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アニア

レビュー

 

▼アニア アニマルアドベンチャー ASシリーズ レビュー

  •  ■アニアの小パッケージレビューその3

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アニア AS-23
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カバ(水に浮くVer.)
アニア AS-43
ノコギリクワガタ
アニア AS-41
ゴホンヅノカブト
アニア AS-28
カメレオン
(エボシカメレオン)
アニア AS-44
ハヤブサ
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■アニア AS-44 ハヤブサ

2023年8月3日発売 / 770円(税込)
アニア通常ライン、ASナンバー拡充でラインナップされた一体。
しかし、2024年カタログからナンバーの中程がごっそり廃番となった為に
現在(2025年前半)はかなり欠番が出てしまっているぞよ。

パケ裏には小学館の図鑑NEOとのコラボイラストが入っています。

羽が広がる!
頭が動く!
止まり木付き!

けいこく!
くちにいれない!

アニア図鑑カードが日本語と英語で二枚付属。
玩具を通じて動物や言葉も学んじゃおう!

それでは中身を見ていこう!
こちらはハヤブサ目ハヤブサ科のずばりハヤブサであるぞよ!
南極を除く世界中で見られる猛禽類で、オスでは全長42センチ前後、メスはやや大きく49センチから51センチ程にもなる。
この日本では北海道から九州にかけては留鳥として一年中生息するが、
冬鳥として渡ってくるものも見られるぞよ。
本来は河川や海岸周辺の崖の窪みに巣を作って暮らすハヤブサであるが、
近年は都市部の人工的な建造物に巣を作るものも多い。
これはどうやら、高層ビル群が崖と同じ役割をしていると考えられるぞよ。
ハヤブサは他のか弱い鳥を捕まえて食うのだが、都市部にハトなどが増え始めたので一緒に移動してきたのだ。

フクロウ程では無いが、ハヤブサの両目は前向きについており、
立体的にものを見る能力に長けているぞよ。
この広い視野で獲物を探し出し、時に時速300kmを超える速さで急降下すると、
目にも留まらぬ勢いで獲物を捕える!
これが為に速翼・・・ハヤブサと言うワケぞよね!
短く尖った形の尖翼の羽ばたきから生まれるこの速度は新幹線並み、
世界最速の動物の一つであるとも言われる!
これ程の速度を出してはせっかくの視力が駄目になってしまうのではないかと心配するなかれ、
鳥は瞼と眼球の間に、瞬膜と呼ばれる半透明のゴーグルの様なもう一つの瞼を持っているぞよ。

ハヤブサは急降下時には瞬膜で繰り返し瞬きする事で、目を保護している。
これにより、眼球を乾燥やゴミから守っているのだ!
また、瞬膜で目を保護しておけば高速飛行中瞬きしてすっかり視界が隠れてしまう事もないので、
どこかに激突するリスクも減らせる便利な機能ぞよね!

ハヤブサはゲノム解析時代の鳥類の分類分けにおいても重要な存在であるぞよ。
元々、おろかなにんげんどもは動物を見た目で分類分けしていた。
猛禽類はどれも似た姿をするので、きっとハヤブサはワシやタカの仲間であろうと考え、
タカ目の仲間に数えていたぞよ。
しかし、見た目のみの判断では収斂進化のまやかしを見破る事が出来ない。
おろかなにんげんどもがDNA解析と言う新時代の術を知ると、動物の真の分類が明らかになってきた。
なんと、ゲノム解析の結果、ハヤブサは見た目の近いタカ科のオオタカよりも、
インコ目やスズメ目らに近い系統である事が示されたのだ!
この為、タカ目から独立し、ハヤブサ目が立てられる事となったぞよ。

トップ。
アニアの図鑑カードでもちゃんとハヤブサ目ハヤブサ科になっているぞよね!
これはゲノム解析時代の系統樹に則った解説なのです。

ボトム。
ハヤブサ目は三前趾足の趾をするぞよ。
前に三本、後ろに一本の趾で枝にがっしり掴まる事が出来るほか、
狩りにおいては高所からの急降下で相手に接近!
獲物が飛行中の小鳥であったなら、鋭いキックでたちまち気絶させ、
地面に激突させて息の根を止めてしまう!
これを更なる急降下でぱっと攫って行ってしまうとは恐るべき早業であるぞよ!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ハヤブサは頭がスイングする他、翼を開閉しシルエットを大きく変える事が出来る。
勿論木の台座は着脱可ぞよ。
この台座は「AS-05ワシ(ハクトウワシ)」などと共通する止まり木台座ぞよね。

翼は二か所で展開できる。
ハヤブサの様な短く尖った翼は空気抵抗が少ない。
強く羽ばたき高速で飛行する為の形であるぞよ。

首がスイングするので正面を向いた飛行姿勢にも変形できるぞよ!

翼の付け根がボールジョイントなので羽ばたき遊びも可能。
着陸モードと飛行モードが割にリアルに再現できるのは鳥の玩具でも珍しい気がします。

新幹線級の超スピードを出す時、ハヤブサはこのように翼を閉じて弾丸の様なシルエットになる!
翼と首の可動はこの急降下ポーズを再現する為のギミックと言うワケぞよね!
ツボを押さえた通なアニアなのです。

「AS-45 アルマジロ(ミツオビアルマジロ)」と同時発売だった本商品。
実はこの二体はアニメ「アニアキングダム(2023)」のメインキャラクターであるエディ、ハートと同じギミックを備えている。
これを背景として、劇中においては二人と喧嘩してしまったルッタが、
アルマジロ&ハヤブサを新たな仲間に加えて、すわ新トリオ結成か!?
と言うような展開が描かれたぞよ。
と言う事でハヤブサ&アルマジロはちょっとエディ&ハートのアナザーキャラ的なポジションなのです。

ちなみにハヤブサ&アルマジロの当番回である第18話 「解散!?仲良しトリオ!」に登場するルッタはお花柄の特別バージョン。
これは「ルッタ(コツメカワウソ)夏祭りver. イベントオリジナルモデル」として、
特定の動物園・水族館のみで限定販売された為、知る人ぞ知るアニアとなっているぞよ。

第一期では名前無しながら純レギュラー的ポジションだったハヤブサ。
第二期「伝説のガーディアン編」においては「ハヤテ」と言うネームドの別個体が登場。
玩具でもAS-44のカラバリとして、劇中そのままの仕様のアニアが販売されました。

プレイセットや仲間達と組み合わせて遊ぼう!
趾の径はプレイセットの軸に対応するので、いろんなところに掴まらせる事が出来るぞよ!

左右に止まらせればまるで古代遺跡の守護神ぞよ!
エジプトにおいては太陽神ラーやホルス神が人間の肉体にハヤブサの頭部を持つ神として描かれている。
古来より、天高く飛翔するハヤブサはおろかなにんげんどもにとって、
遠くも身近な動物だったぞよ。

アニメでも活躍したAS-44ハヤブサでした!
こちらは2024年の一斉廃番も生き残り、2025年3月現在も通年販売中ぞよ。
まだしばらくは玩具屋さんで買えそうぞよね!


ハヤブサと言えば、様々なメカに名前が使われている事も有名だ!
はやぶさ新幹線は「ばらむツZ」でも(勝手に)大活躍しているぞよ!!


:このリンクを踏んで何かポチるとわたくしにささやかな報酬が入りサイトの運営費となるのでよろしくぞ!
・「アニア AS-44 ハヤブサ
・「アニア 冒険大陸 アニアキングダム ハヤテ (ハヤブサ)
・「プラレール S-03 E5系新幹線はやぶさ (連結仕様)

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■アニア AS-28 カメレオン(エボシカメレオン)

2022年12月22日発売 / 770円(税込)
アニアシリーズ通常ラインに初のカメレオンが登場!
特殊ギミックを搭載した変わり種ぞよ!
AS-28 フラミンゴ」と入れ替わりでラインナップされました。


箱裏には小学館の図鑑NEOとのコラボ写真が載っている。
アニアにはリアルなものと玩具然としたものがあるが、今回の造形はデフォルメ的ぞよ。

舌が伸びる!
潔いギミック一か所・・・!

くちにいれない!

ぱかっと開けるとベロの部分に説明書が乗っています。

アニア図鑑カードが日本語と英語で二枚付属。
玩具を通じて動物や言葉も学んじゃおう!

そして珍しく説明書入りぞよ。
ギミックである舌の伸縮は素材の軟性に頼った力業なので、
あんまり無理に引っ張ると壊れる可能性がある為要注意ぞ!

と言う事でアニアのカメレオンぞ!
モチーフは烏帽子を被ったような姿のエボシカメレオンとなっております。

アラビア半島南西部に分布するエボシカメレオンは、
海に面した乾燥地帯の標高1200〜2000メートルの高地、湿度の高い森林に生息するイエメン固有種であるぞよ。
最大の特徴は烏帽子に例えられる頭部の突起で、オスでは大きくなるアピールポイント。
最大全長は約65センチ程度で、メスはやや小柄の全長45センチくらい。
ペットとしても親しまれるカメレオンの代表的な種で、ペット界においてはそれまで飼育が難しいとされたカメレオンが、
頑丈で長生きなエボシカメレオンの登場によって飼育方法が確立され、広まったとされるスターであるぞよ。

カメレオンと言えば風景に溶け込むために色を自在に変化させる忍者的特徴を持つ・・・と思われがちだが、
これは実は誇張された表現であるぞよ。
実際のカメレオンは風景の色に合わせて色を変えるのでなく、威嚇時や異性へのアピールの為に、気分で色を変えているのだ。
カメレオンは皮膚の表層にグアニンと言う結晶構造を持ち、この間隔を変える事で発色しているぞよ。
つまり、カメレオンの体色変化は構造色によるものだと言う事ぞよね!
エボシカメレオンにおいては、特に繁殖期のオスが青、緑、黄など色彩豊かな婚姻色へ変わる事で知られている。
体色を変え、模様も複雑化する事でメスへのアピールをしていると考えられるぞよ。
また、興奮している時はより鮮やかに、落ち着いた時はやや薄い色に変わるともされている。
エボシカメレオンは普通5月〜9月頃にかけて繁殖期を迎えるので、その期間は様々に色付く姿を見られる事でしょう!
めでたく交尾が済むと、メスは地面に穴を掘って一度に20個〜80個もの卵を産むと言うぞよ。
妊娠中、メスが黒く地味な色に変化するのは、外敵から姿を隠すための工夫であろう。
卵は200日程度で孵化し、約1年で性成熟を迎える。
自然界ではほとんどが別な動物の餌食となってしまうだろうが、大事に飼育すれば沢山増えると言うワケで、
ペットとして数多流通する背景には多産である事も上手く働いているみたいぞよね!

エボシカメレオンは烏帽子の高さ以外にもはっきりとした雌雄の差があるので簡単に見分ける事が出来るぞよ。
それは後肢の踵である。
ずばり、突起があるものがオス、ないものがメスである!
このアニアには踵に突起がないので・・・どうやらメスのエボシカメレオンがモチーフぞよね!

くるくると巻いた尻尾も可愛いぞよ。
この尻尾は樹上生活をする中で、枝に巻き付けるなどしてバランスを取るのにつかわれる。
また、ストレスを感じている時も丸めがちと言い、ペットでは体調をチェックする時にも尻尾の様子を見ると良いとされるぞよ。
ちなみにカメレオンの尻尾は下に巻くのが正解ぞよ・・・!
たま〜に上に巻いた絵を見かけるがそれは誤りなのです・・・。
本商品ではきちんと下に巻いており、正確な造形だ。

トップ。
本商品は淡い緑色の体色に、縞模様も二色でグラデ彩色されている。
全体的には玩具然とした感じだけど可愛いぞよね!

