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■ポケットモンスター 組立可動!コライドン・ミライドン
バンダイより、2024年9月第3週登場の一回800円ガチャ。
コライドン・ミライドンのバイクモードが遂に本格フィギュア化ぞよ・・・!
こちらは2024年8月より新たに導入されたバンダイのガシャポン新筐体に対応する目玉商品として登場したポケモンガチャフィギュアぞよ。
従来のプレミアムガシャポン筐体では最大79mmカプセルまでしか排出出来なかったものが、
この新筐体ではガシャポン史上最大となる90mmカプセルが排出できるようになったのだ!
第一弾の目玉としては「いきもの大図鑑アドバンス ゾウカブトとヘラクレスオオカブト」などが登場、
9月登場の本商品は第二弾となっているぞよ。
性質上、本商品は従来のガシャ筐体では販売が出来ない。
従って販路は柔軟に新筐体を導入できる大きな店舗に限られており、探すのがやや大変ぞよ。
公式ページでは販売場所を検索できますが、販売はここで出てくる店舗に限られたものでは実はないので、
最寄りの大きなジャスコ(※イオングループのこと)などに新筐体を探しに行ってみよう!!
それでは全2種中まずは「コライドン」を紹介するぞよ!
大型カプセルの中にはパーツが袋入りで入っています。
全て彩色済みで、開けてすぐ遊べる仕様だが、
パーツの合いはやや緩めなので木工ボンドなどで軽く接着しておくと遊びやすいぞよ。
「コライドン(しっそうけいたい)」
ゲーム「ポケットモンスター スカーレット」で出会う事になる伝説のポケモン・コライドンのライドフォルムがこちらの姿ぞよ!
この作品の肝は、主人公と伝説ポケモンが出会う所から物語が始まる事にある!
つまり、最初から伝説ポケモンが仲間にいると言う導入なのである!
しかし、コライドンは過去の縄張り争いで戦いがトラウマになっており、戦闘形態に変身する事が出来なくなってしまっているのだ。
伝説ポケモンにしてなんと情けないヤツ・・・!
と虐めるなかれ、コライドンはバイクの如き「しっそうけいたい」に変身する事も出来、主人公の愛車として働いてくれる健気なポケモンなのである。
主人公はコライドンを乗り回し、パルデア地方の広大な自然を駆け抜ける事となるのだ!!
他にもコライドンは水辺では「ゆうえいけいたい」、空では「かっくうけいたい」へと変形し冒険を助けてくれるぞよ。
2016年のゲーム「ポケットモンスター サン/ムーン」では物語の鍵を握るお嬢様・リーリエちゃんの可愛がっているほしぐもちゃんが、
実は伝説のポケモンの幼体であり、冒険の終盤では立派な伝説ポケモンに進化して主人公達を異世界へ導く役割を果たした。
物語の中で守るべき存在だったほしぐもちゃんが、逞しい伝説ポケモンとなって最後は一緒に戦ってくれる。
これ程熱く、また嬉しい展開は他にない・・・!
2022年の「スカーレット/バイオレット」でも伝説ポケモンが身近にいると言う展開が踏襲されており、
今度は愛車としてより密接に関わるが為に、愛着・感情移入もひとしお。
それがやはり、最後には奮起してトラウマを乗り越え、共に戦ってくれる喜び・・・!
こういう事が物語の中で描かれていたワケぞよね。
このしっそうけいたいのコライドンは、プレイヤーが最も長く見る事になるコライドンのデフォ形態と言っても良いものぞよ。
しかし、不思議な事にこれまでフィギュア化される事が一切なかった・・・!
2024年にようやく登場した本商品は、正に待望の立体化なのである・・・!!
コライドンは実はテラパゴスの力を利用して作られたタイムマシンによって、
遥か過去の時代から呼び出されたモトトカゲのすがたであるぞよ。
コライドンがポケモン的にしんかしてモトトカゲになるのではなく、
生物学的に進化を重ね、環境に適応して姿を変えたものがモトトカゲなのだ。
コライドンはモトトカゲの太古のすがた、モトトカゲは現代のすがた、そして未来のすがたがミライドン・・・こう言う関係にあるのだ!
劇中ではコライドンもミライドンもそれぞれ二体登場し、元の時代には複数生息する事が判っている。
普通種って事はなさそうだが、元の時代ではちょっと珍しい強いポケモンくらいの存在なのかもしれないぞよ。
コライドンのしっそうけいたいはバイクの様な姿を取るが、実はタイヤはダミー。
喉袋を膨らませ、尻尾を丸めてタイヤのように変形させているのである。
走る時はその名の通り四肢で大地を蹴り疾走するのだ!
造形は概ね設定通りだが、気持ち頭が大きめでちょっとデフォルメ感もある印象。
羽毛の差し色の紫は、設定だとグラデーションになっているが、本商品ではぱきっと色分けされており、
頭部のトサカはパーツ分割箇所で色分けとなっているなど、カプセルに収める工夫が見られるぞよ。
にくきゅう確認・・・!!
「組立可動」の名の通り、四肢がロール可動して表情をつける事が可能!
劇中のダバダバ走りを再現しよう・・・!!
頼もしい相棒が遂にフィギュアになった・・・!
こんなの絶対みんな欲しいアイテムぞよね・・・!?
それなのにまだ限られた場所にしかないガチャ筐体での販売とは・・・お、おいーっ!!
バンダイ・・・!
やってくれたな・・・ッ!!
ちなみに本商品の登場によってインターネットのあちこちから
「こんなでっかい玩具がガチャから出てくるなんて!」とか、
「800円もするガチャなんて見た事ない!!」とかいう声が聞かれたが・・・
お、おろかなにんげんども・・・
お前達・・・「いきもの大図鑑」を知らんのか!?
800円とか最早高額ガチャ界では普通の設定・・・なんなら安く感じてしまうほどである・・・・。
わたくし、完全に洗脳されつつあるぞよーっ!!
続いてこちらは「ミライドン」
やはり袋入りで組み立て式ぞよ。
コライドンがムクPVCフィギュアでずっしりなのに対し、こっちのミライドンは硬質プラで軽め。
ラインナップはこれら全2種となっている。
組み立てると「ミライドン(ドライブモード)」が完成!!
こちらもはやり初の本格フィギュア化となっている!!
ある日主人公が浜辺で見つけた傷ついた不思議なポケモン・・・それがこのミライドンであった!
ミライドンは現代に存在するはずのない遥か超未来の機械ポケモンであり、
やはりタイムマシンで呼び出されたモトトカゲのパラドックス種である。
ゲーム「ポケットモンスター バイオレット」においてはタイムマシンの接続先が過去ではなく未来に置き換わっており、
コライドンのポジションをこちらのミライドンが演じるワケぞよね!
それにしても、あらゆるポケモンが機械化しなければ生き残れない超未来とはどんな凄惨な時代なのだろう・・・。
考えるだに恐ろしいぞよーっ!!
ミライドンもまた、主人公の愛車として冒険で最も活躍するパートナーぞよ!
