フル彩色の豪華な仕上がり、今回初登場の新規造形フィギュアとなる!

エリマキトカゲはアガマ科(キノボリトカゲ科)エリマキトカゲ属に分類されるトカゲであるぞよ!
オーストラリア北部とニューギニア島南部にのみ見られ、一属一種しか知られていない珍しいヤツだ!
全長は60〜90センチにもなり、なんと言っても最大の特徴は首元に備わった特徴的なフリルであるぞよ!
これが襟巻に見える事から「エリマキトカゲ」と和名がついたワケで、そのまんまぞよね!
ちなみに学名の「Chlamydosaurus」とは「マントトカゲ」の意であるぞよ。

この襟巻の正体はなんなのかと言えば、舌骨が上皮に入り込んで出来た皮膚の傘であるぞよ。
下顎と軟骨の動きが舌骨に伝わる事で、つまりは口を開くと同時にフリルが展開する仕組みで、
円盤状に展開された状態では胴幅の四倍以上、約30センチにも広がると言う。
襟巻の構造としては舌骨から伸びた3本の骨組みで支えられており、
上から第1対角、第3対角が軟骨、第2対角が硬骨となっている。
本商品のフリルを見てみると・・・ちゃんとフリルの骨組みが3本あるぞよね!?
という事でツボを押さえた造形と言えるだろう!

エリマキトカゲは地域性で主に2つの亜種に分けられ、オーストラリア亜種は乾燥した森林に住まい、
体が大きく90センチ級。
ニューギニア亜種は小柄の70センチクラスで、熱帯雨林に近い温暖な気候を好むと言う。
昼行性の樹上性で、一日の大半を木の上で暮らしているが、
雨期になると地面に近い場所に下りてきてより活発に活動を始めるぞよ。
主に昆虫などを食し、特にシロアリは乾季でも見つかる重要な栄養源である。
環境や湿度、感情によって体色を変化させる事があり、
興奮状態では襟巻がオレンジや赤に変わって、猛禽類や他のトカゲやヘビに対して威嚇すると言うぞよ。
そう、この襟巻は自分を大きく見せて相手を驚かせるために発達したものなのだ!

性的二型が発達しており、オスの方が大きく、頭や顎も立派で、襟巻も大型化する傾向にある。
襟巻は周囲の音を察知する時にも有効であるとされ、大きく広げた状態では眼前の音を収音して聞く事が出来ると言う。
一方で多方向からの音を聞く妨げになる点も指摘されており、
眼前の危険に集中する為の機能とも考えられるぞよ。

トップ。
今回彩色が非常に美しいぞよね!
襟巻も体もグラデ彩色されているし、背中側はほんのりと縞模様も入っていて見栄えがするぞよ!

鱗の造形も細かく雰囲気出ていますよ!
300円で全長13センチ級のフル彩色フィギュアがゲットできるとは嬉しい事ですぞよ〜っ!


「あそべる生物」は一部簡易可動の正に「あそべる」フィギュア!
エリマキトカゲはこんな風に後ろ足の角度を変える事で二足歩行形態にも変形可能となっている!
後ろ脚は左右と尾が軸で接続されており、尾を持ち上げると足も同時に変形する仕様。
前脚もスイング可動し表情付けが出来るぞよ!

勿論口も開閉します。
前述の通り襟巻は口の動きと連動しているので、口を開いた方がより自然な姿であるぞよ。

ポイントを押さえてエリマキトカゲのユニークな威嚇ポーズを再現しよう!!
襟巻の展開は他にも求愛行動や日光浴で熱を効率的に受ける際に重宝され、
色々便利な機能を備えているようだ!

続いてこちらは「B」カラー。
おや・・・?
何やらパーツがAと異なる様子だが・・・!?

な、な、なんと・・・!
こっちのエリマキトカゲはフリルを閉じた状態で造形が違うではないかーっ!!

「あそべる生物」では同弾に同じ動物が複数ラインナップされる事があり、
多くの場合はAカラーの方が重塗装のアタリ枠だったりするが・・・
今回はどちらも重塗装の上、襟巻の造形が異なる別物となっているのだ!
これは両方集めたくなりますぞよ〜っ!

エリマキトカゲは平時にはこのように襟巻を畳んだ状態でいるぞよ。
これが枯れ葉の様にも見える為、カモフラージュ能力として機能していると考えられている。

全く奇妙な姿なのでさぞ珍しい生き物かと思われるが、
オーストラリア北部からニューギニアにかけての広い地域に分布する為、
基本的には絶滅の恐れが無い動物とされているぞよ。
パプアニューギニアのお隣、インドネシア産のものが特に累代繁殖されており、
意外にもペットとして多く流通している。
ちっちゃいヤツだと1万円くらい、3万円もあれば立派なのが買えちゃうみたいぞよ!
臆病で大人しく、比較的簡単に飼育する事が出来ると言うが・・・
60〜90センチ級にでっかくなることを考えればまず容易には飼えまい。
樹上性だからケースは広さ以外に高さも必要だし、湿度を保つための水場も要るとなればこりゃだいぶお金がかかりそうですぞよ。

そんなエリマキトカゲがガチャならなんと300円で遊べちゃうのだからお買い得である!
こっちのBカラーも背中側に縞模様が入っていて豪華ですよ〜。

本体部分の原型はAB共通だろう!

可動ポイントもAB共通で、口開閉、脚、尾が連動スイングとなっている。

こっちも勿論立ち上がりポーズに変形可能だ!

さて、同弾で2造形ラインナップとなったエリマキトカゲだが・・・。
おろかなにんげんどもよ、もうお気づきぞよね!?

そう、AとBで襟巻の色があべこべになっているじゃないかーっ!
本体原型は共通なので、このフリルを入れ替えて遊ぶ事が出来る仕様なのだ!

お互いの襟巻をちょっと拝借。
フリルが無いとただのトカゲであるぞよ・・・。

Aカラーの緑本体にBカラーの緑襟巻を合体!
おーっ!
なんとあつらえたようにピッタリ!
めちゃくちゃ可愛いぞよーっ!

そう、今回の目玉ラインナップであるエリマキトカゲは、
AとBを組み合わせる事で色を統一させた完全体に合体できる仕組みなんですね!
タカトミアーツ・・・なんとニクイ仕掛けじゃないか〜・・・!

「あそべる生物」は長いスパンで再録・再版が行われる事が特徴であるぞよ。
ひょっとしたら来年あたりに出るであろう「トカゲキングダム」の第五弾では、
AとBの色が入れ替わり、緑展開フリルとオレンジ収納フリルが登場し、
各パーツバリエーションが揃うって事もあり得るかもしれない。

エリマキトカゲと言ったら立ち上がりフリルを展開した形態がメインの印象があるので、
こっちの閉じ襟巻バージョンはややハズレ感が無い事もないが・・・
立体物で言ったら恐らく閉じ襟巻状態の方が珍しくレアに違いない!
わたくしはこっちの閉じたバリエーションも気に入っちゃったぞよよ〜!

閉じ襟巻おしり。
舌骨の筋に沿って畳まれた襟巻の造形が面白く愛らしい。

トップ。
元々のBカラーでは襟巻の緑がかなり浮いていたが、
A本体に装着する事で違和感が無くなったぞよね!

AB両方集めて真価を発揮するアイテムと言えるだろう!