ボトム。
カメレオンの足は指が互いに向き合った対向指と言う構造で、枝を掴むのに便利な形をする。
前肢は外側2本、内側3本、
後肢は外側3本、内側2本で指の向きが互い違いになっているのが特徴ぞよ。
やはりアニアでも正確な構造ぞよね!
良く出来ているんですよ〜。

そしてカメレオン最大の特徴として獲物を捕らえる為の長くのびる舌があるが・・・
なんと!
本商品では舌が軟質素材で出来ており、引っ張る事でびよーんと伸びるのだ!
エボシカメレオンの舌は体長の二倍も伸びると言われ、凄まじい速度で射出されると遠くの虫などを捕え、口内に引き込むぞよ。
その為、舌はべとべとした粘液で覆われているが・・・本商品も材質の都合でちょっとぺとぺとする。
説明書にも書かれてある通り、ごく柔らかな材質であんまり無理に引っ張ると千切れたり、伸びて戻らなくなったりする事が考えられるうえ、
玩具箱にそのまま突っ込んでおくと他のプラスチックと癒着して変形させてしまうなどのリスクが考えられるぞよ。
ま、そんなに神経質になる必要も無いと思うが、
長期目線では消耗品と捉え、お片付けする時は紙箱にしまっておくのが良さそうぞよね!
そして、素早く動く獲物を捉える為に目が左右別々の方向を見る事もカメレオンの重要な能力であり、
アニアにおいても左右で違った向きになっていて特徴を捉えている。

ちなみにエボシカメレオンはカメレオンの中では珍しく、虫だけでなく果物なんかも大好物。
降雨量の少ない地域で暮らす為に、植物からも水分を摂取していると考えられるぞよ。

メインのギミックは舌の伸縮のみと言う潔い仕様だが・・・、
一応前肢がプレイセットのジョイント径にあっており、枝につかまらせる事も出来るぞよ。
短い枝では苦しそうだが・・・、

こんな風に丁度良い樹なら掴まらせて飾る事も出来る。
なかなか様になってるじゃないか〜!

カメレオンと言えば・・・タカラトミーアーツのガチャ、
「あそべる生物フィギュアシリーズ」でもカメレオン達がラインナップされていた。
緑の奴が「奇妙ないきもの博物誌(2023年5月)」のパンサーカメレオン。
角の生えたのが「トカゲキングダム(2023年7月)」のジャクソンカメレオンぞよ。
300円にしてアニアより大きく可動仕様と言うね・・・!

このガチャはボディの内側に舌を格納するスペースを設けており、こんな風に伸縮する事が出来ます。
アニアとは違ったアプローチのギミックで両方面白いぞよ!

変わり種としてアニア初の伸縮ギミックを備えたカメレオンでした!
AS-16のクジャクと同時発売で、アニアに動的な遊びを組み込んだ新機軸のパッケージだったぞよ。
こちらは2024年の一斉廃番を乗り越えて通年販売中なので、
暫くの間は玩具屋さんで普通に買えそうだ。

:このリンクを踏んで何かポチるとわたくしにささやかな報酬が入りサイトの運営費となるのでよろしくぞ!
・「アニア AS-28 カメレオン (エボシカメレオン)
・「アニア AS−16 クジャク (インドクジャク)

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■アニア AS-41 ゴホンヅノカブト

2023年7月20日発売 / 715円(税込)
2023年夏休みに登場したASアニアの昆虫シリーズ第二弾の一つ。
「AS-41 ヒラタクワガタ」と入れ替わりでラインナップされています。

パケ裏には実物標本も載っているので見比べてみよう!
前翅の色が玩具と違うのに注目ぞよ。


胸部が動く!
頭の角が動く!

くちにいれない!

ぱかっと開封。
中身はパック標本の如く保護されています。
開封時は脚などがやや曲がり気味なので、ドライヤーの熱で温めてやると勝手に綺麗な姿勢に戻るぞよ。
ちびっ子どもは大人と一緒に試してみるが良かろうなのだ!

アニアの図鑑カードが二枚付属。
動物を通じて日本語と英語を学ぶ事も出来るぞよ。
知的な玩具なのです。

それでは中身を見ていこう・・・じゃん!
アニアに登場のゴホンヅノカブトぞよーっ!!

ゴホンヅノカブトはアッサム地方からインドシナ半島にかけての
やや標高の高い地域に生息する、ゴホンヅノカブト属の最大種。
全長は7〜9センチほどにもなると言い、その名の通り五本の角が逞しく発達する姿が格好良いぞよね!

日本のカブトムシと言えば黒か、せいぜい赤褐色をするくらいであんまり鮮やかな印象はないけれど、
このゴホンヅノカブトはクリーム色の明るい前翅を持つぞよ。
ゴホンヅノカブトは竹林に生息し、樹液や竹の新芽の先っちょから汁を吸うと言う。
つまり、この明るいクリーム色は竹にしがみついて姿を隠すための保護色の役割を果たしていると考えられるぞよね!
こうした美しい自然の色こそ、是非とも標本として保存したいものですが・・・、
カブトムシ、得てして死ぬと色抜けがち。
ゴホンヅノカブトも死んで乾燥させると前翅の鮮やかな色がくすみ、褐色からせいぜいオレンジっぽく変色してしまうのが難儀であるぞよ。
パケの標本写真もオレンジっぽいぞよね。
これは元々は明るい色だったものが、死んでくすんだ色なのだ。


玩具なら退色も・・・まぁ〜あんまり直射日光に当てたら抜けてしまうかもしれんが、
まず本物よりは気にせず遊べるのが嬉しいぞよね!
この鮮やかな色にやや粉っぽい黒いグラデ塗装が竹の模様に似てなかなか雰囲気出ているぞよ!!

ゴホンヅノカブトは前脚が発達していてちょっと長いのも特徴であるぞよ。
これもやはり竹にしがみつき歩いて登ったりする時に便利だと思われる。
アニアはほどほどだが、もうちょっと誇張した造形だと格好良かったかもしれんぞよね。

竹林で暮らしタケノコを吸って育つとは偏食家で難しいんじゃないか?
と思われるかもしれないが、意外と普通のカブトムシと同じものも食うので、
繁殖の事を考えなければ飼育もまず容易であるぞよ。

ゴホンヅノカブトは体格も立派で腹部などむちむちぷりぷりである。
それだから本場タイでは成虫が食用にされると言われる事もあるが・・・
これ、ほんとぞよかねぇ〜・・・?
食ったとしてもかなり局地的な文化なのではないかと思うが・・・あんまり美味しくはなさそうである。
食った事のあるおろかなにんげん、おりますか?

ゴホンヅノカブトは標高の高い地域のやや寒冷な環境を好むので、暑いとコロっと死にがち。
そして、タイの発生時期は9月から10月にかけてとなると、
近頃の日本の灼熱な気候には合わんぞよ。
従って運んでくるのも大変だから、立派なお値段がするというワケぞ。
それが本商品ならほんのお小遣いで買えるばかりか、弄繰り回して遊び放題なのだから、ちびっ子の味方なのです。
大昔は本物もほんの数百円で売ってる時代があったみたいだが・・・それも今は昔ぞよ。

アニアは一部可動の動かして遊べる玩具!
ゴホンヅノカブトは頭部と胸部がボールジョイント可動し、表情付けが可能となっている。

昆虫玩具と言えば弄繰り回すとバラバラになりがちですが・・・
アニアは頑丈なので投げてもぶつけても壊れる事がない!
昆虫玩具入門に最適なアイテムぞよね!!

シリーズを集めて遊ぼう!
昆虫バトルぞよッ!!

力持ちのカブトムシにはソリを引いてもらうのだ!
プレイセットの小物と組み合わせたり、遊び方は無限大ぞ!!

ASアニアカブトムシ原型網羅。
今のところカブトムシシリーズの原型はこれでコンプぞよね。
他に単品パケやギフトセットでカラバリがいくつか出ている。

続々登場のアニアAS昆虫達!
ちなみにゴホンヅノカブトがアニアになるのは、実はこれが初めてではない。
「アニアくじ6 森林の王者 昆虫コレクション2(2020年7月)」というパッケージに番外収録された事があるぞよ。
勿論本商品とは原型の異なる全くの別アイテムだ。

続々集まってきた昆虫アニア達!
2024年には「大自然の最強いきものセット」としてカマキリやスズメバチがラインナップされましたが、
2025年の夏休みには何が発売されるか楽しみぞよね!

2023年の昆虫アニア回収完了ぞよ!!

身近なカブトムシや認知度の高いヘラクレスと比べるとややレア枠?
ゴホンヅノカブトでした。
昆虫玩具入門におすすめぞよよ〜!


昆虫あり! 頭脳怪獣バトルあり! ロマンスありの特盛エンタメ
虫屋ときつね」もよろしくぞよ!!


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・「アニア AS-41 ゴホンヅノカブト
・「アニア AA-05 世界の昆虫王者セット

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■アニア AS-43 ノコギリクワガタ

2023年7月20日発売 / 715円(税込)
2022年夏よりアニア通常ラインに本格登場した昆虫シリーズ。
こちらのノコギリクワガタは翌年2023年より新たに加わった昆虫第二弾で、
ナンバー拡充での追加となったぞよ。

昨今の物価高の影響で、アニアも2025年3月より値上げが決定。
ASアニアは715円から770円となるぞよ(ALはお値段据え置き
多くの場合割引価格で販売されるので実売はもう少しお安いとは言え、
ちびっ子冬の時代であるぞよよよよ・・・。

胸部が動く!
大あごが動く!

くちにいれない!

アニア図鑑カードが日本語と英語で二枚付属!
アニアを通じて言葉も学んじゃおう!!

パカっと開封すると・・・こんな風にパック詰めされています。
昆虫即売会などでは未展足の昆虫標本がこんな風に袋詰めされたパック標本で売っているぞよ。
それをイメージしているかは定かでないが、本商品も雰囲気あるぞよね!
もっとも、アニアはテープ止めされているが、
本物のパック標本をテープ止めしては万が一くっついちゃった時に虫の体を壊しかねない。
ほんとのパック標本は大体の場合ホッチキスなどで封がしてあるのだ。

それでは中身を見てみましょう!
こちらはみんな大好きノコギリクワガタ!
日本で広く見られるクワガタムシの中でも大型にしてポピュラーな普通種ぞよね!
前述の通り昆虫アニアは一応台紙と一緒にパック詰めされて保護してあるのだが・・・
開封時にはやはり足など歪んでしまっている事が多い。
これはドライヤーで温めてやると簡単に格好良い姿に戻るので、
ちびっこ諸君はお父さんお母さんに手伝ってもらって熱矯正してみましょう。


低地から亜高山まで広く分布するノコギリクワガタは国内で最も身近な憧れのクワガタムシの一つで、
採集から飼育までおろかなにんげんどもに幅広く愛される昆虫であるぞよ。
体色は赤褐色から黒っぽいものまで様々おり、前翅の艶が控えめな渋さが魅力の一つであるぞよ。
大顎は全体の大きさによって様々な形を魅せるが、
湾曲した先に5〜6本程の内歯を持つ事がノコギリの名を冠する所以である。
この大顎と内歯の形は幼虫が蛹になる準備期間の環境と密接に関係しており、
温度が低い方が大型化する傾向にあると言うぞよ。
従って涼しい山間部や標高の高い場所は大型個体が犇めくノコギリクワガタの激戦地となっているのだ!

