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摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア

レビュー

 

▼摘まんだ生き物ガチャ・ミニフィギュア レビュー

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バンダイ
いきもの大図鑑
くわがた11
樹皮台座(小)セット
ミヤマクワガタ(新色)
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■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた11 樹皮台座(小)セット ミヤマクワガタ(新色)

プレミアムバンダイ限定で2025年9月30日〜11月10日まで受注された一回650円ガシャポン。
2026年1月30日の着弾だったぞよ。
自販機筐体版は500円で、一部ラインナップが異なる他、樹皮台座が付属しない違いがある。
詳しい事は同弾「ギラファノコギリクワガタ」を先に紹介済みなので、そちらのレビューも参照のことぞ!

国内で見られる鞘翅目のクワガタムシの中では、飼育下で8センチを超える記録がある大型種。
国内では北海道から九州まで広く分布する普通種で、クワガタの代表格。
ミヤマとは深山であり、深山幽谷とは言わないまでも涼しい山地に見られる種であるぞよ。
学名の「Lucanus maculifemoratus」は「森に棲む斑紋の脚を持つもの」の意。
その名の通り雌雄共に脚の腿節にオレンジの部分がある事で見分ける事が出来る。

全体に赤褐色から黒褐色をして、大型個体ほど頭部後方に耳状突起が張り出し、勇ましい姿をする。
これは大顎を閉じる筋肉を収める部位。
従って突起が発達すればするほど、挟む力が強靭になると言うワケぞ。
緩やかにアーチを描くオスの大顎は先端が二股に別れ、内歯の並びによっていくつかの型に分けられる。
即ち基本型、エゾ型、フジ型であるぞよ。
本商品の場合は大顎根元の第1内歯が第3内歯より短いのでエゾ型と思われるぞよ。
これは標高1000メートル以上の高標高や北海道など、より寒冷な地域で見られる事の多い型とされる。
大顎の開きが最も大きいのもこのエゾ型なのだ。
かつては別亜種と見なされ、「エゾミヤマクワガタ」と区別されていたが、
1972年にシノニムと確認され、型として名前を残すばかりとなっているぞよ。
このような形態の変化は、前蛹期の温度に左右されていると考えられている。
普通温暖な地域ほどフジ型の成虫が見られ、寒冷な地域ほどエゾ型が見られるという事は、
蛹の時の温度が高いとフジ型に、低いとエゾ型になるというワケぞよね!
つまり、エゾ型の成虫を持って帰って暖かい所で繁殖させると、その子はフジ型になっちゃう確率が高いのだ。
一説によれば、これはそれぞれの地域で競合する他の鞘翅目昆虫、
クワガタやカブトに対抗する為の形態の変化ではないかと言われているぞよ。

ミヤマクワガタは山地に見られる広葉樹林を利用して暮らしている。
国内ではコクワガタやノコギリクワガタらと共に多く見られる普通種のクワガタムシであるぞよ。
と言っても、高温と乾燥が苦手なミヤマクワガタは、
おろかなにんげんどもの暮らすアスファルトの敷かれた街ではなかなか見られないので、
採集しようとしたらちょっとその辺の山に出かけなければならない。
近頃の夏は灼熱地獄なので尚更ぞよね!
成虫は6〜9月にかけて出現、木の根元や洞、落ち葉の下などに隠れている事が多いが、
樹上で活動している時に振動を感知すると、全身を硬直させて死んだふりをする。
つまり、擬死行動を取るぞよ。
従って、クヌギやコナラ、ミズナラなど樹液の出ている樹を蹴り飛ばしたりすると、
驚いたミヤマがぽてっと落ちてくる事があるのだ。
身を守るつもりでおろかなにんげんどもに捕まってしまうとは、おまぬけなヤツであるぞよ〜。
また、灯火に集まる習性が強いので、雑木林の近くにあるコンビニや自販機なんかにも良く集まってきてしまう。
昆虫は何故光を目指すのか。
それは人工の光を月の輝きと勘違いして、天を目指す為であるぞよ。
従って、灯火採集には月の出ない夜を選ぶと良いのだ。

性質はかなり狂暴で、複数のオスを同じ虫籠で飼おうものならあっと言う間に殺し合いに発展するぞよ。
繁殖期の6月から9月にかけて、樹液の餌場は即ちメスの取り合いの場でもある。
ミヤマクワガタは自慢の大顎による必殺ハサミギロチンで競合を投げ捨て排除し、
これまた活発なメスを力づくで射止める必要があるのだ。
ミヤマクワガタの世界は弱肉強食であるぞよ!!
交尾の際にはオスの大顎はメスの体を抱え込み、逃げられなくする機能がある。
これが上手くいかないと、時にオスはメスを挟んで殺してしまう事もあるぞよ。
何事も先鋭化すると上手く機能しない事が往々にしてある・・・ほどほどが良いもんだ!
上手く交尾が済むと、メスは朽ち木に程近い土の中や、切り株に卵を産むぞよ。
卵から幼虫が産まれ、成虫になるまでには2〜3年かかるとされる。
ミヤマクワガタはペットとしても大人気だが、高温で飼育すると1年1化で羽化してしまうぞよ。
立派な成虫を得るには、適切な管理と根気がいるのだ。

さて、ミヤマクワガタは身近で大人気の種であるからして、
「いきもの大図鑑」においても過去に何度かラインナップされている。
2021年8月の「くわがた02」で早くも登場すると、この時は玩具然としていたが、
2024年1月の「くわがた07」では実物標本のCTスキャンから原型が起こされ、
「ミヤマクワガタ(改)」として再登場。
これも実に格好良い出来でわたくしは気に入っていたのだが、一つ物足りない点があるとするなら、
その特徴である全身の「毛」
これが再現されていなかった点であるぞよ。
「いきもの大図鑑」は500円の、それもガシャポンフィギュアであるからして、
当然彩色でこの毛を再現する事は難しい。
フロッキー加工など方法はあるにしても、まず自然には見えまい。
従ってこれはフィギュア化の都合として、多くのおろかなにんげんどもが
「ま、これは仕方がない。こんなもんでしょ!」と飲み込んでいた部分であった・・・がっ!
今回登場したバージョンアップの「新色」ではどうなったのかと言うと・・・!?

毛が・・・生えている・・・!?
え!?
これ、ホンモノ!?

あ、脚がオレンジじゃないし台座穴が開いてるからフィギュアぞよか・・・。
いや、500円でこの仕上がりって凄すぎでしょっ!!

左が本商品「新色」、右が「ミヤマクワガタ(改)(2024年1月)」であるぞよ。
ミヤマクワガタは羽化した時、全身に黄金の微毛を備えている。
これは迷彩効果があるとか、体温調節に役立つとか、様々な機能を備えていると考えられている。
普通、完全変態昆虫は成虫の姿になるとそれ以上大きくならないぞよ。
幼虫の頃に盛んに細胞分裂し大きくなり、蛹を経て外骨格を得ると、
あとは交尾して死んでゆくだけなので、成長の為の細胞分裂を止めてしまうのだ。
ミヤマクワガタは長生きすればするほど、全身の毛が抜け落ちてゆく。
細胞分裂を止めてしまったので、一度抜け落ちた毛は二度と生えてこない。
勿論、脚が取れたり、大顎が欠けたりしても、怪我が治ると言う事もないという訳だ。
本商品は金色の毛と言うよりは白っぽい毛がプリントで再現されている。
表面のざらざら加工と相まって非常に説得力のある質感ぞよ!
程よく抜け感もあり、羽化して少し時間の経ったミヤマの、
湿度の高い環境で塗れた雰囲気が再現されているようだ。
「改」と比べると、「新色」は各部位のフチに彩色箇所が増えており、
よりリアルで豪華と言える。

原型は株式会社JMCによる実物標本のCTスキャンから起こされている。
並べてみた所、造形自体は「改」から変わっていないようだ。
しかし一点異なるのは、大顎の接続がダブルボールジョイントに改修されている点。
クワガタの顎は筋肉で開閉しているからして、一軸回転では動きを上手く表現できない。
本商品ではダブルボールジョイント化され、より柔軟で広い可動域を得ているぞよ!
開いた状態でも閉じた状態でもより深く可動しているのがはっきりわかるぞよね!
最大の見所である新彩色は、お馴染み「COUNT BLUE」の三浦二郎氏が担当している。

ミヤマクワガタ自体はオンライン、実機で共通ラインナップだが、
オンラインでは+150円で立派な樹皮台座が付属するのが嬉しい。
これはいつもの共通仕様ぞよ。
ミヤマを乗せると・・・本物過ぎる・・・!!
これで650円ってすごすぎぞよーっ!!

もうミヤマは500円弾としては決定版って事で良いだろう・・・!
あと足りないのは脚とかお腹側の彩色、それと飛行形態ぞよね・・・。
ゆくゆくはアドバンス弾が出るのだろう・・・!

つぶらなおめめがかわいいね。
一個の大きい目に見えるが、クワガタの目も複眼であるぞよ。

リアルな樹皮台座もお馴染みとなり、いきもの大図鑑は情景ごと飾るフェーズに突入!
過去弾と組み合わせてバトルポーズで展示しよう!!

とどまる所を知らないバンダイガシャポン!
くわがたは5月に「12」が出る予定で、既にオンラインガシャも開始されている。
ホントくわがたしょっちゅう出ているぞよ!

注目の新カラー・ミヤマクワガタでした。
こちらは本体のみであれば自販機筐体版でも入手可能なので、
オンラインで買い逃したおろかなにんげんどももガチャ広場を覗いてみると良いでしょう・・・!
おすすめぞよ!!


虫の話もする「虫屋ときつね」もよろしくぞよ!


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・「涅槃 ヨーロッパミヤマクワガタ フィギュア
・「涅槃 タイタンオオウスバカミキリ フィギュア

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■バンダイ いきもの大図鑑アドバンス ダンゴムシ イリドダンゴムシ

バンダイより、2025年12月第4週発売の一回1500円ガチャ。
「いきもの大図鑑」の始祖「ダンゴムシ」が遂にアドバンスバージョンとなって降臨ッ!
全てがグレードアップしたフル可動ダンゴムシの決定版ぞよ!

自販機筐体版ではカプセルレスで丸まったダンゴムシがゴトンと落ちてきます!
フィルムを剥がし、こんな風に広げると・・・、

中には「だんごむし新聞」が挟まっている!
そうそう、初期の「いきもの大図鑑」ってこういう新聞がリーフレット代わりに入っていたぞよね〜。
今回はダンゴムシ超絶パワーアップ復刻弾と言う事で初期の仕様を踏襲しているのだ。
ラインナップは「ダンゴムシ」、「イリドダンゴムシ」、「ゼブラダンゴムシ」の全3種。
このうちダンゴムシが当選率40%、残りが30%でプチレアとなっており、
ゼブラダンゴムシが自販機筐体限定のレアカラーと言う位置づけ。
ガシャポンオンラインでは「いきもの大図鑑アドバンス ダンゴムシ(重塗装版)」というタイトルで、
文字通り重塗装が施された豪華版として1800円で販売。
「ダンゴムシ」、「イリドダンゴムシ」に加えて、「アルビノダンゴムシ」がオンライン限定カラーとして封入されたぞよ。

という事で自販機筐体版のダンゴムシとイリドダンゴムシカラーは
オンラインの重塗装版の完全なる下位互換と言う事になるのだが・・・
おっと・・・見ての通りわたくしが引いたのは真っ青のイリドダンゴムシ!
は、ハズレぞよ〜っ!