「ドライブモード」としてバイクに変形する他、水辺では「フロートモード」、飛行時には「グライドモード」となって様々な地形を走破する。
コライドンと比べると機械然としてスマートな印象で、実際乗り心地もミライドンの方が断然に上ぞよ。
わたくしは「バイオレット」版を遊んだのでミライドンの方に愛着があるぞよね〜。
ミライドンの場合も喉袋と尻尾がタイヤに変形しているのだが、こちらはまさに「変形」であり完全にバイクの機能を備えている。
つまり、タイヤが回転するぞよ。
元デザインではタイヤはボディで挟み込んでおり、車軸が存在せず宙に浮いて見えるが、
本商品ではクリアパーツに彩色を施す事でこのデザインを再現しながら回転を実現しているぞよ。
タイヤの発光部分、腿裏のバーニア内など設定通りに彩色されており豪華な仕上がりだ。
コライドンと違って自立しないのでクリア成型のスタンドパーツが付属する。
本商品が初の一般販売フィギュアとなるミライドンだが、
なんと「トヨタミライドンプロジェクト」として実際に変形(換装)可能な1/1実車ミライドンが製作されているぞよ。
こちらはイベントなどでお披露目されて、ちびっ子は背中に乗って遊ぶ事も出来たのは羨ましいもんだ!
スタンドはもちろん着脱可ぞよ。
頭部のアンテナは軟質素材で、開封時はふにゃっと曲がってしまっているので、
ドライヤーなどの熱で矯正すると格好良く組み上がる。
後輪は組み済みだが前輪は組み立て式。
もう一つ注意する事には、ホイールの発光部分には向きがあると言う事だ。
Vの字のマークを後輪と揃えないと格好悪い仕上がりになっちゃうので要注意ぞ!
前述の通り車軸があるのでタイヤは回転し、転がし走行が可能となっているぞよ。
パルデア地方を駆け抜ける愛車・ミライドンのドライブモードが遂に立体化・・・!!
まさか2024年になるまで一切フィギュアにならんとは思わなかった・・・
タカトミ―っ!!
今からでもトミカとかで出せんかーっ!?
設定では肩や腿のラインにも水色の主線があって中に光の玉が浮かぶ発光部分だけど、
本商品では紫一色で再現。
とは言え800円のガチャフィギュアの仕上がりとしてはかなり本格的で満足のいくものとなっているぞよ・・・!!
コライドンは我らがモンコレシリーズでも「ML-29 コライドン」として
戦闘モードの「かんぜんけいたい」の姿が通年販売されており、こちらが玩具としては決定版的である。
本商品は全長10センチ程度で、頭部の比率ではモンコレより大きめスケールの感触ぞよ。
並べてみると・・・「組立可動」の方が彩色箇所が少なめぞよね?
トサカは閉じてボリュームが減ってるし、タイヤもギザギザのはみ出しが萎んで塗りやすくなってる。
戦闘形態では瞳の色が複雑だが、しっそうけいたいではややシンプルな設定。
四肢の水かきも簡略化された。
これは玩具の都合じゃなくて、キャラデザからしてバイク形態ではシンプル化しているのである。
コライドン・ミライドンのデザインは見るからに玩具向きでなく、コストが高そうぞよ。
デザイナーはひょっとしたら、玩具にするならバイクの方でしょ!と考えてややシンプルな形態として設定したのかもしれない。
それが不思議と戦闘形態ばかり玩具になって、バイクの方はちっとも立体化されんとはね!
ミライドンは「ML-30 ミライドン」として戦闘形態の「コンプリートモード」がモンコレ化されており、やはり通年販売中。
更に2024年10月にはテラスタルバージョンも発売予定で立体物が充実している。
本商品とモンコレを比べてみると、やはりシンプル化しておりスマートな印象だ。
玩具にするならバイクの方が簡単で遊びの幅も広そうだが、こちらも本商品が初の本格立体化となった。
また、コライドンには不完全形態の「せいげんけいたい」が、ミライドンには「リミテッドモード」が設定されているが、
何れもフィギュア化した事がないぞよ。
二体はMSサイズの小モンコレとしても立体化されている。
こちらは「ポケトルゼ」のおまけに付属したものでややレアぞよ。
コライドン・ミライドンは他にもバンダイからは「ポケモンキッズ」や「ポケモンスケールワールド」でフィギュア化されている他、
コトブキヤからはポケセン受注の限定フィギュアとして約3万円の豪華オリジナルフィギュアも発売されるなど意外と立体物豊富。
しかしいずれもバトルフォルムの「かんぜんけいたい」、「コンプリートモード」であり、バイク形態の立体物は本商品のみとなる。
と言う事でゲーム発売から2年たってようやく登場した待望のバイク形態フィギュアなのです!
どちらも全長10センチ程度でフィギュアを乗せるにはやや小さめだが・・・
「ポケモンスケールワールド」のパルデア編と並べるとこのくらいの大きさ。
スケールは合わないが、ま、雰囲気を楽しむ分には良いだろう!
ポケモンの乗り物再現と言えば「プチフィギュアコレクション Pokemon World Market(2019)」でカントー地方のじてんしゃが立体化している。
初代では自転車を乗り回していたものが、最新作ではポケモンバイクで、物語にも大きく関わるとは思わなかったぞよね!!
わちゃわちゃ集めて遊ぼうポケモンフィギュア。
パルデア地方の冒険が卓上に蘇る・・・!
愛車として苦楽を共にしたパートナーが、最終決戦で覚醒する・・・
「SV」のストーリーってまさにゲームならではの体験って感じで良く出来ていたぞよね!!
小さめ可動フィギュアなら乗せられそうなサイズ感。
ややハンドルなど特殊な形態だが、
最近は小サイズの可動素体とかもあるのでぴったりのモノも探せばあるかもね。
ずさーっ!!
AKIRAのヤツ。
実は「AKIRA」はまんがしか読んだ事のないわたくしです。
バンダイが投入したデカ玉新筐体の目玉として登場したバイクモードのコライドン・ミライドンでした!
この形態は本商品が初の立体化の上、販売方法も新たな形式と言う事もあり、
ガチャの歴史的にも重要アイテムの感があるぞよ・・・!
他社ではガチャのコンプ予約・通販なども黙認されていますが、
バンダイは厳しく本商品は筐体か闇市(フリマアプリ)でしか手に入らんのが悩ましいトコロ・・・
愛車を手に入れたいおろかなにんげんどもよ・・・ガチャ広場へ急げッ!!
ぞよちゃんはミライドン派!?
「ばらむツ」は「ポケモンSV」を(勝手に)応援しています!!
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・「モンコレ かくとうテラスタルコライドン」
・「モンコレ でんきテラスタルミライドン」
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■ポケモン ニャオハいっぱいコレクション
タカラトミーアーツより、2024年5月発売の一回300円ガチャ。
ポケモンゲームの舞台となる地方や種にフォーカスした大人気ガチャシリーズ
「いっぱいコレクション」の最新作として、ニャオハ特集が新登場!
ネコちゃん好きにはたまらない弾となっているぞよ。
ラインナップ全4種ぜ〜んぶニャオハっ!!
つんつん、ねむたい、ごしごし、びっくりと
ニャオハの日常を切り取ったかのポーズフィギュアとなっている。
ジェネリックモンコレ的ポケモンフィギュアがほんの300円で手に入ると言う事で、
マニアからも特に注目されているポケモンガチャ「いっぱいコレクション」
その最新弾となる「ニャオハ」を早速見てゆくぞ・・・っ!
こちらはラインナップ中「つんつん」と「ねむたい」である・・・っ!!
おーっ!
なんと300円とは思えぬ本格フィギュアよ!
これがこのご時世に300円とは太っ腹だっ!!
ニャオハとはご存知パルデア地方を旅するポケモントレーナーへ最初に贈られる三匹のポケモンのうち一体で、
最新ゲーム「スカーレット/バイオレット」で登場したばかりのくさねこポケモンぞよ。
2023年より始まったアニポケ「リコロイ編」においてはリコがパートナーとして連れており、
第一話から登場する実質主人公格のポケモンとなる。
リコのニャオハは2024年3月29日放送の第45話でニャローテへと進化を遂げた為、
本商品はアニメで見られなくなったニャオハの姿が
ちょっと懐かしく思えてきたタイミングでの発売となったぞよ!