お口を開けてポーズを付けると愛嬌抜群であるぞよ!
フリルは顎の動きと連動しているので、口をもぐもぐした時などにも襟巻がぱかぱか動いてしまう。
しかし目一杯開けないと展開状態まではいかない仕組みだから、食事の邪魔になるような事はなく良く出来た構造なのだ。


続いてAのオレンジ襟巻をBの茶色本体に装着したモード。
オレンジ襟巻は案外と緑のA本体に似合っていたが、Bとの組み合わせではより自然な雰囲気になった。

本来は皮膚で繋がっている頭部とフリルが本商品ではギミックの都合途切れてしまっているがご愛敬ぞ!
軸を差し込んだあと、顎下で左右を合わせるようにすると綺麗にくっつきます。

フリルは色んな色があるようだが、大体の場合上側が暗い色、下側が明るい色になるみたいぞよね!
本商品もそれに倣う彩色であるぞよ。
やはり赤やオレンジっぽい明るい色がエリマキトカゲ界でも勇ましいとされているようだ。

本体はこっちのBカラーの方が縞模様が目立って豪華に見える。
物価高が叫ばれる昨今ですが・・・
なぜかタカトミアーツの「あそべる生物」は簡略化されるどころか
今回彩色が豪華になっていてお値段据え置きでグレードアップしているじゃないか〜!
慈善事業すぎるぞよーっ!

ほんの300円で我々をこれでもかと楽しませてくれるタカトミアーツ。
ラインナップもハズレ無しでありがたいことですぞよ!

トップ。
このピッタリ感。

こっちのカラーも似合っているぞよ!

そして立ち上がりの威嚇ポーズだ!
エリマキトカゲは威嚇時にはこのように二足歩行で立ち上がり体を大きく見せる。
そして後ろ足で俊敏に動き回り、相手に飛びかかったかと思えばフリルの威嚇を続け、
天敵の隙を見ては目にも留まらぬ速さで大地を駆け抜け、どこかへと去ってゆくぞよ・・・。
この姿が大変愛嬌があって面白く、この日本では1984年に「三菱・ミラージュ(2代目)」のマイナーチェンジCMで
宣伝キャラクターとして実写で採用されると、瞬く間にお茶の間の人気者になった!
当時はプラモや玩具など便乗商品も沢山発売されたというぞよ。
この事から、エリマキトカゲの玩具は「CMでお馴染みの!」といった感じで宣伝される事が多いのだが・・・。
1984年って、昔過ぎないぞよか?
わたくしが子供の頃も
「昔エリマキトカゲのCMがあってさ〜、お前ら見た事ないだろ?」くらいのノリだった記憶があるのだが・・・。
現代のちびっ子は勿論、お父さんお母さん世代にも今や通じない昭和の記憶であるぞよ・・・。

エリマキトカゲは二足歩行をするけど、鱗竜類の「トカゲ」なので脚は横向きについている。
恐竜っぽいシルエットではあるけど、
下向きの脚で完全な二足歩行が得意な恐竜とは別の歩き方ぞよ。
これが為に、エリマキトカゲは素早く駆ける時、脚を左右に広げて回転させるように走る。
この姿が大変愛嬌があって愛らしいんですね〜。

また、威嚇時には頭を左右に振ってダンスする様に見えるのも人気のヒミツぞよ。
おろかなにんげんどもからすれば非常に間抜けな動きだが、
鋭い武器を持たないエリマキトカゲからすれば天敵に対する必至の抵抗なワケですね。

可愛いエリマキトカゲに動きを付けて活き活きと飾っちゃおう!
この何を考えているか判らない表情も、だんだん必死の形相に見えてきたんじゃないぞよか!?

フリルのついた恐竜と言えば!
映画「ジュラシック・パーク」シリーズに登場する襟巻怪獣「ディロフォサウルス」がいるぞよね!
写真右は「アニア ジュラシック・パーク30周年記念セット(2023年6月)」にのみ収録されたレアな原型。
ご存知の通り現実のディロフォサウルスには襟巻もないし毒も吐かない。
この姿は架空の怪獣デザインであるぞよ。
先にも説明した通り、エリマキトカゲのフリルは舌骨から伸びた3本の骨組みで支えられている。
その構造は胚発生時における咽頭弓の発生と関係があるぞよ。
比べてみると、ディロフォサウルスの帆は頭部から放射状に骨組みが伸びているように見え、
エリマキトカゲのフリルとは明らかに構造が異なっているように見える。
この事からもジュラパディロフォサウルスが架空怪獣である事がはっきりと見て取れるぞよね!

昭和の人気者、エリマキトカゲがガチャフィギュアになって令和に復活!
通なダブルラインナップぞよ!!

続々増えるぞ、トカゲキングダム!
なんでもこのトカゲ弾は女性人気も高く売れ行きも良いらしい・・・!
売り場で見つけたら即ゲットをおススメするぞよ!


「あそべる生物」もちょこっと紹介している「ぞよちゃんねる」もよろしくぞよ!


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・「レゴ(LEGO) ジュラシック・ワールド ディロフォサウルスの襲撃
・「ハンサ(HANSA) エリマキトカゲ No6022

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■バンダイ いきもの大図鑑 かぶとむし09 ヤマトカブトムシ

バンダイより、2025年8月第4週登場の一回500円ガチャ、
大人気「いきもの大図鑑」かぶとむしシリーズの第9弾ぞよ!!

ラインナップは「ヤマトカブトムシ(赤褐色・新色)(15%)」、「ヘラクレス・リッキー(オレンジ・新色)(15%)」、
「パンカブト(ショート)(15%)」、「カブトハナムグリ(イエロー)(15%)」、
「ヘラクレス・オキシデンタリス(20%)」、「パンカブト(ロング)(20%)」となっており、
20個アソート中、当選確率15%設定が3個、20%が4個みたいぞよね。
また、ガシャポンオンライン版は一部仕様が異なり
・ヘラクレスの胸角が分割されていない
・カブトハナムグリは「グリーン」カラーで収録
・全ラインナップに「樹皮台座(小)」が付属
・販売価格は650円
となっているぞよ。
今回紹介するのは全国のガシャポン自販機で販売されている一般販売の筐体版だ。

それではパカっと開封!
お〜っ!
カブトムシの中のカブトムシ、ヤマトカブトムシではないか〜っ!!
何気にいきもの大図鑑の普通のカブトムシ持っていなかったので嬉しいぞよ!
こちらは当選確率15%で筐体には3個しか入っていないので狙おうとするとなかなかレアであるぞよ。

鞘翅目に分類される甲虫達の中でも、国内で最も格好良く人気があるのがこのヤマトカブトムシ!
コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族カブトムシ属に分類される所謂普通のカブトムシであるぞよ!
日本ではカブトムシといえばこのヤマトカブトムシを指すが、
学名は「Trypoxylus dichotomus septentrionalis(トリュポクシルス・ディコトムス・セプテントリオナリス)」、
即ち「木に穴を穿つ二股の角を持つ者」の意であるぞよ。
カッコいいぞよね!
そんなヤマトカブトムシ、昔は「Allomyrina dichotomus(アロミリナ・ディコトムス)」と言う学名だったぞよ。
古くはヤマトカブトムシはサビカブトムシ属(Allomyrina)に分類されていたが、
1998年に三宅義一氏が日本鞘翅学会でTrypoxylusの使用を提唱し、以後はこれに定着したと言う事である。
ところが、動物の属を変更すると言う重大なこの論文、全文が日本語で書かれていたから大混乱が生じた。
日本国内では定説となったが、海外では反対意見も根強く、
カブトムシを語る上では留意せねばならない問題となっているのだ。

日本では本州・四国・九州などに広く分布。
クヌギやコナラなど、樹液を出す樹木の多い低地から低山地の里山的環境に多く生息するが、
実は幼虫は畑や田圃の脇にもっこり積まれた有機堆肥の中に潜んでいるぞよ!
カブトムシの幼虫は木が腐った後に残る腐葉土の中で生れ、育つのだが、
現代ではそのような自然環境が減少し、なかなか都合の良い土地が見られなくなってきた。
そこでカブトムシが目を付けたのはおろかなにんげんどもが作る堆肥であるぞよ。
これが実にカブトムシの幼虫の発育に都合がよかったと言う訳ぞよね!
つまり、カブトムシは実は自然の動物でなく、おろかなにんげんどもが森林を利用・維持し、
また近くで農業を始めた事に便乗して日本で分布を広げてきた動物という事だ!
このように昆虫の中にはおろかなにんげんどもの社会活動を切っ掛けに、
一緒に生息域を広げてきたものが多くいるぞよ。
特に身近な昆虫達などこの例に当てはまるものが多い。

ヤマトカブトは基本的には夜行性と言われ、普段は土中や落ち葉の下に潜み、夜になると樹液を舐めに現れるぞよ。
しかし実はそうではないのではないか?と言う説も唱えられている。
カブトムシは昼間も活動しているが、餌場にオオスズメバチなどの天敵がやってくる為に、
これと競合する事を避けて夜行性を強いられていると言うのだ。
安全で都合の良い餌場があれば、カブトムシは昼間でも活動する姿が見られる。
カブトムシにしてみればともかく栄養が得られればいい訳だから、昼も夜も関係ないってワケぞよね!

