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株式会社ウェーブ
1/35 フタバスズキリュウ
学研の科学
恐竜化石発掘キット:
世界とつながる
ほんもの体験キット
ティラノサウルス
ギガノトサウルス
歯化石レプリカ(歯根付き)
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■ティラノサウルス/ギガノトサウルス 歯化石レプリカ(歯根付き)

モササウルス・スピノサウルスの実物歯化石と一緒に【別ページ】で紹介しているぞよ!


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■学研の科学 恐竜化石発掘キット: 世界とつながるほんもの体験キット

2025年10月23日発売 / 4730円(税込)
子供達が夢中になるほんものの科学体験を付録にした「学研の科学」シリーズより、
恐竜学者になりきれる「恐竜化石発掘キット」が遂に登場・・・!
なんとモチーフはあの科博に展示されているトリケラトプスの実物産状化石
「レイモンド」と言うから本格的にも通なアイテムであるぞよ!

丁度この10月は新作ゲーム「Pokemon LEGENDS Z-A」の発売月。
楽天ブックスで買ったら「Z-A」の広告が入っていたぞよ!!

切り離すと栞になる仕様が楽しい広告だ。
この月はゲームもやらなきゃならんし化石も掘らなきゃならんしで忙しかったぞよよ〜!!

「レイモンド」をモチーフとしているだけあって、
国立科学博物館・名誉研究員の真鍋真先生が監修となっておられる。
巷にあふれる化石発掘キットと言えば胡乱ななんちゃって骨格玩具が出てくるテキトーなものばかりだが、
本商品はかなり本格的な珍しいアイテムと言えるだろう・・・!

燦然と輝く国立科学博物館 トリケラトプス化石「レイモンド」の文字・・・!

科博の地下にはトリケラトプスの復元骨格も展示されており、
ティラノと戦っているこっちに一見目が行きがちだが、
実は奥に横たわっているレイモンドの方が実物で貴重な展示なのだ!

ちなみにパッケージの赤い装丁は全て箔押しの豪華な仕様!
キラキラして格好良い!!
これはちびっ子の目に留まる良いデザインですぞよ〜!

パカっと開封!
冊子が二冊と付録箱が入っています。

トリケラトプスのCG絵が表紙の「学研の科学」本誌と、
付録まんが特別編「学研まんがひみつシリーズ『恐竜化石のひみつ』」が入っているぞよ。

本誌の方はレイモンド発掘キットの説明書も兼ねているので、キットで遊ぶ前にこちらに目を通そう!
まんがの方は後でじっくり読むとタメになるぞよ!

本誌はフルカラー58ページでレイモンドがどういう化石なのか解説しながら、
恐竜の二大分類や代表種など基本知識も紹介。
「ジュラシック・ワールド」の映画怪獣から恐竜に興味を持ったちびっ子が、
「恐竜」と言う生き物について一歩踏み込んだ知識を学ぶのに最適な入門本となっているぞよ!
真鍋真先生も実写で登場し我々を楽しませてくれる。
やはり本物の古生物学者ともなると、こうしてにこやかに表に出て来なくてはならんから大変なのだ!
わたくしが面白いと思ったのは、駒場東邦中学校・高等学校地学部が特集されている点ぞよ!
この地学部ではフィールドワークで実際に化石や鉱物の採集を行っており、
その活動が判りやすく紹介されているのだが・・・
おろかなにんげんども、大体恐竜を考古学と勘違いしがち!
恐竜は古生物学で、化石は石なので地質学を修めねばならんが、
普通そんなこと知らんのでちびっ子はどの進路を取ればよいのかさっぱりわからず道を誤るのである。
この本を読めば成程恐竜は地質学か!と学ぶ事が出来るので、
ひょっとしたら未来の恐竜博士の指標となる一冊になるかもしれないぞよね!