毎週出ずっぱりだったニャオハが見られなくなり、
丁度飢餓感が出てきた所でこんな特集弾を出すとは・・・
タカトミアーツ・・・策士なり・・・ッ!!
このように同じモチーフばかり偏執的に集めるのはビギナーのする事ぞ。
わたくしのような長年の収集家ともなると、同じキャラばっか持ってても仕方がないので、
人気キャラからマイナーどころまで幅広く収集したくなるものである。
しかし・・・ッ!
時にはいい!
時には可愛いニャオハだけ集めたガチャガチャがあってもそれはそれで嬉しい!!
なんなら2月に出たばかりの前弾「パルデアいっぱいコレクション」にもニャオハが入っていたので
またかよって感はあるが仕方がない。
それだけニャオハは大人気で、みんなが欲しがるポケモンと言う事ぞ!!
気まぐれで気分屋かと思えば、嫉妬深く甘えん坊な表情も見せるニャオハ。
このうえネコちゃんモチーフとなればまさに死角無しである!!
アニメの活躍からしても、今最も人気のあるポケモンの一つに違いないぞよ。
最初に貰えるパートナーポケモン、所謂御三家のうち、
これ程までに人気を集めるのはアローラ地方のモクロー以来と言える。
やはりモクローもフィギュアが抜きんでて多く出た御三家ポケモンであった。
つんつんはボール遊び、ねむたいは欠伸のシーンを切り取ったフィギュア化。
動きのあるポージングが実に愛らしいぞよね!
設定にも忠実なうえ彩色も美しく、
アニメから抜け出てきたかの再現度は毎度期待を裏切らない完成度だ!
タカトミ系列のポケモンフィギュアはほんとハズレなしで巧いですよ〜。
概ね全高4cmサイズでの立体化。
比較は後述とするが、モンコレより一回り小さいサイズぞよね。
ピンクにくきゅう・・・確認ッ!!
のび〜んとした寝そべりポーズがなんとも言えぬ愛らしさぞよ。
続いての2種。
「ごしごし」と「びっくり」だ!
どちらも正面から見て肉球がチラ見えするのがツボをついているポージングぞ!
ごしごしなどはまずスタンダードな猫仕草であるが、
びっくり表情とは珍しい立体化かついかにもねこポケモンと言った趣もあり嬉しいチョイス。
猫は驚くとぴたっと固まって動かなくなる習性を持つと言うぞよね。
危険を察知した時には硬直し、息を潜めて敵の目から逃れるのだと言うが、
現代においては車にびっくりして硬直し、そのままぺちゃんこになってしまう猫ちゃんも多くいるから哀れなものです。
ニャオハもくさねこポケモンなので同様の習性を持っていてもおかしくない。
びっくりしたままこんなポーズで固まっているニャオハ、想像だにいじらしいぞよ。
本商品全4種は勿論全て新規造形、流用無しとなっている。
一匹のニャオハのシーン別と考えても良いし、別個体と捉えてわちゃわちゃ並べても楽しい。
それぞれのポーズを個体ごとの性格と解釈するのも面白いぞよね!
パルデア地方には多くのニャオハが住まい、ひとつひとつ別の個性を持っている、
これが「ポケモン」の面白いところでもあるぞよ!
丸みを帯びたおみみ、しっぽ、短い手足は動くだけで肉球が覗き、
デフォルメされた跳ね毛やおひげに至るまで、どこをとっても可愛らしく計算され尽くしたキャラデザぞ。
ニャオハは人気者になるべくして生まれてきた万人受けするねこポケモンと言えるだろう・・・!
おみみやしっぽも微妙に角度がついているのが芸コマですね。
お顔ははっきりモールドが彫られていて情報量が多く見栄えがするぞよ。
四通りのニャオハ、一個摘むだけでも満足度が高いが、
その魔性に魅入られうっかりコンプまで回してしまったおろかなにんげんどもも多い事でしょう・・・!
トップ。
ボトム。
にくきゅうの暴力だーっ!!
あっちもニャオハ、こっちもニャオハ。
特に熱心に集めている訳ではないが、ちょいちょいラインナップされるのでいつの間にかこんなに増えていた。
「モンコレ」では単品パケ、「モンコレボックス」、「ポケデルゼ」、と3種。
前述の「パルデアいっぱいコレクション」に加えて、
本商品も合わせれば様々なシーンのニャオハが手に入るぞよ!
左から「モンコレ」、「パルデアいっぱいコレクション」、「本商品」となる。
本商品はモンコレより一回り小さめ、パルデアいっぱいコレクションと比べるとポーズの都合全高はほぼ同じだが、
全体としては一回り大きめとなる中間サイズと言った趣だ。
やや幅があるものの、モンコレシリーズ他と組み合わせても遊べるサイズ感と言えるだろう!
ここはニャオハの楽園か!?
アニメリコロイ編第2部「テラパゴスのかがやき」第40話「さよなら、ニャオハ?」にも
ニャオハがいっぱい住んでるブリーダーのお屋敷が出てきたぞよね!
プレイセット・ブレイブアサギ号とも相性抜群だ!
モンコレと組み合わせてアニメの冒険を再現しよう!!
今回わたくしが特に気に入ったのはこちらの「ねむたい」ニャオハである!
ブレイブアサギ号にはベッドが2つあるので乗っけるだけドラマが生まれるぞよ。
キャップから提案された作戦におめめぱっちり、おくちあんぐりなニャオハであったが・・・、
すん・・・。
ありゃりゃ。
会議が終わるなりもう我関せずぞよ。
船室で寛ぎのひと時。
本弾は他のポケモンフィギュアと組み合わせる事で真価を発揮するのだ!!
わたくしは気が付いた。
この「ねむたい」・・・横にして置いても可愛いと言う事に・・・!
様々なシーンで使え、組み合わせ遊びが捗るフィギュアである。
本家タカトミのモンコレではニャオハ進化系が網羅済み。
本商品はタカラトミーアーツが放つジェネリックモンコレ的フィギュアで、
300円ガチャにしてクオリティは遜色ないと言う注目シリーズなのだ。
いつかアニメでリコのニャオハが最終進化したら、この玩具を見てニャオハ時代を懐かしむ時がくるのであろう・・・!
きまぐれ表情がおろかなにんげんどもを狂わせる・・・!
ラインナップまるごとニャオハ!
「ニャオハいっぱいコレクション」でした!
全人類、100円玉を握り締め、ガチャガチャ広場へいそげっ!!
「SV」発売からはや2年・・・最早何もかも懐かしい・・・!
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・「ポケモン キミにきめた! ぬいぐるみ ニャオハ」
・「モンコレ ポケデルゼ ニャオハ」
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■ポケモン パルデアいっぱいコレクション
タカラトミーアーツより、2024年2月発売の一回300円ガチャ。
ポケモン世界の様々な視点をフォーカスする「いっぱいコレクション」の中でも、地方特集弾の最新作ぞよね!
前弾の「ヒスイいっぱいコレクション」に続き立体化の珍しいポケモン達が本家タカトミの「モンコレ」に匹敵するクオリティで収録されながらも、
お値段ちびっ子価格の300円・・・ッ!!
このご時世に据え置きぞよーっ!!
ラインナップはパルデア地方を特集し、
「ピカチュウ」、「ニャオハ」、「ワッカネズミ」、「ナミイルカ」、「デカヌチャン」の全5種。
サイズは3〜7.5センチとかなりボリューム感のあるガチャになっている。
ポケモン最新ゲーム「スカーレット/バイオレット」発売から約1年がたち、フィギュアも少しずつ充実してきたが、
本弾は特に人気のあるパルデアポケモンを初の本格フィギュアとして収録しており注目ぞ!