そんなヤマトカブト、「いきもの大図鑑」シリーズにおいては度々登場しており、
初出は「かぶとむし(2021年7月)」の事であるぞよ。
この時は「黒」と「赤褐色」がラインナップされている。
続く「かぶとむし02(2021年12月)」では「レッドカラーVer」がレアアソートとして、
「かぶとむし04(2023年1月)」では「ヤマトカブトムシ(改)」として、
「かぶとむし05(2023年7月)」では「赤褐色」として、
幾度も改良を重ねながら再登場してきたが、
本商品「かぶとむし09」に収録されたバージョンは「赤褐色・新色」としてより赤みを強めたカラーとなり、
また500円弾の新仕様に基づいて翅の可動がオミットされ、飛行形態に変形できないバリエーションでの再登場であるぞよ。

という事で「05」の飛行形態に変形できる赤褐色と比べるとグレードダウンしているかにも思えるのだが、
頭角と胸角は例によって株式会社JMCの手によるCTスキャンから原型が起こされており、
正確な比率であり造形的見所は健在。
彩色はシリーズではお馴染み、「Count blue」の三浦二郎氏が設計を手掛けられている。

一部可動をオミットし、彩色に重きを置いた新500円弾仕様と言う事で表も裏も綺麗に塗装されているぞよ!
胸や前翅のグラデーションは割とくっきり分かれておりやや作為的すぎるようにも思えるが、
カブトムシの雰囲気はよく出ているぞよね!
お尻やお腹側の毛もディテールと彩色で表現されており、
500円にしてリアルなカブトムシ立体物に仕上がっている。

羽の可動はオミットされてしまったが各部の簡易可動は健在ぞよ!
本商品は全10箇所のポイントで可動し、表情付けが可能となっている。
遊べる標本模型なのだ!!

樹皮台座に乗せるとリアル感マシマシ!
ヤマトカブトの最大サイズは頭角を含めた全長だと野外品で8.73センチ、
飼育下で9.17センチが出たと言われるぞよ。
本商品は全長約10センチである為、やや拡大模型。
あるいは夢の超大型個体と言った趣だろう!

ヤマトカブトは「かぶとむし07(2024年8月)」に蛹が収録されていた!
CTスキャンを用いたリアルなフィギュアで成長段階を並べられるとは嬉しいぞよね!
おろかなにんげんども・・・正直昆虫の成虫玩具・・・飽きてきてないぞよか?
わたくしは奇虫以外はちょっと飽きてきたかもな〜。
ここらで幼虫や蛹を特集した異色弾、出してくれないぞよかね〜!

かぶとむし04(2023年1月)」には沖縄諸島固有種の所謂オキナワカブトも収録されていたぞよ。
ヤマトカブトより小型で、ご覧の通り角も小さいのが特徴である。
近頃こいつらの生息域にヤマトカブトを放すおろかなにんげんどもがいる為に交雑が進み、
遺伝子汚染が問題となっているぞよ。
沖縄は暖かいからか知らんが奇妙な外来種が沢山定着してしまっている。
カブトムシではサイカブトが定着し、
大東諸島固有種であるヒサマツサイカブトと競合して生息域を奪っている・・・
というかヒサマツサイカブトはすっかり見られなくなってしまったぞよ。

500円弾の新仕様で再登場のヤマトカブト!
アソートに3つしか入っていないので地味にレアであるぞよ!!
続いて同弾パンカブトをみてゆく。
↓レビューへ続くぞよ!


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・「涅槃 1/1 サイズ カブトムシ

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■バンダイ いきもの大図鑑 かぶとむし09 パンカブト(ロング/ショート)

バンダイより、2025年8月第4週登場の一回500円ガチャ、
この弾でわたくしが最も欲する狙い枠は無論の事、奇虫「カブトハナムグリ」であるぞよ!
なにせ当選率15%枠はアソートに3個しか入っていないので狙うとかなり引きにくい。
一回500円ではお財布へのダメージも苦しいが・・・さて何が出た!!

「パンカブト(ロング)」・・・ッ!!
当選率20%、即ち筐体に4つ入っているハズレ枠ぞよーっ!!
同率では「ヘラクレス・オキシデンタリス」も4つ入っているが、
あちらは彩色が極めて凝っており、また体格も立派で格好良くハズレ感がないが、
こっちは彩色も目立たず黒一色の名実ともにハズレ枠となっております。
とほほぞよーっ!!

気を取り直してみてゆこう!
南米で広く見られるパンカブトは1属1種しか知られていない珍しいカブトムシであるぞよ。
つまりこれもまた奇虫と言って良い種で、ハズレ枠と言ってもわたくし好みのなかなか通な選出!
特に玩具にラインナップされる事は珍しく、
CTスキャン原型の標本再現と考えれば全く損した気分に実はならないのだ!

食傷気味のヘラクレスより余程価値があると言えるだろう!!

学名からエネマパン、あるいはパンサイカブトなどとも呼ばれるパンカブト、
サイカブトとつくようにパンカブトも広くはサイカブト族に分類されるが、
サイカブトはサイカブト属なのでパンカブト属のパンカブトとはよく似た同じグループの親戚と言ったところ。
パンカブト最大の特徴はご覧の通り立派な頭角と胸角で、すっと伸びるものと二股が現れるものとがいる。
本商品は頭角の先が二股になっているぞよね!
パンカブトやサイカブトの面白いのは、なんとメスも小さな頭角を持っている事ぞよ。
ご存知カブトムシはオスは立派な角を持ち、メスでは持たないのが普通なので、これはとても珍しい特徴だ。

またパンカブトの特徴には足が貧弱で短い事も上げられる。
どうやら樹上性でなく地面で活動するカブトムシのようだが何せ珍しい虫なのでほんとのトコはよく判らんぞよ。
飼育下ではフセツがポロっと取れてしまう事もしばしばあるみたい。
本商品は恐らく前脚は専用造形で繊細さが再現されているが、
中・後脚は普通のカブトムシの流用でちょっと逞しすぎるように見える。
サイカブト族では過去に「かぶとむし06 オオツノメンガタカブト(2024年4月)」も登場している。
これは脚も繊細な専用造形が使われており、本商品に使いまわせなかったんか?とも思うが、
パンカブトの方が本体サイズが大きく、同弾ヤマトカブト級なので通常カブトの足を流用しなくてはならなかったのだろう。

パンカブトは頭の際やお尻、腹側などに結構毛が生えているのだが、
本商品では特にディテール・彩色表現されておらずつるんとしているぞよ。
ここがちょっとコストカット枠感あって寂しい感じ。

トップ。
胸や前翅は彩色されていないが、ざらざらつぶつぶのディテールが入っていて光沢で魅せる造形。

お腹側はほんのり茶色く彩色されており、全くの無塗装と言う訳ではないぞよ。
本弾も勿論お腹にはジョイント穴が開いており、汎用スタンドで展示する事が出来る。

オンライン限定の樹皮台座にも乗せる事が出来るぞよ!
ま〜パンカブトは木登りは不得手のようですが、全く登らないと言う事もあるまい!

