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:ポケプラ・ミニフィギュアレビュー
BOX5
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ポケモン根付マスコット
レジェンドバトルSIDE-B
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■ポケモン根付マスコットレジェンドバトルSIDE-B

タカラトミーアーツより、2022年12月発売の1回300円ガチャ。
9月発売の前編「SIDE-A」に続く後編シリーズで、
アニポケ新無印「マスターズエイト編」で活躍する最強ポケモン達がラインナップされています。

すっかり300円になってしまったポケモン根付。
2023年3月のラインナップとして「ポケモン わざすなっぷ いろいろなわざ」が300円ガチャとして発表されたばかりですが、
この前弾となる「わざすなっぷ しっぽをふる」は200円ガチャだった事をみると、
今後ポケモンガチャは300円が基本になってゆくのかもしれない。
タカトミアーツの「こむしちゃんのかんづめ」は子供達の為に100円を維持しているなんて話があるけど、
ポケモンの200円ガチャもそう言う枠に近かったと思うぞよね〜。
だってキャラもので200円ですよ。
異様に安くない!?
それがなくなってゆくかと思うと、寂しい事ぞよ・・・。
ちなみにタカトミアーツの2023年3月のガチャで唯一200円なのが「盆菜〜BONSAI〜」・・・し、渋いぞよーっ!!

ラインナップは全5種。
本体サイズは約3.5cmとMSモンコレより一回り二回り小さめです。

開封時はこのように紙タグがついている。
このタグのおかげでフィギュア本体に刻印がないのは嬉しいポイントだ。
全て銀色の立派な根付紐がついており、300円と言う価格はまだまだ破格と言ったところ。

ではミニブック記載順に見ていこう!
こちらはサトシの手持ちであるメガルカリオ。

ゲッコウガとの修行を経て巨大はどうだんを習得したサトシのエース級!
敵に果敢に挑みかかるかの動きのあるポーズで立体化されている。
サイズから考えれば塗装もとても綺麗で、設定に忠実なのは驚きぞよ!

新無印中盤から結構目立つ存在だったルカリオ。
ところが最終盤になると今一つ影が薄かった気がするぞよ。
「めざポケ」に至っては全然出てこないと言うね!

続いて言わずと知れたサトシの相棒・ピカチュウ!
こちらはクリアパーツの電撃エフェクトがついたバトルポーズで、とても豪華な仕様だ。
これが300円とはお得ぞよ!!

わたくしはサトシ卒業と聞いて、てっきりモンコレで「めざポケ」の記念セットくらいは出ると思ったのだが、
やはり1クールとなると玩具を出すタイミングもなかったのか、関連玩具は一切と言って良い程でなかった。
と言う事で、このポケモン根付SIDE-Bが、サトシが主人公のアニポケ最終商品と言って過言でないだろう!
このピカチュウは放送中最後のサトシピカチュウフィギュアなのだ!!

そしてダンデの切り札であるリザードン(キョダイマックスのすがた)!
これが間違いなく本弾のアタリ枠ぞよね!

この圧倒的情報量を、まさかMSモンコレより小さい根付フィギュアで、かつ300円で出してくるとは・・・
タカトミアーツ・・・できる!!

小サイズフィギュアですがデフォルメ感もあまりなく、設定に忠実な造形。
全身の炎はクリアパーツで出来ており、これも単色でなくグラデ塗装が施されている。
めちゃくちゃ豪華な仕上がりじゃないかーっ!!

新無印ラストバトルにおいて、キョダイゴクエンを放ったキョダイリザードンに対し、
サトシはピカチュウの1000まんボルトで迎え撃つ!!
ピカチュウが帽子を被っていないけど、今回の根付ラインナップはこの激突を思い出させる仕様ぞよね!

300円ガチャとは思えぬ密度感。
キョダイリザードンの本格的なフィギュアはモンコレに続き2体目だが、まさか根付になるとはね・・・。

ちなみに炎は軟質素材なので頑丈ぞよ。

トップ。

ボトム。
にくきゅう・・・かくにん!!

そしてシロナのガブリアス。
こちらも小サイズの割にちゃんと目と瞳が塗り分けられており凝っている。

シロナはセミファイナルでサトシと激突!
ポケモンを次々と入れ替えるゲームさながらの戦法でピカチュウ達を苦しめたぞよ。
わたくしは絶対メガガブリアスVSメガルカリオの最強メガシンカバトルが見られると思ったのに、
シロナは1度しか使えないパワーアップ技にダイマックスを選択!
トゲキッスをダイマックスさせるという展開となった。

背びれに切れ込みの無いメスのすがたぞよ。
わたくしはダイマックストゲキッスの登場にはなんで?としか思わなかったのだが、
手持ち交換もそうだけど、これってゲームでとても強い戦法と言う事ぞよね。
シロナのポケモンバトルが非常に技巧的である事を強調する描写なのだが、
はっきり言ってわたくしはメガガブリアスが活躍しなかった事にはがっかりしたぞよ!
せっかくシロナがメガガブリアスを使うと言う前振りをやったのに、ドラマが繋がってないぞよね!!
期待させておいて肩透かし・・・
振り返ってみると新無印はこう言う事が多かった気がするぞよ・・・。

ま、あえて最後に素のガブリアスを残しておくと言う展開も、それはそれで逆に熱いと言うのもわかるのだが・・・。

ラスト!
カロスチャンピオン・カルネのサーナイト!
とっても可愛いぞよーっ!!