それでは中身を見ていきましょう!
まずは「ニャオハ」と「ピカチュウ」ぞよ。
この2体はラインナップ中だと小さめなので合わせて紹介しよう。
くさねこポケモンのニャオハはパルデア地方に旅立つポケモントレーナーが最初に貰える始まりの三匹のうちの一つ。
気まぐれで甘えん坊、嫉妬深い性格をする一方、前脚をふみふみすれば甘い香りを放ち、人々に安らぎを与えると言う。
植物に近い成分の体毛は日光を吸収し栄養とする事ができ、猫と植物の性質を併せ持つポケモンなのだ。
そしてピカチュウはご存知大人気のシリーズ看板ポケモンぞよね!
パルデア地方ではボウルタウン東の木陰に住まい、あまり見かける事がない珍しいポケモンとして生息している。
ほっぺの電気袋に電気を溜め、攻撃やコミュニケーションに使うとは、
アニメなどで散々描かれたので最早説明不要でしょう!
ニャオハは一歩踏み出したポーズ、ピカチュウは可愛く手を上げた挨拶ポーズで立体化されている。
どちらもモンコレより一回り小さめのサイズ感だが、細部まで設定通りの造形&彩色で300円とは思えぬ細やかさぞ。
この2体は立体化の機会が多く、「いっぱいコレクション」ラインナップとしては物珍しさがない。
やはり年1あるかないかの地方フォーカスいっぱいコレクションではこれまで立体化の乏しいポケモンのラインナップを期待してしまうものである。
特にニャオハは、続く2024年5月に「ニャオハいっぱいコレクション」として、全ラインナップニャオハ弾が発売する事が決まっている!
それなら本弾は1枠譲ってくれてもよかったのでは・・・と思わないでもないが、
2022年9月の「ヒスイいっぱいコレクション」も立体化済みポケモン2体+珍しいポケモン3体の封入だった事を思えば、
2枠安牌というのはマニアックになり過ぎず都合が良いのかもしれないぞよ。
お値段据え置きの300円に加えて、今弾非常に豪華な内容を含む!
すると他シリーズでもラインナップの多いピカチュウとニャオハは成型色や塗料が安く済むという都合もあるのかもしれない・・・。
ともかくこの2体は数合わせっぽいが出来は良く、
ハズレ感無くみんなが欲しいアイテムに仕上がっている事は嬉しいポイントぞよ。
にくきゅうもきちんと塗られていますよ。
これが300円とは嬉しいじゃないか〜。
続いてこちらは「ワッカネズミ」!
「SV」で新たに登場したパルデア地方のポケモンで、
とても愛らしい姿で人気があり、ぬいぐるみをはじめグッズも既に多く発売されているが、
ワッカネズミ名で本格フィギュア化するのは初めてぞよ。
ワッカネズミはチョッキを着たネズミとズボンをはいたネズミがいつも二匹一組で行動し、
このグループで一体と数える不思議なポケモンぞよ。
巣の材料になりそうなものを見つけると前歯で切り出して協力し運び去り、
エサを見つければ仲良く半分こして食べるなど、二匹のネズミは固い絆で結ばれていると言う・・・。
ワッカネズミには大きな特徴があり、
ボールに入れて可愛がっていると、いつのまにか子ネズミが増えている事がある・・・これをして「進化」と呼ぶのである!
家族構成が「3びきかぞく」、あるいは「4ひきかぞく」に増えたワッカネズミの事を「イッカネズミ」と呼ぶぞよ。
ワッカネズミとイッカネズミの親は姿が変わらず、ただ子ネズミが増えるだけ・・・。
イッカネズミは既に本家モンコレで発売されているので、ある意味ワッカネズミの本格立体物はこれが二個目とも言えるのだ。
モンコレの親ネズミはそれぞれ分離可能でしたが、本商品は耳でくっついて1パーツ化されているのでばらして遊ぶ事は出来ません。
ポージングは公式絵でお馴染みの挨拶ポーズだが、細かな尻尾などは破損防止の為かややアレンジされている。
シンプルデザインですが、爪やお耳のラインなど細かくプリント。
さらにズボンネズミはくるんとした尻尾もプリントで再現されていて丁寧ぞよ。
こんなとこ省略しても誰も気づかないのに・・・まさに職人芸だ!
ワッカネズミはパルデア地方の街の周囲に住まうが、警戒心が高いのか見かける機械は少なくプチレアな存在ぞ。
更にとても小さなポケモンなので、草むらを歩いていても気づかず見落としがち。
時にはバイクでプチっとひいて気づく事すらある・・・!
ポケモンSVは従来のポケモンと異なり、フィールドがオープンワールド仕様となっているのに加えて、
ポケモン達がリアルスケールでマップに登場するようになった。
ゲーマーはこれを歓迎したようだが、わたくしはあまり好みでないと言うのが正直なところぞよ・・・。
可愛いポケモン達が豆粒のように表示されるので、姿をじっくり見られない、これが物足りない!
加えてカメラの挙動が破綻しており、トレーナー戦が始まるとガクッと変な動きをする・・・これがDLCを重ねても治らなかった・・・。
普通、ゲームやアニメでカメラがカクつくと言うのは最も避けたいミスなのだ。
こんな初歩的な事がポケモンと言う大プロジェクトで出来ていない、これがわたくしには解せない・・・!
本来であれば、フィールドからバトルへシームレスに移行し、途切れることなく続く世界を見せる事が「SV」のウリであったはずだ。
カメラの挙動ひとつとっても、「SV」はオープンワールドポケモンの完成に失敗していると言って良いのである。
近年ポケモンゲームは毎年のように出るようになって人々を楽しませているが、それだけに粗も多い。
「アルセウス」は操作が煩雑だったがまぁ外伝なので置いといて、
一個前の「ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール」も画作りがイマイチなのがわたくしは気になった。
被写界深度を活かした奥行きのある画面を見せたいようだが、全体に画面がうすぼんやりして全然格好良くないのだ。
そしてドット絵を3Dに起こしただけのマップの作り込みも甘く、歩いているだけで障害物に引っかかる、これが気持ち良くない・・・。
ポケモンゲームは毎年出す為に練り込みが甘く、素人目にも奇妙な仕様が目立つ・・・!
が・・・っ!
荒さはあれど最初から最後まで普通にプレイできるし、きちんと楽しいのは流石と言えよう・・・!
わたくしはゲームに面白いストーリーを求めているので、ポケモンは毎回期待通りのものを備えている、これが嬉しい・・・!
なんでも次回作は「Z-A」と題するXYの続編(?)であると言う・・・わたくしはポケモンXYが一番好きなので期待大なのだ!!
残された様々な謎、5色いる筈のジガルデ・コア・・・これらが遂に回収されるかと思うと感慨深い・・・!
やっぱりゲームが毎年出るのは正しい戦略なのかもしれないぞよーっ!!
おっと、また関係ない事を書いてしまった。
ともかくこのワッカネズミはパルデア地方に住まうとっても可愛いちんまいポケモンであり、
本商品はその魅力を余すことなく再現していると言う事なのです。
トップ。
ボトム。
モンコレは足裏に穴が開いていたが、本商品は開いていない。
ワッカネズミ360度完全再現初のフィギュアと言えるかもしれない。
そしてこちらも本格フィギュア化は初となる「ナミイルカ」ぞよ!