パンカブトは実物だと9センチくらいと言われているが、本商品は全長10.5センチあって夢の超特大サイズ。
こちらも可動箇所は10ポイントとなり、簡易可動で表情付けが可能ぞよ。

こい・・・カブトハナムグリ・・・ッ!!
って事で泣きのもう一回・・・ッ!
ぐえ〜っ!!
色が黒い・・・こりゃハズレか・・・と思いきや、ロングパンカブトと袋の色が違う。
これは・・・!?

なんと「パンカブト(ショート)」ではないか〜!
パンカブトコンプしちゃったぞよーっ!!
こちらは当選率15%でアソートに3つしか入っていないが、
ロングが4つ入っているので筐体の中身は合計7個がパンカブト・・・。
20個アソートだから回すと大体パンカブトかヘラクレスが出てくるのだ!


ロングバージョンは頭角が二股、胸角がすっと弧を描いて伸びていたが、
こちらのショートバージョンは頭角がアーチ状、胸角が二股になっていて個体差を表現している。
頭角が短いのでこっちのショートは全長9センチとなっているが、脚や体はロングと共通パーツで出来ているぞよ。

本弾共通の使用として、頭角、胸角は株式会社JMCの手によるCTスキャンから原型が起こされている。
今更なんだけど〜・・・多分実物標本をCTスキャンしてもそのままフィギュア原型には使えないだろう。
恐らくそれを元にデザイナーがCG原型を一から起こしていると思われるぞよ。
つまり正確なのはシルエットや各部の比率であると考えられる。
ま〜何れにしても実物標本の再現玩具である事には違いあるまい!
彩色はこちらも三浦二郎氏が設計されておられますぞよ。

左がロング、右がショートバージョン。
角の形が随分違うぞよね!

頭角が二股になっているロングをエネマ型、胸角が二股になっているショートをパン型と呼ぶぞよ。
こりゃなんでこういう風に呼ぶんでしょうね?
と言うか学名の「Enema pan」、これってどういう意味ぞよか?
enemaとは訳すると浣腸って事ぞよ。
語源はギリシャ語のenemein(入れる)に由来し、ラテン語では流体を腸に注入する医療処置という意味合いになる。
panは鍋の事?あるいはギリシア語に由来し「全て」と言う意味であると出てくる。
またラテン語と調べるとpanisが出てくるが、これはパン・・・食べ物の事であるぞよ。
ひょっとしたら何か餌を得る時の行動がこの学名に繋がっているのかもしれないが良く判らん。
どゆこと!?

ちょっと調べてみたらパンカブト、古い図鑑にも載っていないし、
Wikiには「危険を感じると足を畳んで擬死行動を取る」くらいの事しか書いておらず謎めいている。
たぶん脚が短く樹上での活動が苦手なので、地面で難を逃れる為に死んだふりが上手くなったのだろう・・・。

謎めいたパンカブト、いきもの大図鑑では1弾で2枠貰えるとは優遇されているぞよ!
こりゃ思ったよりかなり稀な立体化だったのかもしれないぞよね!

ロングVSショート!
勝つのはどっちだ・・・っ!?
という事で次こそ本命なるか!
同弾レビューは↓へ続くぞよ!!

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■バンダイ いきもの大図鑑 かぶとむし09 カブトハナムグリ(イエロー)

バンダイより、2025年8月第4週登場の一回500円ガチャ。
「かぶとむし09」真打登場・・・ッ!!
この色鮮やかな袋の中身は・・・!?

わたくしの大本命「カブトハナムグリ(イエロー)」ぞよーっ!!
このカブトハナムグリのみ、筐体版は「イエロー」、ガシャポンオンライン版は「グリーン」カラーで前翅の色が異なっているぞよ。
当選確率は15%、つまり20個アソート中3個封入。
したがって本弾はヘラクレス7個(2色)、パンカブト7個(2造形)、
ヤマトカブト、カブトハナムグリがそれぞれ3個封入、
かつ筐体版を回す人は自然と自販機限定のカブトハナムグリ狙いとなる為、本商品が最も人気が高くレアと言う事になるぞよ!

カブトハナムグリ属(Theodosia)のラテン語名に基づき「テオドシア(属)」とも呼ばれるこの甲虫は、
ご覧の通りカブトムシのような角を備え、カナブンのような金属光沢を纏った合体昆虫の如き美しい虫であるが、
その正体はハナムグリ亜科のハナムグリであるぞよ!
本商品はボルネオ東北部、サバ州の山岳地帯に生息する
「テオドシア・ヴィリディアウラタ(Theodosia viridiaurata)」をモチーフとしているようだ。
これは安定した採集も無く、標本であっても非常に珍しい奇虫であるぞよ!

ハナムグリにしてカブトムシに匹敵する角を備えたテオドシア。
世界に2600種以上も知られるハナムグリ亜科の中でもここまで立派な角を持つのはこの属のみであるぞよ。
性的二型が進んでおり、やはりメスには角が無い。
昼行性で山岳地帯の上昇気流を利用しては活発に飛翔し、高い枝先の花から吸蜜すると言う。
この長い脚は枝先を進む為に発達したものであると言う事だ。
幼虫は朽木に住むとされるが、現地でも珍しいようで未解明の部分が多そうである。

本種の金属光沢はなんと言っても美麗な事で知られる。
しかし昆虫の構造色は玩具彩色の仕組みで再現できるものではない。
本商品ではメタリック彩色にグラデーション塗装でなんとかその一瞬のきらめきを表現しようとしているが、
本物には遠く及ばないものとなっているぞよ。
色数も多くかなり凝っているのでフィギュアとしては良い感じ、
500円と思うとかなり凄い仕上がりだがこりゃ仕方がない!
なんかカブトハナムグリのピカピカってラメラメ感あると言うか、ざらざらしてるように見えるぞよね。
以前に「くわがた09」で生物的なテクスチャ表現が用いられた事があったけど、
あれをこいつに施してやればラメラメの輝きに見えたんじゃないだろうか?
おろかなにんげんどもはどう思うぞよ!?

カブトハナムグリは基本的に緑の構造色を纏う。
それが時にこのように黄色に発色したり、また赤みを帯びて赤銅に輝く者も現れるぞよ。
本商品は前翅が黄色くなったバリエーションぞよね!
また、脚も金属光沢を帯びて黄色や赤みが浮かぶが、本商品ではメタリック成型色で雰囲気を再現している。

最大全長は5センチ程だと言う本種、本商品は全長10.7センチに及び拡大模型となっている。
原型は株式会社JMCの手による実物標本のCTスキャンから起こされており正確な比率。
彩色はこちらも三浦二郎氏が担当されているぞよ。

お腹側もかなり凝った彩色が施されており見所があるぞよ!
各部位に生えた毛は表現されていない。

本商品も可動箇所は10ポイントで500円弾の簡易可動仕様に倣う。
頭や胸は勿論、触覚や脚を動かしてポーズを決めよう!!

伝説の奇虫・カブトハナムグリ見参!!
つぶらなおめめが可愛いぞよね!!

まるでヘラクレスのような大角!
これは勿論競合相手との闘争に使うのだろうが、カブトハナムグリは脚も長いので、
前脚を大きく広げて相手を牽制するような事もするみたいぞよ。
小さいながらになかなかパワフルな奴なのだ!!

カブトムシ弾に時々混じっているカナブンやハナムグリシリーズ。
だんだん増えて賑やかになってきたぞよね!
アドバンスハナムグリ弾もやって欲しいですよ〜。
おろかなにんげんどももそろそろゴライアス、また見たくなったんじゃないぞよか〜?
バンダイ・・・頼むぞよっ!!


ぞよちゃんねる」のタマムシ特集もよろしくぞよ!