付録まんがはモノクロ72ページで化石や発掘に関しての知識が物語形式で面白おかしく解説されている。
これらの本ではイラストやCGビジュアルだけでなく、実物やレプリカ化石の写真が沢山掲載されているのも嬉しいポイントぞよ。
まんが巻末にはこの日本で見つかった恐竜化石もマップで網羅・紹介されており、
夢とロマンの高まる資料集ともなっている。

続いてキットの中身を見ていこう!
本格的な発掘セットとして、オレンジのハンマー、たがね、ブラシが封入。
おまけでアンモナイトも入っているぞよ!

これらのアイテムは化石レリーフを石膏岩盤から掘り出す時に使用する。
ま〜見ての通りの道具であるぞよ。
鋭利な部分は無いので使い終わった後は玩具にして遊んでも良いだろう!

付録のアンモナイトはなんとまさか!
マダガスカル産の実物化石ぞよーっ!!
天然ものなので勿論同じ形は一つとしてない、全てが一品ものなのだ!
本誌ではアンモナイト専門家にしてポケモン化石博物館でもお馴染みの、
相場大佑先生も登場し街中で見つけるアンモナイト化石特集を解説しておられるぞよ。

アンモナイトは約4億年前の古生代デボン紀に登場し、
中生代白亜紀に大繁栄。
6600万年前に恐竜達と共に姿を消すまで太古の海で長く繁栄した頭足類で、
イカやタコと同じグループであるぞよ。
本キットに収録されている化石は白亜紀のものとなる。
化石と言うのは生物の痕跡が長い年月をかけて鉱物となって残ったものであるからして、
宝石のように磨いてしまうと本質が失われ価値が下がってしまうぞよ。
ところがこのアンモナイトは白亜紀の地層からわんさか出て来るのでまず最初から価値がない。
従ってピカピカに磨いたりカットしても勿体なくないと言う訳ぞよ!
本キットのアンモナイトは半分にカットして断面を磨いてある。
こうする事で殻の中の構造がひと目に観察できると言う訳だ!
ご覧の通り渦を巻いた殻の中は気房と言う構造に区切られているのが観察できる。
一つ一つの部屋は気室と言って、中に気体が入っている事で浮力を得る構造なのだ!
アンモナイトは太古の海をゆっくり泳ぎながら、
小エビやカニ、プランクトンなどを食ってのんびり暮らしていたと考えられるぞよ。
そして彼らは、当時の海に生きるより大きな動物達の貴重な食糧ともなっていた。


そして本書籍最大の目玉となる付録がこちら!
化石発掘キットの石膏ブロックだ!
このなかにレイモンドのレリーフが眠っているぞよね!!

ご覧の通りラッピングされています。
石膏を触ると手にべっとり粉がつくので、いざ遊ぶという時に開封するようにしよう!

う〜ん、中身が見えないので一体どのくらいの大きさのものが入っているのか皆目見当もつかん。
こりゃ慎重に掘り出す必要がありそうだ!

付属のハンマーやたがねで石膏を削ってゆくぞ!
ここでひとつ注意せねばならん事は、本誌の16ページあたりでは生のまま発掘しているように見えるが、
正確には水で濡らしながら発掘作業を進める事が推奨されている点であるぞよ。
ま〜別にそのまま削っても良いっちゃ良いのだが、やはり石膏を削ってゆくのは時間がかかる。
それに、粉塵が舞い上がりお部屋の中で作業しては床が真っ白けになってしまうぞよ。
そこで大きなトレイの中で、石膏ブロックを水で濡らしながら発掘する事が推奨されているのだ!
水で濡らす事で石膏がふやふやになり、そのまま削るより楽に作業を進める事が出来るぞよ!

もうわたくしなんか水でひたひたにして発掘しちゃうね!
レイモンドのレリーフはポリストーン製で一般的なフィギュアより繊細で壊れやすい。
ガシガシ削ってうっかり角を折っちゃった!
なんてアクシデントが起こらないように、
念入りに濡らしながら石膏岩盤を取り除いてゆくのがオススメであるぞよ!