全長約6.5センチほどで、サイズ感的にはMSモンコレ相当かやや大きいくらい。
モンコレと混ぜて遊べるジェネリックモンコレ仕様と考えて良いだろう!
ナミイルカもまたSVで初登場したパルデアポケモン。
パルデア地方の海全域で見られるポピュラーなイルカポケモンぞよね!
とくせい・みずのベールを持つみずタイプで、頭の穴から出る粘着液と海水を混ぜて水のリングを作り出し尾びれに装着する。
ナミイルカは群れで行動する習性を持ち、このリングは仲間と遊ぶ時の玩具にもなると言う。
そしてまた、超音波能力を持ち、様々な生き物の気持ちを察知する事も出来る、心の優しいとっても可愛いポケモンなのだ。
ナミイルカもまた、進化して姿の変わらないポケモンの一つぞよ!
レベル38で進化すると「イルカマン」と言うポケモンになるのだが、
姿はナミイルカのままで、胸にハートマークが浮かぶ、この変化を進化と言うのだ!
しかしこれはイルカマンの一つの側面、すなわち「ナイーブフォルム」に過ぎない・・・。
イルカマンは助けを求める仲間の声を聞くと、太古の遺伝子が覚醒っ!
尾ひれで立ち上がり、筋肉隆々のマッチョなフォルム「マイティフォルム」に変身するのだ!!
真の姿を現したイルカマンは、片ひれでクルーズ船を軽々持ち上げる程の怪力を見せ、50ノットの速さで海を泳ぎ、
溺れている人や困っているポケモンを助ける海のスーパーヒーローとなるのだ!!
すなわち・・・ナミイルカとはスーパーヒーローに対する一般人・・・
「並みのイルカ」と言う事なのである・・・!!
という事でポケモンには珍しく、ごく普通のイルカがモチーフとなったストレートに可愛いイルカポケモンだ。
勿論わたくしもひと目に大好きになって、冒険では手持ちに入れていたが、一向に進化しないのは不思議であった。
それもそのはず、イルカマンへの進化はほかのプレイヤーとユニオンサークルにいる間にしか起こらない・・・!
つまり、通信遊びをしないひきこもりソロプレイヤーのわたくしでは進化する手段がなかったのである・・・!
流石はスーパーヒーロー・・・仲間との絆がなければ進化できないとは・・・ぐぬぬぬぬ・・・。
そんなイルカマンを本商品は設定に忠実に立体化。
300円ガチャにしてはとてもボリュームがあって大きく、かなり豪華なアタリ枠と言えるだろう!
このつぶらなおめめよ・・・!
背びれや体の模様もモールドくっきりで再現されていて見栄えが良い。
ナミイルカの立体物としては他に、バンダイより「ポケットモンスター スイングコレクション08」でキーチェーンが、
「ポケモンキッズ キミとポケモンの出会い編」として指人形がやはりこの2月に発売されているが、
どこにも欠けのない本格フィギュアは本商品が初めてといって良いだろう。
細かい所だと頭部にあいたお鼻がきちんとピンクで彩色されている。
これは呼吸孔と言って、水中生活に適応した哺乳類であるイルカが、効率よく息をする為に進化した構造ぞよ。
泳いでいる時は閉じていて、水面に浮上して息をする時だけ開くようになっていて、
音を出す事も出来、恐らくナミイルカの超音波はこの部分から放たれると考えられる。
一方、人間で言えば鼻にあたる器官だが、匂いを感じ取る機能は失われていると言う。
見落としがちな部分だが丁寧再現なのだ。
お腹側はまるんとしているぞよ。
そしてラスト!
本弾で最もボリュームのある「デカヌチャン」は二袋構成となっており、もうぱっと見フィギュア2個分以上の内容!
これが300円という衝撃!!
間違いなく大アタリ枠ぞよーっ!!
ハンマーは組み立てると7.5センチサイズのビッグスケール!!
MSモンコレを超越した重量級だが、このようにモンコレで出せそうにないポケモンを組み立て式で封入し
ラインナップを補完してくれるのがこの「いっぱいコレクション」の魅力でもあるぞよ!
巨大なハンマーを持つこのポケモンはデカヌチャン!
かなうちポケモンのカヌチャンが、ナカヌチャンを経て最終進化した姿ぞよね!
手作りのハンマーはカヌチャンの頃から愛用している専用のもので、鉄くずを叩いて作ったこだわりの一本。
ナカヌチャン時代にはキリキザンの群れを襲って金属を集め練り込み、
デカヌチャンとなってからはハンマーで岩を殴り飛ばし上空のアーマーガーを打ち落とし、恐らくこれも練り込んでいる・・・。
壮絶な過程を経て鍛えられた巨大ハンマーは100キロを超える最強武器に成長した!!
カヌチャン族は金属のガラクタ山を住処とし、仲間同士でハンマーを打ち合って強度を試し、鍛え続ける・・・
まさにハンマー至上主義の鍛冶職人ポケモンなのだ!!
もとは赤ちゃんのような泣き虫ポケモンだったカヌチャンですが、最終進化し知性を身に着けた立派な姿に進化。
ビジュアルはまるで女の子のようで、見た目通りカヌチャン系列はメスしか存在しない。
出てこないだけで実はどこかにオスの同属がいるのか?
あるいはアマゾネスのような存在なのか?
謎が深まるぞよ・・・。
髪の模様などモールドくっきりでしっかり色分け!
設定通りの彩色が嬉しい丁寧仕上げだ。
進化すると覚える「デカハンマー」は、この巨大金槌から繰り出されるデカヌチャンの専用必殺技ぞ!
その威力は超火力の160!
デカヌチャンはパルデアの全はがねタイプポケモンの天敵なのだ!!
重量級ハンマーはフィギュアでもめちゃ重いのでややバランスが悪い。
自立させる時はバランスをとってやりましょう。
ハンマーの表面はぼこぼこしたディテールが盛られている。
これは恐らく練り込まれた金属の表現・・・元が何であったかは・・・ぞぞぞ〜っ!!
ちなみにカヌチャン系列のキャラデザインはスイレンでお馴染みの水谷恵氏の手によるもの。
どうりで癖になる可愛さのキャラだ。
トップ。
およそフィギュア二個ぶんを超えるビッグスケール。
ボトム。
にくきゅう・・・確認っ!!
ハンマーは下から見てもやはりぐにゃぐにゃ練り込まれている・・・。
モンコレと並べて〜。
ニャオハはモンコレでも複数ラインナップされているが、何気にスタンダードな立ちポーズが無かったので嬉しいチョイス。
ニャオハ、ピカチュウはモンコレと並べると一回り小さめのサイズ感だ。
ワッカネズミは前述の通り、モンコレのイッカネズミとして立体化済み。
どちらもイメージに忠実だ。
わちゃわちゃわちゃ。
どんどん家族が増えてゆく謎のネズミ達・・・。
彼らは親子なのか、あるいは・・・。
ニャオハとピカチュウはアニポケ・リコロイ編でも主役級でお馴染み。
本弾のラインナップもちびっ子には嬉しい2種だろう。
ワッカネズミもまた2月2日に放送されたアニメ第二部「テラパゴスのかがやき」の第38話「SOSはワッカネズミから?」より登場。
ワッカネズミと思いきや子供のいるイッカネズミだったと言う展開でした。
ワッカネズミとイッカネズミ、親ネズミは実はちょこっとデザインが違うとかあるのでは・・・と何度も見比べたものだが、
アニメで姿は一緒と回答が出てすっきりしたぞよ。
アニメ3月8日放送のタイトルは「変身!海のヒーローイルカマン」となっており、どうやらイルカマンがゲスト登場するようだ。
恐らく一緒にナミイルカも出てくるだろう!