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■ゼスプリ キウイブラザーズ フィギュア2025 / キウイ専用ミニカッティングボード

2025年・・・今年もキウイの季節がやってきた!
毎年恒例となっているゼスプリ「キウイブラザーズ」フィギュアが2025年も登場ぞよ!

キウイブラザーズのフィギュアは販売方法が超ユニーク!
なんとキウイパックにフィギュアが混じっているんですね!
第一弾の「ゴールド」は8月26日から流通開始。
価格はお店によってまちまちだが、今年は1400円〜2000円くらいみたいぞよ。

数量限定、店頭限りなので出会う事が難しいのだが今年もなんとかゲット!
ゴールドはゴールドキウイ9個パックに入っていました。

袋入りパッケージぞよ。

パケ裏。

続く第二弾「グリーン」は9月2日から流通開始。
帯もちゃんと専用になっていました。

パカっと開封!
こちらはグリーンキウイ7個パックに入っていたぞよ。

グリーンも無事ゲット!
このフィギュアパックは人気があってあっと言う間に売り切れてしまうから探すのが大変なのだ!

袋入りパッケージ。

パケ裏。
非売品の文字が輝く!!

2025年も登場のキウイブラザーズ!
フィギュア付きパックが始まってから今年で七年・・・
なんと七年目にして初めての立ちポーズ造形で登場ぞよ!

サイズ感はほんものキウイより一回り小さめ。
本体サイズは例年と同じだけど、足が長い分いつもより大きめに感じられるぞよね!

今回はどちらもにっこり表情、腕のポーズは対称なので並べた時に映える二体となっている!
胸のゼスプリシールマークも可愛いぞよね!!

キウイブラザーズの背景などは過去のフィギュアレビューで何度も紹介しているので割愛するぞよ。
詳しい事は2022年2023年2024年バージョンのレビューを参照のことぞ!

キウイパックの販促フィギュアとしては初の立ちポーズとなった本商品。
しかし過去には雑誌「GLOW 2023年9月号」のふろくとして、
立ちポーズのキウイブラザーズがお花ピックの入ったゼスプリバケツを持ったフィギュア
「フルーツピックセット」がおまけに付いた事があるぞよ。

と言う事で密かに色々立体物が出ているのだ!
今年は2025年8月31日までのキャンペーンとして、
キウイについているゼスプリシールを15枚集めて応募すると抽選で1000名に当たる
全高20センチの「キウイブラザーズ特注フィギュア」も登場し、
このジャンルを集めているコレクターにはアツい年だったようだ・・・!

トップ。
本物のキウイブラザーズは瞼が宙に浮いているのだが、フィギュアでは目玉にくっついています。

ボトム。
温かみのある質感のソフビ人形。
そのうちフロッキー加工verとかも出そうな気がしているが、胸のシール部分が難点か・・・。

わたくしは集め始めて今年で4年目となるキウイブラザーズ!
毎年買い逃さないかハラハラしちゃうぞよよ〜っ!!

おまけ。
こちらは2025年9月8日より数量限定で発売された
「キウイ専用ミニカッティングボード付きパック」!
昨年好評だったミニカッティングボードが新デザインで今年も登場!
って事で、全然知らなかったがこんなおまけつきパックもあったぞよね〜。

パカっと開封。
キウイ6玉とミニカッティングボードが入っています。

絵柄はイエローでした。
2024年verは長方形の兄弟絵柄だったが、
今年のバージョンは絵柄に沿ってカットされた新デザインとなっているぞよ。

こんな感じの耐水硬質シートで、この上でキウイを切れるまな板になっている。
ちょっとしたおまけだがファンには嬉しいアイテムぞよね!


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・「ゼスプリ キウイ
・「ポケットモンスター ぴょこぷにゅ コダック

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■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた08 チリクワガタ

バンダイより2024年7月第3週発売の一回500円ガチャ。
「くわがた08」は以前に「アラガールホソアカクワガタ」も紹介しているので、
仕様の詳細はそちらも参照のことぞ。

じゃん!
と言う事で発売から1年過ぎてますが追いくわがた08、チリクワガタぞよ!
この摩訶不思議に奇怪なフォルム・・・やっぱりいきもの大図鑑は奇虫に限るぞよなぁ〜!

チリとアルゼンチンに生息するチリクワガタはこんな見た目だが正真正銘、
チリクワガタ属のクワガタムシであるぞよ!
体長はオスで3.3〜9センチ、メスで2.5センチ〜3.7センチとなる南米最大のクワガタムシだ!
頭の小さい姿から、コガシラクワガタの名前で聞き覚えるのあるおろかなにんげんどもも多い事だろう!

なんと言っても最大の特徴はオスの大顎。
大型個体では体長の半分を占める程長く発達し、下向きに歪曲していかにも邪魔そうぞよ!
小さな頭部には筋肉も少なく、せっかくの大顎だが挟む力は全然強くない!
チャールズ・ダーウィンは1831年12月のビーグル号二度目の航海に乗船し、
チリでこのクワガタと出会い、
あんまり不思議な大顎にびっくりして試しに先っちょの方に指を挟ませてみると、
これがちっとも痛くなくてかえって驚いた!
このように、本来の使用目的にもはや適さないのではないかと思われるほど極度に進化したものを
過剰適応と言うが、まさにチリクワガタの大顎はその一例と言えるだろう。
ダーウィンのエピソードを元に、チリクワガタは「ダーウィン・ビートル」とも呼ばれているぞよ。
この航海の経験は後の「種の起源」執筆へも繋がってゆく。

ちなみにチリクワガタのパワーが貧弱なのは大顎の先っちょの方だけで、
根元の牙部分は結構強力な武器であり、樹皮を傷つけ樹液を出す時にも便利。
そしてなかなかに好戦的なのでうっかり根元で挟まれると出血する事もあるから要注意なのだ!

ダーウィンはこの大顎の本当の役割に気づく事が出来なかったが、
後の世では恐らくこう言う事だろうと気付いた者があった。
つまり、オスの大顎は交尾相手となるメスを確保する時に用いられるのだ!
競争相手となる敵のオスを長い大顎で威嚇しつつ、メスを見つけたら上から抱き込んで捕まえてしまう。
細長く発達し、歪曲した奇妙な大顎にもきちんと役割があったのである!
チリクワガタ、なかなか強かな奴ぞよね!!

現地では結構普通に見かけると言うチリクワガタ。
かつて日本に入ってきた事もあると言うが、現在では輸出が禁止されている。
そしてチリクワガタは標高の高い寒冷な場所に生えているブナの朽ち木を好み、
幼虫は4〜5年かけて育ち、やがて成虫になると3週間くらいでお亡くなりになると言うから儚いぞよ。
飼育下での管理は極めて難しく、誰も累代に成功しなかった為、国内で生体を入手する事は叶わなくなってしまった。

チリクワガタは鈍く輝く金属光沢も特徴であるぞよ!
本商品は原型を株式会社JMCの手によるCTスキャンから起こしており、
彩色はCount blueの三浦二郎氏が担当、毎度お馴染みぞよね!
赤褐色から虹色めいて輝く様を豪華なメタリック彩色で再現している。

なんか500円弾なのに滅茶苦茶彩色豪華じゃないぞよか!?
お腹側もグラデ彩色されています。
ちなみに実際のチリクワガタはお腹にふさふさの毛が生えている。
クリーム色のグラデ彩色はこの表現だろう。
そして脚にも金属光沢があるが、本商品は茶色の成型色だ。

チリクワガタの奇妙な特徴には目もあるぞよ。
なんとこいつ、よく見ると目が4つもある!
ぐえ〜、不気味ぞよ〜っ!!
クワガタの中には複眼の一部が眼縁突起で覆われているものがあるが、
チリクワガタの場合は完全に区切られちゃって上下に分離しているのだ。
う〜む、見れば見る程不思議なヤツぞよね〜。

500円弾だけど全身12箇所可動で遊べるフィギュアとなっている。
ちなみに全長は14センチもあり、
実物の最大サイズ9.16センチと比べてもかなり大きい拡大模型に仕上がっているぞよ。

勿論大顎の開閉遊びも出来ますよ!
日本ではもう生きた個体を見る事は叶わなくなったチリクワガタ。
その奇怪なアクションポーズを弄り放題とは太っ腹なアイテムぞよ!