ある程度掘り出したら骨の隙間に付着した泥をブラシで落としてゆく。
この石膏、着色してあるので泥のままにしておくと色移りして厄介である。
レリーフを掘り出した後は念入りに泥を落とした後、
水洗いしながら歯ブラシなどでごしごし磨く事をおススメするぞよ!
そして石膏は流しに捨てると確実に詰まって修理代がウン万円になるからして、
バケツに張った水の中で磨き、泥は新聞紙の上にあけてごみ箱にきちんと捨てよう!
ま〜一軒家はどうでも良いけど集合住宅でトイレに捨てたりすると大変な事になるかもしれん。
気を付けるぞよよ!!
また、余った石膏で手作りチョークを作る記事も本誌に組まれている。
こりゃちびっ子には嬉しい遊び心ぞよ!

そして掘り出された化石レリーフがこちら!
国立科学博物館に展示されている世界的に見ても保存状態の良いトリケラトプスの産状化石、
「レイモンド」と愛称がついたものの本格縮小模型だ!
全長6.2メートル、腸骨までの高さ2メートルとされる実物に対し、
本商品は全長12センチ、全高8.5センチの1/48スケールとなっている!

裏面はこんな感じでぺたんと置けるようになっています。
ポリストーン製で重量があるので、立たせて飾る時はスタンドに乗せるなど工夫が必要ぞよ。

世界的に見ても最も保存状態が良いトリケラトプスの全身化石と言われるレイモンド。
横から見るとぺったんこで実は右半身しか残っていない・・・!
恐竜が化石になる条件は、死後速やかに土中や火山灰などに覆われ、保存されなくてはならない。
もし死体が野ざらしになっていたら、それは肉食動物に食い荒らされたり、雨に流されたりして、
骨がばらばらに散らばって何れ分解され消えてしまうからだ。
レイモンドの場合は恐らく死後右半身を下にして倒れ、速やかに土中に埋没したと考えられる。
それが地中で肉が腐り落ち骨だけになり、
長い年月をかけて鉱物と置き換わり化石となって保存された。
そしてまた気も遠くなるような年月をかけて雨や風に削られ、
化石を覆っていた上の地層が露出するとともに、レイモンドの左半身も風化していった。
すっかり右半身になった時、運よくおろかなにんげんどもに発見され、
レイモンドは世にも稀なるトリケラトプスの関節した状態の全身化石として発掘されるに至ったぞよ!
つまり、本商品で表側になっている右半身が、土中では下向きに埋っていたってワケぞよね!

レイモンドは1994年、アメリカ合衆国ノースダコタ州で発見された「トリケラトプス・ホリドゥス」であるぞよ。
発掘された化石は右半身しか残っていない状態だったが、
全身の骨がほぼ揃っており、肉食動物に悪戯されがちな頭部もくっついた状態で
保存状態は世界でもトップクラスとされている。
最も重要な点は、右前肢が関節して見つかった点。
それまでケラトプス科の角竜達はどんな姿勢で歩いていたのか諸説あったが、
このレイモンドの発見によって、
脚が下向きに付き、手の甲を外側に向けて体重を支えていたことが解明されるに至ったぞよ!
トリケラトプス研究において非常に重要な実物化石がこの日本の科博に展示されているとは驚きぞよね!?
更に言えば、この事を解明したのは当時大学院生だった藤原慎一先生であると言うから、
いるところには賢い人がいるもんですぞよ!!

ポリストーン製と言う事で石膏から掘り出している途中に折れるんじゃないかとひやひやしたが・・・
実物を掘り出してみるときちんと配慮されている事が見て取れる。
最も繊細と思われる角などはそれなりに厚みがあり、容易には折れない仕様。
勿論、角や足を発掘する時は要注意と説明書に書かれているので慎重になるに越したことはないぞよ!

レイモンドは過去に海洋堂から「科博所蔵品再現モデル トリケラトプス・ホリッドス」として
ポリストーンフィギュアになった事がある。
このシリーズ、人気がイマイチないくつかはまだ科博のショップで売っているのだが、
レイモンドは終売となっており、わたくしはずっと欲しいな〜と思っていたぞよ・・・
それがまさか!
この2025年になってよりデッカイ1/48サイズで雑誌の付録になるとは思いもよらなかったぞよね!
しかもこの10月には株式会社Qualiaより、「国立科学博物館 スタンドフィギュア」が科博限定で登場しており、
この500円ガチャにもレイモンドがラインナップされていると言うじゃないか〜!!
急に二つも新作フィギュアが出て驚きぞよーっ!!