今から活躍が楽しみぞ。
タカトミアーツーっ!
この原型を流用してお腹にハートのついたイルカマンバージョンを出してくれぞよーっ!!
ナミイルカの大きな立体物としては、「みずでっぽう Pokemon Diving ナミイルカ」というものもある。
ポケセン限定で販売された季節のグッズで、こちらもイメージに忠実な造形で可愛いぞよ。
ガラルでは空の支配者でおよそ敵無しだった為、そらとぶタクシーにも利用されていたアーマーガア。
巨大なはがねタイプの鳥ポケモンだが、パルデアではデカヌチャンがまさかの地上に天敵として存在する。
この為、パルデア地方でははがねポケモンをタクシーに出来ず、その役割はイキリンコが担っているぞよ。
アーマーガアは「MS_23 アーマーガア」、「モンコレボックスVOL.2」としてモンコレ化されている。
地上からつぶてを放ちアーマーガアを仕留める狩人・デカヌチャン!
巨大ハンマーには何かが練り込まれた様な紺色の部分が見えるが・・・これがどうもアーマーガアの面影に見える・・・。
もしやハンマーで潰してそのまま練り込まれてしまったのか・・・デカヌチャン、可愛い顔をしてなんと恐るべき凶戦士よ・・・!
なんだかんだで充実してきたパルデアポケモンフィギュア!
この2月にはゲーム最新作「Z-A」が発表され、2025年の発売が決定!
次なる舞台は再びのカロス地方・・・艶消しモンコレはこのXYからはじまったと思うと感慨深いぞよ・・・!
ジェネリックモンコレであるタカトミアーツのガチャでも「カロスいっぱいコレクション」が出るかもしれないぞよね。
するとパルデアシーズンも終わりが近いと言う事に・・・
ポケモンフィギュアはアニメ展開が重要なので一概には言えませんが・・・
あとどのくらい出るのか気になるところ。
アニメ登場を果たしたイッカネズミはブレイブアサギ号に乗船、
デカヌチャンはアニメに本格登場していないが、進化前のカヌチャンが39話でドットの手持ちに入っている。
という事でこのガチャも実はアニメ合わせな気がするぞよね!
モンコレのブレイブアサギ号と組み合わせて遊ぼう!!
これ全部集めても1500円・・・!?
令和に驚きのちびっ子価格で登場「パルデアいっぱいコレクション」でした!
このシリーズはほんとツボをついたラインナップに、ジェネリックモンコレ的忠実造形で見所満載ぞよ!
特に大アタリのデカヌチャンはぜひ実物を手に取って欲しい豪華仕様だ!
おすすめぞ〜!!
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・「変形!ブレイブアサギ号」
・「MS-24 イッカネズミ(4ひきかぞく)」
・「ポケデルゼ 黒いレックウザ (いにしえのモンスターボール)」
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■ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ 黒いレックウザ
2023年10月21日発売 / 1650円(税10%込)
アニメ「ポケットモンスター(2023)」第一部、「リコとロイの旅立ち」にて物語の鍵を握る六英雄ポケモンの一つ、
伝説の「黒いレックウザ」が、バンダイよりポケプラキットになって登場ぞよ!
こちらはナンバー無しのアニメ版ポケプラと言う事で、パッケージもアニメ仕様。
ダブル主人公の一人・ロイの姿があしらわれている他、
アニメのキーワードである「六英雄」と言う言葉も入っています。
ナンバー無しと言う事で通常ラインナップに入らない番外編的アイテムぞよね。
通年販売されるか不明なので買える時に買っておこう!
パケの中身。
道具はいららないよ!
って事で工具&接着剤不要のかんたんキットだ!
プラモ入門にもおすすめぞよ。
パーツを手もぎできるタッチゲート式ランナー四枚からなるキットで、
一枚のランナーの中に複数色が含まれており、組み立てるだけでほぼほぼ色分けがされると言うバンダイ脅威の技術力ぞよ。
足りない色は目元と舌だけと言う超絶色分け。
付属のホイルシールを貼るだけで簡単に黒いレックウザを完成させる事が出来るのだ!
と言う事でパーツをランナーから手もぎし、説明書通りに組み込んでいくだけであっと言う間の完成!
伝説のポケモンの中でも更に稀な色違いの黒いレックウザぞよーっ!!
自立して展示する為の雲形台座が付属するぞよ。
今回も例によって付属シールは使用せず、アクリジョンによる筆塗りで仕上げています。
前述の通り成型色とホイルシールでほぼ全て色分けされますが、
一点体各部の節の黒だけは要塗装箇所となっている。
ま、もともとボディが黒いので塗らなくても気にならない箇所ではあるぞよね。
こちらは元は2020年11月に発売された
「ポケモンプラモコレクション No.46 セレクトシリーズ レックウザ」
のカラバリキット。
金型流用の成型色違いとなっています。
元キットの販売時からいずれ色違いキットが出るだろうとは思っていたが・・・
よもや3年経ってアニメのキーポケモンとして再登場するとは思わなかったぞよ!
黒いレックウザはアニメ「リコとロイの旅立ち」でロイのいにしえのモンスターボールから飛び出したポケモンで、
ロイとリコが所属するライジングボルテッカーズはこの黒いレックウザを追いかける旅の最中にある!
これまでの冒険で、この黒いレックウザを初めとするいにしえのモンスターボールに入ったポケモン達は、
古の冒険者・ルシアスの仲間達で、六英雄と呼ばれる伝説のポケモンである事が判明したぞよ。
「リコとロイの旅立ち」はこのキットの発売の前日となる10月20日に完結し、
27日からは副題を「テラパゴスのかがやき」と改め新シーズンに突入している。
本商品は第一部完結のタイミングで発売された新作ポケプラなのだ!
この体の黄色い模様や赤い飾り部分も全て成型色でぴたっとはまり込む気持ち良さ・・・。
ポケプラはちびっ子向けプラモ入門として長く愛されているが、
特に2020年の「レックウザ」からぐーんとクオリティがアップした!
本商品はその色変えなので当然クオリティそのままのオススメキットとなっているぞよ。
パーツはタッチゲートなのでランナーから引っ張るだけで手もぎできる。
その為、どうしてもゲート跡が残ってしまぞよ。
細かい所を仕上げようとすると厄介なキットでもあるが、
ま、気軽に楽しく組み立てるのが一番だろう!
本シリーズはアクションギミックを備えており、組み立てた後は本格アクションフィギュアとしても楽しむ事が出来る!
特にこのレックウザは口が開閉する他、各部節がロール可動、肩と腕の付け根もロールする為、
シルエットを大きく変える事が出来るのが魅力の一つだ!
丸めたり、こんな風にうねうねさせたり・・・、
工夫次第では風になびくような活き活きとしたポーズをとらせる事が出来る!
恐らく色違いの黒いレックウザのアクショントイはこれが初めての商品化だろう!
サイズ感も1/20サイズ程あり、それが千円ちょいで手に入るのだからお得ぞよ!
2020年に発売された緑のレックウザと並べて〜。
どっちもアクリジョンで筆塗りしているぞよ。
おめめを描くのがね〜・・・むずかしいんですよ〜・・・。
おろかなにんげんどもって、みんなどうやってこんな細かいの塗ってるぞよか?
本キットのレックウザの身体の節は全て同じパーツで出来ている。
と言う事で複数持っていると無限に連結できるのです。
うねうねうね。
あるいは短くしちゃったりとか。
同バンダイから発売の1/20スケール食玩シリーズ「ポケモンスケールワールド」とも組み合わせて遊べるサイズ感!