成虫は初夏から夏の終わりにかけて出現するが、梅雨〜夏休みの中程辺りがシーズン真っ盛りとなるぞよ。
日の高いうちから一日中活動しているが、どちらかと言えばやはり夜行性。
クヌギやコナラなど広葉樹の樹液を舐めに集まってくるぞよ。
飛翔性が高く灯火にも惹かれて集まってくるので、そうした場所は良い採集スポットになっている。
しかし、沢山集まってきて労せず採れるからと言って無秩序に持って帰っては種の保全にどんな影響が出るかわからない。
ザクザク持ち帰って通販で売る様な事をするおろかなにんげんどもは問題であるぞよ!
また、光に集まったが為に車に引かれて道路でぺしゃんこに・・・なんて哀れな者も後を絶たないから、
その辺で迷っているクワガタを見つけたら暗い林にでも放してやったらいつか美しい娘に化けて恩返しにくるかもしれぞよね。
あ、顎のある奴はオスであったか。

ノコギリクワガタはこの大きく発達し、歪曲した大顎の形を見て判る通り・・・戦闘能力が極めて高いぞよ!
美味しい樹液の出る餌場でライバルのカブトムシやミヤマクワガタらを見るや、
果敢に戦いを挑み、相手を大顎で挟み込むや地面に投げ捨ててしまう。
戦いに至らずとも、ノコギリクワガタは前脚を踏ん張って大顎を高く持ち上げ、
勇ましい威嚇ポーズをして相手を怯ませるという事をする。
この姿が実に美しく格好良いのです。

そんなノコギリクワガタを、本商品では顎先からお尻まで約6.7センチで立体化。
ノコギリクワガタのオスは最大で7.7センチと言われるので、本商品はほどほどのリアルサイズぞよね!
上部は赤褐色のグラデ彩色が施されており、これも結構リアルであるぞよ。

昆虫玩具と言えばバンダイの「いきもの大図鑑」はCTスキャンを用いて原型を起こし、
各部可動の超リアルフィギュアで知られるが、一方でやや繊細でちびっ子に与える玩具としては難がある。
それで言うとアニアは投げてもぶつけても壊れる事がない、まさに昆虫玩具入門編に相応しいアイテムであるぞよ!

こういう素朴な玩具が大事なんですよ〜。
やはりおたくなどはついついマニアックな視点を持ってしまうものだが、
あんまり尖った方向にコンセプトを絞っていると、
いつしか先鋭化して独り善がりなものになってしまう。
無論我々のようなおたくを楽しませてくれる事も大事であるが、
我々もまた元を辿れば純真無垢な子供であったぞよ・・・!
このような入門的玩具がなければ、きっと立派なおたくにはなれなかったに違いないのだ!
アニアはその辺良く判ってるぞよね!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア。
本商品は胸部がボールジョイント可動します。

勿論大顎の開閉も可能となっている!
これはクワガタでは外せないギミックぞよね!!

手に取ってがしがし遊べる可愛いノコギリクワガタフィギュアなのです。

シリーズを組み合わせて遊ぼう!
アニアワールドで昆虫バトルだ!!

アニアクワガタシリーズ。
←からノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ、ヒラタクワガタ、ギラファノコギリクワガタ→
実はメインラインで登場している原型はこれでコンプである。
他にカラバリやプレイセットのみの付属となる非可動オオクワガタなどがいるぞよ。
また、アニアシリーズでノコギリクワガタが登場するのは、実はこれが初めてではない。
「アニアくじ4 森林の王者 昆虫コレクション(2019年7月)」と言うパッケージで番外登場しているのだ。
勿論原型は異なり、本商品は新規造形アイテムとなっている。

ちびっ子向け昆虫玩具入門にはこちらのアニアをおすすめぞよ!
リアルなサイズ感で、昆虫の体を程よく正確に再現しているので、お絵かきのモチーフなどにも役立つかもしれませんね。


昆虫や生き物を特集する「虫屋ときつね」シリーズもよろしくぞよ!!

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・「アニア AS-43 ノコギリクワガタ
・「アニア AA-05 世界の昆虫王者セット

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■アニア AS-06 カバ(水に浮くVer.)

2021年12月29日発売 / 715円(税込)
アニア通常ラインで再び登場のカバ!
こちらは2024年のAS動物一斉カタログ落ちからも生き残り通年販売中のパッケージぞよ。

元は「AS-06 カバ」として2013年6月から発売されていたアニアカバ。
長く通年ラインナップを務めましたが、2021年12月に本商品「水に浮くver」としてリニューアルされ現在に至るぞよ。

首が動く!
口が開く!

くちにいれない!
と言う事でこいつはアニア二代目カバなのです。

アニア図鑑カードが日本語と英語で二枚付属。
動物玩具を通じて文化も学べる知的なトイなのだ。

アニア二代目カバ登場!
こちらは本体がSBS素材となり、ギミックも洗練されたリニューアルバージョンとなっているぞよ。

アフリカのサハラ砂漠以南の川や沼地、湖に生息する鯨偶蹄目の哺乳類・カバ!
現生のカバ科はカバとコビトカバだけが知られている珍しい動物だが、
日本の動物園でも普通に見物出来るのでお馴染みの存在ぞよね!
なんと言っても特徴は半水生である事、カバと言ったら水の中にぷかぷか浮いているイメージ、あるぞよね?
しかし、実際のところカバは別に泳ぎが得意と言うワケではない。
体長4メートル、体重3トンにも達する巨体は、当然水に浮く事は出来ないので、実は深い水辺に入っては沈んでしまうぞよ。
体の作りは確かに半水生生活に適応しており、例えば指の間には小さな水かきがあり、
体を沈めても目と鼻だけは水面に露出できるように、顔の上部についているが、

当然水中に完全に潜っては肺呼吸できん。
成体のカバでは4〜6分おき、幼体では3分おきくらいに水面に浮上して呼吸する必要があるぞよ。
それが為に、カバは基本的に淡水域の静かな浅瀬で水に浸かっている事が多く、
深い場所では底を蹴りながら跳ねるように移動しているのだ。

ずんぐりな体に短い四肢、一見すると間抜けな姿に見えるカバだが、
その実全体に無駄のないシルエットに、武器としても強力な大口は洗練された強靭な肉体であるぞよ。
成体となった立派なカバは、この地球上でも最も強靭でパワフルな無敵哺乳類の一つとして知られる。
アフリカ大陸の大自然には様々な野生の脅威が潜んでおり、
幼体のカバはナイルワニやライオン、ブチハイエナなどに捕らえられて食われる事もしばしばあるが、
堅牢な肉体に勇猛さを備えた成体カバは並の野生動物では相手にならんぞよ!
その牧歌的な姿とは裏腹に、カバは非常に獰猛で攻撃的。
おろかなにんげんどもの船が縄張りを侵そうものなら凄まじい突進で転覆させてしまう事すらあるという・・・!
また、悪知恵も働き、時に農作物を襲う事もある。
一方で、おろかなにんげんどもはカバ肉や歯を金銭に替えるために、カバを密猟する事で問題となっているぞよ。
カバ唯一の天敵が人間であり、人間の暮らしを脅かす恐るべき猛獣がカバなのだ!!

カバは群れで行動する動物で、乾季ともなると主にメスからなる100頭以上が集結し、
水辺がむちむちぴちぴち状態になる事で知られる。
一方で、オスは孤高の生活を好み、強い縄張り意識を持つぞよ。
例え同族であっても、この縄張りを侵す者があれば、大口を開け、獰猛な唸り声を上げて威嚇すると言う。
そしてまた、カバの威嚇行動にはうんち攻撃も見られるぞよ。
短い尻尾をぶんぶん振ると同時に排便し、うんちを周辺にまき散らす事で縄張りを主張するとはばっちいヤツである。
しかし、この行動は陸上でも水中でも見られ、特に水中では匂いが消えてあまり役立たないのではないか?
とも言われており、実は何のための行動か正確には判っていない。
カバは汗をかかない動物だが、赤い汗と呼ばれる粘液を分泌する為の線を持つ事で知られるぞよ。
ヒポスドール酸とノルヒポスドール酸からなるアルカリ性の分泌液は、
体表の病原菌の増殖を抑制し、また紫外線を吸収する為、日焼け止めの効果があると考えられているのだ。
そしてまた、カバを初めサバンナの大型草食動物はウシツツキと言う鳥と共生している事でも知られるぞよ。
ウシツツキは大型動物の背中に乗って皮膚をつつく事で寄生虫やダニなどを取ってくれる掃除屋なのだ。
勿論、ウシツツキは親切で動物を掃除してやっているのではない。
皮膚を破って食ったり、生き血を啜ったりもするというから、便利にも厄介な便乗屋なのである。

このシンプルな体に様々なメカニズムが詰まっているというワケぞよね!
頑丈で病気対策もばっちりなカバは、野生下では30年、飼育下では50年近くも長生きすると言う。
繁殖力も高いので、動物園では繁殖制限を行っているくらいなのだ。

大体動物は体についている派手な飾りを見たり、ひっくり返すと生殖器の有無で雌雄が判ったりするものだが・・・、
カバは性的二型が発達しておらず、見た目だけでどちらか判断する事は難しいぞよ。
2024年には天王寺動物園でオスとして飼育していたカバが、
性成熟を迎えても縄張り行動などが見られずDNA鑑定をしたところ、実はメスであった事が判明すると言う出来事があったぞよ。
カバは体が大きく、性格も獰猛な為になかなか近づいてじっくり調べる事が難しいが故の珍事ぞよね!

アニアはワンポイント可動の動物アクションフィギュア!
こちらの水に浮くカバは首がスイングし、口を開閉する事が可能ぞよ!
これにより、大きくシルエットを変える事が出来る・・・!
これは面白いギミックぞよね!!

このようにお澄ましポーズから、

グイっと首を下げてお辞儀ポーズにも出来ちゃうぞよ。
獰猛な性格とは裏腹に、カバは植物食。
この状態で口を開閉すればお食事シーンも再現できちゃうぞよね。
ちなみにカバはしばしば死肉を貪る所も目撃されており、たまには肉を食って足りない栄養を補っているようである。
しかし、植物食の胃では肉を上手に消化出来ないと思われるので、あとでお腹を壊しているかもしれんぞよ。

そしてもちろん、カバ最大の武器である大口を開ける事も出来る!
シンプルだがかなり遊べる一体ぞよね!!

そして本商品は「水に浮くver」と言う事で、お風呂に浮かべて遊ぶ事も出来ちゃうぞよ!!
カバは時に、こうして大口を開けたまま水中に潜り、
集まってきた魚達に口内の寄生虫を掃除してもらう事もあると言う。
魚はご飯に在りつけ、カバは歯磨きして貰える、
鳥の例同様、異なる生物が互いに利益を得る事が出来る共生の仕組みを相利共生と言うぞよ。

柚子湯に浮かぶカバさん・・・わたくしとも共生していこうではないか!!

前述の通り本商品はアニア二代目カバである。
←が本商品、→は初代カバで、当時品ではなく「アニア10周年記念メモリアルセット(2023年3月)」に入っていた復刻版だ。
ご覧の通り、初代カバは彩色箇所が多く非常に豪華な仕上がりぞよね!
体のグラデ彩色も美しいし、爪まで塗り分けられているのが見栄えが良い。
一方で水に浮くverでは表皮のディテールが細密になり実在感が増している。
そして何より・・・首のスイング可動で活き活きとしたポージングが可能となった点はアップグレード箇所と言えるだろう!
わたくしはこの復刻版初代カバの方が出来が良いと思って水に浮くverは後回しにしていたのだが、
実物のギミックを見たら水に浮くverもかなりイイ感じでひと目に気に入ってしまったぞよ!!