あの科博で一番大事な収蔵品であるレイモンドが、わたくしのお部屋に縮小模型として並ぶとは・・・
感無量の通なアイテム!
学研・・・毎年こう言うの出してくれぞよーっ!!

トリケラトプスは今のところ二種類が有効であるぞよ。
一つはホリドゥス、もう一つはプロルスス。
過去にはフリルなどの形態の違いで17種くらい命名されていたが、
トリケラトプスの角やフリルは個体差が大きく、また成長段階で様子が変わる事が判り、
現在では二種のみが有効となったのだ。
レイモンドはこのうちホリドゥス、科博の同フロアに展示されている復元骨格レプリカの方はプロルススとなっている。
二つの種を見分ける最も大きなポイントは、鼻先の角であるぞよ。
しかし、レイモンドの場合、鼻先の角は風化して無くなってしまっている。
従って種を断定できないとされる事もあるが、まずホリドゥス説が濃厚って感じみたいぞよね!
ほか、フリルの上部分とクチバシも欠損しているぞよ。

レイモンドの頭骨には三つ穴が開いていて、
先頭が鼻、二番目が目の穴であるぞよ。
三つ目の穴は顎を動かす筋肉が通っていたとされる空間である。
そしてレイモンドの面白い特徴としては、フリルの上に乗っている三角の断片。
これは元々フリルの外側についていたものが、
死後に外れてフリルの上に乗っかった状態で化石に保存されたものであるぞよ。
トリケラトプスの頭骨は複数の骨で構成されているが、成長するに従って癒合してゆくとされている。
つまり骨が分離していたレイモンドは、まだ若い個体であった事が推測できると言う訳だ!

全身の保存状態が極めて良いとされるレイモンドだが、実は尻尾の骨は失われている。
科博の展示についている尻尾はあとからくっつけたレプリカであるぞよ。
本商品では科博の展示に倣い、尻尾がついた状態が再現されている。

肋骨は台座に支えられているので発掘作業で折れない構造。
これは実物もほぼ同様であるぞよ。
胴椎の下に横向きの線が重なる構造が見えるが、
これは背骨を支えていた腱であるぞよ。
トリケラトプスと同じ鳥盤類のハドロサウルス類でも似たように腱が化石に残っている事が多いと言う。
鳥盤類恐竜には装盾類、鳥脚類、周飾頭類が含まれるが、
ハドロサウルスのような鳥脚類とトリケラトプスのような周飾頭類はより近い親戚で、
クチバシやデンタルバッテリーの歯など、共通の特徴を備えているぞよ。

トリケラトプスのレイモンド、綺麗に発掘できたぞよ!
掘り出して楽しい、飾って嬉しい通なアイテム!
科博の監修がついた恐竜骨格模型という事で、珍しくも本格的な一品だ!!

学研からは恐竜の全身復元骨格模型のついた冊子も登場しているぞよ。
科学と学習PRESENTS ティラノサウルス(2021年4月)」と
「科学と学習PRESENTS トリケラトプス(2022年7月)」!

どちらも同じ1/35スケールだ!!
これは通年販売みたいで本屋さんで普通に売ってるぞよ。

色々集まってきたぞ、トリケラ骨格!
バンダイのプラモ「Imaginary Skeleton トリケラトプス(2022年7月)
は1/32の本格的な模型で、骨の繊細さなど群を抜いているが、
どうも肋骨が衝突していたりポージングがやや奇妙な点も見受けられる。
後ろのちっこいのは
いきもん ネイチャーテクニカラー 古生物(2025年7月)」という500円ガチャで最近出たばかりのもの。
小さいながら良く出来たフィギュアぞよ。

トリケラトプスのレイモンドがキミの部屋にやってくる!
誰もが思い描いた夢のアイテムが現実のものとなったぞよ!!