とは申せ、そこは流石のアドバンス1500円。
自販機筐体版も成型色にドットチップが混ぜ込んであり表面に柄がついてそこそこ見栄えがするぞよ。
オンライン版ではここが彩色仕上げになっているという訳ぞよね。

せっかくなのでまずは丸まった状態で見ていこう!
ダンゴムシはムシ・・・とつくが、昆虫ではない。
ご覧の通り身体構造が全く異なっているぞよ。
その正体は等脚目に分類される陸上に進出した甲殻類で、
本商品のモチーフとなっているのは中でも最もポピュラーなオカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)であるぞよ。

多様な等脚類には水棲のものが多く、有名なダイオウグソクムシなどがその代表格。
その中にあってオカダンゴムシは世界中で見られる最もポピュラーな陸生等脚類であるぞよ。
元々はヨーロッパ全土を住処としていたが、おろかなにんげんどもの行動範囲が広がると共に、
それに便乗して分布を広げてきた種であるぞよ。
この日本には元々コシビロダンゴムシという、より丸まるのが上手な在来ダンゴムシが暮らしていたが、
これは乾燥に弱く、森林から出られないと言う弱点があった。
明治時代に船の積み荷に紛れ込んでオカダンゴムシが侵入してくると、
おろかなにんげんどもを利用して瞬く間に生息域を拡大。
オカダンゴムシは乾燥に強く、人家周辺で暮らす事が出来たのだ。
という事で、今でも日本の森には在来のダンゴムシが見られるが、
我々のより身近で普通に見られるダンゴムシは殆ど外来種である。
こう言う事が言えるぞよね!

従って国内ではオカダンゴムシ科、コシビロダンゴムシ科に加えて、
ハマダンゴムシ科と言う海岸に生息するダンゴムシを含む、3科5属が見られるぞよ。
最も、身近な存在である一方でまだまだ分類学上は謎の多い存在であり、
シノニムや未記載種と思われるものが多数報告されている為、正確な種数は不明とされている。

オカダンゴムシは石灰質の土壌を好み、主に腐敗した植物を食べて暮らしている。
時にはカルシウムを補給する為にコンクリートを舐める事もあるぞよ。
基本的には夜行性だが、極端に低い温度や高い温度が苦手で、気温が低い時は日光浴をしに現れ、
逆に高い時は日陰に隠れ、体温調節をする。
一方でエビやカニの仲間らしく、じめじめした環境を好み、雨が降ると活発に動き出すぞよ。
こうした習性から時にまとまった場所にうじゃっといておろかなにんげんどもに不気味がられるが、
その実全くの人畜無害。
それどころか、腐った落ち葉や動物の死骸などを食って分解してくれる土壌の掃除屋さんであるからして、
ありがたい存在なのだ!

そんなダンゴムシ最大の特技が、この丸まった防御姿勢!
外から刺激を受ける事でピンチを察したダンゴムシは、身体を内側に丸め、
ほぼ完全な球形へと変形する事が出来るのだ!
これこそが「ダンゴムシ」の名前の由来であるぞよ!
ダンゴムシの場合、外皮表面の油分が多い為、昆虫類より蜘蛛の巣に引っかかりにくいという特性も見られる。
体を丸めた防御姿勢を取る広義のムシには多足類のタマヤスデや、
昆虫類ではヒメマルゴキブリなども知られている。
これらはキチン化した硬い外皮を持ち、上から見るとダンゴムシそっくりで、
まるまるギミックも共通しているが、全く別の分類群にある生き物であるぞよ。
みんなそれぞれ別のルートを辿りながらも、環境や外敵からの圧に適応・対抗した結果、
同じような姿へ収斂した。
つまり、収斂進化したのだ!
体を丸める防御姿勢は動物の世界ではしばしば見られる行動で、
被甲目の哺乳類、アルマジロなんかも良く知られているぞよね!

それではいよいよ活動形態へと変形してみよう!
と言ってもギミックはシンプルかつ、本商品は完成品なので細かい組み立てなど必要とせず、
単に丸まったダンゴムシをみょーんと伸ばし、肢を外側に展開すれば変形完了であるぞよ。
一つ注目ポイントを上げるとすれば、本商品は豪華アドバンス仕様なので、
お尻とお口に磁石が仕込まれており、球形時にぴたっとくっついて固定できるギミックがある。
流石は1500円仕様と言ったところか・・・!!

これがダンゴムシの展開形態だっ!
雨が降った後のじめじめした落ち葉や石の下には、こんなダンゴムシがうじゃうじゃ蠢いているぞよ。

ボトム。
お腹側のフチも彩色されており、なかなかにそれっぽい仕上がり。
オカダンゴムシは普通成虫で約1〜1.4センチ程度であるが、
本商品は触角含まずで14センチ級(球形時7センチ)
なんとまさかの10倍拡大模型となっているぞよ・・・!!
前述したとおり、ダンゴムシはムシとつくが昆虫類ではなく甲殻類であるぞよ。
従って、昆虫とは身体構造が異なるが、さりとてエビやカニともまた違った構造を持つ。
写真左を頭にすると、1節目が頭部、2〜8節目が胸部、9〜13節目が腹部、14節目が尾部となっている。
本商品はむし社所属の阪本優介氏が作成した球体、歩行状態、各形態の実物標本を、
株式会社JMCの手によるCTスキャンにかけ、この3Dデータに基づいて原型を起こしている為、
身体構造は実に正確な拡大再現である。
ひっくり返した時、腹部に見られる長く伸びた剣状の彩色部は交尾器の表現と思われるぞよ。
恐らく本商品はオスのオカダンゴムシであると考えられる。
ダンゴムシの特徴としては腹部に備えた二対の腹肢で呼吸する点も上げられる。
後肢の発達したこのひだは擬気管と呼ばれる呼吸器になっており、
陸上での呼吸を可能にしているのだ。
本商品では色分けはされていないが、腹部の膨らんでざらざらしている箇所がそれにあたる。
本物はここが白いぞよ。

甲殻類と言うと水の中も得意そうだが、
ダンゴムシの場合はこの擬気管が濡れて塞がると呼吸できなくなるし、乾燥しても死んでしまうし、

敏感なヤツなのだ。
ダンゴムシうんちくに、彼らはエラ呼吸であるから水中でも呼吸が出来ると言うものがあるが、
これは厳密には誤りであるぞよ。
しかし、実際には水たまりの中で普通に歩いているダンゴムシを見かける事もある。
果たしてこれはなんであるのか?
わたくしが思うに、ダンゴムシを水に沈めると表面張力で空気の泡が擬気管周囲に残り、
暫くの間呼吸が出来るのではないか?
これを見た人がダンゴムシは水中でも活動できると誤解したのかもしれないぞよ。
ダンゴムシが雨で流されて全滅しないのも、同じ理屈で生き延びているのだろう。


本シリーズはダンゴムシの資料提供にイラストレーターのみのじ氏を、
可動構造モデル作成に怪獣フィギュア可動のスペシャリスト・細川満彦氏を、
彩色モデル製作にはCountblueの三浦二郎氏を迎えており、かなり力の入った企画である事が窺える。
もともと、「いきもの大図鑑」は2018年8月にリリースされた500円ガチャ
「だんごむし」に始まり、後に様々な動物がラインナップされるようになり、「いきもの大図鑑」へと改題された経緯がある。
本商品は正に、いきもの大図鑑の歴史と進化を象徴するアドバンス弾なのだ!

脚は胸部の各節に一対ずつ、7対14本ついている。
ダンゴムシは生まれた時は脚を6対しか持たないが、二度目の脱皮を果たすと1対増えて14本になるぞよ。
脚の先端の内側にはブラシ状の毛が生えていて、地面や壁なんかをがっちり掴む仕組みがある。
本商品でもぷちぷちと毛の造形っぽいものがあり、ツボをついた造形だ。

頭部から生えている触角は第二触角と呼ばれる、嗅覚と触覚を担う感覚器官であるぞよ。
もう一対、嗅覚を感じる第一触角も付いているのだが、殆ど退化しており実物では肉眼で見る事がほぼ出来ない。
本商品でも同様であるぞよ。
今回は第二触覚の収納方法も正確になっており、球体時には隙間から一部分だけ露出するのも本物通りだ。

さて、非常に再現度の高い本格拡大模型である本商品であるが・・・
この青い体色は何なんだい!?ってコトです。
こんな真っ青なダンゴムシ、ホントにいるぞよか〜?
本商品は「イリドダンゴムシ」と命名されているぞよ。
種としては、このような名前の青いダンゴムシは存在しない。
しかし、現実に青いダンゴムシが見つかる事がある。
これは哀れダンゴムシがイリドウイルスに感染した姿であるぞよ!
この病気に感染し、体内でウイルスが増殖するればするほど、
何故かダンゴムシは体が真っ青になってしまうのだ。
なんでも体内で増殖したウイルスが結晶化し、光を反射して青く見えるらしいぞよ。

イリドウイルスは自然界のどこにでも分布する。
どうやってダンゴムシに感染するのか、詳しい事は不明だが、
恐らく感染した青いダンゴムシはウイルスに洗脳され、明るい所へ誘導される傾向にあると言い、
色も相まってより目立ち、外敵に捕食されやすくなる。
これを食った動物の糞が広域に拡散され、またダンゴムシにうつる。
こう言う事を繰り返していると考えられるぞよね。
そして哀れ感染ダンゴムシは、3年程度の寿命を全うできず、ほんの一か月くらいでお亡くなりになってしまうというぞよ。
この青いダンゴムシは儚さと悲しい宿命を背負った病気の色なのだ!!
ちなみに、ウイルスと聞くとなんだか恐ろしい様だが、
ダンゴムシの感染するイリドウイルスはおろかなにんげんどもには感染しないとされている。
従ってお外で青いダンゴムシを見つけて採集しても、人間には影響しないので安心ぞよ。

本商品はそんな哀れイリドダンゴムシを、驚異の72箇所可動で本格アクションフィギュア化している!
元々の旧だんごむしが24箇所可動であったと言うから、物凄いグレードアップぞよね!!
脚もわきわきとフル可動できるぞよ。

体の節もぐねぐね動くので歩行ポーズも活き活きと決まるのだ!
釣り目のおめめも可愛いぞよね。
ダンゴムシの複眼は数十個の個眼からなり、実に密度が低い。
従って視力はごく悪く、主に触覚で周囲を感じ取っていると考えられるぞよ。

こんなフル可動玩具が1500円で、
しかも剥き出しでフィルムに包まれただけの状態でごとんと筐体から出て来るとはね・・・。
思えば初代「だんごむし」はカプセルレス商品の先駆け的アイテムでもあったぞよ。

そんな「だんごむし」何度かシリーズを重ねていたが、わたくしは不思議とこれまで一個も回した事が無かったぞよ。
気にはなっていたんですけどね〜。

やはりアドバンスの決定版と言われると回しちゃうぞよね!
この調子でダイオウグソクムシもリメイクして欲しいですよ〜!!

しなやかに歩く優美にも儚いイリドダンゴムシ。
可憐ぞよ。

ミニフィギュアの乗り物にしたり、巨大モンスターに見立てたり、色々遊べるアクションフィギュアだ!