円らなおめめも四つもあってプリチーぞよ。
こりゃ何のために分離しているのか良く判らんが、上と下が同時に見えて便利なんだろう。
ミズスマシと同じ仕組みぞよ。

お腹には汎用スタンド穴が開いており便利なのです。
だんだん数が増えて置く場所も無くなってきたので標本箱にでも入れて飾ってみたい気もするが、
こいつら拡大模型だからすぐに箱がむぎゅむぎゅになってしまいそうで悩ましいぞよよ〜。

500円弾とは思えない豪華彩色で登場の奇虫・チリクワガタでした!
こういうヘンテコなヤツがラインナップされているのがいきもの大図鑑の見所ぞよね!
続いて最新弾も見ていこう!
と言う事で↓へ続く。


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・「涅槃 ニジイロクワガタ
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■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた10 スマトラオオヒラタクワガタ(内歯下がり)

バンダイより、2025年6月第4週登場の一回500円ガチャ。
大人気「くわがた」シリーズの記念すべき第10弾となっているぞよ!
こちらはその辺の自販機で売ってる筐体版。

ラインナップは「ニジイロクワガタ(ノーマル)」15%、「ニジイロクワガタ(レッド)」10%、
「スマトラオオヒラタクワガタ(内歯下がり)」20%、「スマトラオオヒラタクワガタ(内歯上がり)」15%、
「フェイスタメルシワバネクワガタ(メタリックグリーン)」15%、
「フェイスタメルシワバネクワガタ(メタリックパープル」15%、
「オオクワガタ(蛹)」10%の全7種となっているぞよ。
アドバンス弾から降格のニジイロクワガタが新規造形再登場していたり、
レアで蛹が入っていたり面白弾となっている。

ぱかっと開封!
おっと〜、こちらは「スマトラオオヒラタクワガタ」の内歯下がりぞよ!
当選率20%で最も確率が高く、彩色箇所も少ないので要はハズレだが・・・
一番でっかく一番人気の種が一番出やすいってのは親切と言えるだろう!

全部で25亜種も知られるヒラタクワガタの亜種の中でも、
スマトラ島で見られるのがこのスマトラオオヒラタクワガタであるぞよ!
全長はオスで最大10センチ越え!
全亜種の中でもパラワンオオヒラタクワガタに続いて二番目に大きくなり、
最も恰幅が広く厚みがあり大顎も逞しくなると言う!

産地によって内歯の位置に違いが見られ、
代表的なものではアチェ産の内歯下がり、ベンクール産は内歯上がりが多く出る事で知られているぞよ。
つまり本商品はアチェ産の標本に基づいた造形と考えられる。
どちらかと言うとアチェ産の方が飼育が盛んで大きくなる傾向にあるので人気がある。
この内歯下がりバージョンはアタリぞよ!

チリクワガタを見た後だとずんぐり丸みを帯びて可愛い感じではないか〜。
彩色箇所は少ないが造形で魅せる一体となっているぞよ。

こちらもやはり造形は株式会社JMCの手による実物標本のスキャンから起こされている。
彩色も三浦二郎氏によって設計されておりお馴染みの布陣ぞよ。

学名はDorcus titanus yasuokaiとなっており、研究者・安岡博人氏にちなんだ名前が入っている。
クワガタ研究は日本で特に盛んなので、日本人の名前が入っている事がしばしばあるぞよ。

黒光りのお尻。

本商品は全長約12センチ、可動12か所の簡易アクションフィギュア仕様!
自慢の大顎は勿論開閉する他、

各部も柔軟に動かす事が出来ます。
実物の全長は最大でも10センチ程なので、本商品は拡大模型。
夢の超絶ビッグサイズとなっているぞよ!

スマトラオオヒラタは2024年6月に決定版的玩具が発売されている!
写真右はスタジオソータの「アニマリエコレクション 1/1オオヒラタクワガタ」のうち、
スマトラオオヒラタ(内歯上がり)」であるぞよ!
タイトルからお判りの通り、このスマトラオオヒラタは1/1スケールの実物サイズなのだ!
今回は内歯下がりが出て被らなかったのは嬉しい引きぞ。


アニマリエコレクションのオオヒラタクワガタは国内の昆虫標本の第一人者として知られる
福井敬貴氏が監修を勤めるばかりか、原型まで手掛けられており超本格的な立体物。
専門家が作っているのだからこれ程立派で格好良いオオヒラタクワガタは他にないと思われる!

・・・がっ!
いきもの大図鑑・・・オーバースケールではあるが並べてみてもなかなかイイ感じではないか〜っ!
特にいきもの大図鑑は胸部までと前翅の艶感の違いが表現されておりそれっぽい。
ただアチェ産は全体的に艶っぽい気もするのでどちらがリアルともつかないぞよ。

不思議なのはいきもの大図鑑のくわがたって毎回拡大模型なんだよな〜。
特に大きなオオヒラタクワガタは別に1/1でも作れるはずだが奇妙な仕様であるぞよ。
ひょっとしたら1/1でバージョンアップの二週目と言う事もバンダイの場合全然あり得るから戦々恐々である。

どっこいしょーっ!
1/1固定ポーズのアニマリエコレクションに対し、いきもの大図鑑はあそべる可動仕様がウリ!
アクションフィギュアとしてわちゃわちゃ遊んじゃいましょう!
続いて同弾ガシャポンオンラインバージョンも見ていく。
↓レビューへ続くぞよ!

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■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた10 樹皮台座(小)セット フェイスタメルシワバネクワガタ(メタリックグリーン)

バンダイより、2025年4月3〜20日までガシャポンオンラインで受注の後、
6月下旬に発送された一回650円のオンラインガチャ。
「くわがた10」のオンライン版ぞよね!
中身はいつも通りカプセル入りでなくこんな袋入りで届きます。

筐体版500円に対しオンライン版は一回650円となっているが、
おまけとして新規造形の「樹皮台座(小)」セットがついてくるぞよ。
中身の昆虫造形は筐体版と同じだが、
オオクワ蛹のみオンライン版は「羽化直前カラー」となり仕様に違いがある。

それでは開封!
こちらはフェイスタメルシワバネクワガタのメタリックグリーンカラーだ!
名前もややこしければ見た目も奇怪なモンスタークワガタぞよーっ!!

フェイスタメルシワバネクワガタはペルー、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ボリビアなどの
アンデス山脈高地の熱帯雨林に生息する南米産シワバネクワガタ属の正真正銘のクワガタムシ!
全長は最大で8センチになり、南米のクワガタではチリクワガタに次ぐ大型種となっているぞよ!
チリクワガタは大顎が極端に長く全長も伸びているが、
本種は体長5センチクラスで体だけ言えばチリクワガタよりも大きくなる。

その名の通り前翅の表面に皺が入り、
全身にもふもふの毛が生えているのでシルエットも相まって
宇宙生物の如き実に奇天烈な姿の奇虫であるぞよ。
わたくしはこういう奇虫の玩具が大好きなので今回では一番のアタリって感じぞよね!