発掘キット、カラー冊子、まんが、そしてアンモナイトの実物化石まで入った充実の一巻!
これはめちゃくちゃ売れる事間違いなし・・・ッ!!
おろかなにんげんどもよ、売り切れる前に本屋さんへ急げぞよーっ!!


恐竜とアニア入門には「ぞよちゃんねる」のジュラパ特集も合わせてお楽しみくださいぞよ!


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・「学研の科学 恐竜化石発掘キット: 世界とつながるほんもの体験キット
・「学研 トリケラトプス1/35骨格模型キット&本物の大きさ特大ポスター
・「学研 ティラノサウルス1/35骨格模型キット&本物の大きさ特大ポスター

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■株式会社ウェーブ  1/35 フタバスズキリュウ

2023年3月発売 / 2640円(税込)
株式会社ウェーブよりひょっこり発売された1/35スケールのフタバスズキリュウプラモ。
この年なぜかプラモ業界は恐竜プラモをこぞって出しており、
ウェーブはその隙間を縫って他に誰も出しそうにない首長竜を出してきた感があるぞよ。
首長竜と言えば以前は古生物界のアイドルだったが、近年はジュラワの影響でモササウルスに取って代わられて久しい。
それが2023年に出来の良いプラモとなってやってきたとは嬉しい驚きぞ!

パッケージアートが非常に格好良いぞよね〜!
背中とお腹の境目が鯨類のようで説得力のある彩色。
周りに魚が泳いでいるのはエサを狙っているのだろう。
ドラマを感じる名画はShu-yu Hsu氏の手によるもの。
キットのポージングを元にしたCGのようだ。


本商品は監修を日本の古生物学者にして首長竜研究の第一人者・佐藤たまき先生が務めておられるぞよ。
即ち、フタバスズキリュウを新属新種の首長竜
「フタバサウルス・スズキイ」として記載した研究チームの一人が監修していると言う事で、
正に本格復元模型なのである!
佐藤たまき先生の首長竜玩具には以前に紹介した株式会社シオニーの「ホベツアラキリュウ ペーパーパズル」もあった。
今回も期待が高まるぞよね!

本商品は接着剤不要のスナップフィットタイプのキットとなっており、かんたん設計であるぞよ。
それだけに奥深く突き詰めればどこまでも深掘りできるキットとなっているが・・・
今回はさくっと組み立ててゆくぞ!!
ランナーからパーツを切り離すのにニッパーとデザインナイフは必須なので用意しておきましょう。

ぱかっと開封!
ランナーと説明書が入っています。

なんと潔い成型色一色!
パーツは殆どもなかちゃんなので組み立てるだけならほんの10分とか20分とかで出来てしまうのだ!

シンプルな台座がおまけに入っているので作ったらすぐに展示できます。
これは嬉しい仕様であるぞよ!

説明書にはフタバスズキリュウの特徴を示したメモが挿入されており、
知識を深めながら楽しく組み立てる事が出来る。
こういう細かい遊びが面白いんですね〜。

接着剤不要でさくっと完成!
首と頭が形状違いで二種ずつ付属し、それぞれ入れ替え可能なので4パターン組み立てる事が出来るのだ!

完成!
1/35フタバスズキリュウ!!
学名「フタバサウルス・スズキイ」は後期白亜紀サントニアン期、
この日本近海に生息していたプレシオサウルス上科エラスモサウルス科の首長竜であるぞよ!
1968年、国内で初めて発見された首長竜であり、
この発見を機に「首長竜」と言う言葉が作られた記念すべき種である!
本商品の原型制作、説明書のイラストや解説は、
株式会社ActoWの代表取締役・徳川広和氏が手掛けられている。
国内外の博物館からも依頼を受けて古生物復元模型を製作するActoW製作と言う事で、
本キットは博物館級に本格的な立体物と言えるだろう!

ちょうどこの間株式会社いきもんから発売された「ネイチャーテクニカラー 古生物」のレビューで
フタバサウルスの事を書いてしまったのでもうここで改めて紹介する事も無かろう!
フタバサウルスは他に「アニア AL-09 クビナガリュウ(フタバサウルス)」や、
アニアのたまご 恐竜コレクション2」でも登場しているのでそちらのレビューも参照のことぞ!