今回は筐体版の通常仕様を引いてみたけど、これでも結構見栄えがするぞよね。
成型色のチップ表現もなかなか可愛いぞよ。

7年の時を経て1500円でリメイクされたダンゴムシの決定版っ!
これは一個くらい持っていても良いアイテムだと思いますぞよ!!
ちなみに、過去弾は「だんごむし」だったのに今回から「ダンゴムシ」表記になっている不思議があるぞよ。


たまに虫の話もする「ぞよちゃんねる」もよろしくぞよ!


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・「童友社(DOYUSHA) やさしい子… だんご虫 電動赤外線コントロール
・「BIGぬいぐるみ ダイオウグソクムシ

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■バンダイ いきもの大図鑑アドバンス アシナガバチ ディスプレイスタンドセット キアシナガバチ

バンダイより、ガシャポンオンライン限定で発売された一回1800円(+送料)ガチャ。
2025年10月10日〜11月6日まで受注、着弾は2026年1月30日。
カプセル入りでなくこんな風に袋詰めで届くぞよ。

ラインナップは「キアシナガバチ」、「セグロアシナガバチ」、「キボシアシナガバチ」の全3種。
このうち、キボシアシナガバチのみオンライン限定であるぞよ。
オンライン限定仕様として、全てのラインナップに汎用ディスプレイ台座セットが付属。
更に前翅が分割無しの豪華版となっている。
一方、カプセル版のタイトルは「いきもの大図鑑アドバンス アシナガバチとブルドックアリ」となっており、
「キアシナガバチ」、「セグロアシナガバチ」、「ブルドッグアリ」のブラックとレッドの4種混在ラインナップで、
価格は1500円。
そう、この弾の実機版は膜翅目特集の混在ラインナップだが、
オンラインではハチとアリ、どちらか選ぶ事が出来るのだ・・・!
必ず送料がかかるので割高だが、おまけは豪華だし、
ハチとアリ一個ずつならダブり無しで選択できるのは嬉しい形態ぞよね!
毎回こうしてくれぞよ〜っ!!

という事でオンライン版は「キボシアシナガバチ」を引けると大当たりなのだが・・・
おっと、わたくしは最もポピュラーな「キアシナガバチ」が当たったぞよ!
前述の通り、オンライン版は前翅に分割の無い豪華版。
筐体版ではカプセルに収める都合、翅が2パーツに分割されているぞよ。

世界に26属1000種以上知られるスズメバチ科アシナガバチ亜科の昆虫のうち、
この日本では3属12種が知られるアシナガバチ。
今回ラインナップのキアシナガバチ、セグロアシナガバチ、キボシアシナガバチは
アシナガバチ属に分類される代表的な種で、
市街地でも普通に見られるおろかなにんげんどもに身近な蜂であるぞよ。
中でもキアシナガバチは最も普通に見かける種であり、
大きさは1.5〜2.6センチ程度で、セグロアシナガバチと共に国内のアシナガバチでは最大種として知られている。

形態はセグロアシナガバチらと似ているが、キアシナガバチは胸部から腹部を黄色の斑紋が占め、
特にくびれの辺りの背に黄色の二本線が浮かぶ事が特徴であるぞよ。
また、その名の通り長い脚が全体に黄色っぽいのも目印である。
アシナガバチはスズメバチと比べると性質は基本的には穏やかで、
こちらから手を出さない限り攻撃性は低いとされているが、
巣に近づいたりうっかり虐めたりするとその報復は激しく、ミツバチに比べると毒性も強い為に危険である。
特にキアシナガバチは本能的に巣を守る意識が高く、あんまり近づくと激しく威嚇してくるので油断ならんぞよ!!

人に身近な昆虫と言う事で、家屋の軒下や壁、お庭の樹など至る所に巣を作るキアシナガバチ。
巣の大きさは10〜20センチ程度で、質感は紙っぽく、グレーから茶色っぽい色味をしているぞよ。
これは木の皮を齧って薄く剥がし、唾液や草などと混ぜ合わせた素材で、
極めて頑丈だが、スズメバチの様に外側のカバーを持たず、
巣穴が下側に向けて剥き出しとなっている点が特徴的。
形状としては蓮の花をぶら下げたような形で雅な趣であるぞよ。
毎年4〜6月頃になると巣柄と呼ばれる支柱から放射状に広がるように巣の建造が始まり、
はじめ女王一人で5センチ大の小さな巣を作った後、卵を産み付ける。
赤ちゃんが産まれると女王は獲物を手ずから肉団子にして巣に運び、幼虫に与えるぞよ。
幼虫はやがて立派な働きバチとなり、巣作りや獲物を求めて働くようになる。
この頃には女王は産卵に専念できると言う訳ぞ。
そして夏も終わる頃、女王は次の女王となる卵を産み付け死んでゆく。
一方働きバチは交尾せず、単為生殖によってオスの生まれる卵を産み、役割を終える。
蜂は受精卵からメスが、無精卵からオスが産まれてくるのだ。
卵から孵った新女王とオス達は交尾をして、オスは役目を終えて絶命。
秋になると新女王は一人、木の洞や落ち葉の下など暖かい場所を見つけて越冬し、
次の季節を待って自分の巣を作るのだ。
従って、巣はシーズン中のみの利用。
一度使い終わった巣にハチが戻ってくる事は二度と無いぞよ。
アシナガバチは女王をリーダーに、
働きバチやオスがそれぞれ役割を持って巣の為に働き続け、役目を終えると死んでゆく。
このような暮らしぶりを「真社会性」と呼ぶぞよ。

アシナガバチは人に身近な昆虫である。
従っておろかなにんげんどもと共に分布を広げてきた昆虫を利用する。
例えばモンシロチョウの芋虫はアブラナ科植物を齧るので、農家さんには嫌われているが、
アシナガバチはこの幼虫を襲い、肉団子にして巣に持って帰る。
野菜を齧る芋虫を退治してくれるのだ!
この事から、アシナガバチは益虫とされる事もあるぞよ。
一方で、軒下や手すりなんかに巣を作るのは厄介であるぞよ。
まだ女王一匹で小さな巣を作っている段階では、水をかけると雨と勘違いして逃げてゆくので、
隙を見て巣を破壊してしまえば良いが、大きくなってくると反撃が怖い。
すると駆除しなくてはならないが、
巣は一度きりの使用なので、次の女王が旅立つまで様子を見るのも一つの手ぞよね。

アシナガバチの天敵には鳥類や他の大型昆虫があげられる。
代表的なものではアシナガバチ属の巣を狙って襲ってくるヒメスズメバチぞよ!
ヒメスズメバチはアシナガバチより1センチくらい大きく、単独でじっくりと巣を狙ってくるのが厄介なのだ!
巣へのダメージは最小に留め、
幼虫を攫っては肉団子にしてしまう恐るべき天敵が同じ蜂とは因果なものであるぞよ!
つまり、アシナガバチの巣を放っておくとより大きなスズメバチを誘引する事にもなる。
これも危険なポイントぞよね!

そんな身近なキアシナガバチを、本商品では全長16センチに拡大。
42箇所可動の本格アクションフィギュアとして仕上げている。
掌サイズの蜂は大迫力であるぞよ!
原型は毎度お馴染み株式会社JMCの手による実物標本のCTスキャンから起こされた本格的なもの。
彩色モデルの制作はC.S.Model Designの田中寛晃氏が手掛けられており、
重塗装で豪華な仕上がりぞよ!

いきもの大図鑑の真骨頂、可動ギミックで遊んでいこう!
蜂の仲間は4枚の翅を持っている。
後翅の前縁には翅鉤と呼ばれるフック状の毛が生えており、
飛翔に際して後翅の上を前翅が滑るように展開されると、
後翅の翅鉤が前翅の後縁にぱちっと引っかかる仕組みがある。
これにより、蜂は前翅と後翅を連結させ大きな一枚の翅として使うのだ。
従って、本商品を飛行形態で遊ぶ時は前翅と後翅を重ねてポージングを付けるのが正確であるぞよ。
翅を畳む時は自然と逆の動きになるので、翅鉤のフックも自然と外れる。
実に良く出来た構造なのである。

芋虫を齧る大顎も開閉可能!
アシナガバチもやはり、成虫になると肉は食えなくなる。
成虫は花や果実から蜜を吸ったり、樹液を舐めたりするぞよ。
また、巣に肉団子を持って帰り、幼虫に与える代わりに、
幼虫が分泌する蜜を貰う事でお腹を満たしてもいる。
持ちつ持たれつの関係なのだ。

触角も根元がボールジョイントなのである程度動かす事が出来るぞよ。
ちゃんとスミイレされていて美しいぞよね!

模様も実に綺麗にプリントされているぞよ〜。
これで実機1500円はお買い得すぎる・・・っ!
バンダイの体力あってこそ成立するアイテムだ。

腹部は節ごとに表情付けが可能で、
内側に折り曲げたり、

外側に伸ばしたりもできる!
ガシャポントイにして本格フル可動フィギュアなのだ!

先端を開く事で毒針も展開可能!
蜂では毎度おなじみのギミックぞよね!
蜂の針は卵を産む為の産卵管が変化したものであるからして、メスにしか備わっていない。
蜂には広腰亜目と細腰亜目とおり、
細腰亜目の中でも有剣類に含まれるものは、産卵管が本来の機能を失い、刺針としてのみ機能する。
従って卵は通常、産卵管を通らず腹部先端から直に産み落とされるぞよ。
キアシナガバチもこのタイプである。

スズメバチと異なり、アシナガバチは胸部にスタンド穴が開いて直に軸を挿せるようになった。
攻撃ポーズ時はちょっと邪魔な気もするが、扱いやすさはぐ〜んとアップしたぞよ!
オンライン限定のおまけであるスタンドはいつもと同じ仕様なので説明は割愛する。


スズメバチ程ではないが、キアシナガバチは毒性も比較的強く、
刺されるとかなり痛いぞよ!
アミノ酸、ペプチド、酵素類からなる神経毒は皮膚の結合組織に作用し毒液の浸透を促進させ、
激しい痛みと痒みを引き起こす。
ま〜一回では死にゃしないだろうが、
何度も刺されるとアナフィラキシーショックを起こして重篤な症状を引き起こしかねないので油断大敵ぞよよ!

キアシナガバチは大きいので肉眼でも捉えやすいが、
ぶんぶん飛んでいて飛翔時の姿をはっきりと見る事は難しい。
拡大模型なら隅々まで安全にしっかりと楽しむ事が出来るので嬉しいぞよね!

翅を閉じて着陸形態にも変形可能。
前述の通り、蜂の翅は非常に洗練された仕組みを備えており、
畳んだり連結したりが自在なのだ。

飛翔時に翅は回転するように羽ばたく。
いきもの大図鑑ではボールジョイントぶっ挿しなので翅の表情付けには気を遣うぞよ。
あんまり無理に動かすとぽろっと簡単に外れてしまうのだ。
畳む時などは一度外して、挿しなおした方がやりやすいだろう。
そしてご覧の通り、収納時のジョイントはぎりぎりで刺さっているだけなので、
ポロっと落ちがちだがご愛敬だ!