色々出ているぞ、カバ!
←から初代復刻版、本商品、
そして「AC-09 カバ(子ども)(2022年10月)」、「AS-16 コビトカバ親子(2019年3月)」→となっている。
残念ながら現在(2025年1月)は水に浮くカバ以外は全て廃番となってしまったぞよよよよ。

カバは100年くらい前までは、臼歯の形からブタの仲間に分類されていたぞよ。
しかしおろかなにんげんどもが分子系統学による動物の真の分類を発見すると、鯨と近縁である事が解り、
偶蹄目と鯨目は合わせて鯨偶蹄目に改められた。

なかでもカバは鯨類に最も近縁な動物としても知られている。
同じ鯨偶蹄目の哺乳類の中で、ラクダやキリン、ウシたちよりも、
カバはクジラやイルカと祖先を同じくする、より近しい親戚って事ぞよ。
更に大きなくくりで言えば、鯨偶蹄目は北方真獣類のうち、
ユーラシア大陸起源のローラシアテリアと言うグループに分類される。
古くは動物の分類は見た目の共通点に重きを置かれたが、
現代では目には見えない様々な情報が読み取れるようになり、進化の道筋が明らかになりつつあるのだ。

アニアの仲間達と組み合わせて遊ぼう!
ここはサバンナの水辺ぞよ。
カバ達が仲良く暮らしています。

百獣の王・ライオン出現ッ!
子カバちゃんを狙っているぞ!!
すかさずお母さんカバが迎撃を開始する・・・!!
さしもの百獣の王も、超重量級装甲車にも匹敵する成体カバの猛攻には敵うまい・・・!!

お次はナイルワニ達が襲ってきた!!
アフリカの大自然には危険がいっぱいぞよーっ!!
集めれば集める程楽しいアニア、様々な動物を組み合わせてキミだけのアニマルアドベンチャーを作り出せ!!

水に浮くverとして現在も通年販売中の単品カバ。
動かして良し、お風呂に入れて良しのあそべる一体となっているぞよ!


ぞよちゃんも会いに行った!
ばらむツ」はカバさんを(勝手に)応援しています!!


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・「タカラトミー アニア AS-06 カバ (水に浮くVer.)
・「タカラトミー アニア AS-19 カマイルカ (水に浮くVer.)

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■アニア AS-23 ディロン

2024年11月16日発売 / 715円(税込)
ASアニアに小型恐竜が新登場!
最初のラインナップは・・・まさかの「ディロン」・・・!
マニアックすぎるぞよーっ!!

これまで恐竜はALサイズで発売されていた為、ASパッケージになるのはこれが初めて。
「AS-23 ジャイアントパンダ 子ども」が廃番となり、入れ替わりで登場しました。

口が開く!
首が動く!
あしが動く!
しっぽが動く!
こいつ・・・めちゃくちゃ動くぞ・・・!!

くちにいれない!

アニア図鑑カードが日本語と英語で二枚付属。
恐竜を通じて言葉も学んじゃおう!!

この2024年にはAS動物達の一斉カタログ落ちが発生しましたが、
その欠番を埋めるように登場したのがAS恐竜達である・・・!
このままASサイズも売れ筋の恐竜に支配されてしまうのか・・・!?
個人的には地味な動物達も残しておいて欲しいところぞよ!!

そんなASサイズで登場のディロン!
中国遼寧省の熱河層群から産出した全長1.6メートル程の前期白亜紀の獣脚類恐竜ぞよね!
パケでは<科名未定>となっているが、ティラノサウルス上科の基盤的な恐竜と考えられているぞよ。
中国遼寧省は白亜紀の昔、火山噴火が頻繁に繰り返されていた結果、
生物の死体が火山灰に埋もれ、極めて良好な状態で保存され、積み重なっているぞよ。
従ってこの地層には鳥類や羽毛を持った恐竜達が、その痕跡を色濃く残したまま眠っているのだ。
このディロンもまた、そんな保存状態の良い化石の一つである。
半ば繋がった状態の極めて完全に近い骨格が見つかっており、羽毛の痕跡も見られた。
これはティラノサウルス上科として初めて発見された羽毛恐竜であったぞよ!

ティラノサウルスに繋がるより祖先的な獣脚類恐竜で初期の羽毛のような構造が見られると言う事は、
進化的なティラノサウルス類もまた羽毛を持っていた可能性が高い。
ティラノサウルス羽毛説はこうした根拠に基づいて唱えられるようになったワケぞよね!
しかしながら、恐竜が持っていた初期の羽毛は勿論後の鳥類のような、飛行の為の仕組みではないぞよ。
特にディロンなどは小型の獣脚類なので、体の熱を逃がさない為の保温の機能や、
異性の気を惹くためのディスプレイが主だったと考えられる。

本商品においてはそんな初期の羽毛を、もこもこした造形で再現。
尾先にはより毛っぽい構造が見られ特徴を再現しているぞよ。
このアニアディロンが初めて人々の目に触れたのは
プレイセット「パッとおかたづけ!恐竜大乱闘ワールド」の載っているカタログであった。
この時はごく小さな販促写真にちらっと映るのみで名称が不明だったため、
特徴からなにか羽毛獣脚類である事は解ったが、果たしてなんの恐竜であるかは謎だった。
それがよもやディロンとはね・・・!
おろかなにんげんどもはディロン知ってましたか〜?
この夏横浜で開催された「巨大恐竜展」には骨格模型と復元模型がやってきていたので、見物した人も多いのでは!?

進化系の大型ティラノサウルス類は前肢が小さく、指が二本しかないのが特徴であるぞよ。
しかしディロンはまだ比較的前肢が大きく、指も三本ある。
もともと、原始的な獣脚類は前肢の指が五本あった。
それが進化するに従い、第4指、第5指が小型になり、退化していったぞよ。
ディロンの前肢の指は残った第1、2、3指と言うワケぞよね。
ところが現生鳥類の翼に残っている指の痕跡は、どうやら第2、3、4指の名残である。
獣脚類が鳥になったとすると、進化の過程で指が生えたり消えたり、奇妙に複雑なルートを辿った事になりおかしいぞよ。
しかし、この進化の矛盾点を解明したものがいた。
東北大学の田村宏治先生ぞよ!
この研究ではニワトリの指の発生が追跡され、原型となる細胞の位置がスライドし、指になる事を発見した。
つまり、一見すると2、3、4指と見られた鳥の三本指も恐竜と同じ1、2、3指だったのだ。
こうして日本の研究が実を結び、獣脚類から鳥へ進化するルートの矛盾がすっきり解消されたとは素晴らしい事です!

トップ。
ディロンが纏っていた羽毛は、現生の鳥のように発達したものではなく、
まだ単純な繊維状の構造であったぞよ。
羽毛は竜盤類の獣脚類恐竜が主に持っていた構造として知られるが、
実は鳥と関係がない鳥盤類恐竜にも羽毛を持つものがいた。
鱗を繊維質に進化させるルートは生物の進化の歴史の中では幾度も起こっていると言う事だ。

ボトム。
ディロンは比較的後肢が発達しており、俊敏に動く事が出来たと考えられるぞよ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
新作のディロンは可動構造が非常に凝っている!
口開閉、首ロール、足のスイング、そして尾が一か所軸入りボールジョイントで表情付け可能だ!

この首ロールがこれまでの恐竜アニアにはない構造で非常に楽しいぞよね!
周囲を窺いながら歩くような、愛嬌のあるポージングが可能となった!!

めちゃくちゃかわいいですよ〜。
ディロンはほんの1.6〜2メートル程の小型獣脚類。
しっぽが長い事を除けばまず小さくて可愛い奴だったかもしれんぞよ。
しかし俊敏な肉食性ではペットに向きそうにない・・・残念ぞ!
このように、祖先的なティラノサウルス類はほんの小型で、むしろ他の動物に狩られる立場にあった。
それが約1億年かけて大陸間を移動しながら巨大化を果たし、
後期白亜紀には最強進化してティラノサウルス・レックスへと至ったのだ。

円らなおめめが可愛いね。
この首可動は他の動物にも採用して欲しい構造ですね!

ALサイズで通年販売中の羽毛ティラノと並べて〜(写真はクレしんカラー
ディロンやグアンロンのような初期のティラノサウルス上科の恐竜達は羽毛を持っていた。
従って進化型のティラノサウルス類もまた羽毛を持っていたと考えるのが自然であるぞよ。
しかし、前述したとおり、小型獣脚類にとっての羽毛は保温の為のものであったとも考えられる。
後期白亜紀、ララミディア大陸の温暖な気候を生きたティラノサウルスのような大型動物にとっては、
体を温める事よりもむしろ冷ます事の方が重要であったと考えられるぞよ。
そしてティラノサウルスそのものに羽毛のあった痕跡は一つも見つかっていない。
よって、ティラノサウルスは生まれたての頃は保温の為に羽毛を持ち、
成長に従って抜け落ちていったのではないか・・・?
現在ではこのように考えられる事が多いのだ。

ジュラ紀の原始的なティラノサウルス類はアジアやヨーロッパ、北米まで広く分布していたぞよ。
しかし前期白亜紀には大陸が海で隔てられ、ティラノサウルス類はアジアに閉じ込められてしまった。
ところが後期白亜紀、ベーリング陸橋によって大陸が再び繋がると、
ティラノサウルス類はアジアと北米を行き来するようになり、
両大陸で進化系のティラノサウルス類が見られるようになってゆく。
アジアのティラノサウルスことタルボサウルスにも鱗の印象化石が見つかっているぞよ。
やはり大型のティラノサウルス類が全身もふもふだった可能性は低そうだ。
よくインターネットでは「ティラノサウルスの真実の姿」などとして、
もふもふの格好悪い復元図が例に出されて笑いものにされている。
そしてまた、「ティラノサウルスに唇があった」という説を、そのまま人間の唇のようにとらえてピンクで塗ったり・・・
まったくおろかなにんげんどもは浅はかであるぞよ。
インターネットで恐竜を語るものは、恐竜の学術的な面をちっとも学ぼうとしない。
特にオツムのすべすべなジジイなどはその傾向が強く、
「本物の生きた恐竜を誰も見たことがない以上、現在の復元図は全て妄想に過ぎない!」
などと言う始末である。
確かに200年前の初期の恐竜研究は、半ば空想や想像がまかり通った時期もあった。
しかし、現在ではきちんと学問として確立されており、学術的な復元図には様々な根拠があるぞよ。
恐竜研究は決して妄想や想像で成り立っているものでは最早ないのである。
おろかなにんげんどもよ、夏休みに開催される恐竜展示に足を運び、最新の恐竜研究を刮目するのだっ!!

アニア獣脚類に小型恐竜が仲間入り・・・!
新たな可能性が開かれたぞよ・・・!!
獣脚類で最も大きく、逞しく、そして格好良いティラノサウルス類。
その巨大化の起源はどうやらアジアにあると言う。
この日本からも、推定全長10メートル前後と言う巨大ティラノサウルス類の歯の化石が見つかっているぞよ!
もしもっと多くの化石が発見できれば・・・
ティラノサウルス類巨大化の起源がこの日本から解明できるかもしれない・・・!
楽しみぞよね!!


これまで登場していた小型恐竜と言えば・・・ヴェロキラプトルは(玩具として)割に小型だったぞよね。
通常パッケージは「AL-12 ヴェロキラプトル」だが、
アニアキングダムバージョンの「ラプル」はAS相当パッケージという不思議な仕様もあったぞよ。
タカラトミーさん・・・!
お主ももう聞き飽きたと思うが・・・そろそろですね!
ヴェロキラプトルを羽毛復元でリニューアルして欲しいなと!
AS恐竜の次弾としてこれ程ぴったりなものも他にあるまい・・・!

わちゃわちゃ集めて遊ぼう、アニアシリーズ!
2024年ラストに予想外のラインナップが飛び出したが・・・来年の展開も楽しみぞ!!