まずは首を前方に向けたスタンダードなポーズ。
遊泳状態とも、水中に浮かんで餌を探しているともとれるポージングぞよね!
こちらには大人しい口閉じ顔を装着してみた。
今回、首の着脱ギミックは活かし、ちっちゃくて着脱が面倒な頭部は固定で作ってゆく事にしたぞよ!

ご覧の通りそのまま作るだけでは合わせ目が出てしまう。
生物模型なのでここはどうにかしたいと思うおろかなにんげんどもが多い事でしょう。
・・・お、おろか〜っ!!
キミ達そんな細かい事を気にしていて、生涯であといくつプラモを作るつもりなんだぞよ!?
作るヤツ全部ちまちま粗を潰していては作っても作り切れん!
きっとおろかなにんげんどもは無限の積みプラに囲まれて死んでゆくんだろう・・・!
わたくしは違う!
細かい所はいちいち気にしない!
プラモは楽しく作ってこそ輝くのだ!
合わせ目を無視する勇気こそが道を切り開くぞよっ!!

首の下に隙間開いちゃってるけど気にしないの。
ま〜ど〜しても気になると言うおろかなにんげんどもは、
流し込み接着剤でむにゅっとするだけでも隙間が埋まって見栄えが良くなるかもしれません。

そしてもう一つのパターンとして、左曲がりの首と口を開けた頭部を組み合わせて製作。
差し替えのピンがややキツめなので、
組み換え遊びを楽しみたい人はちょこっと削っておくとスムーズだろう。

こちらのポージングでは一転動きのある首長竜に大変身!
どっちの首で飾るか迷っちゃうぞよよ〜っ!

そして、見よ、このシルエット!
首を左に巻いたポージングと言えば・・・そう!
科博の日本館に浮かんでいるフタバサウルス全身骨格のポーズじゃないか〜っ!
恐らく本キットを製作する人の多くがこちらのポーズを選択する事でしょう・・・!

全身骨格では口は閉じた姿で復元されているが、
わたくしはなんとなく勿体ないので口を開けた頭を装着しちゃう。
恐らくみんなもそうなんじゃないぞよか?
口開けてると色数も増えて豪華に見えるしさ〜。

首長竜の表皮がどんなであったか詳しい事はよく判っていない。
先に登場した魚竜では鯨類のような滑らかな皮膚を持っていたとされているぞよ。
2025年2月の最新研究では、軟組織の保存状態が極めて良好なプレシオサウルス化石を分析したところ、
尾の皮膚は滑らかでありつつも、ヒレには小さな鱗が存在していたことが分かったと言う。
この鱗状の皮膚はどうやら亀の甲羅やモササウルス類の鱗に似ており、
水中で自在に泳ぐ為に有利だったと考えられるぞよ。
本商品では全体にざらざらとしたディテールの表皮が表現されている。

このままフタバサウルス像として飾っても良いが、やはり単色ではちょっと味気ない・・・!
ここは彩色で生体模型に復元してあげようではないか!!

と言う事で余っていたアクリジョンでぬりぬりしてゆくぞ!
アクリジョンは水性塗料なので嫌な匂いがせず
窓を閉め切ったお部屋の中で遊んでも平気、便利な塗料なのだ!
水で薄める事が出来るのもポイントだが、これはやや扱いが難しく、
水を加えすぎると表面張力でプラから弾かれてしまうと言う難点もある。
しかし今回は、この表面張力を利用してムラを作れば生物表現に有利なのではないか?
と期待して薄め液は用いず水だけで塗ってみる事にしたぞよ。
ともかくこう言うのは失敗を恐れずなんでもやってみるのが大事なのだ!
特に古生物の色には正解が無いから、題材としては気楽に楽しめるのも良いぞよね!

そうして出来上がったのがこちら!
じゃーん!
色鮮やかに蘇ったフタバサウルスぞよーっ!!