いきもの大図鑑アドバンス スズメバチ02 キイロスズメバチ(2024年6月)」と並べて〜。
スズメバチも良い出来だったが、今回のアシナガバチでは細部がパワーアップしているではないか!
いきもの大図鑑・・・どこまで進化するんだーっ!!

複眼表現はよりディテールアップされ細密な仕上がり。
クリアパーツ裏に網目状のプリントがされているのだろうか・・・あるいはフィルムが挟まっている?
最早外から見ているだけではどうなってるのか良く判らんぞよ。
ちなみにアシナガバチにも大きな複眼二つの他に、
額に三つの単眼がついている。
これは光を感知する為の機能を持ち、複眼よりも速やかに情報が伝達するので、
飛行時の緊急回避などに役立っているぞよ。

そして翅!
スズメバチは翅脈のみの造形だったが
アシナガバチでは皺がはっきりと掘られていて存在感が高まった!
尤も蜂の翅って鼈甲の様にツヤテカな気もするのでスズメバチの翅も出来が悪いワケでは無いぞよ。
前述の通り、オンライン版では分割が無く一体成型で、ガチャ筐体版に比べてより豪華である。

迫真のリアル造形で放たれたいきもの大図鑑アシナガバチ・・・!
またまた物凄い逸品が産まれてしまったぞよ!!

新登場のアシナガバチでした。
今回はオンラインではハチとアリ一匹ずつ簡単に入手できるのが嬉しいぞよね!
って事で同時発売のブルドックアリレビューへ続くぞよ!↓

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■バンダイ いきもの大図鑑アドバンス ブルドッグアリ 樹皮台座(中)セット ブルドックアリ(レッド)

バンダイより、ガシャポンオンラインで限定販売された一回1800円ガチャ(+送料)
2025年9月26日〜10月30日まで受注、
2026年1月30日着弾でした。

ラインナップは全てブルドッグアリ!
オンライン版は「ブラック」、「レッド」、そして黒赤カラーの「ミックス」、3種のカラバリがラインナップ。
このうち「ミックス」のみオンライン限定カラーとなっているぞよ。
また、オンラインだけのおまけとして「樹皮台座(中)」が付属する。
ガチャ筐体向けの一般販売版は一回1500円で「アシナガバチ」と混在ラインナップの膜翅目特集となっており、
「キアシナガバチ」、「セグロアシナガバチ」、ブルドッグアリ「ブラック」、「レッド」の全4種となっていました。
つまり、オンライン版では+300円する代わりにハチとアリが選べるうえに限定カラーあり。
更に豪華台座も付属したと言う事だ!

何が出てもブルドッグアリなので気軽に回せるぞよね!
って事で今回は「レッド」カラーが当たりました。
大当たりは頭とお腹が黒く、胸が赤黒のオンライン限定カラー「ミックス」なのだが・・・
わたくしとしては今回黒よりは赤いアリが欲しかったのでまぁ良いだろう・・・!!

おろかなにんげんどもにも身近な昆虫、蟻。
黒くて小さなアリさんと言えばそこら中をちょろちょろしているぞよね!
この日本には8亜科56属273種くらいのアリが棲んでいると言われているぞよ!
中でもポピュラーな国内最大種のクロオオアリはオオアリ属、クロヤマアリはヤマアリ属といった具合だが、
本商品のモチーフである「ブルドッグアリ」はキバハリアリ属(ミルメシア)に分類される。
キバハリアリは原始的なハリアリがオーストラリア大陸に隔離され、
古くに分化したものの末裔であるぞよ。
言わば有袋類のアリバージョンってトコぞよね!
オーストラリア全土とその沿岸の島々に少なくとも93種が知られており、
全ての種で大きな複眼と細長く立派な大顎、
そして、有剣類の武器である産卵管が変化してできた毒針を持っているぞよ。

本弾では全てが「ブルドッグアリ」と呼ばれている。
ブルドッグアリとは英名の「Bulldog ants」を直訳したもので、
ホントの学名は「キバハリアリ(Myrmecia)」であるぞよ。
そして「ブラック」、「レッド」、「ミックス」と言うのは単に玩具のカラーの紹介である。
前述したとおり、キバハリアリは93種くらい知られており、
全ての種でおめめがでっかく立派な大顎を持つという形質は共通しているからして、
シルエットが似ているぞよ。
従って原型を使いまわしてカラバリで複数種を表現すると言う事も出来るワケです。
それではこの「レッド」カラーに合致する、
全体に赤くて腹部が黒い種は果たして何なのかという事であるが、
ま〜わたくしにも詳しい事はよくわからんが・・・
オーストラリア東部クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、
ビクトリア州、オーストラリア首都特別地域にのみ見られるという

「ブレビノダ(Myrmecia brevinoda)」などはそっくりであるぞよ。
これは女王で4センチ、働きアリでは3.7センチに達する最大種である。
他に西オーストラリア州と南オーストラリア州に分布する「Myrmecia pavida」なども似ている。
体の赤いキバハリアリには「グローサキバハリアリ(Myrmecia gulosa)」もいて都市部でも普通に見られ、
ペットとしても多く出回ると言うが、
これと本商品を比べると、腹部の色分けが少し違っており、やはりブレビノダにより近い。
何れにしても有名なのはオオキバハリアリ亜属に含まれるキバハリアリっぽいぞよ。

オーストラリアに跳梁するキバハリアリは草原、森林、ヒース荒地、市街地などなど、
至る所の地中に巣を作る。
アリの中ではもっとも原始的な部類で、働きアリは単独で仕事をするぞよ。
つまり、フェロモンで仲間を誘引して餌を探すと言う事をしない。
一方で、縄張りの警戒時にはフェロモンを用いて仲間で一斉に敵を攻撃すると言う事もあるようだ。
多くは昼行性で、暖かい時期に活動し、冬は休眠する。
幼虫は肉食だが、成虫はやはり花や樹液などの蜜を吸う。
働きアリが栄養卵を産む事でも知られており、つまり、働きアリが産んだ卵を女王と幼虫が食べる事で栄養を得るぞよ。
そして、食うものが無いと幼虫同士も共食いをする。
なんと獰猛な性質だが、全てのアリは真社会性昆虫であるからして、
全員が巣の為に役割を持って働いているから、個の事などどうでも良いのだ。

キバハリアリは昆虫界でも屈指の毒性の高い毒針を持つ。
刺されると鋭い痛みが長く続く強力な武器であるぞよ。
この針には返しが無く、何度も何度も敵を繰り返し刺す事が出来る。
基本的には臆病な性質で、ちょっかいを出しても逃げ出して追いかけてこないくらいであるが、
一度巣を弄られると激怒して軍勢となって襲い掛かってくるから恐ろしい。
何せ巨大なアリがぴょんぴょん飛び跳ねて群がってくるから危険であるぞよ!
おろかなにんげんどもであっても死亡例がいくつもあるくらいだ。
また、多くのアリと比べるとおめめがでっかく、視力が優れている点も特徴である。
やはり額には紫外線を見る為の三つの単眼を持つ。
しかし、夜は苦手でお仕事中に日が暮れると迷子になる為休憩し、
朝になるのを待って巣に戻るのだ。

そんなブルドッグアリことキバハリアリを、本商品は全長約16センチ、
可動35箇所の本格可動フィギュアとして立体化。
実に4倍拡大模型となっている!
原型は株式会社JMCによる実物標本のCTスキャンから起こされているが、
どの種の標本であるかは謎であるぞよ。
彩色はCOUNT BLUEの三浦二郎氏が手掛けられており、3色の豪華ラインナップとなっている。

同時展開のアシナガバチと比べると全体の仕様としてはハチの方が豪華と言えるが、
こりゃモチーフの違いであって本商品も実に立派な仕上がり。
4か所可動の脚なども重塗装されておりアドバンスの名に相応しいアイテムとなっている。

オンライン限定のおまけとして、「樹皮台座(中)」が付属。
送料がかかるとはいえ、プラス300円でこんなに豪華なおまけがつくのが嬉しいではないか〜!
こちらはアリ用に開発されたものではなく、
「いきもの大図鑑アドバンス クワガタ02(2025年11月)」が初出の台座ぞよね。
アタッチメントがいろいろついており、過去のシリーズにも使用できる。

各種アタッチメントは台座裏に収納できるので便利ぞよ。
各部ジョイントに汎用スタンドの軸を挿したり、樹皮同士で連結も可能な拡張仕様だ。

早速キバハリアリさんを乗せてポーズを取らせてみましょう!
アリさん本体にスタンド穴があるので支柱でばっちり固定可能ぞよ。

キバハリアリは日のよく当たる乾燥地帯を好む。
オーストラリアと言えばコアラの大好きなユーカリの樹であるが、
その葉は引火性のあるテルペンを放出し、山火事になりやすい。
また、水分を大量に吸い上げる性質もあるぞよ。
この影響で痩せて植物のまばらになった環境がキバハリアリには暮らしやすいと言う事だ。
そして、キバハリアリはユーカリの樹液も大好物としている。
どうやらユーカリは甘い液を出す事でキバハリアリを手懐けて、
木を食害する害虫などから守ってもらっているみたいぞよ。
本商品に樹皮台座が付属するのはこの辺りの話が関係していそうだ。

もともとくわがた用の台座なのでアリには軸位置がぴったり合わずちょこっとはみ出すがご愛敬ぞよ!
樹皮のディテールはデジタルプリントのようで非常に雰囲気が出ているぞよね!
まるで博物館の生体模型のような趣があって格好良いではないか〜!!

キバハリアリことミルメシアはオーストラリア全土に分布する特産昆虫。
オーストラリアの昆虫の代表格なのだ!
ただし、分布の密度は低く、あちこちにいる割に探すとなると結構難しいらしい。
もともとは1775年にFormica属(ヤマアリ属)として記載されたが、1804年にMyrmecia属が作られ再分類されたぞよ。

キバハリアリは腹柄が2節になっている。
本商品では各部にジョイントや可動域が仕込まれており・・・、

ぐにっと曲げる事が出来ます。
先にも申し上げたように、アリはハチと同じ膜翅目の動物であるぞよ。
つまり、ハチが進化したものがアリである。
従って二つは翅のある無しを除き、顎が発達している事、毒針を持つ事をはじめ
身体構造や習性がよく似ている。
一方で明らかな違いもあるぞよ。
それはアリだけが腹部に余分な節を持っている事だ。
このくびれの部分を腹柄節と呼ぶ。
昆虫の基本形と言えば、体が頭部、胸部、腹部の三つの部位に分かれる事にあるが、
アリの場合は腹柄節がある為、節が余計に多く見えるのである。
全てのアリが腹柄節を持つが、一つの場合と二つの場合がある。
キバハリアリはご覧の通り二つであるぞよ。
これは土の中で行動する時に可動域が増えて動きやすくなるための進化と考えられる。

本商品においてはジョイントは結構ギチギチで保持力も抜群。
壊さないように注意しながら動かすぞよよ!

ハチ同様、腹部先端がパカっと開いて毒針を出す事が出来ます。
各部の可動を使って・・・、

攻撃形態に変形可能!
大きな大顎で敵を掴み、腹部を折り曲げて毒針でトドメを刺すのだ!!