超マニアック!?
新登場のディロンでした!
こういうのは得てして大人よりちびっ子の方が詳しいもの・・・。
ひょっとしてディロンって今のちびっ子にはよく知られた恐竜ぞよか?
ちなみに最後に補足するのもなんだが、こいつ以前は「ディロング」と訳されて紹介されていた事もあったぞよ。
しかし「Dilong」のgは発音しないのが正確なので、現在は「ディロン」と正しく訳されるようになった。
ひょっとしたらディロングなら聞き覚えのあるおろかなにんげんどももいるかもしれませんね。


ぞよちゃんも会いに行った!
ばらむツZ」恐竜展レポを読んで、ディロンの正体に迫ろう・・・!!


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・「アニア AS-23 ディロン
・「アニア パッとおかたづけ! 恐竜大乱闘ワールド

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■アニア AS-24 ドラコレックス

2024年11月16日発売 / 715円(税込)
ディロンと共に新たに登場したAS恐竜パッケージ!
「AS-24 コアラ つかまるVer.」が廃番となり入れ替わりラインナップされました。

大人気コアラがリストラされた事も驚きだが、こちらも意外なラインナップ・・・!
なぜならこんな種の恐竜は存在しないからぞよよよよ・・・。
その秘密は後述ぞ!

頭が動く!
しっぽが動く!
あしが動く!

くちにいれない!!

アニア図鑑カードが二枚付属。
恐竜玩具を通じて言葉や文化も学んじゃおう・・・!

ぱかっと開封!
ディロンと共にASサイズで登場した小恐竜アニア、
その名もドラコレックスぞよ・・・っ!!

後期白亜紀の北米に生息していたとされる鳥盤類周飾頭類恐竜・ドラコレックスは
全長2.4メートル程の小型の堅頭竜であるぞよ。
サウスダコタ州のヘルクリーク層からほぼ完全な頭骨といくつかの頸椎が発見されており、
後頭部に鋭く伸びた角をはじめ、そのシルエットは物語に登場するドラゴンの姿によく似ていた。
この事から、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する「ホグワーツ魔法魔術学校」にちなんで、
「ホグワーツの竜王」こと「ドラコレックス・ホグワーツィア」の学名を与えられ、
その格好良さと名前のインパクトから日本でもよく知られるようになった恐竜の一つであるぞよ!

後期白亜紀には本物の生きたドラゴンがこの地球に生息した・・・!
このようなセンセーショナルな話題をもって広く受け入れられたドラコレックスであるが、
よくよく調べてみると様々な疑問が生じる事となったぞよ。
まず一つに、ドラコレックスは明らかに成長しきっていない幼体である事。
そして同じ時代の同じ地域には他にもパキケファロサウルスやスティギモロクなどの堅頭竜類が生息していた事があげられるぞよ。
そして、このうちパキケファロサウルスは成体の標本しか発見されていないのだ。
つまり、ドラコレックスやスティギモロクは単純にパキケファロサウルスの成長段階に位置づけられる化石であり、
3つは同じ恐竜なのではないか?という事ぞよ!

このようなパキケファロサウルス類は脳の上を覆う頭骨が著しく発達し、分厚く堅牢な事で知られている。
典型的なドーム状の頭骨を持つものは「ドーム型の頭」のパキケファロサウルスとして、
平らな種は「平たい頭」のパキケファロサウルスとして、それぞれ区別されていたぞよ。
しかし、近年ではこの「平たい頭」種のパキケファロサウルス類は、
まだ完全に成長しきっていない若年のパキケファロサウルスである事が判明しつつある。
この「平たい頭」種と考えられていたパキケファロサウルス類こそ、ドラコレックスと言うワケぞよ。

パキケファロサウルスは後頭部周辺に団子のような突起を持ち、これは鱗状骨結節と呼ばれるぞよ。
スティギモロクは既に未発達ながらドーム状の頭を持っていたが、鱗状骨結節は団子状のものとトゲ状の突起が入り混じる構造をした。
一方でドラコレックスの頭は平たく、鱗状骨結節はトゲ状に伸びていたぞよ。
同じ時代・地域から発見された3種をこうして並べる事で気づく事があるぞよね!
つまり、もし3種が同一の種であり、成長段階の違う「パキケファロサウルス」であるとしたら、
この種は幼体の頃にはトゲ状の鱗状骨結節を持ち、それがやがて団子状に丸くなり、
一方で頭骨がより発達し、成体においては頭がドーム状になる・・・こういう成長を遂げる動物である事が解るのだ!
同じ周飾頭類のトリケラトプスでは、角やフリルが成長するに従い発達したと考えられるが、
堅頭竜類においても成長に伴い頭部が著しく発達していったというワケぞよ!

ドラコレックスと言う「種」の恐竜は存在せず幻のものであったとは、こうした研究結果を受けたものだったのです!
おろかなにんげんどもも、大人の「人間」と幼虫の「赤ちゃん」を別々の動物として扱ったりしないぞよね?
それは同じ種の中で成長段階が異なり、生態や外見が違って見えるだけの事なのです。
恐竜の場合は、発見されるのは化石だけなのでより判りにくいのだ。
しかし、こうして同時に存在した異なる個体の化石を見比べたり、
化石の中に保存されていた当時の環境などを合わせて考える事で、様々な真実が浮かび上がってくる。
最初に提唱された説が後に覆される事は、恐竜研究ではしばしばある事なのだ!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ドラコレックスは首がスイング、足がロール、尾が一か所軸入りボールジョイント可動でシルエットを大きく変える事が出来るぞよ!!

頭突きポーズからこんな風にお出かけポーズまで様々な動きをつける事が可能。

くいっと頭と尾を持ち上げておすましポーズぞよ!
まだまだ子供のドラコレックス、可愛らしいポージングが映えるのだ!!

アニア図鑑 はじめての恐竜 陸の強者セット」には
その名もずばり「パキケファロサウルス(子ども)」が収録されていましたが・・・
惜しいッ!!
この子は既に頭部のドームが発達してしまっているぞよ!!
もしドラコレックスがパキケファロサウルスの幼体であると言う説が正しければ、
頭骨はまだ平たく未発達であった筈なのだ・・・っ!!
という事でセットの子パキケはドラコレックス発見以前の古い復元図と言う事になるかもしれませんね。

そしてアニアにおいてパキケファロサウルス類は不思議と豊富にラインナップされている。
←からセットの子パキケ、本商品ドラコレックス、
オレンジの堅頭竜はジュラシック・ワールド版の「スティギモロク」に、
緑の成体はまさしく「パキケファロサウルス」ぞよ!
しかもです、ジュラワ版復元が比較的正確な事も相まって、
前述のドーム状の頭骨の発達と鱗状骨結節がトゲ状から団子状へ変化する様子が割に再現されているではないか・・・!
そしてまた、こうして並べるとパキケファロサウルスとドラコレックスの黒目がちなくりくりおめめが、
先に発売されたスティギモロクと並べられるようにデザインされている事が改めて理解される。
身体つきもそっくりだし、

これ完全に狙って共通デザインで形態網羅してるぞよね!!
タカトミ〜っ・・・やるじゃないかあっ!
ちなみに我らが科博の地下一階にはパキケファロサウルスの実物化石を含む貴重な全身骨格が常設されているが、
これはスティギモロクの段階とされているぞよ。
興味のあるおろかなにんげんどもは足を運んでみよう!


子供の頃はまだ頭部が未発達のパキケ、日々の鍛錬で頭を鍛えてゆくのだ!

頭突きで古木をなぎ倒せ!!
アニア図鑑に付属したパキケ用の倒れる木が此処でも大活躍・・・!
なぜかアニアではこうしてパキケファロサウルスが優遇されており、2024年に形態コンプを見たのである。

みんなで仲良く水を飲もう!!
こうして一つずつ集めるだけで群れを作れるのは嬉しいぞよね!
まぁアニアの場合は色違いで何度も同じ原型を買わされたりする事もしばしばあるが・・・ご愛敬だ!!

という事でこちらもマニアックなラインナップのドラコレックスでした!
ドラコレックスも恐竜展示会で頭骨模型が来る事があるので、見物した事のあるおろかなにんげんもいるかもしれませんね。
アニアで成長段階を集めてキミのお部屋の恐竜博物館も充実させよう・・・!!

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・「アニア AS-24 ドラコレックス
・「シュライヒ(Schleich) 恐竜 ドラコレックス

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■アニア AS-21 オオカンガルー

2021年12月29日発売 / 715円(税込)
おなかにポッケがついている事で知られる有袋類のカンガルーがアニアに登場!
こちらはリニューアルバージョンぞよ。

オオカンガルーはもともと「AS-16 オオカンガルー」として2013年11月に発売されましたが、
2015年より「AS-16 シロイルカ」と入れ替わり廃番に。
その後2021年に「AS-21」が冠され改めて新発売されたのがこちらのパッケージ。
リニューアルに際して造形は一新されており、元は脚のスイングだけだったものが、
頭部と尾も可動ポイントになっているぞよ。

首が動く!
あしが動く!
しっぽが動く!

くちにいれない!

アニア図鑑カードがおまけにつきます。
日本語と英語でカンガルーの事を学んじゃおう!!

アニアで再び登場のオオカンガルー!
オーストラリア東部とタスマニア島に生息する大型のカンガルーで、
体長は約1〜1.5メートル、立ち上がると最大で2メートルにもなると言われ、
アカカンガルーと共にカンガルーでは最大種となるぞよ。
草原や半砂漠地帯、荒野、森林と広く生息する。
日中は日陰などでごろんと転がってだらだらと過ごし、薄暗くなってくると活動開始。
ひと蹴りで8メートルも飛び進むと言うその自慢の脚力でぴょんぴょんと跳ねて移動する事を得意とし、
時に時速55〜60kmで走るとは大きいうえにも素早い奴ぞ!
一頭のオスと二頭のメスからなる小規模な群れで暮らし、子供が増えると十頭前後になるものが基本だが、
時に群れ同士が合流して大集団となる事もある。
このような巨大な哺乳類を狩る動物はオーストラリアにはおらず、全く安穏に暮らしている為にその数夥しく、
数百から数千万頭生息していると言う。
この為にオーストラリアでは食用や皮製品にも利用され、天敵と言えばおろかなにんげんどもくらいなものなのだ。

カンガルーの最大の特徴と言えばおなかのポッケ!
カンガルーはお腹に育児嚢をもち、その中で未熟な赤ちゃんを育てる有袋類の哺乳類であるぞよ。
カンガルーはその中でも双前歯目と呼ばれるオーストラリア産有袋類の中でも最も多様化したグループに含まれる。
コアラやウォンバット、フクロモモンガなどもこのグループぞよね!
このような有袋類は1センチに満たないごく未熟な子を産んで袋の中で育てるが、
より進化形の哺乳類である真獣類達は子宮の中で子を育てる事を選んだ。
かつては世界中に広く生息した原始的な有袋類達は進化の過程で真獣類達に負け、
現在ではオーストラリア大陸周辺と、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸でのみ見られるぞよ。
ほんの90年くらい前には、タスマニア島にはフクロオオカミと言う大型の肉食有袋類が生息していたが、
おろかなにんげんどもが他所から住み着くようになると、家畜を襲うフクロオカミは大いに嫌われ虐殺され、
1936年には絶滅してしまった。
現在タスマニア島にオオカンガルーを襲う大型肉食獣がいないのは、
おろかなにんげんどもが絶滅させてしまったが為でもあるのだ。

野生下ではイネ科の植物等を食う草食性のオオカンガルー。
実はこれが体の巨大化と広い範囲に分布する事に関係しているぞよ。
植物の消化には多大なコストを要する為に、オオカンガルーは体を大きくし、つまりは大きな胃を持つに至った。
その中に微生物を飼い、哺乳類が消化出来ないセルロースを発酵させ、栄養に変えているのだ。
この仕組みがある為に、オオカンガルーはその辺に生えているさもないイネ科植物を食う事が可能になり、
生息範囲を広げる事が出来たと言うワケぞよね!
ちなみに動物園ではサツマイモやニンジン、リンゴやパンなども貰ってたいへん幸福に生きていると言う事です。
やっぱり動物も美味しいもの、食べたいぞよからね!