現生の海の大きな生き物と言えば鯨類がある。
クジラやイルカはひと目にはグレーや黒、あるいは白にはっきりと見えるからして、
本キットも単色でぱっきり塗る方が生物としての説得力はあるかもしれないが、
それではつまらないので、
今回はチャールズ・R・ナイトやズデニェク・ブリアンのパレオアートのような世界観をイメージしてみたぞよ!

しかしやはり鯨類やジンベエザメのような海の巨大生物のイメージは残したかったので、
背中は暗い色、お腹は明るい色のカウンターシェーディングとした。
これは太陽光と空間に紛れる為の迷彩の仕組みで、
海の生き物だけでなく、鳥や昆虫、多くの動物に見られるカラーリングぞよ。
恐らく首長竜も背中側は暗い色、お腹側は明るい色をしていたに違いないのだ!

緑の下地にピンクや黄色で濃淡をつけてあるのがポイントぞよ!
そんなお腹にはぶち模様もつけちゃいました。
ミナミハンドウイルカやマダライルカはお腹や背中に斑紋があるのでそう言うイメージ。
しかしあんまり細かいとちょっとリアルすぎる気がしたので大きめにしたぞよ。

背中の斑紋もデフォルメ的でキュートな仕上がりとなった!
素組では目立った合わせ目も塗料が良い感じに入り込んで目立たなくなったぞよね!
狙い通りぞよ!!

短い尻尾もチャーミングだね。

今回は全体を筆塗り仕上げ。
細かい模様を描くのに竹串もあると便利ぞよ。

気に入った色で何度もぺたぺたして濃淡をつけてゆくのがポイントぞよね!
プラモ彩色に正解は無い!
偶然の結果も大事にするぞよよ!!

なかなかイイ感じに仕上がったぞよ!!

にょきっ!
本キットにはもう一本首がついてくるのでこちらも忘れずに色を塗ろう!!

差し替えて大人しいモードのフタバサウルスも完成だ!!

う〜ん、わたくしはこのキットを見た時絶対科博ポーズを選ぼうと思っていたのだが・・・
なかなかどうしてこっちの首も可愛いではないか〜っ!

こっちの首はおめめをきゅるんきゅるんにして可愛い感じで仕上げました。
塗装する時は首の分割線が塗料で固着してしまわないように、
軸を奥まで差し込まず、ちょっと浮かせた状態で塗りながら色合わせしてゆくと良いぞよ!

完成したキットは23センチ程となる。
手乗りの可愛いフタバサウルスぞよ!

台座が入っているのでそのまま展示しても良いし、
何かジオラマ風に改造しても楽しい。
シンプルで奥行きのあるキットぞよね!

自分で色を塗れば愛着もひとしお!
世界に一つだけのフタバサウルス1/35本格模型が完成した!!

飾りつければお部屋が博物館ぞよ!
古生物プラモとしては、タミヤから発売されている恐竜プラモや、
エクスプラスから新発売された「ジュラシック・パーク」プラモシリーズなども1/35スケールで展開されているぞよ。
この写真だと「博物モデリング倶楽部」のアーケロンやマチカネワニは1/35でぴったりだ。
バンダイの「イマジナリースケルトン」は1/32なので微妙に合わないが、
ま〜生き物なのでその辺はちょこっと違っても気にならないでしょう!

作って楽しい、塗って楽しい古生物プラモ!
フタバスズキリュウの本格立体物としても珍しいキットでした!
キミのイマジネーションで自由に仕上げて、自分だけの首長竜を作り出せっ!!

おまけ。
せっかくもう一本の首も塗ったので瓶詰にして飾ってみたぞよ。

世にも奇妙な首長竜の首だけの標本だ!

瓶は百均で売ってた100円瓶。
百均なんでも売ってるじゃん・・・!

本キットと首長竜については「ぞよちゃんねる」でも特集しているぞよ!


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・「ウェーブ 1/35 フタバスズキリュウ 全長約23cm
・「エクスプラス ジュラシック・パーク ティラノサウルス・レックス 1/35スケール

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