このポージングだと樹皮台座の支柱が届かなくなるので、
固定するには汎用台座のクリア支柱が必要になる。
今回は汎用台座も入れといて欲しかったが、+300円では流石に難しいのだろう・・・。

樹皮台座は汎用ベースに挿して立体展示も可能!
ジョイント穴は3つ必要なので、合体できるのは改良型の最新ベースであるぞよ。
また、シリーズの他の樹皮台座とも縦にも横にも連結可能となっている。
650円弾の小樹皮とは微妙に成型色やディテールが異なるが、
ぱっと見には違和感なく連結可能だ。

集めて楽しい、飾って嬉しいシリーズなのだ!!
熱心に追いかけているファンはそろそろ汎用台座も余りまくっている事だろうから、
樹皮と合体させて豪華に飾るのもアリぞよね!

本弾ではどちらかと言うと黒アリさんの方が人気があるようだが、
わたくしは断然最大種モチーフのこっちの赤アリさんが格好良いと思うぞよね〜。
やはりアリと言えば黒って事なのか・・・?

汎用ベースの支柱を合体させれば同時展開のアシナガバチと一緒に飾る事も出来る。
ハチとアリは同じ膜翅目の仲間であるぞよ。
今回のシリーズは膜翅目特集ってワケです。

いきもの大図鑑のアリと言えば、過去に一度だけ500円弾が登場している。
左はそんな「いきもの大図鑑 あり(2022年12月)」に含まれた「パラポネラ」であるぞよ。
パラポネラことサシハリアリは3センチ級。
一方キバハリアリは最大3.7センチ級でより大きいのだ。
その中でも最大種となるブレビノダは女王で4センチ級になるとは前述した。
「いきもの大図鑑」においてもこのサイズ感・・・っ!
圧巻の特大アリであるぞよ!!
しかしパラポネラが500円だった事を考えると、
本弾は実機で1500円・・・仕様もサイズも豪華になったがやはり高い・・・!
ま〜他のメーカーが同じものを1500円で展開できるかと言うと無理だろうから、
お買い得はお買い得なのだが・・・。
おい〜っ、バンダイ〜っ!
どうにか1000円にならんか・・・!?
わたくしとお前の仲じゃないか〜っ!
たのむぞよ〜っ!

太古の遺伝子を受け継いだオーストラリアの巨大アリがいきもの大図鑑に出現ッ!!
この迫力をガシャポン広場でゲットせよっ!
わたくしのオススメは赤アリさんだっ!!
更に同月のオンラインでは「くわがた」の新弾も同時着弾となった。
↓レビューへ続くぞよ!


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・「海洋堂 REVO GEO クロオオアリ
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■バンダイ いきもの大図鑑 くわがた11 樹皮台座(小)セット ギラファノコギリクワガタ(ダイスケイ)

ガシャポンオンライン限定の一回650円ガチャ(+送料)。
2025年9月30日〜11月10日受注、2026年1月30日着弾でした。

ラインナップは「ギラファノコギリクワガタ(ケイスケイ)」、「ギラファノコギリクワガタ(ダイスケイ)」、
「サバゲノコギリクワガタ」、「ミヤマクワガタ(新色)」、
「ノコギリクワガタ幼虫(新色)」となっており、当選確率は全て20%均一アソート。
このうちノコギリクワガタ幼虫のみオンライン限定となっており、
一般販売の自販機筐体版では「コンフキウスノコギリクワガタ」が代わりにラインナップされているぞよ。
また、実機版は500円であるのに対し、
オンライン版は650円で、幼虫を除くラインナップに「樹皮台座(小)」がおまけに付く違いがある。

従って、オンラインを回す人は全員幼虫狙いとなるのだが・・・
おっと・・・今回の中身は「ギラファノコギリクワガタ(ダイスケイ)」だったぞよ。
ギラファは2種封入で確率40%を占めており、彩色箇所も少ないのでハズレ枠。
ハズレが人気のギラファとは豪華な弾であるぞよ!

東南アジアに広く分布するギラファノコギリクワガタは「giraffa」、
つまりキリンの名を冠された通り、世界最長クラスのクワガタムシであるぞよ!
多様なノコギリクワガタ属(Prosopocoilus)の中でギラファノコギリクワガタは9亜種知られており、
今回はフィリピンのネグロス島、バナイ島、シブヤン島などで見られる「ダイスケイ」と、
インドネシアのロンボック島、スンバワ島、サンゲアン島、フローレンス島、スンバ島などで見られる「ケイスケイ」
2亜種が一部造形違いでラインナップされているぞよ。

学名は記載した水沼哲郎氏が長男・次男に献名したものである。
このうち、ケイスケイはギラファノコギリクワガタの最大種であり、全長は12.2センチにも達すると言う。
ダイスケイも負けておらず、11.94センチの記録を持つぞよ。

さて、ギラファノコギリクワガタと言えば大人気のクワガタで玩具も様々登場しており、
過去にもアニアレビュー辺りで何度か取り上げているのでさくっと進めよう!
「いきもの大図鑑」においてギラファはやはり過去に幾度かラインナップされており、
初弾となる「くわがた(2020年10月)」から真っ先に登場。
この時は玩具然としていたが、
2023年8月には「いきもの大図鑑プレミアム ギラファノコギリクワガタ」として7700円の超豪華決定版が発売されている。
その後、「いきもの大図鑑アドバンス ギラファノコギリクワガタとマンディブラリスフタマタクワガタ(2025年2月)
では廉価版ながら飛行形態を備えたアドバンスバージョンとして再登場し、
さらに今回は500円の簡易仕様となって三度登場したと言う流れであるぞよ。

プレミアム以降のギラファでは実物標本からのCTスキャンを原型に用いている事がウリで、
造形は本物に正確であるぞよ。
更に、プレミアムでは18.5センチ、
アドバンスでは16.5センチと超絶拡大模型だったが、本商品はより小さく、
全長は約14.5センチ!
やはり本物よりは大きいが、掌に乗せた時の存在感ではかなりリアルな塩梅となっているのだ!

ぱっと見の再現度では標本と見紛う仕上がりだが、一方で可動域は大幅に減らされており、
可動箇所は12箇所の簡易仕様。
飛行形態に変形できず、腹部のくにくに可動もオミットされてしまったぞよ。
従ってプレミアム、アドバンスは上位版として一定の地位を保っていると言える。
500円弾は繊細な部分が固定なので破損を気にせず気軽の弄繰り回せるのが嬉しいぞよね!

沢山わちゃわちゃ並べるならこの500円弾が取り回しやすくコレクション性も高いのです!

オンライン限定の樹皮台座に乗せてみよう!
こちらはシリーズではお馴染みとなった共通仕様でいつものやつだ。

簡易可動とは言え、自慢の大顎の動きは健在!
本弾では大顎の接続がダブルボールジョイントとなり、
よりリアルでスムーズな動きが可能となっているぞよ。

さらに過去弾で見られた頭部、胸部のざらざら加工も受け継がれている。
いきもの大図鑑あるある、受注時の見本画像と製品で全然仕様が違う・・・!
見本時はつるつるだったものが、製品ではざらざらになっているワケです。
こりゃ見本を見て回す我々からしたら実際の製品と仕様が異なると言うのは厄介な点でもあるのですが・・・
ことざらざら加工に関しては、わたくしはクワガタの雰囲気を良く再現出来ていると好感を持っているので
アリとしたい・・・!
彩色がグレードダウンしている場合は勿論ナシであるぞよ・・・!

樹皮台座は過去弾と連結可能!
樹上の対決を再現しようっ!

更に汎用台座のベースと合体する事で立てて飾る事も出来ちゃいます。
リアルな「樹」がキミのお部屋にやってくる!
いきもの大図鑑は環境ごと飾るフェーズに突入しているのだ・・・!!!

縦だけでなく横にも連結可能であるぞよ。
集めれば集める程巨大な樹が再現できるという訳です。

同時着弾した「樹皮台座(中)」と並べるとこのくらいのサイズ感。
小は14センチ、中は21センチ。
更にプレミアムの「マンディブラリス」では30センチの豪華な「樹皮台座(大)」も登場している。

500円弾で三度登場のギラファノコギリクワガタ!
樹皮台座を集めて環境ごと展示しようっ!!


生命の尊さを説く(??)・・・「ばらむツ怪奇倶楽部」他もよろしくぞよ!


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・「ギラファ ムシバトロン
・「アニア AS-40 ギラファノコギリクワガタ

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■タカラトミーアーツ あそべる生物フィギュアシリーズ コウテイペンギン 親ペンギンB/子ペンギンA

タカラトミーアーツより、2025年12月15日週発売の一回300円ガチャ。
300円の低価格にしてでっかい生き物フィギュアが出てくる「あそべる生物シリーズ」
2025年ラスト弾ぞよ!!

本弾は「コウテイペンギン」特集で、ラインナップは全てコウテイペンギン。
「親ペンギン」、「子ペンギン」共にAとBの二色収録されており、
どちらもそれぞれ雰囲気の異なる重塗装なのでハズレ無しとなっているぞよ!

中身はバラバラ死体の組み立て式です。
今回ギミックが多く構造がちょっと複雑なので説明書をよく読んで完成させよう!

ちなみに袋は圧着されていないので、
売り場で開けてうっかりパーツを落っことさないように注意ぞよ!

パーツを組みつけてゆくだけで完成!
中身は「親ペンギンB」と「子ペンギンA」でした!!

ラインナップ中、親ペンギンはAがより白く、Bは黄色っぽいカラバリ。
子ペンギンはAが白く、Bが黒っぽいカラバリとなっている。
どちらも原型は共通なので、
余程こだわりが無ければどちらか片方引けば良いので良心的な設定ぞよ。

南極周辺に分布する飛べない海鳥、ペンギンの中でも最大種がこのコウテイペンギンであるぞよ。
全長は115〜130センチ、体重は20〜45キロにも達し、
外見の良く似たオウサマペンギンより更に大型化する正にペンギンの皇帝ぞよね!
別名「エンペラーペンギン」と呼ばれる事もある。
飛翔性を失った一方泳ぎは大の得意で、最大で水深564メートルまで潜った記録がある他、
潜水は緊急時に最大で20分以上も続くとされているぞよ。
ペンギンは羽毛に空気を溜め、水中で体を包み込む事で水の抵抗を少なくしている。
これが為に弾丸のような凄まじい速度の水中行動を可能としているぞよ。
この為、ペンギンは水中でキラキラと小さな泡の尾を引きながら泳いで見えるのだ。

コウテイペンギンはペンギンの中でも南極大陸に主な繁殖地を持つ種であり、
その繁殖は過酷を極める。
3月〜4月になると群れは海岸から離れた氷の内陸部に集結し、
それぞれ番を得ると、5月上旬にメスは卵を一個だけ産む。
するとこの卵をオスに託し、メスはエサを取る為に海へ出かけてゆくぞよ。
抱卵はオスのみが行い、その期間は約65日。
そのうち卵が孵ると、オスは食道からミルク状の分泌液を吐いてヒナに与える。
その間2か月、ひょっとすると3・・・4か月経ってもメスはなかなか帰ってきません・・・。
勿論オスは赤ちゃんに付きっきりなので、なんも食うものが無い。
絶食であるぞよ!
そのうちにメスはようやく戻ってくるが、胃に食べ物を貯蔵しており、
これを吐き出してヒナに与えるぞよ。
オスもようやく出かける事が叶い、やはり胃に食べ物を貯蔵して戻ってくる。
以後はお父さんとお母さんが交代でヒナの面倒を見るようになる。
やがてヒナが成長すると、赤ちゃん同士でクレイシと呼ばれる群れを作り、
集団生活を覚え手がかからなくなってくるぞよ。
夏を迎えるころに換羽し、ヒナは成鳥となって南極の過酷な海に独り立ちしてゆくのだ。

という事で非常に愛情深い、壮絶なまでの絆で結ばれたコウテイペンギン親子が「あそべる生物」に仲間入り。
実は過去にも同シリーズにラインナップされた事があり、
「極地のいきもの(2021年12月)」には300円で親子セットとして封入されていたぞよ。
今回は造形・ギミックを一新したパワーアップバージョンとして特集弾に昇格した形だ。

サイズは親ペンギンが7.5センチ、子ペンギンが3.7センチで、
300円にして大ボリューム!
当然親ペンギンがアタリ枠だが、子ペンギンも愛らしい造形でハズレ感が無いのが嬉しいぞよね!