南米大陸のシワバネクワガタ属は28種知られているが、シノニムが紛れていてホントのところはよく判らん。
これとチリクワガタ属、そしてオーストラリア大陸のムナコブクワガタ属、
南アフリカのマルガタクワガタ属は近縁で、
昔大地がゴンドワナ大陸として地続きだった頃に共通の起源を持つと考えられているぞよ。
フェイスタメルシワバネクワガタはシワバネクワガタ属の代表格であり、
緑色の金属光沢を帯びるものと、紫色に光るものとが知られている。

本商品はそんなフェイスタメルの緑色っぽい個体をモチーフとしているというワケ。
原型は株式会社JMCの手による実物標本のCTスキャンから起こされており、
彩色はこちらも三浦二郎氏の設計だ。

いつもは脚が無彩色で味気ないのだが、本商品はなんとメタリック成型色になっている!
ま〜リアルかと言うとまた違うがなかなか面白い仕様ではないか〜!
また、前述の通り本種は特に大顎から胸部にかけてもふもふの毛を纏うが、
造形ではオミットされているぞよ。
こりゃしょうがない部分ぞよね。

お腹側は毛の表現が再現されている!
しかも彩色もかな〜り凝っていて豪華な仕上がり。
500円でこれはお買い得ですぞよ!
フェイスタメルは国内にもちょこっと入ってきており生体の流通があるようだが、
やはり成虫の期間はごく短く、飼育方法も確立されていない為累代は困難。
かなり高級みたいぞよ。
しかし現地では結構普通に見られるらしい。

このフェイスタメルシワバネクワガタもやはり複眼が眼縁突起で区切られていて目が四つあるように見える。
もうここまで分離しちゃってると円らなおめめに見えてキュートぞよ。

1年前に出たチリクワガタと並べて〜。
ご覧の通りこの2種、およそクワガタに見えない奇妙な特徴が良く似通っている!
先にも申した通り、シワバネクワガタ属もチリクワガタ属もゴンドワナ大陸起源の共通祖先をもつとされ、
中でも二つは系統樹に並べた時に隣り合う姉妹群と考えられているぞよ。

そして、ガシャポンオンラインだけの特典。
+150円で立派な樹皮台座(小)がおまけに付いてくる!!
こりゃどう考えてもオンライン版の方がお得だが、必ず送料660円がかかるのは玉に瑕。
ま〜電車賃と思えば安いもんだ!

今回初登場の樹皮台座小、従来の止まり木台座の発展形と言った感じで、
裏面には連結ジョイントが格納され、径は汎用台座と共通であるなど拡張性も高い。

連結ジョイントで左右上下に拡張可能!
集めれば集める程楽しい台座となっているぞよ。

虫固定用のピンも3mmピンと4mmピンが付属し、
使わないときは左右の窪みに格納可能と至れり尽くせりな仕様となっている。

さっそくフェイスタメルを飾ってみよう!
お〜っ!
なんと雰囲気のあるビジュアルだろう!
まるで博物館の展示模型のようではないか〜っ!!

いきもの大図鑑は標本再現を越え、情景と共に飾る時代へ・・・っ!
これが650円ってこのご時世に太っ腹すぎるぞよ・・・。
やっぱり版権料が無いのがデカいのか!?

フェイスタメルシワバネクワガタは実物8センチに対し全長約12センチの拡大サイズで立体化。
可動箇所は12箇所となっており、歪曲した大顎も勿論開閉可能ぞよ!

勿論他の昆虫達も虫ピンで合体できますよ。
更に汎用台座をベースにする事で立たせた状態で安定して展示可能となっている。

3mmピンもついているのでこんな風に蝶を飾っても様になっている!
色々組み合わせて遊べる環境台座だ!!

従来の止まり木台座では幅が狭く、可動域の狭い500円弾甲虫達では脚がはみ出してしまうと言う問題があった。
こちらの樹皮台座は幅が広くなったのでその問題が解消されているぞよ。
代わりに長さが足りないものもあるので、チリクワガタの様なロングな奴には二枚連結すると丁度良さそうだ。

フェイスタメルはご覧の通りぴったりおさまりが良い!
またまたバンダイが凄いの出しちゃったぞよーっ!!

くわがた10のオンライン版、フェイスタメルでした。
本体の出来もさることながら、新登場の樹皮台座も遊べる豪華なおまけとなっている!
留まるところを知らないいきもの大図鑑・・・今後の展開も注目ぞよ!!


「ぞよちゃんねる」のタマムシ展特集でも奇虫をちょこっと紹介しているのでこちらも合わせてお楽しみくださいぞよ!!


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■タカラトミーアーツ ジュラシック・ワールド バトルアクションフィギュア ティラノサウルス・レックス

タカラトミーアーツより、2025年5月発売の一回400円ガチャ。
8月公開の映画「復活の大地」に先駆けて、ジュラワ三部作のメイン恐竜&人造怪獣がガチャフィギュアに登場!

ラインナップは「ティラノサウルス・レックス」、「インドミナス・レックス」、「インドラプトル」の全3種。
ジュラワ名義のレクシィなのに「T-レックス」でなくうっかり「ティラノサウルス・レックス」になっているのはご愛敬ぞよ。

パカっと開封!
中身はそんなT-レックスでした。
分割して封入されており・・・、

組み立てると全長14.5センチ越えのビッグサイズフィギュアになる!
これはお得ですぞよーっ!!
構造と言い造形と言い、タカトミアーツの「あそべる生物フィギュア」のジュラワ版と言った趣だ。

モチーフは映画「ジュラシック・パーク(1993)」に登場し、
「ジュラシック・ワールド(2015)」でもインドミナスレックスを倒す為に戦ってくれた最強のT-レックス、
レクシィぞよね!
ジュラワ第一期の三部作最終章「新たなる支配者(2022)」でもテリジノサウルスと協力してギガノトサウルスを倒したが、
ティラノサウルスの寿命はおよそ30歳くらいとも言われており、明らかに元気がなかったぞよ・・・。
恐らくあの後仲間達と合流し、寿命を迎えて穏やかにお亡くなりになったものと思われる。
わたくし悪い予感がするんですけど〜・・・新作のPVで解体されてるT-レックスの標本って・・・まさかね・・・。

そんな新作映画「復活の大地」では新たなT-レックスも登場するようだ!

現実の古生物学に則った復元でなく、こちらは映画怪獣としてのT-レックスフィギュアなので、
どうも中にティラノサウルスの骨格が入っているように見えず、スマートでスタイリッシュな体格ぞよ。
新作「復活の大地」に登場するT-レックスはよりマッシブになるみたいだ。

400円ガチャだけど全身グラデ彩色されていて豪華。
爪なんかもちゃんと塗られている。

いつものあそべる生物から版権料分100円増しだとしても随分お安い価格である・・・。
タカトミアーツって慈善事業なのか!?

トップ。

ボトム。
短いおててが可愛いね。

バトルアクションフィギュアと言う事で各部可動!
口開閉は勿論、足と尾が二か所でスイングし、大きくシルエットを変える事が出来るぞよ!!
これはカッコいいぞーっ!!

口の構造が珍しく、顎を頭部で挟み込む仕組み。
尾のスイング可動はあそべる生物でもしばしば見かける大胆な構造で、左右に大きく振る事が出来る。

このスイング可動はポロリが少なくて遊びやすいぞよ。
ボールジョイントよりも正位置での見た目が綺麗なのも嬉しい。
ただし横にしか振れないと言う弱点もあるぞよ。

ジュラワ玩具の決定版と言えば本家タカトミの「アニア」シリーズ。
並べると本商品の方が一回り小さめだが、混ぜて遊べるサイズ感だ。

ジュラワ新作前哨戦として登場のバトルアクションフィギュア!
どうやら9月には第二弾としてT-レックス、D-レックス、スピノサウルスが出る模様。
この夏も恐竜がアツい・・・!!

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■ターリンインターナショナル 可愛いカイコ2 1.ノーマル

ターリンインターナショナルより、2025年2月8日発売。
このご時世にお求めやすい一回300円ガチャぞよ!