お腹のポッケには子カンガルーが収納されている。
こちらは着脱不可となっているぞよ。
ポケットがあると言う事は当然の事ながら、このオオカンガルーはお母さんカンガルーと言う事になる。
ちなみにオスには育児嚢のポッケはついていないぞよ。
有袋類の育児嚢は、言わば子宮や胎盤の代わりとなる器官なので、オスにないのは当たり前ぞよね!

トップ。
背中側の濃い毛色はグラデ彩色で再現されている。

ボトム。
お腹側は明るい色味だ。

前述の通り、リニューアルされたカンガルーは可動域が増えている!
足のスイングは勿論、頭部も上下に動かせるようになり、尾は軸入りボールジョイントで表情付けが可能ぞ!

こんな風に立ち上がりポーズも出来ちゃいます。
やっぱり頭が動くと柔軟性がアップして色んなポーズで飾れるので嬉しいぞよね〜。

必殺のカンガルーキック!
オオカンガルーは繁殖期になるとオス同士で争う姿が見られるが、
この時前足で相手に掴みかかり、尻尾を支えにして強力なキックを繰り出し、相手をノックアウトしてしまうのだ!
その姿は時にキックボクサーに例えられ、しばしばおろかなにんげんどもも標的となり大けがをする事もあると言う!
これが為にオーストラリアで最も危険な動物はカンガルーであるとも言われる。
可愛いからと言って迂闊に近づくと痛い目を見るかもしれんぞよ・・・!
もっとも、実際には車関連の事故が多く、蹴り殺されるなんてのはかなり稀みたいぞよね。

お腹の赤ちゃんアップ。
固定でロールは出来ない仕様ぞよ。

動物園でも見られるオーストラリア固有種達。
この2024年、アニアの通常ラインナップからも動物達が大量絶滅しており、
人気の高そうなコアラもカタログ落ちしてしまった・・・!
一方オオカンガルーはナンバーチェンジでリニューアルされるだけあってしぶとく生き残っている。
歯抜けになってしまったナンバーをどんな動物が埋めるのか・・・
今後の展開が気になるところぞ・・・!

最もポピュラーな有袋類の一つがアニアに登場!
おろかなにんげんどもよ、玩具売り場でオオカンガルーをゲットせよ・・・!


ぞよちゃんも会いに行った・・・!
ばらむツ」はカンガルーを(勝手に)応援しています・・・!


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・「アニア AS-21 オオカンガルー
・「アニア パッとおかたづけ! 恐竜大乱闘ワールド

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■アニア AS-19 カマイルカ(水に浮くVer.)

2018年12月27日発売 / 715円(税込)
みんな大好き、イルカさんがアニアで登場!
水に浮く機能を備えたリニューアルバージョンだ!!

「AS-19 カマイルカ」は2014年より通年販売されていましたが、2018年にこちらの水に浮くverへとリニューアル。
ぱっと見には新旧そっくりな造形だが、新たにオレンジの浮き輪がおまけについたぞよ。

口が開く!
胴体が動く!

くちにいれない!
タカトミモールで買ったんだけど、「玩具安全基準合格」のSTマークが上から訂正されてる箱だった。
ま、どうでもいいポイントではあるがなんとなく目に付いたので記しておくぞよ。

おまけの図鑑カードは日本語と英語で二枚付属。
アニアを通じて動物と言葉を学んじゃおう!!

アニア通年ラインナップのカマイルカさん。

北太平洋の温帯海域を中心に分布するカマイルカは、この日本近海では最も普通に見られるイルカであるぞよ!
オスでは体長2.5メートル、メスはやや小柄で2.3メートル程で、
体の上部は黒、目の後ろからお腹側は白っぽくなるのが特徴だ。
背ビレが後ろにくいっと傾き、鎌のようであることから「カマイルカ」の名前がついたとされているぞよ。

大変活発で好奇心旺盛な性格で、広い海を遊び回る無邪気なイルカであるぞよ。
他のイルカやクジラを見るとじゃれつき、並んで泳ぐのは愛らしい性質である。
おろかなにんげんどもの船など見つけると興味を示して近づいてくると言うのはサービス精神旺盛だ!
こうした性格からおろかなにんげんどもとの関わりは深く、
特定の魚網が禁止されるまでは流し網などに引っかかって混獲される事もしばしばあった。
定置網に迷い込む者も多く、生け捕りのカマイルカは水族館に持ち込まれ、飼育される事も多いぞよ。
それが為にハンドウイルカと共に日本国内では多く飼育されており、
その高い知能から覚えも良く、イルカショーでは様々な芸を披露する人気者になっている。

カマイルカは情に厚く、数頭から50頭程度の群れを作って暮らすが、
時には100〜300頭の大群となり、
一説には3000頭以上もの群れが観察された事もあると言うのは賑やかなものです。
カマイルカには声帯が無いので所謂声は出せないが、噴気孔に繋がる鼻道の奥に振動を発する器官が備わっており、
これを用いて発声をする。
即ちエコーロケーション能力(反響定位)を持つぞよ。
この超音波による発声はクリックス、ホイッスル、バーストパルスの3種に大別でき、
海中での索敵や、仲間同士のコミュニケーションに用いられる。
カマイルカは特にバーストパルスによる低周波を得意としており、個体の識別や意思疎通に用いると言う。
高いコミュニケーション能力を有するが為に、カマイルカは社会性を備えた動物であり、
群れの結束は固く、病気や怪我をする者がいれば決して見捨てる事無く世話をすると言うのは健気なものです。

このような超音波を用いてイワシやタラ、ニシンやサケなど日本の食卓でもお馴染みの魚類やイカを見つけては食うカマイルカ。
天敵にはシャチや大型のサメ類などがいるが、おろかなにんげんどもも時に天敵となる。
小型の鯨類は伝統的に追い込み漁で捕獲されており、時に食用にもなる為だ。
カマイルカもまたイルカ追い込み漁の対象9種の中に選ばれており、
水族館向けに生体販売が為されている。
カマイルカは捕獲の難しいイルカであると言われるが、
体が比較的小さくジャンプ力が高いので、水族館はいつも入手の機会を狙っているぞよ。
一方で追い込み漁、突き棒漁で得られるイルカ類11種のうち、カマイルカは唯一食肉販売が禁じられているイルカでもあるぞよ。
鯨類や大型の魚類は食物連鎖の過程で体内に水銀を蓄積しやすい。
イルカなどは海でも上位の捕食者である為猶更である。
イルカは伝統的に食肉とされているが、
大量に食うと障りがあるので特に妊婦さんなどは摂食を控える事が推奨されているのだ。
カマイルカの肉は汚染度が高いが故に禁止されていると言う事ぞよね・・・!
とは申せ、日本人は日常的に鯨類を食う訳ではないので、たまにイルカを食っても気にする程ではあるまいぞよ。


イルカはしばしば神聖な動物として扱われ、また知能が高い為に捕ったり食ったりする事を非難する者も多くいる。
しかし実態としてはカバに近縁な単なる哺乳類の一種であるぞよ。
絶滅の恐れがない範囲で、厳格にルールを守り適切な量を捕る事には何の問題もあるまい!
海外ではイルカさんの権利を守る為にショーに利用する事を禁じる決まりなどもあるというが、
全くおろかな事です。
広い大海で気ままに暮らすイルカのような生物は、まだまだ未知の存在である。
これを水族館で飼育・研究する事は、思いがけない発見に繋がり、時に人類やイルカ自身の役にも立つ筈ぞよ。
可愛いから、可哀想だからという理由で禁じる事は、建設的な考え方とは言い難いぞよね。
近年ではあらゆる分野で感情に寄り添う事が美徳とされるが、
大事な判断を感情に委ねる事程愚かで恐ろしい事は無いとわたくしは思うものであるぞよ。
それが絶滅の危機に瀕する動物であれば、可愛くなくとも、知性が低くとも保全しなければならない。
イルカは知能が高いから食ってはならないのではなく、
水銀を肉に溜め込んでいる可能性がある為に、食う時は注意しなければならない。
正しくはこう言う事ぞよね!


イルカの雌雄は体格の他、乳溝の有無で見分ける事が出来るぞよ。
このアニアの尻尾の方を見てみると、溝が彫られているのが見えるぞよね?
頭側の長い溝が生殖溝で、尻尾側の小さい方が肛門であるぞよ。
メスの場合は生殖溝の左右に乳溝と呼ばれる乳首のしまわれている溝があるのだ。
本商品には生殖溝と肛門しか造形されていないので、このアニアはオスのカマイルカと言う事ぞよ!
オスの生殖溝には生殖器がしまわれていて、交尾の時になるとにゅるんと露出する。
メスではこの中に尿道と膣口があると言う具合です。

アニアはワンポイント可動のアクションフィギュア!
カマイルカは口が開閉し、尾が一か所スイングで表情付けが可能ぞよ!
得意のジャンプポーズに・・・、

勿論遊泳ポーズも出来る!
目にハイライトが入ると活き活きと笑っているみたいで可愛いぞよね〜っ!

そして本商品は水に浮くverなのでお風呂に浮かべて遊べるぞよ!
浮上してくると鎌のような背ビレが露出して見える事が名前の由来になったとは前述したが、
お風呂に浮かべると正にその鎌がにょきっと水面に出るのは注目ポイント。

付属の浮き輪もSBS素材で水に浮く仕様。
この浮き輪は他のAS水に浮くアニアに付属するものと同じ浮き輪ぞよ。

本体とイルカを組み合わせて、
水族館のイルカショージャンプを再現しよう!!

ルッタもショーに挑戦だ!
浮き輪の径が小さいのでイルカ本体をすっかりくぐらせる事が出来ないのはご愛敬ぞよ。

アニアに登場の鯨類、結構メイン所は押さえている。
過去にベルーガちゃんことシロイルカがいましたが2024年現在は廃番となっている。
シロナガスクジラのように水に浮くverで再登場を期待ぞよ・・・っ!!

ASアニアで通年ラインナップの大人気・カマイルカでした。
君もアニアをゲットして、お風呂でジャンプショーを楽しもう・・・!


ちなみにこの表紙の手前にいるのは太古のヌマタネズミイルカぞよ!
ばらむツ」読者のおろかなにんげんどもはご存知ぞよね!?


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・「アニア AS-19 カマイルカ (水に浮くVer.)
・「アニア AL-08 シャチ親子 (水に浮くVer.)

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■アニア AS-07 ホホジロザメ(水に浮くVer.)

2020年10月1日発売 / 715円(税込)
サブカル界隈で大人気な映画の主役と言えばサメ・・・!(ほんとか?
なかでも代表的なホホジロザメがアニアに登場!
2024年のASアニア大量廃番も乗り越えた大人気パッケージぞよ!

もともとは「AS-07 ホホジロザメ」として2015年3月から長く通年販売されていましたが、
2020年に水に浮くverへとリニューアル。
本体は元原型にそっくりなままSBS素材となった他、新たに黄色いボンベが付属するようになったぞよ。

口が開く!
尾ビレが動く!

くちにいれない!

アニアの楽しいふろく、図鑑カード。
日本語と英語二枚付属します。

おっと、これは珍しい仕様だ!
なんと本体が組み立て式ぞよ。
これはASパッケージに収まらないが為の苦肉の策だろう・・・
という事でこのアニア、ちょっとデカいのだ!