鳥類の趾はその鳥がどんな環境に適応し、進化してきたのかを知る上で重要な形質であるぞよ。
ペンギンの場合は第一指が後ろを向き、二、三、四指が前を向いて、
指の間に水かきを張った「蹼足」である。
フィギュアでは接地やギミックの都合で三本指だが、
本物は足の内側に小さな第一指の名残がついているのだ。
氷上でよちよち歩き、水中で安定した推進力を得る為の進化と考えられるぞよ。

300円にして本格可動がウリの「あそべる生物フィギュア」!
コウテイペンギンは翼を左右に展開可能!
ペンギンの翼は短く狭いほっそりとしたシルエットをする。
これは水中を飛ぶ為に、水の抵抗に負けない為の作りで、フリッパーと呼ばれるぞよ。

そして、本弾の目玉ギミックは変形にある・・・!
なんと親子共に体を倒した遊泳ポーズにチェンジできるのだ!!

親ペンギンは首、尾、足を倒す事で寝そべりポーズにチェンジ!
なんと首は左右を向けるばかりか、上下の可動域も広くすっかり前を向けるとは面白い構造だ!

赤ちゃんもほぼ同様のギミックで寝そべりポーズに変形できるぞよ!
こちらは尾がボディと一体でやや簡略化されている。

ペンギンのこのような寝そべりポーズを「トボガン」と呼ぶ。
過酷な寒冷下でエネルギー消費を抑える為に、
腹這いになって地面を蹴り、雪や氷の上を滑りながら移動するのだ。
トボガンとはカナダやエスキモー達、アメリカ先住民が用いた簡易的なソリにちなむ名前であるぞよ。

可動ギミックを利用すれば遊泳シーンは勿論、氷上のトボガンポーズまで再現できるとは・・・
300円にしてなんと見所のある仕上がりなのだろう!
2025年最終弾に相応しいアイテムと言えるだろう!!

変形の都合で頭が左右上下に広くスイング可能なので、
首を傾げたり、こんな風に親ペンギンを見上げるようなポージングも出来ちゃいます。
な、な、な、なんて愛らしいんだーっ!!

本家アニアと並べて〜。
実はこの2025年12月には本家タカトミから「アニア AL−36 ペンギン(水に浮くVer.)」も発売されている。
やはり「あそべる生物」と言えば、普通玩具にならないような珍しく奇怪な生き物の登場を望んでいるわたくし・・・
ありふれたモチーフであるコウテイペンギン、しかもアニアと発売を被せて来るとは!
正直あんまり期待していなかったぞよ・・・。
もっと「南極ペンギンVS北極ペンギン」でオオウミガラスを混ぜるとかさ〜!!
・・・などと思っていたが、蓋を開けてみればご覧の通りのビッグサイズ!
かつ凝った彩色に極まったギミックと、非常に満足度の高い一弾だったことには
タカトミアーツ・・・御見それしましたぞよ・・・っ!!

本家アニアにおけるドボガンペンギンは子は既に廃番
親も近く終売となる事が予想される。
絶滅する前に玩具屋さんで捕獲ぞよ!!

ペンギンさんの餌やりタイム!
なんだか今日はでっかいヤツがいるぞよ!!

ホッキョクグマが襲ってきた!!
南極ペンギンらは飛翔性を失っている為広域に拡散できず、
赤道を越えられなかったので北極には棲んでいない。
従ってホッキョクグマに出会う事はありえないのだが、玩具では混ぜて遊んでも良い。
それが自由と言うものだ!!

巨大コウテイペンギンさんのパワーと仲間達のお陰でなんとかホッキョクグマをやっつける事が出来た!
これが絆の力ぞよーっ!!

練りに練られた変形ギミックが見事なコウテイペンギン特集弾!
ハズレ無しでダブっても群れ遊びが出来るので気軽に引けるのも嬉しいぞよね!
モチーフの可愛さからも人気の高い弾のようなので、ガチャ売り場で見かけたら早めにゲットぞよ!!


まんが、ゲーム、果ては動画まで幅広く展開する「ばらむツ」シリーズもよろしくぞよ!


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・「タカラトミー(TAKARA TOMY) アニア AL-36 ペンギン (水に浮くVer.)
・「タカラトミー(TAKARA TOMY) アニア AL-35 ホッキョクグマ (水に浮くVer.)

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■いきもん ネイチャーテクニカラー MONO PLUS 深海生物 マグネット&ボールチェーン2 シーラカンス

株式会社いきもんより、2024年9月24日より再販となった一回500円ガチャ。
もとは2017年に出た400円ガチャの復刻版ぞよね!
今回出てきた紫カプセルは蓋が半分閉じ切っておらず、テープ止めで無理矢理封入してあったぞよ。
中身が飛び出すほどのボリューム感がウリの一弾だ!

ラインナップは全8種でかなりツボをついた選出。
第一弾や他弾からのカラバリラインナップも入った特集弾ぞよ!

紫カプセルの中身は「シーラカンス」でした!
シーラカンスは大きくてアタリ的だが、第一弾にも入っているカラバリぞよ。
第一弾は青系だったが、この第二弾は茶色系の色味に変更されている。
NTCのガチャは中身のフィギュアと同じ内容の専用リーフレットが封入されている事がウリの一つで、
本弾も勿論シーラカンスのカプセルにはシーラカンスのリーフレットが封入。
コレクション性の高いシリーズなのだ!

じゃん!
NTCで登場のシーラカンス!
おーっ!
滅茶苦茶カッコいいじゃないかーっ!!

デボン紀に出現し、世界中で繁栄した管椎目(シーラカンス目)の魚類達は、
白亜紀末の大量絶滅事変、K-Pg境界を乗り越える事が出来ず、全ての種が絶滅したと考えられていた。
これが覆されたのは1938年12月22日の事。
南アフリカの北東海岸カルムナ川河口沖で、
漁船に未知の魚が捕らえられたと言う報告がイーストロンドン博物館の学芸員、
マージョリー・コートニー・ラティマーの元に届いた。
採集された状態の悪い標本は残念ながら全体を保管する事は叶わなかったが、
保存した頭部や表皮、そしてスケッチは南アフリカ・ロードス大学の生物学教授、
ジェームズ・レナード・ブライアリー・スミスの元に送られ、これを精査すると驚いた事に、
この標本はそれまで化石種とされていたシーラカンスと形態的に殆ど違いの無い現生種である事が判明。
「ラティメリア・カルムナエ」として記載されたぞよ!
それから14年後、1952年には最初の発見から3000km近く離れたコモロ諸島のアンジュアン島付近で
次なるシーラカンスが捕獲。
なんと現地ではごく稀にシーラカンスが捕獲されていたが、
不味いので全く価値のない魚・・・「ゴンベッサ(役立たず)」と名付けられ捨てられていたぞよ!!
1997年にはインドネシアの魚市場で「ラジャ・ラウト(海の王)」と呼ばれていた魚がラティメリア属の新種である事が判明。
なんと絶滅したかに思われていたシーラカンスは、
学術的な意味を見出されない場所ではおろかなにんげんどもとテキトーに付き合いがあったのだ・・・!
面白いぞよね!!

一般的な現生シーラカンス「ラティメリア・カルムナエ」、通称コモロシーラカンスは全体に黒に近い紺色をしている。
「深海生物マグネット&ボールチェーン」第一弾に入っていた青いシーラカンスがこれであるぞよ。
本弾に封入されているシーラカンスは茶色カラー。
前述した1997年に存在が確認され、
1998年に見つかった個体を元に1999年に記載されたインドネシアのスラウェシ島沖に分布する新種
「ラジャ・ラウト(海の王)」こと「ラティメリア・メナドエンシス」こそ、
本商品のモチーフとなった茶褐色のシーラカンスであるぞよ。
形態的には二種はほぼ同一で、違いは体色のみと考えられるので、
原型流用のカラバリは実に理に適ったバリエーションと言える。

現生シーラカンスのラティメリアは体長1〜2メートル、体重100sの重量級。
コズミン鱗と呼ばれる歯状の微細な突起物を備えた鎧の如き鱗を纏っており鉄壁を誇る一方、
硬骨魚類でありながら骨格は原始的な特徴を残し、軟骨によって形成。
深度約150〜700メートルを泳ぐ深海魚であり、主に海底洞窟をテリトリーとし、
他の魚類やイカなどを捕食しているとされているぞよ。
緩やかな時を生きるその寿命は100年以上ともされ、
卵胎生で5年以上の妊娠期間を経て30センチもの大きさの赤ちゃんを出産するなど、
古代の神秘を感じさせる魚なのだ!

シーラカンスはデボン紀に出現し栄華を極めた魚類で、
その姿は洗練され、現生のラティメリアまで殆ど形態的な変化が無かったとも言われる。
この事からシーラカンスは「生きた化石」の一つとも言われるぞよ。
もっとも、化石種には所謂シーラカンスとは全然シルエットの異なる種も知られており、
シーラカンスの多様性が最も高かったのはデボン紀から石炭紀にかけてであると考えられている。

シーラカンスについて回る雑学に「不味い」ってコトがあげられるぞよね!
何せ不味いから長らくきちんと「発見」されなかったくらいであるぞよ。
なんでもその身はゴムのように硬く、ほとんど味もしない。
原始的な形態を残すあまり、アミノ酸の構造も原始的で旨味が無いみたいぞよ。
しかも、シーラカンスの身にはワックス状の脂が多く含まれており、おろかなにんげんどもの腸では消化できない!
シーラカンスをいっぱい食うとお尻からだらだら脂を垂れ流す事になり、大変苦しむぞよ!
おろかなにんげんどもも、もしシーラカンスを見かける事があっても決して口にしてはならんぞよよ!!

そんなシーラカンスが本格キーチェーンになっちゃったのがこちら!
全長は9センチ弱で、少し尾をくねらせたポージングぞよ。
透け感のある成型色に重厚な彩色が施されており、非常に格好良い仕上がりだ!

ネイチャーテクニカラーのタグもついていてオシャレであるぞよ〜!
シーラカンスは一般的な魚類よりヒレが多く、8枚も付いている事も特徴だ。

軟質素材なので意外とキーチェーンとしても頑丈に使えそうなのが嬉しい。
勿論金具を外してフィギュアとして飾っても良いだろう!!

神秘の古代魚が迫真のリアル造形&彩色で復活!!
茶色のメナドエンシスカラーも珍しくて嬉しいぞよね!!