長らく立体化の難しいポケモンの一つとされていたサーナイトだが、XYでラスボスとして登場して以降、しばらくして立体物がどんどん増えた。
アニメでも出番が多く、新無印にも再登場したお陰で近年タカトミからもフィギュアがいくつも出ているぞよ。
最早立体化における正解が確立されたと言っても過言ではあるまい・・・!!

スカートが後ろに長いのが良い。
まさか根付フィギュアでここまで可愛いサーナイトを出してくるとはね!
わたくしも大好きなポケモンなので今回のラインナップは嬉しいぞよ。

中身もちゃんと作られており設定に忠実です。

モンコレと並べて〜。
ご覧の通りこの根付フィギュア、かなり小さく作られているのに造形・彩色共高水準。
サトシ編最終商品に相応しい出来の良さとなっている。

このレビューを書いているのは2023年3月末・・・。
サトシとピカチュウの冒険の最終章を描いた「ポケットモンスターめざせポケモンマスター」は、
つい先日の3月24日に放送を終えたばかり・・・。

サトシのピカチュウもモンコレと並べるとこんなに小さいが、遜色ない出来栄えだ!

結局モンコレでワールドキャップのピカチュウがラインナップされなかった事が悔やまれる。
この根付、ちょっと1000まんボルトっぽいのに帽子を被っていないのは、モンコレサトシと並べられる様にしてるんじゃないぞよかな?

今回のアタリ枠・キョダイリザードンもMSリザードンより小さいけど良くできているぞよ。

キョダイマックスモンコレと並べるとこのサイズ感!!
動きのある炎など、なんなら根付の方がディテール感があって迫力があるかもしれない!!

しかしキョダイマックスモンコレの方がうねりのある造形で、あえて表面をあっさり目にする事で巨大感を出しているのだろう・・・。
タカラトミー・・・で、できるぞよーっ!!

感動の最終決戦が今、根付フィギュアで蘇るッ!!
わたくしは正直、新無印のマスターズエイト編には色々と言いたい事があったのだが・・・
最後にムゲンダイナがやってきた事で、キョダイピカチュウの出番を作ってくれた事は嬉しかったし、
みんなの応援や、ラストは素のピカチュウとリザードンの一騎打ちとなる展開も熱かったと思うぞよ!

ちまっ
モンコレダンデと並べると謎の画に・・・。

やはりMSモンコレより小さいガブリアス。
サイズ感の割に細かい所まで設定通りきちんと色分けされている。

この根付シリーズは人気ポケモンばかり収録されており、見所も多いのだ。

MSモンコレと並べると頭一つ小さいサーナイト。
モンコレと比べるとお口を開けており、表情もとても可愛い。
今回の密かなアタリラインナップだ!

8月からリニューアルされたモンコレモンスターボールには、新たにストラップ穴が造形されている。
ここにポケモン根付を結べば、ベルトや帯にひっかけてお気に入りのモンボを持ち歩けるというワケだ!
君もポケモン根付を装備し、冒険に繰り出そう!!

マスターズトーナメントの激闘を戦い抜いた強者達が堂々ラインナップ!!
アニポケ最終フィギュア商品「レジェンドバトルSIDE-B」でした!!
どれも300円の根付フィギュアとは思えない程精巧に出来ており、驚きの仕上がりぞよ。
すでに発売から数か月経過しており、最早店舗にも残っていないかもしれないが・・・見つけたら即確保をオススメしたい!!

ぞよちゃんも集めてる!「ばらむツ」はタカトミアーツガチャを(勝手に)応援しています!



はい、そんなワケでね!
終わっちゃいましたね〜、アニポケサトシ編。
おろかなにんげんどもはもちろんアニメ「めざせポケモンマスター」全部見たぞよね!?
率直に言ってどうでしたか、めざポケ・・・面白かったぞよか?