じゃん!
組み立てて完成!
アニア・ホホジロザメぞよ!
全長は約13センチでALサイズ級のボリューム感だ!

サメの中のサメと言えばこのホホジロザメ!
ご存知サメ映画の元祖「JAWS」に登場する巨大人食いザメのモデルがこのホホジロザメであり、
おろかなにんげんどもがサメと聞いて真っ先に想像するスタンダードな種でもあるぞよね!
尖った口吻と黒光りする流線型ボディ、
腹から頬にかけて白いのが特徴であり、三日月尾をした格好良いヤツぞ!

亜熱帯から亜寒帯まで、世界の海に広く分布するホホジロザメは日本近海にも分布するぞよ。
平均全長は4〜4.8メートルで、最大全長は6メートルを超えるとも言われるが諸説ありで、
日本で採集された最大個体は全長5.8メートルが正確なところ。
南オーストラリアからは約7メートルの個体が採集された記録もあるが、
あんまり巨大で重かったために船に持ち上げる事が出来ず、
頭部のみ採られて後から測定した推定と言うので眉唾かもしれんし、ひょっとしたらもっと大きかったとも考えられる。
世界中で見られるホホジロザメだが、どちらかと言えば冷たい海を好み、温かな海に現れるのは非常に稀な事だと言う。

おろかなにんげんどもには馴染み深いサメであるホホジロザメ。
しかし、実際の所身近に観察できるかと言えばそうではない。
なぜならホホジロザメは水族館で見られないサメだからぞ。
ホホジロザメが飼育に向かない理由は複数上げられるが、
まず成長したホホジロザメはとても巨大で活発である為、これを飼育するだけの広大な水槽を用意できない事がある。
ホホジロザメが活動的な理由は、常に泳ぎ続け、エラに海水を通さなければ呼吸困難になってしまう為だ。
これを陸路で水族館に移送するには、海流を再現する装置を付けた特別なトラックが無ければ難しいぞよ。
そしてまた、ホホジロザメは動物食で、イルカやアザラシなどの海棲哺乳類を好んで食う。
勿論他の魚類やイカなども食うが、とても水族館で餌を賄う事は出来ない事情もある。
このように様々な理由から飼育困難であるホホジロザメであるが、過去には水族館で展示された例も皆無ではない。
カリフォルニア州のモントレーベイ水族館では2004年から何度か小型のホホジロザメを長期展示した例があるぞよ。
またこの日本でも沖縄の美ら海水族館でほんの数日ばかり短期展示された事がある。
何れにしても最終的に飼育は打ち切られ、海に還されたり死んでしまったりした事から、
2024年現在地球上にホホジロザメを常設展示している施設は一つもないのです。
誰もその姿をはっきり見たことがないのにこんなにポピュラーな存在になるとは、
つくづく映画の影響というのは大きいと驚くばかりぞよね!!

フィギュアではつるつるな質感ですが、サメ肌という言葉もあるように、
サメのお肌はざらざらしているぞよ。
サメやエイに見られるこの構造は循鱗と呼ばれるもので、
電子顕微鏡で覗くと一つ一つがV字型になった鋭い歯のような鱗が尾ビレへ向けて整然と並んでいるのが見られる。
これは歯と同じ硬いエナメル質からなり、サメが泳ぐと溝の部分に水が流れ、
体表で水流が乱れるのを防ぐ機能を持つ。
普段ゆっくりと水中を揺蕩うサメは、水の抵抗を抑えるサメ肌の効果により、
通常時のエネルギー消費を最小限に抑えているのである。
この効果を発見したおろかなにんげんどもは、競泳用水着にこの構造を採用したり、
様々な利用も進んでいるぞよ。

トップ。
ホホジロザメは巨体であり、高い体温で筋肉の活性を高め、超速で泳ぐ事を可能としている。
呼吸する為には常に活動していなければならない事情もあり、
このようなホホジロザメがどうやってエネルギー消費を抑えているのかは長年の不思議であったぞよ。
これを解明する為、ホホジロザメにセンサーを装着し観察した所、
計算よりもずっと遅いペースで泳いでいる事がわかった。
そして海を移動したり、獲物を見つけると秒速2.0メートルという魚類には稀な速度で泳ぎ出す事も判明したぞよ。
ホホジロザメはサメ肌効果でエネルギー効率を抑え、普段はゆっくりと海を泳ぎ、
獲物を見つけるや弾丸の様な速度で喰らい付く、こうした性質のハンターだったのだ!

サメは交尾をする魚なので、オスの腹ビレにはクラスパーと呼ばれる交接器がついている。
従ってお腹側をみると雌雄を簡単に判別できるぞよ。
本商品は腹ビレに交接器の造形が無い為、きっとメスに違いないぞよね!
ホホジロザメは卵胎生で、一度の出産はサメの中では少なめな5〜10体程と言われるぞよ。

なぜかおまけについてくる酸素ボンベ。
映画「JAWS」のラストでは、人食い巨大ザメの口に酸素ボンベをつっ込み、
これに銃弾を撃ち込んで大爆発を起こし、サメをバラバラに破壊してやっつけるぞよ。
本商品はそれを汲んだおまけと言う事なのだが・・・お、おいーっ!
これって良いのか〜!?
ま〜サメにも酸素ボンベにも版権は無いので問題ないだろう!
もし映画の新作でも大々的に発表されたら正式なコラボアニアが出るかもしれんぞよね。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
本商品は口が開閉し、尾が左右にスイング可能ぞよ。
サメは何度でも生え変わる歯を持ち、古く痛んだ歯が抜け落ちると、次の歯がスライドして生え変わる仕組みをする。
本商品も口内には二列目の歯列が待機している様子が造形されている。

海底に沈む酸素ボンベを発見したホホジロザメ・・・
興味本位で近づいてゆくと・・・、

ぱくっ!
齧っちゃった!!
酸素ボンベには歯型がついていて、一見するとサメにくわえさせて固定できそうだが、
別にそんな事もなくただ挟んでいるだけぞよ。

そして本商品は「水に浮くver」仕様なので、お風呂に浮かべて遊ぶ事も出来ます!!
おまけの酸素ボンベも勿論浮かぶぞ・・・!

ぷか〜っ。
ちゃんと背びれが水面に出るのが嬉しいぞよね!

同原型を用いたアニアにはアニメ「アニアキングダム」仕様の「シャラック(2024)」もある。
こちらはAL相当のパッケージに組み立て済みで収まっており、1045円とちょっと値上がりしているぞよ。

おろかなにんげんどもに大人気のサメフィギュア!
タカラトミーアーツからは「あそべる生物フィギュアシリーズ」として、「青き海の世界 ザ・シャーク」という特集弾があり、
様々なサメを網羅している。
最新弾では300円とは思えない巨大な「ジンベエザメ」が登場し驚かされたぞよね!

アニアでは絶滅種の古代ザメ「メガロドン」も通年販売中。
こちらはアニメ彩色の「アニアキングダム メガーロ」ぞよ。
軟骨魚類は死ぬとすぐバラバラになって化石として全身が残りにくい。
メガロドンもまた、殆ど歯しか見つかっていない未知の古代ザメであるぞよ。
従って全身像は謎に包まれているが、
玩具の世界ではホホジロザメに近縁な過去の学説から巨大なホホジロザメとして造形される事が多いのだ。
前述のあそべる生物からも、「メガロドンと大むかしの海」が出ている。
こちらのレビューも合わせてご覧くださいぞよ。


海に潜む最も有名なサメ・・・ホホジロザメ!
積極的におろかなにんげんどもを襲う事は無いだろうが、
水面でぱちゃぱちゃ遊んでいるとオットセイか何かに間違われて食いつかれる・・・
こういう事故もあるので要注意だッ!!

危うしルッタ、機転を利かせて酸素ボンベ攻撃だ!!
大爆発ぞよーっ!!

勝負の後には禍根を残してはならん!
敵として出会った者とも、次には頼もしい友となる・・・これが漢の友情ぞよ!
こうしてアニアの海に新たな仲間が加わったのであった・・・!

大人気通年販売中のホホジロザメでした。
AL相当のサイズ感ながら小サイズパケでお得ぞよ〜!

:このリンクを踏んで何かポチるとわたくしにささやかな報酬が入りサイトの運営費となるのでよろしくぞ!
・「アニア AA-02 海のいきものハンターセット
・「アニア AS-07 ホホジロザメ (水に浮くVer.)
・「アニア 冒険大陸 アニアキングダム シャラック (ホホジロザメ)

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■アニア AS-20 アオウミガメ

2014年4月24日発売 / 630円(税込
2013年に発売開始されたアニアシリーズには、今日までにいくつもの廃番パッケージが存在する。
販売期間がごく長く大量に出回っており、またちびっ子向けであるが故に、
大してプレ値もつかないこのような古の玩具を入手するにはどうすれば良いか。
それはインターネット闇市で胡乱なにんげんどもから購入するしかないのである。

10年続くアニアシリーズには初期の頃から水辺の生物がラインナップされていた。
すなわちカバ、カマイルカ、アオウミガメ、ゴマフアザラシ、コウテイペンギン、ホホジロザメなどである。
後にSBS素材が導入されると、これらは「水に浮くver」へとリニューアルされたぞよ。
他にも水生生物は様々ラインナップされていたが、
水に浮くverにリニューアルされなかったものの中には淘汰され、そのまま廃番となっていったものもいる。

旧バージョンと水に浮くverは、多くの場合姿が大変にそっくりなのでひと目に見分ける事が難しいぞよ。
従って、特別価値などついておらずその辺に安く転がっている事も多い。
わたくしはまず中古の玩具を買う時は新古品を狙うのだが、
本商品はほんの数百円でキャプションも何も付いておらず、駿河屋に転がっていたのでまず美品であろうとぽちったものが、
届いてみたらパッケージも図鑑カードも欠品した小汚ねー品であったのはどうした事だ!!
つ、つかまされたぞよーっ!!

ケチらずほんの1000円も足せばごく美品が買えたものを、安物買いのなんとやら・・・
おい、駿河屋!
こんなバッチイ玩具をインターネットで売るんじゃない!!
ランクDでしょこんなのはっ!
と言う事でおろかなにんげんどもに写真を見せるのも憚られるのだが、
せっかく入手したのだし、アニア初期シリーズを紐解く貴重な資料と思って勘弁していただきたいぞよ。

ま〜インターネット闇市なんて持ちつ持たれつ、ほどほどの距離間で便利に使うのが賢いもんだ!
だいたいが、古い玩具に値段をつけて売るなどそもそも胡乱なのであるから、
状態の悪くて当然なのである。
損をした、と考えるのがさもしいのであって、
良いものが手に入った時に得をした、と喜べばよろしい!
おろかなにんげんどもも、古い玩具とは寛容さを以て付き合うぞよよ!

と言いつつも傷らだけのウミガメを見るのは忍びないのである。
一応クリーニングした状態ぞよ。

構造などは現行版に似るが原型からして異なる。
比較は後述とするぞよ。

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ウミガメは親の前ヒレがボールジョイント可動します。

すい〜っと優雅な遊泳ポーズを取らせることが出来る。

←旧/新→
こちらの「AS-20 アオウミガメ」は、2020年2月に「AS-20 アオウミガメ親子(水に浮くver)」へとリニューアルされた。
現行品の仕様は上記レビューも参照のことぞ。
並べてみると、造形は非常に良く似ているが、水に浮くverのほうがやや小さく、そっくりに新規造形されているみたいぞよ。

←旧/新→
赤ちゃんウミガメはより分かりやすく、スリムになった印象ぞよね。

←旧/新→
アニアは生物図鑑フィギュアとして造形も正確で、
甲羅の枚数など実在のアオウミガメと同じ4・5・4の正しい配列を再現している。
これは旧版でも変わらないぞよ。
新旧は見た目にはほぼ見分けがつかないと前述したが、アオウミガメに関しては大きく異なる点が一つある。
それは甲羅の彩色である。
旧verは甲羅の縁がグラデーション彩色となっているが、
リニューアルされた新水に浮くverにおいてはくっきりと色分けされており、
モールドのスミイレも白から黒に変更されているのだ。
もしパケ無しのアオウミガメアニアを中古ショップで見かけたら、ここを目安に判断すれば区別がつくだろう!