鞄にシーラカンスを付けてお友達に差を付けろ!!
大人気NTCの深海弾でした。


ぞよちゃんねる」の古生物特集も合わせてお楽しみくださいぞよ!


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・「カロラータ 古代魚 フィギュア
・「Mojo 動物フィギュア シーラカンス

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■いきもん ネイチャーテクニカラー 小笠原 特装版 ミナミハンドウイルカ

株式会社いきもんより、2025年7月17日発売の一回500円ガチャ!
2013年に奇譚クラブより発売された「ネイチャーテクニカラー 小笠原」の復刻版ぞよ!

所謂「台座シリーズ」の小笠原特集弾ぞよね!
当時400円で全8種あったラインナップは500円全6種に縮小されているものの、
クオリティそのままで復活した形。
NTCの「台座シリーズ」は2024年から復活の兆しを見せ、
2025年に新作「古生物」がリリースされるも、
これが様々な難ありの商品だった為に、
昨今の情勢と相まって風前の灯火とは言わないまでもなんとなく完全新作は厳しいのかな?
という感もあるぞよ。


リーフレットは中身のフィギュアと同じ専用のものが封入されています。
黄色カプセルはミナミハンドウイルカだったぞよ!
恐らくだけど、ザトウクジラ、ミナミハンドウイルカ、アホウドリがアソート中では最も多くややハズレ枠。
残りがアタリ枠みたいぞよね。
ま〜彩色が大変な奴が順当にレアって事ぞよ!

とは言えミナミハンドウイルカは二体セットなので全然ハズレ感が無いのが嬉しい所!
動きのある造形が台座の上に収まって、小笠原の海の情景が浮かぶような見事なスタチュー仕様となっている!
二体と岩はヒレでくっついており、支柱など目立たず、
玩具的な都合が全然感じられないのが造形の妙ぞよね!!

鯨偶蹄目マイルカ科ハンドウイルカ属に分類されるミナミハンドウイルカ。
名前の通りハンドウイルカの亜種であるとされ、古くはハンドウイルカとミナミハンドウイルカは区別されていなかったのだが・・・
なんでもゲノム解析の結果によればどうもハンドウイルカよりもスジイルカ属に近いとされる事もあり、
情報不足で諸説ありって感じみたいぞよね。

見た目はハンドウイルカだが腹部に斑点が現れるのが特徴で、
本商品でもお腹にぶち模様が綺麗にプリントされているぞよ。
全長は2〜3メートルで、ハンドウイルカより一回り小柄な事が多い。
西部太平洋〜インド洋ににかけての温暖な海に生息し、
この日本では小笠原諸島を初め、西日本を中心とした各地に定着した個体群が見られる。
イルカウォッチングで見られるハンドウイルカの多くはこのミナミハンドウイルカともされているぞよ。

多くの場合、ハンドウイルカとミナミハンドウイルカははっきりと区別されてこなかった。
どうも別種な気もするが、現在でもミナミハンドウイルカはハンドウイルカの一種として説明される事が多く、
ハンドウイルカの生態として解説されるものには、ミナミハンドウイルカのものも含まれていると思われる。
って事でハンドウイルカについては「アニア」のレビューでも紹介したのでそちらも参照のことぞ!

流れるような流線型。
海中を泳ぐ鯨類の姿が生き生きと表現されている。

台座シリーズと言えばベース裏に貼られたフェルトも趣があって良い部分。
人気シリーズ奇跡の復刻版でした。

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・「かっこいいぞ!変形するドルフィンロボット イルカ
・「三英貿易 ポケットモンスター ALL STAR COLLECTION イルカマン(ナイーブフォルム)

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■いきもん ネイチャーテクニカラーMONO+ フジツボ マグネット&ボールチェーン カメノテ

株式会社「いきもん」より、2025年8月23日週発売の一回400円ガチャ!
海辺で見られる貝のような不思議な甲殻類・フジツボを特集した超リアルガチャ!
2012年に奇譚クラブより発売された200円ガチャ
「ネイチャーテクニカラーMONO フジツボ マグネット×ストラップ×バッジ」
の復刻弾ぞよ!

元々は200円16種だったものが倍の400円になり8種に縮小されているのが世知辛いぞよよよよ・・・!
また昔のように200円でガチャをいっぱい回したい・・・誰かなんとかしてくれぞよーっ!!

NTCは毎回中身と同じ内容のリーフレットが入ってくるのも見所です。
このリーフレット、多くのおろかなにんげんどもは何気なく眺めて捨てていると思うが、
コレクターはきちんとフィギュアと合わせて大事に取っておくぞよよ!!

紫カプセルの中身はカメノテでした!
超リアルなカメノテのフィギュアがカプセルから出てくる妙よな・・・。
元々の2012年弾では「A」と「B」の2造形ラインナップされており、こちらは当時の「B」にあたる。

カメノテってなんぞやって感じですが、その正体はミョウガガイ科に分類される甲殻類。
カメノテ属はこのカメノテ一属一種が知られているばかりぞよ。
大きさは3〜4センチ、大きくても7センチほどで、
4.5センチ級のこのフィギュアはまさに1/1造形。
見ての通りカメのおててのような奇怪な姿をしており、
岩に固着してこの形態では生涯動く事が無いが、中身はエビやカニと同じ甲殻類なのだ。

甲殻類に共通する幼生の形態をノープリウスと言う。
カメノテやフジツボもやはりこのとても小さいプランクトンであるノープリウスの姿で卵から産まれ、
海中を気ままに漂って、植物プランクトンなどを食しながら成長。
脱皮を繰り返した後、最終的にキプリス幼生へと変態する。
このキプリス幼生の姿では口や消化器官がなくなってしまうぞよ。
この形態はエネルギー摂取をせず、ひたすら海を遊泳してある場所を探す事に特化している。
そのある場所とは、他の同種の仲間達が暮らす岩場である。

カメノテやフジツボの成体はキプリス幼生を呼び寄せるフェロモンを海中に散布しており、
キプリス幼生はこの成分に引き寄せられて同種の群生地に辿り着くと、
その岩礁に付着し、成体の姿へと変態して固着する。
つまり、身体から接着剤の成分を出して岩場にくっつき、それから一生動く事が無くなってしまうぞよ!
成体では再び餌を食うようになり、先っちょから蔓脚と呼ばれる触手を広げてプランクトンを捕食する。
また、カメノテは雌雄同体だが、近くに固着している個体と交尾して卵を産むぞよ。
成体では一か所から動けなくなってしまうので、カメノテは群生する必要があるのだ。

北海道南西部からマレー諸島にまで分布するカメノテ。
見た目には奇怪でグロテスクだが、甲殻類と言う事でやはり良いお出汁が取れる!
汁物にして出汁を楽しむのが基本だが、
鱗片に覆われた石灰質の殻である「腕」部分を剥くと、
中に可食部となる身が入っていて、これを食っても良い。
なんでもスペインではカメノテを「ペルセベス」と呼んで、
シーフードレストランではお馴染みのごちそうになっていると言うぞよ。

や〜、こんな不気味な生き物を食うとは、
おろかなにんげんどもはなんでも食うぞよね〜。
それとも最初から甲殻類だと気づいていたのだろうか?
昔の人の知恵も侮れんぞよ!!

本商品は下部がマグネット仕様になっており、金属にぺたんとくっつけて飾る事が出来ます。
ただし磁力はごく弱く、冷蔵庫に横にして生やす事は難しいので落っことさないように要注意だ!
わたくしは本弾、一回回して気に入り、買い足そうと思って次に探したら既に売り切れていたぞよよよよ・・・。
こんなの誰も回さないと思いきや、やはりみんなリアルな奇怪生物が好きぞよね・・・!!

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・「屋久島産亀の手 250g×4
・「モンコレ メガカメックス

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■いきもん サイエンステクニカラー ドイツ箱マグネットコレクション モルフォ蝶特装版 アキレスモルフォ

株式会社いきもんより、2025年7月発売の一回400円ガチャ!
科学、物理、生物学など知的好奇心をくすぐるラインナップでお馴染み「サイエンステクニカラー」シリーズのうち、
標本箱をモチーフとしたマグネット、
大人気「ドイツ箱」シリーズの第5弾として登場した、モルフォ蝶だけを集めた特集弾ぞよ!

ラインナップは「メネラウスモルフォ」、「ゴダルティモルフォ」、「キプリスモルフォ」、「アキレスモルフォ」
「ポルチスモルフォ」、「ヘレナモルフォ」、「ペレイデスモルフォ」、
「カキカモルフォ」、「エガモルフォ」、「スルコウスキーモルフォ」
の全10種類!
ぜ〜んぶ綺麗なモルフォ蝶なのでなんとなく標本箱マグネットが欲しい人も気軽に回せる入門弾となっているぞよ!

じゃん!
中身はアキレスモルフォでした!
いきもんのガチャはそれぞれの中身にあったリーフレットが封入されているのでコレクション性も高いぞよね!
今弾の蝶の写真は1/1なので図鑑的な面白味もあるぞよ!

中身はシリーズ共通の標本箱・・・
所謂ドイツ箱モチーフのケースに、ダイカットされた紙製のモルフォ蝶シートが入っている仕様。
ちゃんと標本ラベルも再現されており雰囲気抜群ぞよ!

裏面はマグネットなので普段使いも出来ちゃいます。
冷蔵庫に貼りたくなるぞよね〜。

肝心の中身が紙製ぞよか〜・・・と思うなかれ!
偏光メタリック仕様となっており、光を反射してキラキラと輝くのだ!
モルフォ蝶と言えば鱗粉の構造色で青を基調に複雑な偏光を放つ事で知られており、
蝶の中でも一般に好まれる普遍的な美しさである為、その辺の雑貨屋さんとかでも標本が売られていたりするぞよね!
この美しい輝きは色素による発色ではなく、
鱗粉表面を平行に走る隆条の側面に見られる多層膜構造が光を反射して起こる多層膜干渉の輝きであるぞよ。
水平方向に不連続なこの構造は「切れ切れの多層膜」と呼ばれており、モルフォ蝶を含むタテハチョウ科の特徴でもあるぞよ。
モルフォ蝶の翅をアルコールにつけると緑色に変化するが、
乾くとたちまち元の青に戻ると言う実験、おろかなにんげんどももどこかで見た事があるぞよね?
これは液体につける事で光の屈折率が変わり、
構造色の波長が異なって目に届く事で起こる色の変化と言うワケぞよ!

そんな構造色の輝きを、本商品ではメタリック偏光フィルムで再現していると言うワケぞよ!
本商品のモチーフとなっているアキレスモルフォはアマゾン広域で見られる種で、
翅の黒い部分が多い事が特徴ぞよ。
なんでも黒い部分が多いと太陽光を吸収しやすく活動に支障をきたす為、
薄暗い場所を好み、地面近くをひらひらと舞っていると言う。
美しい構造色を纏うアキレスモルフォだが、
その見た目と葉裏腹に成虫は腐った果実や発酵した樹液などを好んで食っている。
しかし、ぱたんと翅を閉じると地味な目玉模様が現れるので、裏表のあるヤツなのだ!

紙製と侮るなかれ、
中身の蝶には実物の標本写真が使われており、
キラキラの偏光と相まってなかなかの存在感ぞよね!