「ポケマス」において黒いレックウザはホウエンチャンピオンのダイゴとパートナーを組んで登場する!
こんな風に並べて遊ぶ事も出来ちゃいます。
なお、スケールワールドのレックウザは本キットよりかなり小さく造形されており、スケール感には諸説あるぞよ。
同日にはタカラトミーからモンコレの黒いレックウザも発売されました。
生物感のあるしなやかなポージング、かつ完成品のモンコレに対し、
ポケプラは組み立ての手間はあるが、全身がフル可動に加えてサイズもかなり大きく、どちらも満足度が高い!
これらが割引ありのお店で両方買っても2000円ちょいとなると、もう両方買うしかないぞよね!
と言う事でどっちもおすすめぞよ〜。
ポケプラシリーズの超進化は2020年のレックウザから幕を開けた・・・!!
バンダイの超技術力を遺憾なく発揮した超絶色分けキット・黒いレックウザ!
ちびっ子向けの入門キットとしても、アニポケファングッズとしてもオススメできるプラモキットとなっているぞよ!
おろかなにんげんどもよ・・・模型屋さんへ走れッ!!
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■ポケモン根付マスコットレジェンドバトルSIDE-B
タカラトミーアーツより、2022年12月発売の1回300円ガチャ。
9月発売の前編「SIDE-A」に続く後編シリーズで、
アニポケ新無印「マスターズエイト編」で活躍する最強ポケモン達がラインナップされています。
すっかり300円になってしまったポケモン根付。
2023年3月のラインナップとして「ポケモン わざすなっぷ いろいろなわざ」が300円ガチャとして発表されたばかりですが、
この前弾となる「わざすなっぷ しっぽをふる」は200円ガチャだった事をみると、
今後ポケモンガチャは300円が基本になってゆくのかもしれない。
タカトミアーツの「こむしちゃんのかんづめ」は子供達の為に100円を維持しているなんて話があるけど、
ポケモンの200円ガチャもそう言う枠に近かったと思うぞよね〜。
だってキャラもので200円ですよ。
異様に安くない!?
それがなくなってゆくかと思うと、寂しい事ぞよ・・・。
ちなみにタカトミアーツの2023年3月のガチャで唯一200円なのが「盆菜〜BONSAI〜」・・・し、渋いぞよーっ!!
ラインナップは全5種。
本体サイズは約3.5cmとMSモンコレより一回り二回り小さめです。
開封時はこのように紙タグがついている。
このタグのおかげでフィギュア本体に刻印がないのは嬉しいポイントだ。
全て銀色の立派な根付紐がついており、300円と言う価格はまだまだ破格と言ったところ。
ではミニブック記載順に見ていこう!
こちらはサトシの手持ちであるメガルカリオ。
ゲッコウガとの修行を経て巨大はどうだんを習得したサトシのエース級!
敵に果敢に挑みかかるかの動きのあるポーズで立体化されている。
サイズから考えれば塗装もとても綺麗で、設定に忠実なのは驚きぞよ!
新無印中盤から結構目立つ存在だったルカリオ。
ところが最終盤になると今一つ影が薄かった気がするぞよ。
「めざポケ」に至っては全然出てこないと言うね!
続いて言わずと知れたサトシの相棒・ピカチュウ!
こちらはクリアパーツの電撃エフェクトがついたバトルポーズで、とても豪華な仕様だ。
これが300円とはお得ぞよ!!
わたくしはサトシ卒業と聞いて、てっきりモンコレで「めざポケ」の記念セットくらいは出ると思ったのだが、
やはり1クールとなると玩具を出すタイミングもなかったのか、関連玩具は一切と言って良い程でなかった。
と言う事で、このポケモン根付SIDE-Bが、サトシが主人公のアニポケ最終商品と言って過言でないだろう!
このピカチュウは放送中最後のサトシピカチュウフィギュアなのだ!!
そしてダンデの切り札であるリザードン(キョダイマックスのすがた)!
これが間違いなく本弾のアタリ枠ぞよね!
この圧倒的情報量を、まさかMSモンコレより小さい根付フィギュアで、かつ300円で出してくるとは・・・
タカトミアーツ・・・できる!!
小サイズフィギュアですがデフォルメ感もあまりなく、設定に忠実な造形。
全身の炎はクリアパーツで出来ており、これも単色でなくグラデ塗装が施されている。
めちゃくちゃ豪華な仕上がりじゃないかーっ!!
新無印ラストバトルにおいて、キョダイゴクエンを放ったキョダイリザードンに対し、
サトシはピカチュウの1000まんボルトで迎え撃つ!!
ピカチュウが帽子を被っていないけど、今回の根付ラインナップはこの激突を思い出させる仕様ぞよね!
300円ガチャとは思えぬ密度感。
キョダイリザードンの本格的なフィギュアはモンコレに続き2体目だが、まさか根付になるとはね・・・。
ちなみに炎は軟質素材なので頑丈ぞよ。
トップ。
ボトム。
にくきゅう・・・かくにん!!
そしてシロナのガブリアス。
こちらも小サイズの割にちゃんと目と瞳が塗り分けられており凝っている。
シロナはセミファイナルでサトシと激突!
ポケモンを次々と入れ替えるゲームさながらの戦法でピカチュウ達を苦しめたぞよ。
わたくしは絶対メガガブリアスVSメガルカリオの最強メガシンカバトルが見られると思ったのに、
シロナは1度しか使えないパワーアップ技にダイマックスを選択!
トゲキッスをダイマックスさせるという展開となった。
背びれに切れ込みの無いメスのすがたぞよ。
わたくしはダイマックストゲキッスの登場にはなんで?としか思わなかったのだが、
手持ち交換もそうだけど、これってゲームでとても強い戦法と言う事ぞよね。
シロナのポケモンバトルが非常に技巧的である事を強調する描写なのだが、
はっきり言ってわたくしはメガガブリアスが活躍しなかった事にはがっかりしたぞよ!
せっかくシロナがメガガブリアスを使うと言う前振りをやったのに、ドラマが繋がってないぞよね!!
期待させておいて肩透かし・・・
振り返ってみると新無印はこう言う事が多かった気がするぞよ・・・。
ま、あえて最後に素のガブリアスを残しておくと言う展開も、それはそれで逆に熱いと言うのもわかるのだが・・・。
ラスト!
カロスチャンピオン・カルネのサーナイト!
とっても可愛いぞよーっ!!
長らく立体化の難しいポケモンの一つとされていたサーナイトだが、XYでラスボスとして登場して以降、しばらくして立体物がどんどん増えた。
アニメでも出番が多く、新無印にも再登場したお陰で近年タカトミからもフィギュアがいくつも出ているぞよ。
最早立体化における正解が確立されたと言っても過言ではあるまい・・・!!
スカートが後ろに長いのが良い。
まさか根付フィギュアでここまで可愛いサーナイトを出してくるとはね!
わたくしも大好きなポケモンなので今回のラインナップは嬉しいぞよ。
中身もちゃんと作られており設定に忠実です。
モンコレと並べて〜。
ご覧の通りこの根付フィギュア、かなり小さく作られているのに造形・彩色共高水準。
サトシ編最終商品に相応しい出来の良さとなっている。
このレビューを書いているのは2023年3月末・・・。
サトシとピカチュウの冒険の最終章を描いた「ポケットモンスターめざせポケモンマスター」は、
つい先日の3月24日に放送を終えたばかり・・・。
サトシのピカチュウもモンコレと並べるとこんなに小さいが、遜色ない出来栄えだ!