こちらは大人気「可愛いカイコ」シリーズの第二弾となっており、
ラインナップは「ノーマル」、「指のり」、「休憩」、「羽化」の全4種。
原型は2023年12月発売の第一弾「可愛いカイコ」から全て続投しており、
色が真っ白からほんのり色付いたクリーム色になったカラバリ仕様。
実質的な再販ものと考えて良いだろう。

パカっと開封!
中身は最もスタンダードな「ノーマル」でした!
ふわもこなカイコがデフォルメ造形されており、きゃきゃきゃきゃんわっ!!

鱗翅目カイコガ科の昆虫、蚕は古くからおろかなにんげんどもに身近な存在であるぞよ。
元々は中国、台湾、日本など、広い範囲に分布するクワコと言う蛾の一種であったが、
少なくとも5000年前よりも昔におろかなにんげんどもが家畜化し、都合の良い選択をした結果種分化が加速。
分子系統解析を以てしても元々の品種を辿る事が難しい程になってしまったぞよ。
地理的起源を辿る限りでは、カイコの発祥は恐らく中国内陸部。
この日本へは少なくとも2000年前くらいから入ってきて利用されていたと考えられるぞよ。

鱗翅目にはおろかなにんげんどもと共に分布を広げてきた種がいくつもいる。
彼らは人間が野菜や植物を育てるようになると、便乗して生息域を広げてきた。
人間に都合の良い植物が彼らにとっても寄主となったからだ。
カイコもまた、おろかなにんげんどもと共に暮らす虫であるが・・・
カイコの場合は人間を利用するのではなく、すっかり人間に利用されているのである。
ではカイコを何に使うのかと言えば、天然繊維である絹の採取に用いるのだ!
カイコは卵から孵化し、蛹を経て約50日で成虫のこの姿になるが、蛹の段階で纏う繭は一本の糸から出来ている。
これをほぐしてより合わせ絹糸を作ると言うワケぞよね!

おろかなにんげんどもが家畜として利用する虫にはミツバチがある。
ミツバチは養蜂から逃げ出しても勝手に生きていく事が出来るぞよ。
セイヨウミツバチでは環境に合わず野生化しにくいとも言われるが、やはり限られた環境ではしている。
しかし同じ家畜昆虫であるカイコはすっかりおろかなにんげんどもに飼いならされ、自然界では生きてゆく事が出来ない。
それどころか、そもそもこいつ、一人で生きられない軟弱な虫であるぞよ!
カイコは一生で50グラムも100グラムも桑の葉を食うというが、一人で餌を探すと言う事を知らん。
おろかなにんげんどもが葉っぱを与えてやるまでごろんと転がって怠惰に過ごしている。
餌をやらんとそのまま餓死して死んでしまうとは潔い奴だ!
そんなカイコの幼虫はむちむちぷりぷりで正にシルクの手触り、大勢で桑の葉を貪る音は雨音にも似るぞよ。
大体の場合、5齢で終齢幼虫となり、やがて絹糸を吐き出して繭を作り蛹になる。
この繭は普通白いが、桑の葉の色素に影響され、黄色やオレンジなど様々に発色するぞよ。
さて、この絹糸であるが、おろかなにんげんどもが利用するには蛹から取り上げなくちゃならん。
どうやって奪うかと言えば、なんと無惨!
せっかく蛹になったカイコちゃんをお鍋で煮て茹でカイコにしちゃうんですね!
こうすると柔らかくなって糸をほぐす事が出来るようになるぞよ。
勿論、中に入っていた蛹は死んでしまうので羽化する事は無い。
せっかく頑張って蛹になったのに哀れであるぞよ〜っ!!
中身は勿体ないので、家畜の飼料として利用する。
また、貴重なタンパク源として古くは食用にされたとも言われ、カイコの家畜化は食用に始まったと言う説もあるぞよ。

いかに絹糸が欲しいからと言って全部茹でていたんじゃそれで終わっちゃうので、繁殖用に羽化させるものもある。
なんとか無事に成虫になれたカイコも、これがまたむちむちもふもふで全く何の能力も持たない哀れな虫であるぞよ。
立派な翅がついたのに飛ぶ事もできず、寄主となる桑の葉に乗せてやっても気づく事が出来ない。
そればかりか脚の力も弱くてころんと脱落してしまう。
そして白いから目立ってすぐに鳥に食われてお陀仏ぞよ。
こんな軟弱な生き物が自然界で生きてゆく事が出来る筈もなく、よしんば逃げ出しても野生化する事がないと言うワケぞ。
もうちょっと根性があれば、桑の葉なんてその辺に生えているので自由気ままに生きてゆく事が出来ただろうに・・・
おろかなにんげんどもが世話を焼くうちに遺伝子レベルで生きる術を失ってしまったのである。

それでもやはり生き物、成虫になると本能に従って交尾する事だけは覚えている。
カイコも他の鱗翅目同様、腹部先端の交接器を合体させて交尾するのだが・・・
一度番うともう一生まぐわい続けてやがて死んでしまうぞよ。

卵を産む前にメスが死んでしまったら意味がないので、仕方が無いから人間が止めてやるのだ。
交接器を外すのは簡単で、頃合いを見てオスの体を引っ張り、少しひねってやるとすぽっと抜ける。
こんな世話までおろかなにんげんどもに任せるとは・・・なんて哀れな生き物なんだ〜っ
この人間の手で交尾を切り上げる行為を「割愛」と言う。
惜しい話を途中で切り上げたりする事を「割愛」と言うが、しばしばこの言葉はカイコの交尾を切り上げる事が語源であるとされる。
しかしこりゃ誤りであるぞよ。
もともとは仏教用語で、出家する時に故郷への執着を断ち切る事を割愛と言ったのだ。
これが転じて養蚕業界でも使われるようになった・・・と思われるぞよ。
何れにしても、成虫は卵を遺す為だけの形態であるので、交尾が終わったらカイコは10日くらいで死んでしまう運命にある。
なにせ成虫のカイコは何も食えないのだから死ぬしかない。
交尾・産卵に必要なエネルギーは幼虫時代に食ったもので賄うのだ。
しばしば成虫のカイコには口が無いと言われる事もあるが、口自体はあるぞよ。
しかし物を食うのではなく、絹糸を溶かすタンパク質分解酵素を放つ事に使われ、
この必殺技で繭を溶かして外に出てくる、こういう機能があるのだ。
ちなみにカイコは近縁のクワコと飼育下で交雑可能であり、交雑種は飛翔能力を有するものもあるが、
やはり貧弱で自然界に定着する事は無いとされているぞよ。

カイコは古くからおろかなにんげんどもの身近にあった生き物なので、様々な伝説が伝えられているぞよ。
この日本では古事記や日本書紀にも登場している。
有名な物語には柳田國男の「遠野物語」のおしら様の話があるぞよね!
昔々、ある農家の娘が家畜の馬と恋仲になり、やがて夫婦となったが為に父親は激怒して遂には馬を殺してしまった。
嘆く娘に呆れた父は馬の首をはねると、娘はその首に縋りついて天へと昇り、おしら様になったと言う。
この後、娘は両親の夢枕に立ち、カイコの幼虫を桑の葉で育てる知恵を授けた。
これが養蚕の起源と言われる・・・と言う馬娘婚姻譚だ。
この物語は4世紀の中国で書かれた「捜神記」と言う物語の一説によく似ており、
どうやら蚕は馬と古くから関連付けられ、同じくらい大事にされる財産だったみたいぞよね。

そんな身近な隣人、カイコちゃんのもふもふな姿をこのシリーズでは可愛くデフォルメフィギュア化していると言うワケ!
第一弾が出た時にも探したんだけど、やはり人気!
全然見つからず回せずじまいだった。
今回のカラバリ再販は嬉しい再登場でした。

あのモスラのモデルとも言われるカイコガがガチャフィギュアになった!
意外と玩具がないのでリアルな奴も出して欲しいぞよ〜!

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