集めて飾ろう、ドイツ箱マグネット!
沢山貼ればキミのお部屋が博物館に早変わりぞよ!

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・「蝶の標本 ディディウスモルフォ
・「大型ドイツ型標本箱(黒)

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■タカラトミーアーツ こむしちゃんのかんづめ パート36 ネプチューンオオカブト

タカラトミーアーツより、2025年7月21日週発売の一回200円ガチャ!
夏の風物詩「こむしちゃんのかんづめ」がこの2025年も登場!
今弾より仕様を一新!
一回200円に値上がりし、全てのフィギュアが新規造形収録されるぞよ!

という事で前年の「パート35」が事前情報では最終弾となっていた「こむしちゃんのかんづめ」、
しかしそこは30年以上の歴史を持つ古株ガチャガチャトイ・・・意地の継続となったようで、
今回から200円に値上がりして新仕様で再出発となったようだ!
ラインナップは大虫ちゃんが「アトラスオオカブト」、「ネプチューンオオカブト」で、それぞれ黒と金で二色ずつ。
小虫ちゃんかんづめは「コクワガタ」が黒虫×銀缶詰、金虫×金缶詰で二種。
シークレットは「カブトムシ」のかんづめで、やはり黒×銀、金×金の二種。
8種が全て新規造形ラインナップとなっているぞよ。

じゃん!
中身はネプチューンオオカブトでした!
っていうか今回この黒いネプチューンオオカブトの大虫ちゃんしか当たらなかったので一個だけ紹介ぞよ・・・!
シリーズ継続は嬉しいが200円でいっぱいダブると結構悲しいぞよよよよ・・・。
今回はおまけでシールが付属。
これを缶詰に貼る事で、大虫ちゃんのラベル缶詰も作る事が出来ると言う仕様になった。
・・・が、肝心の缶詰が貴重で当たらないぞよよーっ!!

ネプチューンオオカブトはあのヘラクレスに次ぐ大きさが出ると言うオオカブト属の二番手ぞよね!
アンデス山脈の熱帯雨林に生息すると言う、
胸角のオレンジブラシがチャームポイントなカッコよくも可愛いヤツぞよ!

前弾までの大虫ちゃんは硬質素材で、やや弾性があり、
指で潰してぴょーんとはじくと脚部のバネ力でジャンプ遊びが出来る仕様だったが、
この2025年最新バージョンでは仕様が一新!
軟質系の所謂普通のフィギュアの感触になり、重量感も増したぞよ。

造形も結構リアル系。
無彩色の昆虫フィギュアとしては特に目新しいポイントも無く、
おまけでシールがついているとは言え、
100均とかで彩色されたフィギュアが100円で売っている事を考えるとややウリに乏しい感も正直あるぞよ。
やっぱり缶詰が当たらないとさ〜。
この物価高では200円でも全部缶詰にはできなかったぞよかしら。

ともあれ貧乏人は米も食えないこの令和に辛うじて踏ん張ってくれたのは嬉しいぞよね!
今年はネプチューンばっか当たってしまったわたくしですが、
恐らく来年も再録&新規ラインナップ投入があると思うので次弾で他の原型も入手したいトコぞよ・・・!!

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・「ハンドタオル 美少女戦士セーラームーン コスチューム(セーラーネプチューン)
・「美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK

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■Qualia 国立科学博物館監修 国立科学博物館スタンドフィギュア トリケラトプス(レイモンド)/秋田犬(ハチ)

株式会社Qualiaより、2025年10月15日発売の一回500円ガチャ!
こちらは国立科学博物館限定アイテムで、
科博のミュージアムショップ前に置いてある自販機筐体でしか買えないレアなガチャぞよ!

ラインナップは全5種類。
「ホモ・フロレシエンシス(ホビット)」、「秋田犬(ハチ)」、「ショクダイオオコンニャク」、
「トリケラトプス(レイモンド)」、「YS-11 量産初号機」となっているぞよ。
このうちショクダイオオコンニャクのみ、筑波実験植物園で単品販売もアリ。
その他4種は科博限定販売となっている。

わたくしの狙いは勿論レイモンド一択だ!
という事でガチャっとトライ・・・!
ガーン・・・おいぬ・・・
ハズレぞよーっ!!

おいぬ族はおきつね族の天敵なのだ!
しかもこいつは犬の中の犬・・・忠犬ハチ公ではないかーっ!!

忠犬ハチ公の二つ名で知られるハチは大正末期から昭和初期を生きたオスの秋田犬。
東京帝国大学教授で農業工学の創始者でもある上野英三郎先生の飼い犬であったぞよ。
この人は大変な愛犬家と知られ、出かける時にはハチを伴って駅まで歩く事もしばしばあったが、
二人の親しい生活はほんの束の間の事であった。
先生はハチを飼い始めた翌年にあたる1925年にお亡くなりになってしまったのだ!
飼い主を失ったハチはしかし、彼の帰りを待ちわびて思い出の地、渋谷駅前にやってくると、
戻らぬ先生が帰る事を来る日も来る日も待ち続けたぞよ・・・。

この健気な姿に心を打たれた新聞社は特集記事を掲載。
ハチは多くの人々に知られる事となり、忠犬ハチ公の愛称を授かって親しまれた。
後の1934年にはハチの忠義を表彰し、渋谷駅前にその銅像が設置される事となり、
除幕式にはハチも参加。
一時は教科書にもハチのエピソードが掲載されるなど大人気に。
後年には国内外で映画も何本か制作されるなど、人気は国内に留まらない。
そんなハチは先生の死後約10年その帰りを待ち続けたと言うが、
銅像の建った翌年1935年に死亡、伝説となった。
渋谷駅前のハチ公像は戦時下に金属類回収の御触れで撤去された事もあったが、
後に二代目が設置、現在に至るまで象徴的なスポットとして残されているぞよ。

そんなハチ公、死んだ後は東京帝国大学で病理解剖後、
東京科学博物館(現国立科学博物館)別館の木工部工作室にて剥製にされているぞよ!
持ち込まれた時のハチ公は薄汚れて半ば腐っていた為、
念入りな洗浄と修復が施され、美しい姿に復元されている。
なんでも制作者である、坂本式動物剥製法を確立させた名職人・坂本喜一氏とその内弟子・本田晋氏は、
ハチの胴体の中にハチ公の記録と剥製制作の詳細をしたためた封筒をこっそり封じ込めたとされている。
ハチ公の剥製は当時の日本の文化背景や技術が詰まった貴重な歴史資料でもあったと言う事ぞよね!
そんなハチ公剥製は国立科学博物館の日本館2階に今でも展示されているぞよ。

本商品はハチ公の剥製をモチーフにした再現フィギュアと言うワケである。
尻尾を丸めたポージングなどなかなかの再現度だ!

「キタンクラブ」で「コップのフチ子」などのヒット商品開発に関わっていたと言う小川勇矢氏率いる株式会社Qualiaは
様々な可愛いガチャ商品を展開する一方、
博物館監修の「スタンドフィギュア」シリーズも展開。
福井県立恐竜博物館限定ガチャも手掛けているぞよ。
本商品はそれらのスタンドフィギュアシリーズに連なる一群と言う事ぞよね!

さて、今尚伝説に残るおいぬ・ハチ公であるが、コイツほんとにそんなに忠義に溢れていたぞよか〜?
実は上野先生はよく渋谷駅前の焼き鳥屋で教え子達と農地整備の議論で盛り上がる事があったらしい。
この時ハチはすっかり忘れられ、お腹を空かせては焼き鳥屋の大将にごはんを貰っていたようなのだ!
つまり、ハチは渋谷駅前に行けばエサが貰えると覚えていたみたいぞよね・・・。
やっぱりコイツ、飼い主が死んで腹が減ったので駅前にごはんを貰いに行っていただけなんだぞよーっ!
忠義の正体見たり・・・ぞよね!!

ちなみにハチ公の孫にあたる秋田犬・鉄は仙台のあるお庭から盗まれた挙句、
すき焼きにされて食われてしまったと言う事です。

どう考えてもマズそうだが、当時は犬食う程食うものがなかったぞよか・・・。
まぁこの令和も米が高くて食えない時代だしな!
全国のおいぬ諸君はおろかなにんげんどもに食われないように気を付けてください。

台座は3点ピンで接続されています。
後ろ脚一本には一応肉球も造形されているぞよ。

そして大本命!
科博展示で最も貴重な恐竜化石、
トリケラトプスのレイモンドもゲットぞよーっ!!

標本番号「NSM PV 20379」、
レイモンドの愛称で知られるトリケラトプス・ホリドゥスは、
世にも稀なるほぼ関節した状態で見つかったトリケラトプスの全身骨格。
このガチャと同月発売の「学研の科学」でも1/48スケール模型がふろくになっており、
レイモンドについての細かい紹介は繰り返しになる為、詳しくはそちらのレビューを参照のことぞ!

実物化石は左半身が風化し、右半身しか残っていない。
科博の恐竜特集サイト「ディノ・ネット デジタル恐竜展示室」では
レイモンドから計測したトリケラトプスの全身骨格3Dモデルがweb展示されており、
こちらは3D上で左半身も再現された完全体が閲覧できるぞよ。

なぜか母岩の裏側にシャドウが吹かれている。
こっち側はどうでも良くないぞよか!?
奇妙な仕様だが丁寧仕上げぞよ。

実物はレプリカで補われている尻尾、
フィギュアではより丸まった造形ぞよ。
また、脚もなんとなく大きめに感じるのは、
パースのついた展示室内の印象を造形に落とし込んでいるのかもしれない。

レイモンドの特徴である分離した外側パーツがフリル上にぽつぽつ乗っている個所などばっちり再現されている。
一方で胴椎下の腱の造形は見られない。
ここは実際の展示では奥まってなかなか見えない箇所なので、
やはりパースのついた見え方を再現しているとも受け取れるぞよね。

掌サイズで登場のガチャ仕様レイモンド!
今回の限定ガチャでは絶対ゲットしたいアタリ枠ぞよ!

学研の科学 恐竜化石発掘キット: 世界とつながるほんもの体験キット(2025年10月)
ふろくの1/48スケールモデルと並べて〜。
なんとこの10月は二つもレイモンドの立体物が出ると言う緊急事態!
一体何が始まろうとしているぞよーっ!!
比べてみると、学研verは恐らくかなり正確な縮尺模型となっており、細かい部分まで特徴が再現されているぞよね!
500円ガチャもサイズ感を鑑みれば負けていないが、ややデフォルメされた造形であると言える。
学研verは真鍋真先生監修と明記されているのも信頼度が高い。
本商品も細かい表記は無いが科博監修と宣伝されているぞよ。

科博の展示物がガチャフィギュアになった!
国立科学博物館内の筐体でしかゲットできない限定ガチャ紹介でした!
わたくしは「大絶滅展」を見物に行った11月にゲットしたが、まだまだ在庫は潤沢のようであったぞよ。
しかし・・・油断するといつ売り切れるか判らないのが限定ガチャの辛いトコ・・・
絶対に欲しいと言うおろかなにんげんどもにおかれましては、
早め早めの行動をオススメするぞよ!


科博限定ガチャは「ぞよちゃんねる」第13回の
「大絶滅展レポ」回でも紹介しているので、こちらも合わせてお楽しみくださいぞよ!


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