赤ちゃんはそっくりだが、水に浮くverの方がやや小柄で、造形がシャープになった印象ぞよ。
また、旧赤ちゃんは顔が黒っぽいが、新赤ちゃんでは黄色のグラデが目元までかかっているなど良く見比べると差異があるぞよ。
こちらは単体で転がっていたらぱっと見で区別する事は難しいかもしれないぞよね。

←旧/新→
並べると水に浮くverは一回り小さくなっているぞよね!
アニアシリーズに歴史ありぞ!

←旧/新→
ごく初期のアニアに関しては、ホビージャパンから出版されているムック本
「アニア コレクションブック」が詳しい。
しかしこの書籍は肝心のコラボアニアや限定アニア、
プレイセットやギフトセットなど番外編的な商品が網羅されていないのは悩ましいぞよ。

リニューアルされて愛され続けるアオウミガメ!
初期シリーズの遺伝子を脈々と受け継ぎ、2024年現在も通年販売中のロングセラー商品だ!!

水に浮くverのパッケージと中身、甲羅の印象がかなり異なりわたくしは不思議だったのだが、
この旧アオウミガメをゲットして合点がいった!
そう、水に浮くverのパケ写真・・・旧版の彩色に倣う見本だったのだ!

では旧版の販促写真をそのまま流用しているのか?と言えばきちんと撮り下ろされている不思議。
恐らく色見本ではグラデだったが、製品では製造工程の都合か何かで色が変わったのだろう。
また、アニアで使われる軸入りボールジョイントは基本的に本体と違和感のない色味に合わせた専用のものが使われている。
にも拘わらず、ウミガメはボディ色と浮いてしまう真っ白なジョイントが使用されており、これも不思議な仕様だったが、
旧版は本来なら肌が白くなる予定で、これに合わせたものであった事も販促写真を見ると理解される。
量産に伴う都合で色々と仕様変更されて違和感のある仕上げになってしまったものが、
リニューアルverにもなぜか受け継がれてしまったという事みたいぞよね・・・!

と言う事で簡単にだが新旧比較であった。
このウミガメはばっちいので棚には飾らず倉庫に永久封印ぞよ!
二度と日の目を見る事もないであろう・・・安らかに眠れ・・・!!

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・「アニア AS-20 アオウミガメ親子 (水に浮くVer.)
・「アニア AA-02 海のいきものハンターセット
アニア コレクションブック


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■アニア AS-34 ウサギ 日本白色種 & ロップイヤー

2018年10月25日発売 / 715円(税込)
2018年に登場し、2024年前半まで長く通年販売されたうさぎ2体セットパッケージぞよ!

ウサギなんてどこにでも売ってるしまず簡単に手に入るだろうとこれまで後回しにしていたのですが・・・
インターネットにもトイザらスにも駅前スーパーにもどこにもないのはどうした事だ!?
実は本商品、2024年カタログから漏れており、
ひょっとしたら廃番が危ぶまれるパケの一つなのである・・・!
とは言えどこにでもあるでしょ?
だってウサギだよ!?
いつも玩具屋さんの棚に引っかかっていたじゃないか・・・!!
と思いきや売っていない・・・売っていないのである・・・!!
アニアって意外と回転率が速く、人気どころは結構頻繁に捌けているみたいぞよね。
従って再出荷されないとあっと言う間に店頭から姿を消してしまうのだ。
と言う事でどうやらうさぎはホントに廃番になるみたいぞよ・・・
多分人気のあるパッケージだと思うが、
少なくとも2024年に入ってから再出荷されていないみたい。
ちなみにわたくしは結局オークションで買いました。

首が動く!
ニンジン付き!

くちにいれない!!

図鑑カードが日本語と英語で二枚付属。
二種封入パケと言う事で、図鑑内容も日本白色種とロップイヤー両方記載されているぞよ。

それではいつのまにやら入手難となってしまったアニアウサギを見ていこう!
本商品は日本白色種とロップイヤーと言う二種類のウサギに加えて、
おまけのニンジンも入っているぞよ。

おろかなにんげんどもは、ウサギと言うとどんな姿を思い描くぞよか?
白くておめめが真っ赤な、まさにこのアニアの白ウサギのような姿じゃないだろか?
実はこのようなカイウサギは、日本に元々いたウサギではないぞよ!
目の赤い白いウサギはヨーロッパから輸入されたアナウサギの改良品種のうち、
もともと白や黒、まだらなど様々な色がいる中の、アルビノを定着させたものであるぞよ。
つまり、普通のウサギは黒目をするものが、
カイウサギの日本白色種の目は先天的な異常で色素を欠いて赤くなるのだ。

このような真っ白なウサギは毛皮は美しく、また肉も美味で様々役に立つ為、
軍需産業として盛んに飼育され、戦後になると情操教育の為に全国の小学校で飼育され身近な生き物となったぞよ。
わたくしの小学校にも勿論ウサギ小屋があって、何を隠そうわたくしは飼育委員だった為にウサギの世話も焼いてやったものだが、
まずこのウサギと言う生き物は矮小で脳みそも小さく、
全く表情も変わらないから可愛げのない生き物であると言わざるを得ん!
いつも虚ろな赤や黒い目で小屋の外をぼんやりと眺め、無表情で野菜を食んでいたかと思えば、
時にぽこぽことピンクの子ウサギを産んでは育児放棄し、それがあちこちで死ぬ、この無惨な光景と来たらない・・・!
そしてまた、もともとがアナウサギだけあって、繁殖の時期にはあちこちに穴を掘り出す!
そしていつの間にか脱走する・・・!!
わたくし達は幾度逃げ出したウサギを捕まえる為にあちこち駆けまわったか知れないぞよ・・・!

まず今にして思えば、あまりに杜撰な管理方法がこうした悲劇を生んでいたのだろうが、
当時の小学校など万事がいい加減で理不尽なものであったから仕方がない。
このアニアウサギなど実に愛らしい造形であるが、
したがってわたくしはリアルウサギをそんなに愛らしい生き物だと思っていないのもまた事実である・・・!
うさぎ信者の諸君には申し訳ない事です!


赤目白ウサギはおろかなにんげんどもがこの日本で生み出した品種であった。
ところが勘の良いおろかなにんげんどももお気づきの通り、日本には昔から白ウサギが住んでいる。
物語でも、「因幡の白兎」などと言うものがあるくらいだ。
日本にもともと住まう固有種はニホンノウサギという種であるぞよ。
これは基本的に野山の景色に混じる為に茶褐色を帯びた毛をするが、
東北や日本海側の積雪地帯では白い冬毛をするものもある。
生き物の色は自然の背景に紛れる為の防衛能力でもある為、雪景色に混じる時は白くなると言うワケぞよ。
これは正常な遺伝子による白色化なので、当然色素を欠くと言う事がない。
つまり、白毛のニホンノウサギの目は黒目であるぞよ。
もし、おろかなにんげんどもが昔話の挿絵を描くのなら、ウサギの目を赤く塗ってはならない。
日本にもともと住まうニホンノウサギのおめめは黒いのだから!

垂れ耳うさぎのロップイヤーもやはり、
おろかなにんげんどもがカイウサギを品種改良して作り出した品種である。
本商品は特に、ホーランドロップをモチーフとしているが、
これは1945〜50年ごろにオランダのウサギブリーダー、アドリアン・ド・コックによって、
フレンチロップとネザーランドドワーフをかけ合わせて生み出されたものであるぞよ。
汗をかく事が出来ないウサギにとって、長い耳は体温調節の為の重要な器官である。
耳をピンと立て、内側を通る血管を空気にさらし、血液を冷ます事で適切な体温を保つのだ。
それが垂れ耳であると困った事になる。
体温維持が困難になり、また音を聴く機能も低下する為に外敵の接近に気づけない。
これは生存に不利な形質ぞよね!?
しかし、そこに目をつけたのがおろかなにんげんども。
垂れ耳のウサギの愛らしい姿を累代によって固定化し、愛玩に特化した動物を生み出したのだ。
垂れ耳のロップイヤーは、きっと野では生きて行けまい。
しかし愛らしいからおろかなにんげんどもに大事にされ、今日まで血統を繋いでいるぞよ。

トップ。
一口にカイウサギと言っても、おろかなにんげんどもが品種改良を重ね、
世界には様々な品種が存在している。
家畜として生み出されたものから、愛玩動物として可愛がられるものまで、
ウサギはにんげんの暮らしに幅広く利用されている動物なのだ。

ボトム。
折りたたんだおててが可愛いぞよね!

アニアはワンアクション付きの動物フィギュア!
ウサギは首が軸入りボールジョイントで可動します。

これにより表情をつける事が可能!
おまけのにんじんを置けば遊びの幅が広がるぞよ!

にんじんは白ウサギの手に挟んで持たせる事も出来る。
ごく小さなパーツなので、幼児に与える際には注意されたし・・・!
・・・ま、こんなちっこいにんじん飲み込んでもそのままウンチとなって出てくるだろうが・・・。

アニアでは様々なウサギが登場している!
←の茶ウサギ二体はアニアシリーズに初登場した初代ウサギの
「AS-12 ウサギ」で、アナウサギ仕様の茶色カラーぞよ。
こちらは2013年6月20日〜2019年まで通年販売ラインナップだったもので、
写真は「アニア10周年記念メモリアルセット(2023年3月)」として復刻されたもの。
次の白ウサギと金ウサギは「干支アニア 卯(ウサギ)(2022年11月)」として発売された二体セットだ。
白毛に赤目の特徴は・・・アルビノのカイウサギぞよね!
カイウサギがアナウサギを基に作られた生き物である事を思えば、面白いカラバリである。
金ピカカラーもおめでたいぞよ!
そして本商品の二体が並ぶ隣にいるのは「アニア たべっ子どうぶつ うさぎさん(2022年)」である!
こちらはキャンペーン品で、お菓子の「たべっ子どうぶつ」キャラクターをモチーフとした番外編。
昔話からキャラクターまで、ウサギは古くから創作の世界でも親しまれる動物なのだ。

わちゃわちゃ集まって来たぞ、アニアウサギ!
いつも二体セットなので数を集めやすいぞよ。

ウサギと言えば穴の中が大好きな動物。
プレイセットの洞などと合わせて遊んじゃおう!!

にんじんめがけて駆けっこだ!!
後ろからカメさんも迫っているぞ、油断するな・・・!!

みんな仲良しアニアワールド。
長く通年販売されたウサギですが、どうやら2024年に廃番か・・・?
カタログのラインナップが正しいとすると、
「AS-09」、「AS-14」、「AS23〜27」、「AS31〜35」ら多くのナンバーが欠番になってしまう事になる。
この隙間を埋める新たなASアニアが一挙登場する前触れなのか・・・今後の展開が気になるぞよ!

今、ひそかなプチレア化、アニアウサギ!
とは言えアニアは全国どこの玩具屋さんにも売っており、莫大な数が出回っているはずであるから、
探そうとすれば容易に入手可能であろう。
しかし、たいしてプレミア価格もつかないちびっ子向け玩具は時がたてば経つほど綺麗に出てくるのが稀になる。
欲しい人は早めにゲットだ!

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・「アニア 『 映画 クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記 』すごいゾ! 恐竜対決セット
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