お、おいーっ!!
サトシ、お前はこんな気概の無い作品がラストで本当に良いのかい!?
わたくしは正直がっかりしたぞよーっ!!
懐かしい仲間達!
懐かしい歌!
懐かしいシチュエーション!!
ほとんど感傷だけで作られたストーリーには、新しいドラマが一つもなく、
それらのノスタルジーにどうしても心が動かされてしまう自分と、こんな気骨の無い無味乾燥なアニメが最後で良いのか!?と憤る自分とが
心の中で激しくせめぎ合う・・・「めざぽけ」はわたくしにとって、そんなアニメだったぞよ・・・。
このシーズン、物語の軸となっていたものの一つにラティアスの存在があるのだが、
こいつが登場した時、よもや悪いポケモンハンターにいじめられたんじゃなかろうな?と嫌な予感がしたものだが、
まさにその通りであった事には落胆の限りであった。
ノスタルジーと言えば、第10話「サトシとラティオス!」に劇場版の舞台であったアルトマーレと、ヒロインのカノンが登場するが、
これもドラマを損ねる無意味な再登場にわたくしは思う!
だってラティアスとラティオスは誰も知らない静かなところへゆくと言うのに、人里に寄り道していくっておかしいぞよね!?
恐らくアルトマーレはラティの聖地と言う事なのだろうが・・・あんなシーン無い方がよほどスマートぞよ。
もちろん、こうしたファンサービスが単純に嬉しいという感情は否定しないのだが・・・。
物語の最大の軸には、サトシが道中で出会ったポケモンと、モンスターボールを介さず心を通じさせる・・・というものがあるが、
はっきり言ってどっちも我々が飽きるほど見せられた定型の流れである。
もういいからーっ!!
最後にそんなの改めてやらなくてもわたくしこれ見た事あるからーっ!!
「めざポケ」のラストで、サトシはピカチュウにこんな事を言う。
チャンピオンは到達点でなく、冒険はまだまだ続く。
世界中のポケモン達と友達になる事・・・それがポケモンマスターと言う事なのだと・・・!
お、おい〜っ!!
それも映画とアニメ本編で似たような事聞いたことあるからーっ!!
知ってるからそれーっ!!
・・・めざポケのPVを見た時、おろかなにんげんどもも思ったぞよね?
チャンピオンとなったキミは、ポケモンマスターにどこまで近づけたのかな?
シゲルのそんな台詞から、サトシの物語が終結に向かうのだと・・・。
ところがこれ、まさかの11話(最終回)のセリフなんですね。
世界中のポケモンと仲良くなる事がポケモンマスター。
シゲルのセリフをPVで聞いた時、わたくしはそこから一歩踏み込んだ物語が見られる事を期待していた。
これは叶わなかったと、残念ながら言わざるを得ない。
ラストシーン・・・サトシとピカチュウは、まるで1話の様に雨上がりの虹を見上げる。
かつてマサラタウンを旅立った時、サトシはそこにホウオウを見た。
ホウオウはサトシ少年の純真な心に眩い未来を見出して、姿を現したのだろう。
しかし、チャンピオンになったサトシは、人生の絶頂にいる。
この先、彼はこの山を下ってゆくしかない。ずーっと登り続けてゆく事など不可能なのだ。
だから彼は主人公でなくなったし、ホウオウも興味を失ってしまった。
新無印のラストでは登場したホウオウが、真の最終回は現れない。
わたくしはこのラストをその様に受け取ったぞよ・・・。
最終回でサトシはシリーズ最初期に別れた仲間であるピジョットと再会する。
リコロイ編では飛行船が登場し、どうやら大空を舞台に物語が展開されるようだ。
これはピジョットに乗った冒険者・サトシとして、彼もここに合流する前振りの様に思われる。
インターネットのおたくの間では、サトシがマサラタウンに寄るたびに、早くピジョット迎えに行けよ!という冗談が交わされたものだが
まさか最後の最後でインターネットを見せられるとはね・・・。
わたくしはさ〜、ポケモンって案外ニワカなんだよね。
長らく離れていて、XYからまたやり始めた復帰組ぞよ。
それでも、最初のアニメは楽しみに見ていたし、これとストーリーが繋がっていた初期の映画3本は映画館で見た。
インターネットでポケモンの裏設定!などと話題にあがる、小説版の「ポケットモンスター The Animation」なんて、
当時駅前のスーパーの本屋さんで買って読んだし、
この筆者である故・首藤剛志氏がWEBアニメスタイルで書いていたコラム「シナリオえーだば創作術」もリアルタイムで更新を追っていた。
最初のアニポケって明らかに何かを描こうという意図が見えたぞよね!
それだけに「めざポケ」がなにも描けない最終章だった事は本当に残念ぞよ!
しかし、わたくしはまだ希望を捨ててはいない!!
4月から開始される新アニメ・リコロイ編!
もしかしたらこれを見る事で、「めざポケ」の全てが意味を持つと言う事もあり得るからだ!
新たな主人公、新たな冒険、新たな仲間達!!
わたくしは新アニポケ、大いに期待しているぞよ!!

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