結局モンコレでワールドキャップのピカチュウがラインナップされなかった事が悔やまれる。
この根付、ちょっと1000まんボルトっぽいのに帽子を被っていないのは、モンコレサトシと並べられる様にしてるんじゃないぞよかな?
今回のアタリ枠・キョダイリザードンもMSリザードンより小さいけど良くできているぞよ。
キョダイマックスモンコレと並べるとこのサイズ感!!
動きのある炎など、なんなら根付の方がディテール感があって迫力があるかもしれない!!
しかしキョダイマックスモンコレの方がうねりのある造形で、あえて表面をあっさり目にする事で巨大感を出しているのだろう・・・。
タカラトミー・・・で、できるぞよーっ!!
感動の最終決戦が今、根付フィギュアで蘇るッ!!
わたくしは正直、新無印のマスターズエイト編には色々と言いたい事があったのだが・・・
最後にムゲンダイナがやってきた事で、キョダイピカチュウの出番を作ってくれた事は嬉しかったし、
みんなの応援や、ラストは素のピカチュウとリザードンの一騎打ちとなる展開も熱かったと思うぞよ!
ちまっ
モンコレダンデと並べると謎の画に・・・。
やはりMSモンコレより小さいガブリアス。
サイズ感の割に細かい所まで設定通りきちんと色分けされている。
この根付シリーズは人気ポケモンばかり収録されており、見所も多いのだ。
MSモンコレと並べると頭一つ小さいサーナイト。
モンコレと比べるとお口を開けており、表情もとても可愛い。
今回の密かなアタリラインナップだ!
8月からリニューアルされたモンコレモンスターボールには、新たにストラップ穴が造形されている。
ここにポケモン根付を結べば、ベルトや帯にひっかけてお気に入りのモンボを持ち歩けるというワケだ!
君もポケモン根付を装備し、冒険に繰り出そう!!
マスターズトーナメントの激闘を戦い抜いた強者達が堂々ラインナップ!!
アニポケ最終フィギュア商品「レジェンドバトルSIDE-B」でした!!
どれも300円の根付フィギュアとは思えない程精巧に出来ており、驚きの仕上がりぞよ。
すでに発売から数か月経過しており、最早店舗にも残っていないかもしれないが・・・見つけたら即確保をオススメしたい!!
ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」はタカトミアーツガチャを(勝手に)応援しています!
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・「ポケデルゼ 黒いレックウザ (いにしえのモンスターボール)」
はい、そんなワケでね!
終わっちゃいましたね〜、アニポケサトシ編。
おろかなにんげんどもはもちろんアニメ「めざせポケモンマスター」全部見たぞよね!?
率直に言ってどうでしたか、めざポケ・・・面白かったぞよか?
お、おいーっ!!
サトシ、お前はこんな気概の無い作品がラストで本当に良いのかい!?
わたくしは正直がっかりしたぞよーっ!!
懐かしい仲間達!
懐かしい歌!
懐かしいシチュエーション!!
ほとんど感傷だけで作られたストーリーには、新しいドラマが一つもなく、
それらのノスタルジーにどうしても心が動かされてしまう自分と、こんな気骨の無い無味乾燥なアニメが最後で良いのか!?と憤る自分とが
心の中で激しくせめぎ合う・・・「めざぽけ」はわたくしにとって、そんなアニメだったぞよ・・・。
このシーズン、物語の軸となっていたものの一つにラティアスの存在があるのだが、
こいつが登場した時、よもや悪いポケモンハンターにいじめられたんじゃなかろうな?と嫌な予感がしたものだが、
まさにその通りであった事には落胆の限りであった。
ノスタルジーと言えば、第10話「サトシとラティオス!」に劇場版の舞台であったアルトマーレと、ヒロインのカノンが登場するが、
これもドラマを損ねる無意味な再登場にわたくしは思う!
だってラティアスとラティオスは誰も知らない静かなところへゆくと言うのに、人里に寄り道していくっておかしいぞよね!?
恐らくアルトマーレはラティの聖地と言う事なのだろうが・・・あんなシーン無い方がよほどスマートぞよ。
もちろん、こうしたファンサービスが単純に嬉しいという感情は否定しないのだが・・・。
物語の最大の軸には、サトシが道中で出会ったポケモンと、モンスターボールを介さず心を通じさせる・・・というものがあるが、
はっきり言ってどっちも我々が飽きるほど見せられた定型の流れである。
もういいからーっ!!
最後にそんなの改めてやらなくてもわたくしこれ見た事あるからーっ!!
「めざポケ」のラストで、サトシはピカチュウにこんな事を言う。
チャンピオンは到達点でなく、冒険はまだまだ続く。
世界中のポケモン達と友達になる事・・・それがポケモンマスターと言う事なのだと・・・!
お、おい〜っ!!
それも映画とアニメ本編で似たような事聞いたことあるからーっ!!
知ってるからそれーっ!!
・・・めざポケのPVを見た時、おろかなにんげんどもも思ったぞよね?
チャンピオンとなったキミは、ポケモンマスターにどこまで近づけたのかな?
シゲルのそんな台詞から、サトシの物語が終結に向かうのだと・・・。
ところがこれ、まさかの11話(最終回)のセリフなんですね。
世界中のポケモンと仲良くなる事がポケモンマスター。
シゲルのセリフをPVで聞いた時、わたくしはそこから一歩踏み込んだ物語が見られる事を期待していた。
これは叶わなかったと、残念ながら言わざるを得ない。
ラストシーン・・・サトシとピカチュウは、まるで1話の様に雨上がりの虹を見上げる。
かつてマサラタウンを旅立った時、サトシはそこにホウオウを見た。
ホウオウはサトシ少年の純真な心に眩い未来を見出して、姿を現したのだろう。
しかし、チャンピオンになったサトシは、人生の絶頂にいる。
この先、彼はこの山を下ってゆくしかない。ずーっと登り続けてゆく事など不可能なのだ。
だから彼は主人公でなくなったし、ホウオウも興味を失ってしまった。
新無印のラストでは登場したホウオウが、真の最終回は現れない。
わたくしはこのラストをその様に受け取ったぞよ・・・。
最終回でサトシはシリーズ最初期に別れた仲間であるピジョットと再会する。
リコロイ編では飛行船が登場し、どうやら大空を舞台に物語が展開されるようだ。
これはピジョットに乗った冒険者・サトシとして、彼もここに合流する前振りの様に思われる。
インターネットのおたくの間では、サトシがマサラタウンに寄るたびに、早くピジョット迎えに行けよ!という冗談が交わされたものだが
まさか最後の最後でインターネットを見せられるとはね・・・。
わたくしはさ〜、ポケモンって案外ニワカなんだよね。
長らく離れていて、XYからまたやり始めた復帰組ぞよ。
それでも、最初のアニメは楽しみに見ていたし、これとストーリーが繋がっていた初期の映画3本は映画館で見た。
インターネットでポケモンの裏設定!などと話題にあがる、小説版の「ポケットモンスター The Animation」なんて、
当時駅前のスーパーの本屋さんで買って読んだし、
この筆者である故・首藤剛志氏がWEBアニメスタイルで書いていたコラム「シナリオえーだば創作術」もリアルタイムで更新を追っていた。
最初のアニポケって明らかに何かを描こうという意図が見えたぞよね!
それだけに「めざポケ」がなにも描けない最終章だった事は本当に残念ぞよ!
しかし、わたくしはまだ希望を捨ててはいない!!
4月から開始される新アニメ・リコロイ編!
もしかしたらこれを見る事で、「めざポケ」の全てが意味を持つと言う事もあり得るからだ!
新たな主人公、新たな冒険、新たな仲間達!!
わたくしは新アニポケ、大いに期待しているぞよ!!
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